「無敵鋼人ダイターン3」の版間の差分

 
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『'''無敵鋼人ダイターン3'''』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。
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『'''無敵鋼人ダイターン3'''』は日本サンライズ制作のテレビアニメ作品。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[無敵シリーズ]]の第二作目で、富野喜幸(現:富野由悠季)監督作品の一つ。
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[[無敵シリーズ]]の第2作で、富野喜幸(現:富野由悠季)監督作品の一つ。
  
前作の『[[無敵超人ザンボット3]]』が重々しいストーリー展開だった為、今作は至るところにギャグやパロディが散りばめられている明るい作風が特徴。企画担当者を以てして「こんなにいい加減な話はない」と言われる程、設定面でもきっちりした作り込みはせず(初期にはダイターンが普段どこに格納されているか、すら設定されていなかった)「面白ければ良い」をテーマにして、前作からのメリハリを利かせる為に「和製007」をイメージしつつ徹底した娯楽活劇として仕上がっている。名作映画のパロディも随所に見られ、例えば第1話で万丈が[[スパイ]]スーツの下に着込んできたタキシードに早着替えするシーンは、1964年公開の007シリーズ『ゴールドフィンガー』の冒頭部が元ネタである。しかし時にはシリアスな場面もあり、最終回は万丈の台詞等かなり意味深な展開となっている。
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前作『[[無敵超人ザンボット3]]』が重々しく悲壮感のあるストーリー展開であったのに対して、今作は至るところにギャグやパロディが散りばめられている明るい作風が特徴。企画担当者をして「こんなにいい加減な話はない」と言わしめる程、設定面でもきっちりした作り込みはせず(初期にはダイターンが普段どこに格納されているか、すら設定されていなかった)「面白ければ良し」をモットーに、前作からのメリハリを利かせる為に「和製007」をイメージしつつ徹底した娯楽活劇として作られている。名作[[映画]]のパロディも随所に見られ、例えば第1話で万丈が[[スパイ]]スーツの下に着込んできたタキシードに早着替えするシーンは、1964年公開の007シリーズ『ゴールドフィンガー』の冒頭部が元ネタである。
  
スパロボ展開当初の1990年代は、映像ソフト等の資料が相当不足していたらしく、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pが資料を集めるのに苦労したと語っている<ref>メディアワークス『[[電撃スパロボ!]]』Vol.3、122頁。</ref>。初期の作品では[[メガノイド]]が敵ユニットとして登場しなかったり、[[破嵐財閥]]というスパロボ[[オリジナル設定]]が存在したりするのはこのあたりが理由なのかもしれない。
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しかし物語の本筋は破嵐万丈の復讐劇であり、復讐者としてメガノイドや母と兄を死に追いやった父を憎むシリアスな話も多く、最終回は万丈の台詞等かなり意味深な展開となっている。メガノイドに対しても人間時代の経験から最後までエゴに囚われた者もいれば人間ではなくなったことに対する後悔を描いた話も見られた。
 
 
[[破嵐万丈|万丈]]役の[[声優:鈴置洋孝|鈴置洋孝]]氏や[[三条レイカ|レイカ]]役の井上遥氏、[[ギャリソン時田|ギャリソン]]役の[[声優:北村弘一|北村弘一]]氏、[[ドン・ザウサー]]役の山内雅人氏などの主要なキャストが2000年代を通して軒並故人となっており、[[コロス]]役も[[代役]]であるなどオリジナルキャストの新規音声録音が難しい状況となっている。
 
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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::明るい調子の曲であるが、「涙はない」「悲しくない」という[[主人公]]・破嵐万丈の本心を象徴するかのようなフレーズも印象に残る。
 
::明るい調子の曲であるが、「涙はない」「悲しくない」という[[主人公]]・破嵐万丈の本心を象徴するかのようなフレーズも印象に残る。
 
::なお後年、日本サンライズ(現:サンライズ)の公式スタッフによって本曲のパロディ[[ドバ・アジバ #余談|『アジバ3』]]というMAD作品が製作されている。必見。
 
