リヒテルは『闘将ダイモス』の登場人物。
リヒテル | |
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外国語表記 | Richter |
登場作品 | 闘将ダイモス |
声優 | 市川治 |
デザイン |
聖悠紀(原案) 金山明博(アニメ版) |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | バーム星人 |
性別 | 男 |
年齢 | 19歳 |
所属 | 小バーム |
役職 | 提督 |
概要
小バームと地球との交渉の際、父であるリオン大元帥が毒殺されたのを地球側の仕業と思いこみ、竜崎一矢の父である竜崎勇博士を撃つ(ただし、致命傷を与えたのはゲロイヤー)。
父の平和共存に反して、地球との戦いに身を投じて行くが、終盤でそれがオルバン大元帥の謀略だったことを知り、追われる身となる。真実を知っても、戦いの中で芽生えた憎しみから地球人を信じようとはしなかったが、仇であるオルバンとゲロイヤーを倒した後、彼らの仕掛けた罠から必死に小バームを救おうとする一矢の姿に心を動かされ、最期はエリカを一矢に託し、自らは多くの地球人を殺した罪を償うために木星へ身を投じた。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。DCと手を結んでロンド・ベル隊と対決する展開で、同じ市川治が演じるガルーダとの絡みもある。終盤のDCとの最終決戦でオルバンの謀略を知り撤退するが、次の最終話で全ての責任をとるためロンド・ベル隊と戦うことになる(SFC版のみ、最初からいるゼゼーナンを倒せばクリアできるため、生き残らせることもできるが、PS版では最初にゼゼーナンが撤退するため不可能)。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 音声初収録。バーム軍を中心とした星間連合の地球侵攻司令官であるが、オルバンを支援する暗黒ホラー軍団の四天王やボアザン星から派遣されてきたド・ベルガンに振り回されることになる。その後、彼らにより失脚するがハイネルに助けられ、原作通りにオルバンと対決、そしてハイネルとともにゼーラ軍に特攻して生死不明となる。
- 隠し要素の条件次第では生存し、最終話でハイネルとともに増援に来る。第3次αでは生存が正史となっている。中断メッセージでは、ナレーターを兼ねていたことをネタにされた。敵としてはカウンターを持っているのに注意したい。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 盟友であるハイネルとともに行動。ルート選択によっては一度だけ敵対する。ボアザン本星にてエリカ達を助けるために命を散らす。最終話でハイネルと共にαナンバーズを守る霊として、登場。味方時のパイロットデータが存在するが、味方としての登場はサブシナリオのみ。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 説得すればアイザム共々終盤で使用可能。敵時はギメリアに乗っているが。味方になるとゾンネカイザーに乗っている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 基本的には原作と同じで、小バームルートでオルバンを倒すべくギメリアで味方NPCとして出撃し、その後はライザとともにベガ星連合軍に特攻する最期を遂げる。今作にはハイネルも登場しているが絡みはない。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 既に原作終了後なので死亡済みだが、ある時に話題に上がる。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
パイロットステータス
能力値
前線指揮官だけあり能力は高め。スポット参戦時はギメリアに乗るのだが、最強武器が射撃兵器なのに本人は格闘の方が高い。防御は高いため、シールドと合わせて結構耐える。COMPACTでは格闘が高いので、ゾンネカイザーが向いている。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力
パイロットBGM
- 「バトルターン」
人間関係
バーム星人
- リオン大元帥
- 父。オルバンの命令を受けたゲロイヤーの陰謀で殺されてしまった。
- エリカ
- 最愛の妹。
- アイザム
- リヒテルを理解出来る数少ない友人。後にリヒテルの後任となるが、残り少ない命をあくまでも彼の為に捧げ通した。
- ライザ、バルバス
- 部下。
- マルガレーテ
- 乳母で教育係であった女性。
- 流石のリヒテルも彼女の言い分に対しては頭ごなしに否定出来なかったが、物語中盤で彼女を死刑の次に重いとされる「羽根を斬る刑」に処している。
- ゲロイヤー
- 父親を殺した張本人。「竜崎勇が犯人」という彼の主張を鵜呑みにし、地球侵略に乗り出してしまう事となった。
- オルバン大元帥
- 父親の暗殺を仕組んだ張本人。
