イスルギ重工
概要編集
民間企業。リオンシリーズの製造元。社章は「◇」の中に「申」を組み合わせたようなマーク。
DC戦争時にはディバイン・クルセイダーズ(DC)に加担し、連邦軍には配備されていなかったF-32シュヴェールトを提供したり、リオンシリーズの生産委託を請け負っている。これは異星人との戦闘に備えて多数の機動兵器を量産する環境を整えておくというDC総帥ビアン・ゾルダークの思惑の下、地球圏一の生産力を買われてのものである。
戦後はビアンの意図していたとおり、地球連邦軍がエアロゲイターに対抗するため、リオンシリーズの量産やシロガネの修復を条件に、DCに加担したことは不問にされている。
先代社長のレンジ・イスルギがL5戦役で死亡し、その娘のミツコ・イスルギが社長職を継いでからは、地球連邦軍やDC残党、ゲリラやテロ組織のみならず、並行世界から来たシャドウミラーや異星人勢力のインスペクターにまで商品を売り込む死の商人ぶりを見せ付けている。また、修羅の乱終戦後には、新型機の外装を偽装してノイエDCの残党に横流しするという行為まで行っている。いわば、ガンダムシリーズのアナハイム・エレクトロニクスの負の面を誇張したような企業である。マオ・インダストリーと違い、ワンオフタイプの機動兵器は今のところは生産していない。それを証明するように技術面には難があるらしく、長らくラインナップのモデルチェンジが行われていなかった。
そのあまりの節操のなさが災いしたのか、子会社に作らせた次期主力機が大スキャンダルを起こして次期主力機の話は白紙に、ようやくモデルチェンジできたと思ったら今度は肝心のメイン顧客が壊滅した挙句またもスキャンダルが発覚。このように企業としては踏んだり蹴ったりな状況が続いている。尤も後者については事前にシュウからの通告があったので、売るだけ売って手を引いたとも取れるが。
また封印戦争の頃には新型機のテストを目的とした独自の傭兵部隊も擁しており、その内の一部がラ・ギアス事件に巻き込まれている他、連邦軍やゲスト等と交戦を行っている。
なお、間違えられやすいが名前はイスルギ(石動)重工なので注意。
登場作品編集
OGシリーズ編集
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 地球一の工業企業として登場。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- シャドウミラーやインスペクターを利用して利益追求を狙った。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- ペレグリン級などの生産もしているという設定が追加された。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- ウォン重工業を利用して次期主力兵器の座を掠め取る計画を立てるが、失敗に終わる。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- ベガリオンやガイアセイバーズ向けの新型リオンシリーズの製造を行う。またそのテスト段階でマスカレオンをノイエDCの残党に提供していた。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 新型リオンシリーズは連邦正規軍に採用されて生産され続けている他、EDではダークブレイン軍団の拠点であったダークアイアン・キャッスルを接収する。