::なお後年、日本サンライズ(現:サンライズ)の公式スタッフによって本曲のパロディ[[ドバ・アジバ #余談|『アジバ3』]]というMAD作品が製作されている。必見。
::全作品で採用。『DD』ではイベント「光に宿る影」にてクエストBGMに採用。『V』『X』限定版では原曲を収録。
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::全作品で採用。『DD』ではイベント「光に宿る影」、「太陽の化身」にてクエストBGMに採用。『V』『X』限定版では原曲を収録。
 
;エンディングテーマ
 
;エンディングテーマ
 
:;「トッポでタンゴ」
 
:;「トッポでタンゴ」
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;劇中BGM
 
;劇中BGM
 
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:;「ダイターン3の名のもとに」
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:;「ダイターン3の名のもとに(M9)」
::『α』『α外伝』で採用。
 
:;「破嵐万丈」
 
 
::『α』『α外伝』で採用。
 
::『α』『α外伝』で採用。
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:;「あれが噂の快男児(M11-3)」
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::『α』『α外伝』で採用。SRWでは「破嵐万丈」と表記。
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
原作再現がなされることは殆ど無く、[[いるだけ参戦]]になる確率がかなり高い。敵であるメガノイドも登場しないことが多いが、主人公の万丈はストーリーに多く絡むので存在感は大きい。
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原作再現がなされることはほとんどなく、[[いるだけ参戦]]になる確率がかなり高い。敵である[[メガノイド]]も登場しないことが多いが、主人公の[[破嵐万丈]]はストーリーに多く絡むので存在感は大きい。
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スパロボ展開当初の1990年代は映像ソフトなどの資料が相当不足していたらしく、[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pが資料を集めるのに苦労したと語っている<ref>メディアワークス『[[電撃スパロボ!]]』Vol.3、122頁。</ref>。初期の作品ではメガノイドが敵ユニットとして登場しなかったり、[[破嵐財閥]]というスパロボ[[オリジナル設定]]が存在したりするのはこのあたりが理由なのかもしれない。
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万丈役の[[声優:鈴置洋孝|鈴置洋孝]]氏や[[三条レイカ|レイカ]]役の井上遥氏、[[ギャリソン時田|ギャリソン]]役の[[声優:北村弘一|北村弘一]]氏、[[ドン・ザウサー]]役の山内雅人氏などの主要なキャストが2000年代を通して軒並故人となっており、[[コロス]]役も[[代役]]であるなどオリジナルキャストの新規音声録音が難しい状況となっている。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:初参戦作品。
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:初参戦作品。メガノイドは登場しないが万丈とダイターンの強さも相まって存在感は強い。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:書籍『一生楽しむ本』に、最も資料集めに苦労した作品だと明記されている<ref>ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』125頁。</ref>。
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:本作でドン・ザウザーとコロスが初登場。DCの首脳として暗躍し終盤に対決する。書籍『一生楽しむ本』に、最も資料集めに苦労した作品だと明記されている<ref>ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』125頁。</ref>。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])
 
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])
:『F』ではギャリソンのみ登場。
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:『F』ではギャリソンのみ登場。メガノイドは登場しないが万丈はインターミッションでの会話によく登場する。『第4次』に引き続きギャリソンがダイターンに乗るイベントもあり。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:破嵐財閥が[[イージス計画]]の援助や[[J9]]への依頼の支払いを行っている。'''万丈は本作の主役として設定されており'''<ref>デジキューブ『スーパーロボット大戦α外伝 攻略本 魂!!』456頁。</ref>、隊の中心で常にリーダーシップを発揮し、ラスボスへの啖呵がDVEであるなど優遇されている。相変わらず目立ち、強い。
 
