「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」の版間の差分

 
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*発売日:[[発売日::2016年6月30日]]
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{{ゲーム
*機種:[[機種::プレイステーション4]] / [[機種::プレイステーション3]]
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| タイトル = スーパーロボット大戦OG<br />ムーン・デュエラーズ
*開発:{{開発 (作品)|B.B.スタジオ}}{{開発 (作品)|トーセ}}
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| 読み =
*発売:バンダイナムコエンターテインメント
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| 外国語表記 =
*定価
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| 移植版 =
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| リメイク版 =
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| 前作 = [[第2次スーパーロボット大戦OG]]
*前:[[スーパーロボット大戦BX]](3DS)
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| 次作 =
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| 発売日前作 =
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| 発売元 = バンダイナムコエンターテインメント
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| プロデューサー = {{プロデューサー|寺田貴信}}<br />{{プロデューサー|じっぱひとからげ}}<br />{{プロデューサー|國政修}}<br />{{プロデューサー|塚中健介}}<br />{{プロデューサー|坂田圭右}}
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| 音楽 = {{サウンド|岡田さとる}}<br />{{サウンド|莉能美言}}<br />{{サウンド|赤等様助}}<br />{{サウンド|山田耕治}}<br />{{サウンド|有馬孝哲}}<br />{{サウンド|葉山宏治}}
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『'''スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「[[OGシリーズ]]」の一作。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第1弾。『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』の続編であり、正規OGシリーズの第6作となる。PS4・PS3のマルチプラットフォームでリリースされ、PS4版はシリーズ初の同ハード向けタイトルにもなっている。略称は『OGMD』。
+
スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第1弾。『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』の続編であり、正規OGシリーズの第6作となる。プレイステーション4(PS4)・プレイステーション3(PS3)のマルチプラットフォームでリリースされそれぞれシリーズ初のPS4向け・シリーズ最後のPS3向けタイトルとなっている。略称は『OGMD』。
  
寺田Pによると、タイトルを『第3次OG』とせず、TVアニメ作品や『OGDP』と同様の「シリーズ名+エピソード名」の命名形式となったのは新規プレイヤーが入り込みやすい様にしたかった為としている。システム面でも、第2次OGと同様「ガイダンスシナリオ」が搭載される他、初心者向けの新モードとして、強化パーツや資金が通常モードよりも多く手に入る「ビギナーズモード」が搭載されることで、新規の人でも安心して遊べるようになっている。そのためか、'''『第2次OG』と違い[[熟練度|SRポイント]]でシナリオ分岐が発生しない'''事が判明している。
+
本作はシリーズでは初となる、日本国外展開を念頭に置いたプロデュースが行われており、タイトルが「第○次」というナンバリング形式でないのもバンダイナムコエンターテインメント側の要望により、本作で初めてOGシリーズに触れる海外ユーザーを考慮したものであるとしている<ref>『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ パーフェクトバイブル』267頁。</ref>。
  
== PS3版とPS4版について ==
+
システム面でも、『第2次OG』と同様「ガイダンスシナリオ」が搭載される他、初心者向けの新モードとして、強化パーツや資金が通常モードよりも多く獲得可能な「ビギナーズモード」の実装や、[[熟練度|SRポイント]]によるシナリオ分岐の廃止など新規プレイヤーに配慮したデザインがなされている。
ローディング、コンテニューセーブ、戦闘アニメの切り替えの部分ではPS4(プレイステーション4)が上回っている。一方でPS3(プレイステーション3)はローディング、コンテニューセーブ、戦闘アニメの切り替えはPS4より遅いが、『第2次スーパーロボット大戦OG』や『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』と同等。しかし、長期間の動作には不具合が生じ、戦闘アニメOFFにおける[[オルゴン・クラウド]]の[[バリア]]展開では動作不良を起こすといった欠点がある。これらの欠点が気になる場合には予算ある限りPS4版を購入することを勧める。
 
  
なお、PS3版・PS4版間のクロスセーブには'''非対応'''となっている。
+
== 機種による相違点 ==
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全体的なローディングや動作スピードはPS4版が上回っている。PS3版は長期間の動作によって戦闘アニメOFF時における[[オルゴン・クラウド]]の[[バリア]]展開で動作不良を起こすといった不具合もあるため、基本的にPS4版でのプレイが推奨される。
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なお、PS3版・PS4版間のクロスセーブには非対応となっている。
  
