「合身戦隊メカンダーロボ」の版間の差分

(→‎商品情報: レンタルビデオ・動画配信を追加、視聴困難の旨を記述)
 
(5人の利用者による、間の6版が非表示)
2行目: 2行目:
 
| 読み =  
 
| 読み =  
 
| 外国語表記 =  
 
| 外国語表記 =  
| 原作 =  
+
| 原作 = 和光プロ企画室
 
| 著者 =  
 
| 著者 =  
 
| 作画 =  
 
| 作画 =  
43行目: 43行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
タツノコプロから独立したスタッフが中心になって制作されたロボットアニメ。放映途中でスポンサーが倒産し、終盤の作画は全て再編集で乗り切った壮絶な作品。敵メカの[[量産型]]という設定や2号ロボの登場、[[補給]]の描写など後の[[リアルロボット]]アニメの片鱗が見られる。
+
タツノコプロから独立したスタッフが中心になって制作されたロボットアニメ。敵メカの[[量産型]]という設定や2号ロボの登場、[[補給]]の描写など後の[[リアルロボット]]アニメの片鱗が見られる。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
 
[[地球]]にガニメデ星の支配者[[ヘドロン皇帝]]率いる[[コンギスター軍団]]が侵略を開始した。
 
[[地球]]にガニメデ星の支配者[[ヘドロン皇帝]]率いる[[コンギスター軍団]]が侵略を開始した。
  
地球の95%を制圧したコンギスター軍団は、原子炉の作動に反応して発射される強力な兵器「[[オメガミサイル]]」を装備したミサイル衛星を衛星軌道に配置し、地球の主要エネルギー源である原子力を封じてしまった。
+
[[世界征服|地球の95%を制圧]]したコンギスター軍団は、原子炉の作動に反応して発射される強力な兵器「[[オメガミサイル]]」を装備したミサイル衛星を衛星軌道に配置し、地球の主要エネルギー源である原子力を封じてしまった。
  
 
これに対抗するために[[敷島正造]]博士は、空母「キングダイヤモンド」と[[スーパーロボット]]「[[メカンダーロボ]]」を建造。地球を奪還する戦いを開始した。
 
これに対抗するために[[敷島正造]]博士は、空母「キングダイヤモンド」と[[スーパーロボット]]「[[メカンダーロボ]]」を建造。地球を奪還する戦いを開始した。
67行目: 67行目:
 
;[[敷島正造]]
 
;[[敷島正造]]
 
:
 
:
;[[ジミーの母]]
+
;[[メデューサ将軍|ジミーの母]]
 
:
 
:
 
;[[メカインコ]]
 
;[[メカインコ]]
76行目: 76行目:
 
:
 
:
 
;[[メデューサ将軍]]
 
;[[メデューサ将軍]]
:実は[[ジミーの母]]が洗脳された姿。
+
:実はジミーの母が洗脳された姿。
 
;[[メカインコ]]
 
;[[メカインコ]]
 
:
 
:
133行目: 133行目:
 
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
 
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
 
|-
 
|-
|第1話||コンギスター軍団 日本大襲撃!||クマンダー||||
+
|第1話||コンギスター軍団 日本大襲撃||クマンダー||||
 
|-
 
|-
 
|第2話||謎の戦士 ジミー・オリオン||[[シンキラー]]||||
 
|第2話||謎の戦士 ジミー・オリオン||[[シンキラー]]||||
204行目: 204行目:
 
|}
 
|}
  
== 商品情報 ==
+
== レンタルビデオ・動画配信 ==
===DVD===
 
<amazon>B000WEVGX4</amazon>
 
=== レンタルビデオ・動画配信 ===
 
 
現状ではいずれも未対応であり、視聴困難となっている。
 
現状ではいずれも未対応であり、視聴困難となっている。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
247行目: 244行目:
 
|-
 
|-
 
|[https://www.videx.jp/ ビデックス]|| × ||
 
|[https://www.videx.jp/ ビデックス]|| × ||
 +
|-
 +
|[https://ch.ani.tv/ あにてれ]||× ||
 +
|-
 +
|[https://www.hikaritv.net/ ひかりTV]||×||
 +
|-
 +
|[https://tv.rakuten.co.jp/ 楽天TV]||×||
 +
|-
 +
|[https://www.videopass.jp/unlimited TELASA]||×||
 +
|-
 +
|[https://linkvod.myjcom.jp/ J:COMオンデマンド]||×||
 +
|-
 +
|[https://front.milplus.jp/ milplus]||×||
 