:破嵐財閥が[[イージス計画]]の援助や[[J9]]への依頼の支払いを行っている。'''万丈は本作の主役として設定されており'''<ref>デジキューブ『スーパーロボット大戦α外伝 攻略本 魂!!』456頁。</ref>、隊の中心で常にリーダーシップを発揮し、ラスボスへの啖呵がDVEであるなど優遇されている。相変わらず目立ち、強い。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:中盤にてメガノイドが復活し、万丈が身を軽くするために破嵐財閥を解体する。
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:中盤にてメガノイドが復活、関連するシナリオは多い。特にメガノイド打倒の為に万丈がαナンバーズを去る選択を行い、それまで部隊の柱石として万丈を信頼していたαナンバーズの面々が動揺する展開が印象深い。戻った後は万丈が身を軽くするために破嵐財閥を解体する。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
:前作で破嵐財閥を解体したことにより、[[ブルーコスモス]]の動きが見え、万丈がその動向を探っていた。
 
:前作で破嵐財閥を解体したことにより、[[ブルーコスモス]]の動きが見え、万丈がその動向を探っていた。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:今回も原作再現はされず、メガノイドも倒されたのかまだ存在しているのか不明<ref>作中では[[北斗雷太|雷太]]の台詞などで存在は示唆されている。</ref>。相変わらず万丈は目立つが。
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:今回も原作再現はされず、メガノイドも倒されたのかまだ存在しているのか不明<ref>作中ではセツコ編第5話の[[北斗雷太|雷太]]の台詞などで存在は示唆されている。</ref>。相変わらず万丈は目立つが。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]
 
:万丈たった一人の参戦である。それでも「あれが[[ZEUTH]]の快男児、破嵐万丈か…!」と噂されるなど注目度は抜群。
 
:万丈たった一人の参戦である。それでも「あれが[[ZEUTH]]の快男児、破嵐万丈か…!」と噂されるなど注目度は抜群。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』から復帰参戦。メガノイドは本編外で万丈が既に全滅させており、結局登場せず。なおこの関係で、原作終了後参戦という形になっているのはZシリーズ中本作のみとなっている。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』から復帰参戦。メガノイドは本編外で万丈が既に全滅させており、結局登場せず久々にメガノイドとの戦闘を期待したプレイヤーはやや肩透かしを食らうことに。なおこの関係で、原作終了後参戦という形になっているのはZシリーズ中本作のみとなっている。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
:ワールド5の構成作品として追加参戦。万丈の初陣からシナリオが始まり、メガノイドたちも登場する。
 
:ワールド5の構成作品として追加参戦。万丈の初陣からシナリオが始まり、メガノイドたちも登場する。
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:2022年3月のイベント「荒野のザ・ヒート」では、『Z』のスピンオフではあるがメガノイドが登場しており、上記Zシリーズでは描写されなかったメガノイドとの戦いが補完されている。
  
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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|第28話||完成!超変型ロボ!||[[メガボーグ・ベルトリー]]<br/>メカハネアリ||||
 
|第28話||完成!超変型ロボ!||[[メガボーグ・ベルトリー]]<br/>メカハネアリ||||
 
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|第29話||舞えよ白鳥!わが胸に||[[メガボーグ・アイサー]]<br/>[[メガボーグ・リサー]]<br/>[[合体巨大メガボーグ]]||||
+
|第29話||舞えよ白鳥!わが胸に||[[メガボーグ・アイサー]]<br/>[[メガボーグ・リサー]]<br/>[[合体巨大メガボーグ]]||||[[スーパーロボット大戦A|A]]
 
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|第30話||ルシアンの木馬||メガボーグ・マゾニー||||
 
|第30話||ルシアンの木馬||メガボーグ・マゾニー||||
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<references />
 
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== 商品情報 ==
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== レンタルビデオ・動画配信 ==
=== [[Blu-ray]] ===
 