 
== システム ==
 
== システム ==
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*スペシャルディスク以外では初となる[[中断メッセージ]]の再生機能が実装された。
 
*スペシャルディスク以外では初となる[[中断メッセージ]]の再生機能が実装された。
 
*[[周回プレイ]]において[[パイロットポイント]]と撃墜数は「個別パイロット振り分け」となっている。撃墜数は隠しユニットにも関わる。
 
*[[周回プレイ]]において[[パイロットポイント]]と撃墜数は「個別パイロット振り分け」となっている。撃墜数は隠しユニットにも関わる。
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*[[エースボーナス]]や[[カスタムボーナス]]が「○○が1マス以内にいる」「○○がパートナー」「フィールド上に○○がいる」など特定キャラをトリガーとするものがかなり多くなっており、各種ボーナスの'''個性の補強としての側面'''が大幅に色濃くなっている。有用なボーナスも多い一方で、ネタ・死に能力になってしまったものも多い。
  
 
== BGM ==
 
== BGM ==
『J』『GC/XO』のBGMが新たに多数起用された他、『OGDP』で新規制作されたBGMが一部本作でも続投している。なお『GC/XO』のBGMは原曲を流用しており、そのためか同作出展のイベントBGMが多く使われている。一方これまで大半のOGシリーズで採用されていたイベント・マップ用BGMが多く削除されている。
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『J』『GC/XO』のBGMが新たに多数起用された他、『OGDP』で新規制作されたBGMが一部本作でも続投している。なお『GC/XO』のBGMは原曲を流用しており、そのためか同作出典のイベントBGMが多く使われている。一方これまで大半のOGシリーズで採用されていたイベント・マップ用BGMが多く削除されている。サラマンダー・ファクトリーは本作においては楽曲の新規制作には一切関わっていない。
  
 
なお、カスタムサウンドトラック機能は非実装となっている。
 
なお、カスタムサウンドトラック機能は非実装となっている。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
『[[スーパーロボット大戦J]]』『[[スーパーロボット大戦GC]]/[[XO]]』のキャラクター・メカニックがOGシリーズに初登場する。また、事前告知無しのサプライズとして『[[ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン]]』のキャラクター、『グランドレッド』のメカニックが登場する。
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『[[スーパーロボット大戦J]]』『[[スーパーロボット大戦GC]]/[[XO]]』のキャラクター・メカニックがOGシリーズに初登場する。また、事前告知無しのサプライズとして『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』のキャラクター、『グランドレッド』のメカニックが登場する。なお、今作から既作に登場したユニットの半数近くが等身が上がったものに描き直されている。
  
 
=== スーパーロボット大戦J ===
 
=== スーパーロボット大戦J ===
 
==== 登場人物 ====
 
==== 登場人物 ====
 
;[[紫雲統夜|トーヤ・シウン]]
 
;[[紫雲統夜|トーヤ・シウン]]
:本編の主人公。
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:OGのネーミング規則上カタカナ表記に変更された'''紫雲統夜'''。本編の主人公。
 
;[[カルヴィナ・クーランジュ]]
 
;[[カルヴィナ・クーランジュ]]
 
:
 
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:;[[ラフトクランズ・カロクアラ]]
 
:;[[ラフトクランズ・カロクアラ]]
 
::カロ=ラン専用のラフトクランズ。
 
::カロ=ラン専用のラフトクランズ。
:;[[ズィー=ガディン]]
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;[[ズィー=ガディン]]
::グ=ランドン専用の巨大機動兵器。
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:グ=ランドン専用の巨大機動兵器。
  
 
=== スーパーロボット大戦GC/XO ===
 
=== スーパーロボット大戦GC/XO ===
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==== 登場人物 ====
 
==== 登場人物 ====
 
;[[赤月秋水|アキミ・アカツキ]]
 
;[[赤月秋水|アキミ・アカツキ]]
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:統夜同様、カタカナ表記に変更された'''赤月秋水'''。
 