|}
 
|}
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pお気に入りの作品で、未参戦時からLDボックスの購入をインタビューで報告したことがあった。その際、インタビュアーからあまり売れていないことを聞かされると、同席していた[[スタッフ:阪田雅彦|阪田雅彦]]氏も「買えばよかった」と発言<ref>『スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』79頁。</ref>。スタッフの間では有名な作品のようである。
+
*放送途中でメインスポンサーのブルマァクの倒産により制作予算の提供見通しが立たなくなったため、終盤は作画の大部分を既存シーンの再編集で乗り切ったという逸話を持つ。
**その一方で、一般的な知名度の面からスパロボ参戦は難しい旨を語っていた<ref>『新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』104頁。</ref>。マイナー作品が多数登場する『COMPACT3』で初参戦を果たしたが、その後の作品では未だ参戦していない。
+
*[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pお気に入りの作品であり、未参戦時からLDボックスの購入をインタビューで報告したことがあった。その際、インタビュアーからあまり売れていないことを聞かされると、同席していた[[スタッフ:阪田雅彦|阪田雅彦]]氏も「買えばよかった」と発言<ref>ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』79頁。</ref>。スタッフの間では有名な作品のようである。
 +
**その一方で、一般的な知名度の面からスパロボ参戦は難しい旨を語っていた<ref>ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』104頁。</ref>。マイナー作品が多数登場する『COMPACT3』で初参戦を果たしたが、その後の作品では未だ参戦していない。
 
*『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』第193回によると、『COMPACT3』への参戦は会議での『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』とのデッドヒートの末に決まったとのこと。
 
*『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』第193回によると、『COMPACT3』への参戦は会議での『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』とのデッドヒートの末に決まったとのこと。
  

2024年11月17日 (日) 17:33時点における最新版

合身戦隊メカンダーロボ』は和光プロダクション制作のテレビアニメ作品。

合身戦隊メカンダーロボ
原作 和光プロ企画室
監督 なし[1]
シリーズ構成 本田毅
陶山智
海堂清彦
脚本 海堂清彦
陶山智
キャラクターデザイン 岡迫亘弘
メカニックデザイン メカマン[2]
大河原邦男
音楽 渡辺宙明
制作 和光プロダクション[3]
放送局 テレビ東京
放送期間 1977年3月3日 - 12月29日
話数 全35話
初登場SRW スーパーロボット大戦COMPACT3
テンプレートを表示

概要編集

タツノコプロから独立したスタッフが中心になって制作されたロボットアニメ。敵メカの量産型という設定や2号ロボの登場、補給の描写など後のリアルロボットアニメの片鱗が見られる。

ストーリー編集

地球にガニメデ星の支配者ヘドロン皇帝率いるコンギスター軍団が侵略を開始した。

地球の95%を制圧したコンギスター軍団は、原子炉の作動に反応して発射される強力な兵器「オメガミサイル」を装備したミサイル衛星を衛星軌道に配置し、地球の主要エネルギー源である原子力を封じてしまった。

これに対抗するために敷島正造博士は、空母「キングダイヤモンド」とスーパーロボットメカンダーロボ」を建造。地球を奪還する戦いを開始した。

登場人物編集

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

地球側(ジミー含む)編集

ジミー・オリオン
敷島竜介
八島小次郎
敷島ミカ
敷島正造
ジミーの母
メカインコ

コンギスター軍団編集

オズメル大将軍
メデューサ将軍
実はジミーの母が洗脳された姿。
メカインコ
ヘドロン皇帝
サイボーグ兵
一般兵士。

登場メカ編集

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

メカンダーロボ編集

メカンダーロボ

コンギスター軍団編集

小型円盤
ギアロボット
ヘドロボット
シンキラー
クラゲラー
ドラゴンドリラー
グレープロボ
オメガミサイル
静止衛星

楽曲編集

オープニングテーマ
「トライアタック! メカンダーロボ」
作詞:保富康午 / 作曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎・こおろぎ'73
『COMPACT3』で採用。
エンディングテーマ
「さすらいの星 ジミー・オリオン」
作詞:保富康午 / 作曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎・こおろぎ'73