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=== [[DVD]] ===
 
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=== 小説(破嵐万丈シリーズ) ===
 
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=== レンタルビデオ・動画配信 ===
 
 
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*第11話に登場するヘスラー(SRW未登場)が「90年間冷凍睡眠していた」と発言しており、彼が冷凍睡眠を始めたのは第二次世界大戦末期のため、本作の舞台は'''[[西暦]]2035年頃'''と推察される。
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**他のスパロボ参戦作品で近い年代を舞台とする作品を挙げると、『[[ラーゼフォン]]』(2027年)の8年後、『[[地球防衛企業ダイ・ガード]]』(2030年)の5年後、『[[マクロスプラス]]』(2040年)の5年前ということになる。
 
*次回作『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する[[ハロ]]や[[ホワイトベース]]は、元々本作に出す予定だったメカニックを流用したもの。
 
*次回作『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する[[ハロ]]や[[ホワイトベース]]は、元々本作に出す予定だったメカニックを流用したもの。
 
*『[[無敵ロボ トライダーG7]]』で[[竹尾ワッ太]]が観ているテレビにダイターン3が出ているシーンがある。
 
*『[[無敵ロボ トライダーG7]]』で[[竹尾ワッ太]]が観ているテレビにダイターン3が出ているシーンがある。

2024年7月8日 (月) 11:39時点における最新版

無敵鋼人ダイターン3』は日本サンライズ制作のテレビアニメ作品。

無敵鋼人ダイターン3
読み むてきこうじんダイターンスリー
原作 矢立肇
富野喜幸(後の富野由悠季)
総監督 富野喜幸
キャラクターデザイン 塩山紀生
メカニックデザイン 大河原邦男
音楽 渡辺岳夫
松山祐士
制作 日本サンライズ(後のサンライズ)
放送局 名古屋テレビ発・テレビ朝日系
放送期間 1978年6月3日 -
1979年3月31日
話数 全40話
シリーズ 無敵シリーズ
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
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概要編集

無敵シリーズの第2作で、富野喜幸(現:富野由悠季)監督作品の一つ。

前作『無敵超人ザンボット3』が重々しく悲壮感のあるストーリー展開であったのに対して、今作は至るところにギャグやパロディが散りばめられている明るい作風が特徴。企画担当者をして「こんなにいい加減な話はない」と言わしめる程、設定面でもきっちりした作り込みはせず(初期にはダイターンが普段どこに格納されているか、すら設定されていなかった)「面白ければ良し」をモットーに、前作からのメリハリを利かせる為に「和製007」をイメージしつつ徹底した娯楽活劇として作られている。名作映画のパロディも随所に見られ、例えば第1話で万丈がスパイスーツの下に着込んできたタキシードに早着替えするシーンは、1964年公開の007シリーズ『ゴールドフィンガー』の冒頭部が元ネタである。

しかし物語の本筋は破嵐万丈の復讐劇であり、復讐者としてメガノイドや母と兄を死に追いやった父を憎むシリアスな話も多く、最終回は万丈の台詞等かなり意味深な展開となっている。メガノイドに対しても人間時代の経験から最後までエゴに囚われた者もいれば人間ではなくなったことに対する後悔を描いた話も見られた。

ストーリー編集

科学者・破嵐創造が開発した、宇宙開拓の為にサイボーグ処置を施した人間「メガノイド」が、人類に対して反乱を起こす。そのメガノイド達に息子・破嵐万丈ダイターン3を駆り、立ち向かってゆく。

登場人物編集

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

万丈の関係者編集

破嵐万丈
主人公シン・ザ・シティの大富豪にして「快男児」と呼ぶに相応しい人となりの青年であるが、メガノイドに対しては激しい憎悪を持つ。
ギャリソン時田
万丈の執事。主人に負けず劣らずの完璧超人ぶりを見せる老紳士。ダイターン3に搭乗して、一歩も動かずに敵メガノイドを圧倒したこともある。
三条レイカ
万丈のアシスタント。沈着冷静な性格。元ICPO予備校の学生だけあって、銃器の扱いに長ける。なお、ビューティとは万丈を巡るライバルである。
ビューティフル・タチバナ
万丈のアシスタント。通称「ビューティ」。美人だが、おっちょこちょいな性格。なお、レイカとは万丈を巡るライバル関係である。
戸田突太
万丈の一番弟子を称する少年。通称「トッポ」。年相応のイタズラ好きな面を持つが、ダイターン3等のメカの操縦もこなしている。