;[[赤月光珠|アケミ・アカツキ]]
 
;[[赤月光珠|アケミ・アカツキ]]
:
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:『XO』では秋水と別字同音だったが、双子として共存する関係で読みも変更された'''赤月光珠'''。
;[[フェアリ・ファイアフライ]]
+
;[[フェアリ・ファイアフライ|フェアリ・クリビア]]
:本作では「フェアリ・クリビア」名義
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:'''フェアリ・ファイアフライ'''から姓が変更された。
 
;[[ジーク・アルトリート]]
 
;[[ジーク・アルトリート]]
 
:
 
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::[[ガーディアル・ブラッド]]の代わりとなるレジアーネの機体。
 
::[[ガーディアル・ブラッド]]の代わりとなるレジアーネの機体。
 
:
 
:
;[[アラウンザー]]
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;[[アラウンザー|アラウンザー“フロラーガ”]]
:今作では「フロラーガ」名義。
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:「アラウンザー」がシリーズ名という設定になり、名前が足された。
  
 
=== 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ ===
 
=== 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ ===
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;[[スカルナイト]]
 
;[[スカルナイト]]
 
:ダークブレイン三幹部の一人。何故か関西弁で喋る。
 
:ダークブレイン三幹部の一人。何故か関西弁で喋る。
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;[[XN-L]]
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=== 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ ===
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=== 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ ===
 
==== 登場人物 ====
 
==== 登場人物 ====
 
;[[キャリコ・マクレディ]]
 
;[[キャリコ・マクレディ]]
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;[[キナハ・ソコンコ]]
 
;[[キナハ・ソコンコ]]
 
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==== 登場メカ ====
 
==== 登場メカ ====
 
;[[ゲシュテルベン改]]
 
;[[ゲシュテルベン改]]
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==== 登場人物 ====
 
==== 登場人物 ====
 
;[[ギント・キタウミ]]
 
;[[ギント・キタウミ]]
:[[アルテウル・シュタインベック]]の罠によって[[グライエン・グラスマン|グライエン・グラスマン大統領]]を殺してしまった事に関して、連邦軍から[[鋼龍戦隊]]に送られた[[ハガネ]]の新たな艦長。過去、部隊を失うという失態を犯した様で、その経験による慎重さから鋼龍戦隊の手綱として選ばれた。
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:連邦軍から[[鋼龍戦隊]]に送られた[[ハガネ]]の新たな艦長。過去、部隊を失うという失態を犯した様で、その経験による慎重さから鋼龍戦隊の手綱として選ばれた。
:マイルズ司令の微妙な指示にもあまり反論せずに従うが、要所要所で意見を述べて通すなどしたたかな一面も見せる。
 
 
;[[マイルズ・ブースロイド]]
 
;[[マイルズ・ブースロイド]]
 
:同じく、艦長専任となったレフィーナに代わって配属された司令。
 
:同じく、艦長専任となったレフィーナに代わって配属された司令。
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:[[フューリー]]の諜士長。
 
:[[フューリー]]の諜士長。
 
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;[[ソ=デス・ズォー]]
:[[フューリー]]の諜士。
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:フューリーの諜士。
 
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;[[ダ=ニーア・ゲルト]]
:[[フューリー]]の宰士長。
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:フューリーの宰士長。
 
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;[[マルム・クイスード]]
 
:本作における[[ガディソード]]のトップ。穏健派。
 
:本作における[[ガディソード]]のトップ。穏健派。
 
;[[ビルゴー・ベルチャー]]
 
;[[ビルゴー・ベルチャー]]
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:ガディソードの軍人でレジアーネの部下。
 
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
*初回限定生産版にはピクチャードラマ「ゼンガーの帰還」が収録されている。『第2次OG』後に『[[PROJECT X ZONE]]』のエンドレス・フロンティアに飛ばされたゼンガーとハーケンの出会い、そして今回の参戦の経緯が描かれている。
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*初回限定生産版に全4話のピクチャードラマ「び~ち・でゅえら~ず」とその番外編のピクチャードラマ「ゼンガーの帰還」が収録されている。「ゼンガーの帰還」は『第2次OG』後に『[[PROJECT X ZONE]]』のエンドレス・フロンティアに飛ばされたゼンガーとハーケンの出会い、そして今回の参戦の経緯が描かれている。
*スパロボ初の韓国語版が発売される予定である。
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*スパロボ初の韓国語版が発売された。
 