登場作と扱われ方編集

COMPACTシリーズ編集

スーパーロボット大戦COMPACT3
初参戦作品。パッケージイラストでは堂々のセンターポジションを獲得し、本作における新規参戦組の異色さを強烈に印象付けた。

各話リスト編集

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 コンギスター軍団 日本大襲撃 クマンダー
第2話 謎の戦士 ジミー・オリオン シンキラー
第3話 ジミー 決死のパワーイン 放電レンザー
第4話 見よ!あれが空中要塞都市だ キングコンガー
テラノドンガー
第5話 大輸送船団を死守せよ! ギジュウダー
第6話 出撃!!空母キング・ダイヤモンド ニュードム
第7話 コンギスター軍団 ハワイ全滅作戦 トカスダー
第8話 叩け!オメガミサイル ムカデラー
第9話 最後の戦線 南シナ海 オオニューダー
第10話 危うし!メカンダー・マックス ハンドレーロボ
第11話 必殺!メカンダー・フェンサー ギアロボット
第12話 謎のビッグハリケーン ビッグハリケーン
第13話 幻の大西洋艦隊を救出せよ! クマンダー2号機
キングコンガー2号機
ギジュウダー2号機
第14話 東京ブラックホール作戦 ムカデック
新型ギアロボット
第15話 出撃!合身トライカー 火炎スネーク
第16話 メカンダーロボ 危機一髪 放電レンザー2号機
ニュードム2号機
トカスダー2号機
新キング・
ダイヤモンド初登場
第17話 オメガミサイルを撃滅せよ! クラゲラー
第18話 狙われた秘密基地 ヤキューラ
第19話 魔のペルシャ湾に突入せよ! メカオニヒトデ
第20話 反撃!シンガポール奪回作戦 オオニューダー2号機
ハンドレーロボ2号機
第21話 あの巨大ロボットを撃て! ザリガー
第22話 スタジアム基地の最後 レンケツラ
第23話 母よ永遠に眠れ ドラゴンドリラー
メカタイガーシャーク
第24話 4体合身メカンダーロボ メカ火焔龍 メカンダーロボ
PART2初登場
第25話 謎の謀略作戦をあばけ! クラゲライザー
第26話 決死の宇宙戦争 カマイッタチ
第27話 潜入!空中要塞都市 グレープロボ
第28話 振りむくな!ジミー・オリオン メカ火焔龍2号機
第29話 攻撃目標は敵機動部隊 - 総集編
第30話 謎のランドルート作戦 - -
第31話 死闘!静止衛星破壊作戦 - -
第32話 メデューサ南海に死す - -
第33話 進め!地球軍大反撃 - -
第34話 大将軍オズメルの最期 メカギジター
カメレオンロボ
サソリロボ
第35話 メカンダーロボよ 永遠とわ - 総集編 -

レンタルビデオ・動画配信編集

現状ではいずれも未対応であり、視聴困難となっている。

サイト名 取扱いの有無 備考
レンタルビデオ
TSUTAYA宅配レンタル × 
DMM × 
ゲオ宅配レンタル ×
サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
TSUTAYA TV × 
DMM動画 ×
バンダイチャンネル × 
GYAO!ストア ×
東映アニメオンデマンド ×
ユーネクスト × 
ビデオマーケット ×
フジテレビオンデマンド ×
Amazonプライムビデオ × 
dアニメストア × 
ビデックス ×
あにてれ ×
ひかりTV ×
楽天TV ×
TELASA ×
J:COMオンデマンド ×
milplus ×

余談編集

  • 放送途中でメインスポンサーのブルマァクの倒産により制作予算の提供見通しが立たなくなったため、終盤は作画の大部分を既存シーンの再編集で乗り切ったという逸話を持つ。
  • 寺田貴信Pお気に入りの作品であり、未参戦時からLDボックスの購入をインタビューで報告したことがあった。その際、インタビュアーからあまり売れていないことを聞かされると、同席していた阪田雅彦氏も「買えばよかった」と発言[4]。スタッフの間では有名な作品のようである。
    • その一方で、一般的な知名度の面からスパロボ参戦は難しい旨を語っていた[5]。マイナー作品が多数登場する『COMPACT3』で初参戦を果たしたが、その後の作品では未だ参戦していない。
  • スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE』第193回によると、『COMPACT3』への参戦は会議での『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』とのデッドヒートの末に決まったとのこと。

脚注編集

  1. チーフディレクター制を採用しておらず、各話の演出家がその役割を持った。
  2. 現:デザインオフィスメカマン。
  3. 現:ワコープロ。
  4. ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本』79頁。
  5. ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』104頁。