メガノイド編集

コマンダー・サンドレイク
第1話に登場。メガノイド改造用の美女集めのため、美女コンテストを開催。
コマンダー・ネロス
第2話に登場。人間牧場を作るため、反重力装置で地面ごと市街地を奪おうとする。
コマンダー・ベンメル
第3話に登場。メカマニアのメガノイド。
コマンダー・ダストン
第7話に登場。メガノイドの人員を増やすべく、テレポートマシンで都市ごと人々を拉致しようと企む。
コマンダー・ゼノイア
第15話に登場。ドンを独占するコロスに嫉妬する。
コマンダー・ミレーヌ
第26話に登場。ベンメル同様にスパロボ出演歴は長い。脳波コントロールが十八番。
コマンダー・エドウィン
第27話に登場。かつては万丈にもマジックを教えたマジシャンであった。
コマンダー・ベルトリー
第28話に登場。羽虫を使いダイターン3の動きを封じ込める。
コマンダー・アイサーコマンダー・リサー
第29話に登場。アイサーが赤でリサーが青。アイサーは万丈に恋をしてしまう。
コマンダー・トーレス
第32話に登場。オモチャマニア。
コマンダー・キドガー(木戸川)
第37話に登場。元々は万丈の親友であった木戸川。メガノイド化した人間への対応としては珍しく、最後に万丈は彼との友情を復活させる。
コマンダー・ネンドル
第39話に登場。変装能力が特徴。サンアタック乱れ撃ちで屠られたのが彼。
ソルジャー / メガノイド兵
メガノイドの一般兵

支配者編集

ドン・ザウサー
メガノイドの最高指導者。ただし、意識を失っている状態なので、側近であるコロスが彼の代弁者として命令を下す。
コロス
ドン・ザウサーの側近にして彼の代弁者。女性メガノイドで、ドン・ザウサーに対して深い愛情を見せる。

その他編集

破嵐創造(はらん そうぞう)
メガノイドを生み出した張本人で、万丈にとっては唾棄すべき存在。
プロフェッサー・ミナモト
第18話に登場。創造の助手で、万丈の火星脱出を助けた。メガノイドから離反して万丈と再会するも、互いに涙の決別をする。

登場メカ編集

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

ダイターン3編集

ダイターン3
ダイファイター、ダイタンクに変形する。
マッハアタッカー
量産型ダイファイター
量産型ダイタンク

メガノイド使用兵器編集

アイアイ
メッタンガー
アンヘルム
遺伝子操作で造られた合成生物をメガノイドに改造し、更にメガボーグとしたもの。
デス・スパイダー
偽ダイターン3
究極戦車ニーベルゲン
ブッターギルン

メガボーグ編集

メガボーグ・サンドレイク
メガボーグ・ネロス
メガボーグ・ベンメル
メガボーグ・ダストン
メガボーグ・ゼノイア
メガボーグ・ミレーヌ
メガボーグ・エドウィン
メガボーグ・ベルトリー
メガボーグ・アイサー
メガボーグ・リサー
合体巨大メガボーグ
メガボーグ・トーレス
メガボーグ・キドガー
メガボーグ・ネンドル
巨大ドン・ザウサー