*[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]では「ムーン・デュエラーズ」が言い辛いと指摘され、名古屋弁の「どえりゃあ(どえらい)」とひっかけ「'''ムーン・ドエリャーズ'''」と言われている。
 
*[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]では「ムーン・デュエラーズ」が言い辛いと指摘され、名古屋弁の「どえりゃあ(どえらい)」とひっかけ「'''ムーン・ドエリャーズ'''」と言われている。
*[[エクセレン・ブロウニング]]や[[アインスト・アルフィミィ]]を演じた声優の水谷優子氏が2016年5月17日に他界された為、本作が最後の収録となった。
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*[[エクセレン・ブロウニング]]や[[アインスト・アルフィミィ]]を演じた声優の水谷優子氏が2016年5月17日に他界された為、2016年4月収録の「び~ち・でゅえら~ず」が生前最後のスパロボの収録となった。
 
*発売直前には『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。
 
*発売直前には『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。
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*英語版も発売されたが、翻訳の質は極めて低く、英語圏においては未だに「駄目な翻訳のゲーム」の代名詞として語り継がれている。誤植や誤訳、そもそも英語として成立していない文章、翻訳することを放棄した文章や名称(玉座機→「Gyokuza Ki」等)がほとんどで、むしろ問題のない文章を探すほうが難しいとされている。
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**例として、[[キョウスケ・ナンブ]]の台詞「どんな装甲だろうと撃ち貫くのみ」が「No matter what armor! All you need is fire and pierce!」(「どのような装甲でも!あなたに必要なのは炎と貫通!」)に翻訳されており、完全に意味不明である。
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**他にもエンドレス・フロンティアを指す「未知なる無限の開拓地」が「an endless, unknown stretch of reclaimed land」(「無限に広がる未知な'''埋立地'''」)に訳された。
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**「日本語以前に、英語も分からない人が訳したのでは?」と言われているほど。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*本作では、エースボーナスやカスタムボーナスが「○○が1マス以内にいる」「○○がパートナー」「フィールド上に○○がいる」など特定キャラをトリガーとするものがかなり多くなっており、各種ボーナスの'''個性の補強としての側面'''が大幅に色濃くなっている。有用なボーナスも多い一方で、ネタ・死に能力になってしまったものも多い。
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*本作は「自軍部隊が地球人と敵対することがない」という、OG史上でも類に見ない作品となっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、[[エントリヒ・ガイスト]]も登場するが暴走状態でパイロットの[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]とは交戦していない)。
*自部隊が'''地球人と敵対することがない'''OG史上類に見ない作品になっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、[[エントリヒ・ガイスト]]も登場するが暴走状態でパイロットの[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]とは交戦していない)。
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*PS4版のみ、味方は青色、敵は赤色、第三勢力は黄色、味方NPCは緑色と、フェイズが切り替わる度にコントローラー(DUALSHOCK4)の発光色が変化する。
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*2021年10月5日配信の『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』において、寺田Pより開発中のタイトルは『第2次スーパーロボット大戦OG外伝』であったことが明かされた。
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*『OG』は「[[DC戦争]]」「[[L5戦役]]」、『OG2』は「[[インスペクター事件]]」、『OG外伝』は「[[バルトール事件]]」「[[修羅の乱]]」、『OG2nd』は「[[ラ・ギアス事件]]」「[[封印戦争]]」と、具体的な戦乱名が付けられているが、本作のみ現時点では付けられていない。
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== 脚注 ==
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<references />
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2024年7月19日 (金) 19:52時点における最新版

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「OGシリーズ」の一作。

スーパーロボット大戦OG
ムーン・デュエラーズ
シリーズ OGシリーズ
前作 第2次スーパーロボット大戦OG
開発元 トーセ
B.B.スタジオ
発売元 バンダイナムコエンターテインメント
対応機種 プレイステーション4
プレイステーション3
プロデューサー 寺田貴信
じっぱひとからげ
國政修
塚中健介
坂田圭右
シナリオ 寺田貴信
竹田裕一郎
音楽

