シロ (魔装機神)

シロは「魔装機神シリーズ」の登場キャラクター。

シロ
外国語表記 Shiro
登場作品

バンプレストオリジナル魔装機神シリーズ

声優 折笠愛
デザイン 河野さち子(リファイン)
初登場作品 ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
初登場SRW スーパーロボット大戦EX
SRWでの分類 サポートユニット
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プロフィール
種族 ファミリア
性別 オス(正確には男性的思考)
外見 白猫
所属 マサキ・アンドー
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概要編集

マサキ・アンドーファミリア

クロと共にマサキをサポートをするのが役目。主従関係はなく、お互い良きパートナーである。誕生時にプレシア・ゼノサキスから貰った青い首輪とそれに付けられた鈴が特徴。

性格はやや子供っぽくて、やんちゃ。その点をよくクロにたしなめられている。また余計なことを口にしてはマサキに怒られている。

白猫だから「シロ」と何も考えてない名前だが、マサキ本人は呼び名を面倒くさいのでこれでいいと思っている。

嫌いな言葉として三味線が上げられる(後述)。ただ、シロ(とクロ)はなんで自分達が三味線を怖がっているのかよくわかっていないようだ。

登場作品と役柄編集

旧シリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦
クロ共々キャラクターとしては登場しないが、マサキがハイファミリア使用時に名前を呼ぶことがある。
スーパーロボット大戦EX
初登場作品。クロと共にマサキと掛け声してサポートしたり、漫才したりと良いコンビである。テュッティと行動を共にしているフレキとゲリとは仲が悪い。
PS版ではマサキとの掛け合い要員としてボイスが入った。
第4次スーパーロボット大戦S
マップ「リューネ・カプリッチオ」で、マサキの手書きのメモをヴァルシオーネRのコクピットに届ける。
スーパーロボット大戦F
科学者のリツコの猫好きが爆発して、非科学的なファミリアを「かわいい」と認めてしまう。ちなみに原作でネルフにある彼女の個室には猫の人形が飾られており、その中に白と黒の猫を模したものがある。
スーパーロボット大戦F完結編

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
『F』同様、リツコに目を付けられ部屋に招待される。
スーパーロボット大戦α外伝

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦X
サイバスターの掛け合い要員としてゲスト参戦。出典は「魔装機神」となっている。
スーパーロボット大戦T
シークレットシナリオ「来訪者X」限定のスポット参戦。『X』参戦時の設定。前作と違い、出典は「オリジナル」となっている。
DLC「エキスパンション・シナリオ」では恒常参戦となる。

単独作品編集

スーパーロボット大戦Operation Extend
『魔装機神III』の発売を記念した特別配信機体としてサイバスターが配信(有料DLC)され、それに伴いマサキたちとともに登場。『魔装機神III』発売及び『スパロボOE第3章』の配信日である8月22日より配信。ダウンロードした時点から、ストーリー進行度に関係なくサイバスターが使用可能となっている。
スーパーロボット大戦X-Ω
期間限定イベント「地底世界からの来訪者」から登場。サイバスターの搭乗員扱い(サブパイロットではないが、乗っているという扱い。Pコストなどに影響する)。
サポートユニットとしても登場しており、そちらでは「クロ&シロ」としてクロとひとまとめのユニットになっている。
スーパーロボット大戦DD
2020年1月開催の第2回制圧戦「風の魔装機神」から登場。マサキの掛け合い要員。
スーパーロボット大戦30
パッケージ版の早期購入特典およびダウンロード版の予約特典としてスペシャルゲスト参戦。マサキの掛け合い要員。

魔装機神シリーズ編集

スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
シロとクロの誕生秘話が語られる。この頃はまだマサキが未熟で引張られることがあったが、第二章ではお互い漫才しながら息のいいコンビを組んでいる。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

OGシリーズ編集

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
台詞が大幅に追加され、ハイファミリア射出時はもう漫才でもやっているかのようである。なお中断メッセージにシロとレビとの声優ネタの漫才がある。なお、ラトゥーニと関わりあう光景もある。
スーパーロボット大戦OG外伝
漁港で有名な函館において魚を求めている。
第2次スーパーロボット大戦OG

関連作品編集

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
初出作品。
Another Century's Episode:R
マサキと一緒に登場。久々に「喋る猫であるシロ・クロの存在に驚く版権作品のキャラクター達」という構図が見られた。そんな中、全く動じなかったキラの姿が印象的。

ステータス編集

サポートアビリティ編集

マサキの歯止め役
SR。「クロ&シロ」名義。セットしたアタッカーの攻撃力アップ、移動速度大アップ。

人間関係編集

マサキ・アンドー
彼の主だが、堅苦しい言葉は喋らない所はマサキのファミリアということか。一度、ゼオルートの死に落ち込んでいるマサキに余計なことを言ったために「黙っていないと三味線にする」と脅され、震え上がることに(三味線の制作には、猫の皮を用いることが多いという)。
クロ
対となるファミリア。お互い漫才でもしているかのようだ。
プレシア・ゼノサキス
リボンと鈴は彼女から貰った。
リュウセイ・ダテ
α』で出会った当初は、彼がサイバスターを指して発した「カッコイイ」という感想をリュウセイの名前だと勘違いし、暫くの間「カッコイイって人」と呼称していた。リーンホースJr.へ収容された際には、援護してくれた礼を口下手なマサキに代わって告げる一幕も。
キョウスケ・ナンブ
マサキがシュウの気配を感じて無断出撃した際、(誰とは言わないものの)戻ってきたら三味線どころでは済まないと発言して、シロとクロを震え上がらせた。キョウスケは冗談言わない方なので、シロは本気と受け取ったようだ(クロは冗談と受け取った)。もちろん、実際にシロ達が三味線にされることはなかった(代わりにマサキがアサナ説教を受けたが)。
ラーダ・バイラバン
中断メッセージでシロに「猫のアサナ」を施す。最初は絶叫するシロであったが、自身が猫であるためか猫のアサナで気持ち良くなっていた。なおラーダの声優はクロと同じ。
リン・マオ
F』において「猫好き」の設定から、二匹がしゃべることに驚くどころか猫であることで大変気に入っていた。『α』や「OGシリーズ」では関わらない。