その他編集

メガボーグ・コロス
SRWオリジナル機体。
マサアロケット

用語編集

特殊鋼Da
ダイターン3の装甲に使用されている特殊鋼。
破嵐万丈邸
破嵐万丈が住んでいる豪邸。
シン・ザ・シティ
破嵐万丈邸が存在する街。小説『破嵐万丈シリーズ』の設定によると、東京湾に存在する人工島とのこと。
メガノイド
人間を宇宙で活動できるように改造したサイボーグ。万丈の父・破嵐創造が生み出した。ドン・ザウサーを首領とし、人類のメガノイド化を推し進める。火星に本拠地をおく。万丈の母と兄は創造の実験の犠牲になっている。
コマンダー
メガノイドの戦闘隊長。ソルジャーと違い、マクロ細胞の力でメガボーグ化出来るのが特徴。
メガボーグ
コマンダーが巨大化した形態。これを模した戦闘ロボット「メガロボット」も存在する。
ベンメルコレクション
コマンダー・ベンメルの集めたメカニックのコレクション。
デスバトル
コマンダーが使用する戦艦。使用するコマンダーによってそれぞれ姿形や機能が違う。戦闘力もメガボーグに次ぐほど高く、ダイターンと激戦を繰り広げることもある。
破嵐財閥
万丈が創設した財団。SRWオリジナル設定。

楽曲編集

オープニングテーマ
「カムヒア!ダイターン3」
作詞:日本サンライズ企画室、作曲:渡辺岳夫、編曲:松山祐士、歌:藤原誠
明るい調子の曲であるが、「涙はない」「悲しくない」という主人公・破嵐万丈の本心を象徴するかのようなフレーズも印象に残る。
なお後年、日本サンライズ(現:サンライズ)の公式スタッフによって本曲のパロディ『アジバ3』というMAD作品が製作されている。必見。
全作品で採用。『DD』ではイベント「光に宿る影」、「太陽の化身」にてクエストBGMに採用。『V』『X』限定版では原曲を収録。
エンディングテーマ
「トッポでタンゴ」
作詞:日本サンライズ企画室、作曲:渡辺岳夫、編曲:松山祐士、歌:こおろぎ'73
劇中BGM
「ダイターン3の名のもとに(M9)」
『α』『α外伝』で採用。
「あれが噂の快男児(M11-3)」
『α』『α外伝』で採用。SRWでは「破嵐万丈」と表記。

登場作と扱われ方編集

原作再現がなされることはほとんどなく、いるだけ参戦になる確率がかなり高い。敵であるメガノイドも登場しないことが多いが、主人公の破嵐万丈はストーリーに多く絡むので存在感は大きい。

スパロボ展開当初の1990年代は映像ソフトなどの資料が相当不足していたらしく、寺田貴信Pが資料を集めるのに苦労したと語っている[1]。初期の作品ではメガノイドが敵ユニットとして登場しなかったり、破嵐財閥というスパロボオリジナル設定が存在したりするのはこのあたりが理由なのかもしれない。

万丈役の鈴置洋孝氏やレイカ役の井上遥氏、ギャリソン役の北村弘一氏、ドン・ザウサー役の山内雅人氏などの主要なキャストが2000年代を通して軒並故人となっており、コロス役も代役であるなどオリジナルキャストの新規音声録音が難しい状況となっている。

旧シリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦
初参戦作品。メガノイドは登場しないが万丈とダイターンの強さも相まって存在感は強い。
第4次スーパーロボット大戦
本作でドン・ザウザーとコロスが初登場。DCの首脳として暗躍し終盤に対決する。書籍『一生楽しむ本』に、最も資料集めに苦労した作品だと明記されている[2]
スーパーロボット大戦F完結編
『F』ではギャリソンのみ登場。メガノイドは登場しないが万丈はインターミッションでの会話によく登場する。『第4次』に引き続きギャリソンがダイターンに乗るイベントもあり。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
火星のメガノイドの反乱は万丈の手により既に鎮圧されている。破嵐万丈は破嵐財閥を興して各方面(主に味方陣営)に資金援助をしており、その顔の広さは尋常ではない。お決まりの「世のため人のため~」の名乗りはDVE
この作品では「万丈=メガノイド」説を採用しているようで、第43話「静止した闇の中で」での万丈と碇ゲンドウの会話や、最終話における万丈とユーゼスの会話で暗に示されている。
スーパーロボット大戦α外伝
破嵐財閥がイージス計画の援助やJ9への依頼の支払いを行っている。万丈は本作の主役として設定されており[3]、隊の中心で常にリーダーシップを発揮し、ラスボスへの啖呵がDVEであるなど優遇されている。相変わらず目立ち、強い。
第2次スーパーロボット大戦α
中盤にてメガノイドが復活、関連するシナリオは多い。特にメガノイド打倒の為に万丈がαナンバーズを去る選択を行い、それまで部隊の柱石として万丈を信頼していたαナンバーズの面々が動揺する展開が印象深い。戻った後は万丈が身を軽くするために破嵐財閥を解体する。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
前作で破嵐財閥を解体したことにより、ブルーコスモスの動きが見え、万丈がその動向を探っていた。