地球人
他作品との人間関係
長浜作品
- 葵豹馬
- 第2次α中盤で対決した際、バームの裏で蠢く謀略を知らぬまま愚直にバームのために戦い続けるリヒテルを、αにおいてユーゼスとオレアナにいいように利用された挙げ句、非業の最期を遂げたかつての宿敵ガルーダに重ね合わせ、リヒテルをガルーダ同様に哀れな操り人形になっていると断じ、彼をそこから救おうとした。
- 剛健一
- 豹馬同様に第2次αでは対決した際に会話イベントがある。中盤で対決した際はリヒテルがかつて実の兄であるハイネルと戦い得たことを健一に問うが、この問いに対して健一は肉親同士で争った愚かさを感じ、改めて共に手を取り合って双方の星における平和のために戦おうとしたことを答え、種族の異なる異星人同士ながらも愛し合い、平和に導こうとする一矢とエリカを否定したリヒテルを批判する。
- ガルーダ
- 第4次で共演。共に中の人が同じでまたDC繋がりという事でガルーダに助太刀し、その後ガルーダが死亡したときはその潔い最期を讃えた。
- プリンス・ハイネル
- ガルーダと同じく中の人繋がり。ボルテスとダイモスの競演はAが最初だが、この時点では絡みはあまりなく、第2次αにて流浪していたハイネルに救出された後、盟友として第3次αにおいても共に行動することになる。
- CCではボアザン星人との決着よりも前に自軍加入した為、敵対した際にハイネルの立場には理解を示している。
- ド・ベルガン
- 第2次αで自身の指揮下に入るが、数々の妨害を受け、原作『ボルテス』のハイネル同様に途中で見捨てられる。
スーパー系
リアル系
- 草壁春樹、シンジョウ・アリトモ
- リヒテル死亡後の時間軸であるMXでは、その最期を彼らから美化されており、『火星の後継者』の指針を示すものとして捉えられている。しかしリヒテルの妹であるエリカからすれば兄のことを彼らと一緒にされたくはないだろう。
名台詞
- 「エリカを…エリカをお前に託す!」
- 原作最終話にて小バームの落下を防ぐために傷ついた一矢に対して。リヒテルが一矢とエリカの仲を認めた瞬間である。
- 「竜崎一矢よ!数多る勇者の中でも一際秀でた勇者よ…!お前の勇気ある行為を無駄にはせぬ…!汝の未来とバーム星十億の民に永久(とこしえ)の栄えあれ!!!」
- 原作最終話にて銃弾を浴びながらも小バームの動力室へと向かおうとする際の台詞。
- 「さらばエリカ…さらば竜崎一矢よ…バーム十億を助けてくれた地球人に許しを請うには、余はあまりにも多くの地球人を殺しすぎた…余は自らの手で、自らを裁く!!…さらばじゃ…」
- 原作最終話の最期の台詞。多くの地球人を殺した罪を償うためにリヒテルは木星へと落下して逝った。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「襲い来る強敵に窮地に立たされる地球。そして、エリカと一矢の愛の行方は…次回、『第2次スーパーロボット大戦α』! 愛と宿命の戦いに、ジャスティィィィン!」
「…しかし、何故、余がエリカと一矢の仲を心配せねばならんのだ?」 - 第2次αでの中断メッセージ。気持ちはわからなくもないが、原作では市川氏がナレーターを兼任していたから仕方がない。
- 「無駄だ…ワルキメデス! 暴力と欲に率いられた者達に余を討つことは出来ぬ…!」
「ワルキメデス…! エリカとラ・ゴール殿、返してもらうぞ!」 - 第3次α第46話「崩れゆく邪悪の塔!!」にて、ワルキメデス達の銃撃を受けながらもエリカと剛博士を救出した時の台詞。
- 死を恐れずに立ち向かうリヒテルの気迫に怯えたワルキメデス達は思わず退散していた。
- 「民達よ…余はかつて民を戦いに駆り立て、バームの未来を閉ざそうとした…」
「余こそバーム暗黒の時代の張本人と言えよう!」
「そして、余は平和を愛する地球人と妹であるエリカに討たれた…」
「民達よ、武器をとれ! 正しき力で愚かな支配者を打倒せよ!」
「それこそがボアザンを変える唯一無二の手段に他ならない!」 - 同話より。エリカ達を救出した後、致命傷を負いながらも最後の力を振り絞って自らを矢面に立たせる事で労奴達の闘志を煽った。
- 「…ライザ…バルバス…そして、アイザム…。もうすぐ…そなたらにも会える…」
「エリ…カ…。余は…やっと…死に場所を…見つけること…が…出来た……」
「これで…バームの…民…達に償いを…することも…出来よう…」
「唯一の…心残りは…そなたの…花嫁…姿が…見られなかったこと…だけだ……」
「エリカ…バームの未来を…託すぞ…」
「竜崎一矢…エリカを…頼む…」
「…エリカ…幸せに…なれ…」 - 同話における最期の台詞。死後、今までリヒテルを敵視していた労奴達は命を捨ててまで自分達に協力したリヒテルを称賛していた。
- 「戦え、竜崎一矢。生命の輝きに満ちた我々の世界を、死の地獄に変えてはならない」
- 第3次α最終話より。霊体となってザ・パワーの中から一矢を鼓舞する。
搭乗機体
SRWでの搭乗機体
- ギメリア
- 原作では搭乗することはないが、SRWでは何度か搭乗する。
- これを受けてか、長谷川裕一の漫画『ゴッドバード』においても乗機としていた。