版権作品との人間関係編集

スーパー系編集

キリー・ギャグレー
猫嫌いの彼からは「バケネコだぞ!ナベシマだぞ!」と恐れられている。台詞から察するに、鍋島家に祟る化け猫騒動を描く怪談映画『佐賀怪猫伝』、あるいは『怪談佐賀屋敷』のどちらかが元ネタ。
赤木リツコ
かなりの愛猫家。『F』と『α』で必ず二匹に興味を持つ。『F』に至っては非科学的な存在の二匹について「かわいいからいいの」と言い出す始末。
戦部ワタル剣部シバラク
X』ではホープスを見ていたが故に驚かなかった。

名(迷)台詞編集

共通編集

「おいらたちはおつりニャンか!?」
マサキのハイファミリア 使用時の「こいつはおつりだ!とっときな!」という台詞に対して。

戦闘台詞編集

「サイバスターは無敵だニャ!」
ランクアップ前の「アカシックバスター」で止めを刺す場合にみられる見得切り。パーソナリティがマサキに近いシロは、隙あらばこういった感じで主人を押しのけてくるため、そのたびにマサキは「なんでそーなる!?」と突っ込むのだった。

魔装機神シリーズ編集

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL編集

シロ「ひどいニャ、マサキ!」
クロ「そうよ、もう少しいいニャまえ、考えてよ」
第一章「マサキのファミリア」にて。マサキに安直な名前を付けられて第一声で早速抗議。
クロ「……ちょっと、聞き捨てニャらニャいわね」
シロ「そうだ、そうだ! 猫のどこが悪いって言うんニャ!!」
第一章「地上で」にて。フレキゲリに「猫のような下等生物など……」と言われて険悪ムードになり、双方ともテュッティにたしなめられる。
シロ「でも、いやがってるわりには、本気でテュッティの事嫌ってるわけじゃニャさそうだよニャ」
クロ「マサキは兄弟がいニャかったから、ああいうお姉さんタイプには、弱いのよ」
シロ「そういや、プレシアにも弱かったニャ」
クロ「あら、ウェンディさんのエレガントニャ雰囲気にも気圧されてたわよ」
シロ「……結局マサキって女性に弱いだけニャンじゃ?」
第一章「マサキとリカルド」にて。だいたいあってる。
「ホントは、もっと有効的ニャ使い方ってもんがあるんじゃニャいのか?」
同上。マサキに「使い魔ってのはヒマな時の話し相手にはもってこいだ」と評されこのツッコミ。
「ひいっ! ニャンか知らニャいけど、三味線って聞くと、すっごく恐い気がするニャ」
第一章「背教者」にて。マサキに「三味線にしちまうぞ!!」と怒鳴られてこの反応。

OGシリーズ編集

ライ「エアロゲイター以前に家の問題で疑いをかけられたが…結果はシロと出た」
「それは良かったニャ」
『OG1』リュウセイ編第33話「偽りの影」より。イングラム離反の件でSRXチームが軍の査察部に尋問を受けて解放された後、ライが仲間との再会を果たした際のやり取り。スタッフの仕込んだダジャレである。
「マルとバツのパネルはニャいのかニャ?」
『OG2』「疾風、そして流星の如く」にて、オペレーション・プランタジネットの前段階として本体より一足先にアメリカ西海岸に到着して。元ネタは「アメリカ横断ウルトラクイズ」。
クロ「ち、違うニャ……」
シロ「急に飛び出したのはいいけど、迷っちゃって……途中で変ニャ化け物と出会ったりして……」
クロ「その後、ようやくここに辿り着いたニャ」
『第2次OG』第44話にて、シュウの呼び出しを受けてマサキが時間通りに到着した事にシュウが「道に迷わなかったようですね」と発言した際に。マサキは44話直前にどこかに迷い込んで何らかの事件に遭遇していたらしいのだが、後から駆けつけたテュッティにクロが説明しようとしたところでマサキが話を打ち切ってしまったため、詳細は明かされなかった。
この化け物についてだが、現状で一番可能性が高いのはマサキがゲスト参戦した『OE』のミューカス。これが正しいとするとマサキは地上に行こうとして『OE』の世界に迷い込んだ事になる。

αシリーズ編集

「さっきは、おいら達を助けてくれてありがとニャ」
「マサキは照れ屋で素直じゃニャいから代わりにおいらがお礼を言っとくニャ」
αDC)』第27話「マシン展開」より。ゲア・ガリング戦を終えた後、サイバスターを援護してくれたリュウセイへ礼を述べるが、当の本人は「人語を発する猫」を目の当たりにして相当の衝撃を受けていた模様。

余談編集

  • 担当した声優が折笠愛氏なので、なにかとネタにされている(シロの真似をするレビなど)。
  • アニメ『美少女戦士セーラームーン』に白と黒のネコがおり、元ネタと思われがちだが白ネコのアニメ登場前の事なので九分九厘無関係。