Zシリーズ編集

スーパーロボット大戦Z
今回も原作再現はされず、メガノイドも倒されたのかまだ存在しているのか不明[4]。相変わらず万丈は目立つが。
第2次スーパーロボット大戦Z
万丈たった一人の参戦である。それでも「あれがZEUTHの快男児、破嵐万丈か…!」と噂されるなど注目度は抜群。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
第2次Z再世篇』から復帰参戦。メガノイドは本編外で万丈が既に全滅させており、結局登場せず久々にメガノイドとの戦闘を期待したプレイヤーはやや肩透かしを食らうことに。なおこの関係で、原作終了後参戦という形になっているのはZシリーズ中本作のみとなっている。

COMPACTシリーズ編集

スーパーロボット大戦COMPACT
ドン・ザウサーがラスボスとして登場。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
スーパーロボット大戦IMPACT

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦A
メガノイドが登場する数少ない作品だが、ルート選択によっては一度も出会わずに終わる。
スーパーロボット大戦R
ゼノイア、ベルトリーなどの一部のメガノイドが初登場。

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
原作終了後だが、同じくサンライズ制作のスーパーロボットであり、部隊の財政的な主体であるという点も共通する『勇者特急マイトガイン』との絡みが多く、更には劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』の北辰が最後のメガノイドという大胆なクロスオーバーで他作品との因縁が用意されているため、シナリオでの存在感は相変わらず強い。また中盤になると死んだと思われていたあるキャラクターが再登場する。
スーパーロボット大戦X
原作終了後の状態で参戦。他の無敵シリーズ作品が参戦せず、『第3次α』以来となる単独での参戦となる。
登場するのは万丈のみで、既にメガノイドは壊滅している。

単独作品編集

スーパーロボット大戦64リンクバトラー
スーパーロボット大戦モバイル
スーパーロボット大戦Card Chronicle
コマンダー・ダストンが初登場。
スーパーロボット大戦X-Ω
本編のメインストーリーの発端が、火星でのメガノイドの反乱となっている。
イベントではメガノイドなどをはじめ、近年の作品ではあまり登場しなかったキャラクターたちもよく顔を出す。
2018年6月には、ダイターン40周年記念イベント「太陽の昇る時」が開催。イベント報酬として万丈のボイス付きパイロットパーツが登場したほか、同時開催のガチャではΩスキル持ちのダイターンも登場した。
スーパーロボット大戦DD
ワールド5の構成作品として追加参戦。万丈の初陣からシナリオが始まり、メガノイドたちも登場する。
2022年3月のイベント「荒野のザ・ヒート」では、『Z』のスピンオフではあるがメガノイドが登場しており、上記Zシリーズでは描写されなかったメガノイドとの戦いが補完されている。

関連作品編集

リアルロボットレジメント
敵が登場しない原作終了後のいるだけ参戦。しかしインターミッションでの出番は比較的多め。
ダイターン3は火力が高く普通に使っても強いが、とにかく頑丈かつ大きいので被ダメージが少ないNPC操作にして操作しているリアル系自機の盾にするといった戦法もアリ。