岡田さとる
莉能美言
赤等様助
山田耕治
有馬孝哲
葉山宏治

サラマンダー・ファクトリー
鶴山尚史
花岡拓也
松島加代子
さざなみ
太田修司
nkis
主題歌 「Shining Storm 〜烈火の如く〜」
発売日 2016年6月30日
価格 通常版:8,200円
初回限定生産版:11,800円
CERO区分 B(12歳以上対象)
テンプレートを表示

概要編集

スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第1弾。『第2次スーパーロボット大戦OG』の続編であり、正規OGシリーズの第6作となる。プレイステーション4(PS4)・プレイステーション3(PS3)のマルチプラットフォームでリリースされそれぞれシリーズ初のPS4向け・シリーズ最後のPS3向けタイトルとなっている。略称は『OGMD』。

本作はシリーズでは初となる、日本国外展開を念頭に置いたプロデュースが行われており、タイトルが「第○次」というナンバリング形式でないのもバンダイナムコエンターテインメント側の要望により、本作で初めてOGシリーズに触れる海外ユーザーを考慮したものであるとしている[1]

システム面でも、『第2次OG』と同様「ガイダンスシナリオ」が搭載される他、初心者向けの新モードとして、強化パーツや資金が通常モードよりも多く獲得可能な「ビギナーズモード」の実装や、SRポイントによるシナリオ分岐の廃止など新規プレイヤーに配慮したデザインがなされている。

機種による相違点編集

全体的なローディングや動作スピードはPS4版が上回っている。PS3版は長期間の動作によって戦闘アニメOFF時におけるオルゴン・クラウドバリア展開で動作不良を起こすといった不具合もあるため、基本的にPS4版でのプレイが推奨される。

なお、PS3版・PS4版間のクロスセーブには非対応となっている。

システム編集

  • OGDP』にて導入されたアビリティの売買は本作でも可能。
  • ツインユニットでの個別攻撃において、デフォルトではメインユニットのパイロットのみが攻撃時の技使用前のセリフを喋るように変更された。従来通り、サブユニットのパイロットも喋るように設定することも可能。
  • 第2次OG』の目玉システムであった「マキシマムブレイク」に必要な技能の名称が「統率」から「MB発動」に変更された。併せて先天技能から後天技能に変更され、養成すればどのパイロットでも発動可能となった。なお一部のパイロットは初期技能として習得済みとなっている。
  • スペシャルディスク以外では初となる中断メッセージの再生機能が実装された。
  • 周回プレイにおいてパイロットポイントと撃墜数は「個別パイロット振り分け」となっている。撃墜数は隠しユニットにも関わる。
  • エースボーナスカスタムボーナスが「○○が1マス以内にいる」「○○がパートナー」「フィールド上に○○がいる」など特定キャラをトリガーとするものがかなり多くなっており、各種ボーナスの個性の補強としての側面が大幅に色濃くなっている。有用なボーナスも多い一方で、ネタ・死に能力になってしまったものも多い。

BGM編集

『J』『GC/XO』のBGMが新たに多数起用された他、『OGDP』で新規制作されたBGMが一部本作でも続投している。なお『GC/XO』のBGMは原曲を流用しており、そのためか同作出典のイベントBGMが多く使われている。一方これまで大半のOGシリーズで採用されていたイベント・マップ用BGMが多く削除されている。サラマンダー・ファクトリーは本作においては楽曲の新規制作には一切関わっていない。

なお、カスタムサウンドトラック機能は非実装となっている。

登場作品編集

スーパーロボット大戦J』『スーパーロボット大戦GC/XO』のキャラクター・メカニックがOGシリーズに初登場する。また、事前告知無しのサプライズとして『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』のキャラクター、『グランドレッド』のメカニックが登場する。なお、今作から既作に登場したユニットの半数近くが等身が上がったものに描き直されている。

