特殊技能の一つ。主に、実際に社長職に就いている味方パイロットが入手する。

初出の『新スーパーロボット大戦』及び『スーパーロボット大戦α』では、所持者が敵ユニットを撃墜した際の獲得資金を増加させる効果がある(新:1.5倍、α:1.2倍)。理由は不明。獲得資金は連邦政府の支払いなんだろうか。撃墜した際に敵機のパーツを売って資金にしており、その時に顔が利く……といった理由かもしれない。

第2次スーパーロボット大戦Z』からは、獲得資金増加の効果が別の特殊技能(他作で同様の効果を発揮していた「強運」)に割り当てられたため、「ステージ攻略時に生存している味方パイロット全員のPP+5」という効果に変更されている。本作では会社つながりの特殊技能として他に「サラリーマン」もあり、そちらの効果は「所持者は、シナリオクリア時、レベルアップ時、(所持者が)敵を10機撃墜にPP+3」。PPを給料に見立てると、社長が「給料を配る」、サラリーマンが「給料を貰う」といったイメージの効果になっている。

スーパーロボット大戦V』『X』『T』では、ファクトリーなど新システムに合わせて「TacP+50P」という効果に変更となった。

主なパイロット編集

竹尾ワッ太
竹尾ゼネラルカンパニーの社長で小学生。版権キャラで社長といえば彼。『T』では舞人の同スキルと効果が重複するため、両者を出撃させておけばマップ毎にTacPが100手に入る。更にエースボーナスを得ると両者合わせて150となる。
リルカーラ・ボーグナイン
『α』でデフォルト所持。これを受けてか『OG』シリーズでは強運持ちになっている。
旋風寺舞人
旋風寺コンツェルンの総帥で高校生。このおかげで勇者特急隊は資金難などにはならず、個人運用が可能というメタ的な面での設定にもなっている。
エースボーナスによって、TacPが100に増えるが、『T』ではワッ太に譲り資金が30000増える物に変更された。

その他の社長編集

上記の他、作中の設定において社長に該当するキャラ。

ヤッター・ラ・ケルナグール
ケルナグールフライドチキン社長。
神大造
神重工業社長。
司馬宙
司馬モータース社長。
阿嘉松滋
有限会社アカマツ工業社長。
アレックス・ローズウォーター
パラダイム社社長。前社長はゴードン・ローズウォーター
石神邦生
JUDA社長。
ロッド・バルボア
GAILオウストラル島支社長。なお、『BX』での戦術指揮効果のひとつに下記の万丈のエースボーナスと同様のものがある。
エグゼブ
TR(トレジャー・ロボテック)社の社長。舞人同様に大企業の社長(と強大なバックの存在)のため、同作の他の悪役と異なり資金が潤沢となっている。
破嵐万丈
SRW参戦時に「破嵐財閥の総帥」として登場することが常であったが、本来原作では単なる富豪で財閥の設定等はない。
アック・スモッグル
本来は建設会社の社長だが、ドアクダーによって姿を変えられていた。
大河内伝次郎
株式会社21世紀警備保障社長。
アイシャ・ブランシェット
S.M.Sウロボロス支社の支社長。
アカツキ・ナガレ
ネルガル重工の会長。ウリバタケの発言からも考えると社長の時期もあったと思われる。
メリッサ・マオ
SRW参戦時は一傭兵だが、『フルメタル・パニック!』の続編『フルメタル・パニック!アナザー』では民間軍事会社「D.O.M.S.(ダーナ・オシー・ミリタリー・サービス)」を立ち上げ、社長に就任している。
赤月瑞雲
最上重工社長。
リン・マオ
マオ・インダストリー社長。
レンジ・イスルギ
イスルギ重工社長。
ミツコ・イスルギ
レンジ死亡後、後任としてイスルギ重工の社長に就任。
リック・ウォン
ウォン重工業社長。
ラウル・グレーデン
『第2次OG』では「L&Eコーポレーション」という会社を立ち上げ、社長となっている。
ダイマ・ゴードウィン
VTX社長。