各話リスト編集

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 出ました!破嵐万丈 ダイターン3
マッハアタッカー
メガボーグ・サンドレイク
第2話 コマンダー・ネロスの挑戦 メガボーグ・ネロス テレビ朝日
再放送エピソード
IMPACT
第3話 裏切りのコレクター メガボーグ・ベンメル
ベンメルコレクション
COMPACT2、IMPACT
第4話 太陽は我にあり メガボーグ・デスサンダー テレビ朝日
再放送エピソード
第5話 赤ちゃん危機一髪 メガボーグ・ブランドル
第6話 アニマッドの華麗な招待 アンヘルム
メガボーグ・アンヘルム
第7話 トッポの出撃大作戦 メガボーグ・ダストン
第8話 炎の戦車に散るジーラ メガボーグ・ジーラ テレビ朝日
再放送エピソード
第9話 おかしな追跡者 コマンダー・マリア
コマンダー・フランケン
メッタンガー
第10話 最後のスポットライト メガボーグ・ウォン・ロー
第11話 伝説のニーベルゲン メガボーグ・ヘスラー
究極戦車ニーベルゲン
第12話 遙かなる黄金の星 マサアロケット
メガボーグ・ウェナー
第13話 前も後もメガ・ボーグ メガロボット・ネロス
メガロボット・ベンメル
メガロボット・ブランドル
コマンダー・ドナウン
半総集編
第14話 万丈、オーロラへ飛べ 原始怪鳥ジュラバード
第15話 コロスとゼノイア メガボーグ・ゼノイア R
第16話 ブルー・ベレー哀歌 メガボーグ・ヤンガー
第17話 レイカ、その愛 メガボーグ・ダムデス テレビ朝日
再放送エピソード
第18話 銀河に消えた男 メガボーグ・スペシャルI号
第19話 地球ぶった切り作戦 メガボーグ・バンチャー
ブッターギルン
第2次α
第20話 コロスは殺せない デス・スパイダー IMPACT、第2次α
第21話 音楽は万丈を征す メガボーグ・ラディック
第22話 スターの中のスター メガボーグ・ジミー
第23話 熱き炎が身をこがす メガボーグ・ジェノバ
第24話 キノコは大きらい メガボーグ・ガル
巨大キノコ
第25話 提督の生と死と メガボーグ・カトロフ
戦艦マゼラン
第26話 僕は僕、君はミレーヌ メガボーグ・ミレーヌ COMPACT2、IMPACT
第27話 遠き日のエース メガボーグ・エドウィン R
第28話 完成!超変型ロボ! メガボーグ・ベルトリー
メカハネアリ
第29話 舞えよ白鳥!わが胸に メガボーグ・アイサー
メガボーグ・リサー
合体巨大メガボーグ
A
第30話 ルシアンの木馬 メガボーグ・マゾニー
第31話 美しきものの伝説 メガボーグ・Z
第32話 あの旗を撃て! メガボーグ・トーレス
偽ダイターン3
第33話 秘境世界の万丈 メガボーグ・ドイル 第4次S
第34話 次から次のメカ 量産型ダイタンク
量産型ダイファイター
メガロボット・ネロス
メガロボット・ウェナー
メガロボット・ウォン・ロー
メガロボット・バンチャー
コマンダー・アントン
半総集編
第35話 この愛の果てに メガボーグ・ジライヤ
コマンダー・マリア
コマンダー・フランケン
第36話 闇の中の過去の夢 合体メガボーグ
第37話 華麗なるかな二流 メガボーグ・キドガー 第2次α
第38話 幸福を呼ぶ青い鳥 アイアイ
松竹梅合体メガボーグ
第39話 ビューティー 愛しの詩 メガボーグ・ネンドル
第40話 万丈、暁に消ゆ コマンダー・ダルシア
コロス
巨大ドン・ザウサー
COMPACT2、IMPACT、第2次α

脚注編集

  1. メディアワークス『電撃スパロボ!』Vol.3、122頁。
  2. ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』125頁。
  3. デジキューブ『スーパーロボット大戦α外伝 攻略本 魂!!』456頁。
  4. 作中ではセツコ編第5話の雷太の台詞などで存在は示唆されている。

レンタルビデオ・動画配信編集

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余談編集