スーパーロボット大戦J編集

登場人物編集

トーヤ・シウン
OGのネーミング規則上カタカナ表記に変更された紫雲統夜。本編の主人公。
カルヴィナ・クーランジュ
カティア・グリニャール
メルア・メルナ・メイア
フェステニア・ミューズ
アル=ヴァン・ランクス
ジュア=ム・ダルービ
フー=ルー・ムールー
グ=ランドン・ゴーツ
シャナ=ミア・エテルナ・フューラ
エ=セルダ・シューン

登場メカ編集

グランティード
グランティード・ドラコデウス
ベルゼルート
ベルゼルート・ブリガンディ
クストウェル・ブラキウム
ドナ・リュンピー
ガンジャール
ヴォルレント
ラフトクランズ
ラフトクランズ・アウルン
アル=ヴァン専用のラフトクランズ。
ラフトクランズ・ファウネア
フー=ルー専用のラフトクランズ。
ラフトクランズ・カロクアラ
カロ=ラン専用のラフトクランズ。
ズィー=ガディン
グ=ランドン専用の巨大機動兵器。

スーパーロボット大戦GC/XO編集

登場人物編集

アキミ・アカツキ
統夜同様、カタカナ表記に変更された赤月秋水
アケミ・アカツキ
『XO』では秋水と別字同音だったが、双子として共存する関係で読みも変更された赤月光珠
フェアリ・クリビア
フェアリ・ファイアフライから姓が変更された。
ジーク・アルトリート
サリー・エーミル
ヘルルーガ・イズベルガ
レジアーネ・ヨゼフィーヌ
ヴォート・ニコラウス

登場メカ編集

ソウルセイバー
スーパーソウルセイバー
レオニシス
レオニシス・ハーガ
クラウドハーケンの代わりとなるジークの機体。
レオニシス・ヴァーガ
クロイツ・ヴァールハイトの代わりとなるサリーの機体。
ギャノニア
ギャノニア・オーガ
オーダイの代わりとなるヴォートの機体。
ギャノニア・ブラガ
ガーディアル・ブラッドの代わりとなるレジアーネの機体。
アラウンザー“フロラーガ”
「アラウンザー」がシリーズ名という設定になり、名前が足された。

無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ編集

登場人物編集

ハーケン・ブロウニング
アシェン・ブレイデル

登場メカ編集

ゲシュペンスト・ハーケン

ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン編集

登場人物編集

クリスタルドラグーン
ダークブレイン三幹部の一人。口数の少ない寡黙な性格。
デブデダビデ
ダークブレイン三幹部の一人。コミカルな外見に似合わず思慮深い性格。
スカルナイト
ダークブレイン三幹部の一人。何故か関西弁で喋る。
XN-L

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ編集

登場人物編集

キャリコ・マクレディ
スペクトラ・マクレディ
アイン・バルシェム
セレーナ・レシタール

登場メカ編集

ヴァルク・ベン

スーパーロボット大戦OGダークプリズン編集

登場人物編集

アルバーダ・バイラリン
ヨン・ジェバナ
キナハ・ソコンコ

登場メカ編集

ゲシュテルベン改

スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記編集

登場人物編集

リェータ・ウィーバー
ヴェスナー・スケリット

オリジナル編集

登場人物編集

ギント・キタウミ
連邦軍から鋼龍戦隊に送られたハガネの新たな艦長。過去、部隊を失うという失態を犯した様で、その経験による慎重さから鋼龍戦隊の手綱として選ばれた。
マイルズ・ブースロイド
同じく、艦長専任となったレフィーナに代わって配属された司令。
サイカ・シナガワ
初出は『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』。
カロ=ラン・ヴイ
フューリーの諜士長。
ソ=デス・ズォー
フューリーの諜士。
ダ=ニーア・ゲルト
フューリーの宰士長。
マルム・クイスード
本作におけるガディソードのトップ。穏健派。
ビルゴー・ベルチャー
ガディソードの軍人でレジアーネの部下。
イラドーヤ・クジューア
ゴモウドッカ・ゴライクンル

登場メカ編集

エクスバイン・タイプL
エクスバインボクサー・タイプL、エクスバインガンナー・タイプL
エクスバイン・タイプR
エクスバインボクサー・タイプR、エクスバインガンナー・タイプR
『OGDP』にて開発が示唆されていたエクスバイン2機。タイプLはリオ・メイロン、タイプRはリョウト・ヒカワが搭乗。機体自体は『OGIB』にて先行登場している。
エントリヒ・ガイスト
『第2次OG』にて登場したアレス・ガイストが更なる変異を起こした姿。
エクサランス・ガンストライカー
ラースエイレムに対抗するべく、新たに組み立てた時流エンジンを搭載したエクサランス。ストライカーとガンナーの複合フレームとなっている。

用語編集

モガミ重工
クロスゲート
フューリー
ラマリス
ガディソード

関連記事編集

ゲーム中データ編集

※『第2次スーパーロボット大戦OG』と同じゲームシステムのため、重複あり。

分類 記事
全話一覧 全話一覧/OGMD
隠し要素 隠し要素/OGMD
精神コマンド 精神コマンド/OGMD
強化パーツ 強化パーツ/OGMD
特殊能力 特殊能力/OGMD
特殊技能(特殊スキル) 特殊技能/OGMD
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/OGMD
ネタバレ ネタバレ/OGMD
その他オプション オプション/OGMD

商品情報編集

ゲーム本体編集

PS4版編集

PS3版編集

音楽編集

攻略本編集

話題まとめ編集

  • 初回限定生産版に全4話のピクチャードラマ「び~ち・でゅえら~ず」とその番外編のピクチャードラマ「ゼンガーの帰還」が収録されている。「ゼンガーの帰還」は『第2次OG』後に『PROJECT X ZONE』のエンドレス・フロンティアに飛ばされたゼンガーとハーケンの出会い、そして今回の参戦の経緯が描かれている。
  • スパロボ初の韓国語版が発売された。
  • 公式ラジオでは「ムーン・デュエラーズ」が言い辛いと指摘され、名古屋弁の「どえりゃあ(どえらい)」とひっかけ「ムーン・ドエリャーズ」と言われている。
  • エクセレン・ブロウニングアインスト・アルフィミィを演じた声優の水谷優子氏が2016年5月17日に他界された為、2016年4月収録の「び~ち・でゅえら~ず」が生前最後のスパロボの収録となった。
  • 発売直前には『スーパーロボット大戦X-Ω』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。
  • 英語版も発売されたが、翻訳の質は極めて低く、英語圏においては未だに「駄目な翻訳のゲーム」の代名詞として語り継がれている。誤植や誤訳、そもそも英語として成立していない文章、翻訳することを放棄した文章や名称(玉座機→「Gyokuza Ki」等)がほとんどで、むしろ問題のない文章を探すほうが難しいとされている。
    • 例として、キョウスケ・ナンブの台詞「どんな装甲だろうと撃ち貫くのみ」が「No matter what armor! All you need is fire and pierce!」(「どのような装甲でも!あなたに必要なのは炎と貫通!」)に翻訳されており、完全に意味不明である。
    • 他にもエンドレス・フロンティアを指す「未知なる無限の開拓地」が「an endless, unknown stretch of reclaimed land」(「無限に広がる未知な埋立地」)に訳された。
    • 「日本語以前に、英語も分からない人が訳したのでは?」と言われているほど。

余談編集

  • 本作は「自軍部隊が地球人と敵対することがない」という、OG史上でも類に見ない作品となっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、エントリヒ・ガイストも登場するが暴走状態でパイロットのドゥバンとは交戦していない)。
  • PS4版のみ、味方は青色、敵は赤色、第三勢力は黄色、味方NPCは緑色と、フェイズが切り替わる度にコントローラー(DUALSHOCK4)の発光色が変化する。
  • 2021年10月5日配信の『スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE』において、寺田Pより開発中のタイトルは『第2次スーパーロボット大戦OG外伝』であったことが明かされた。
  • 『OG』は「DC戦争」「L5戦役」、『OG2』は「インスペクター事件」、『OG外伝』は「バルトール事件」「修羅の乱」、『OG2nd』は「ラ・ギアス事件」「封印戦争」と、具体的な戦乱名が付けられているが、本作のみ現時点では付けられていない。

脚注 編集

  1. 『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ パーフェクトバイブル』267頁。

資料リンク編集