ケジナン・ダッド(Kezinam Dad)
- 登場作品:オーバーマン キングゲイナー
- 声優:北沢洋
- 種族:地球人
- 性別:男
- 所属:シベリア鉄道警備隊
- 年齢:31歳
シベリア鉄道警備隊の隊員。
上にへつらい目下に厳しいという典型的な小悪党キャラ。やや猫背でガニ股。本人によると実家は農家らしい。
上司であるヤッサバが落ち目になると彼を暗殺して後釜になろうと画策するも失敗。入れ違いに上司のような立場になったアスハムの事は「ロンドン野郎」と蔑み、かなり嫌っていた。アデットに好意があり、オーバースキルを使って告白した時の姿はかなり珍妙であった。
様々な幸運が重なり、キッズによって副総裁の立場まで出世するが、キッズが死亡してしまったため、その後どうなったかは不明。なお、その際『46階級特進』と言っており、それ以前の立場が非常に低かった事が分かる。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ランドルートでは度々相手になる。能力やオーバーセンスは三人組の中で一番高く、小悪党の容姿に似合わず意外に手ごわい。特にメックスブルートに乗ると、精神コマンド抜きでは攻撃が当たらないほど(原作通りである)。その後何度かスポット参戦する。乗機が弱いので戦力外だが、脱力・かく乱と優秀な補助系精神コマンドを持つので、サポート役としては一級。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 失敗続きのヤッサバをエンゲと共に不意打ちして放置する場面がある。本人としてはこれで始末したつもりだったのだが、ヤッサバはミストらに救助されてエクソダス側に参加してしまい、中盤では戦闘前会話等でヤッサバに怯えてしまう場面も。その後、エンゲやジャボリらと共に仲間になる。乗機は三人ともアンダーゴレームで(乗り換えも可能)、三人の合体攻撃「マッハバンドシェイカー」はなかなか強力。演出も濃い。他の寝返りキャラに比べて小悪党なせいか肩身が狭いらしいが、意外にも終盤でキッズの口約束に対して「その謳い文句で何度騙されたと思っているのか」とツッコミを入れるジャポリに「だからって助けないわけにはいかない」と発言しており、何気に自軍に染まってきている。さりげなく顔グラフィックが敵時と味方時の2種類用意されている(最もK以降の携帯機では敵、味方両方で登場するパイロットにはそれぞれ顔グラがあるのだが)。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- Z
- クリティカル率+10%
人間関係
他作品との人間関係
- キッド・ホーラ
- 『Z』にてお互い協力するも、彼のタレ目をバカにしている。
- チル
- 『Z』でメックスプルートのオーバースキルを使って、アデットに告白した姿を見た彼女に「インチキおじさん登場!?」と言われた。とても的確な表現の気がしないでもない。
- ドミニク・ソレル
- 『ZSPD』ではエンゲと共にシンシアのボディガードとしてバザーに赴いた際、アネモネとトラブルを起こした腹いせに彼女の随伴者であるドミニクとの喧嘩を命ぜられ、対応に苦慮する。
- ミラ・アッカーマン
- 『K』では彼女のリハビリに協力したらしい。…何か裏でもありそうである。
- ランド・トラビス
- 『Z』序盤、ウルグスクの祭りにてエクスダスを口にした彼にエンゲと共に絡む。
名台詞
- 「一緒に帰りましょうよ、姐さん!」
「姐さんには死んでもらいますよ!それともお嫁に来てくれますか!?」 - アデットとの戦闘台詞。
- 「卑怯だろうがハッタリだろうが、中身がなかろうが勝ちゃあいいのよ世の中は!!」
- メックスブルートのオーバースキルでアデットを追い詰めて。この時のケジナンは輝いていた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「だいたい、無茶なんだよ!全滅プレイを使って第2話で資金カンストなんてよ!」
- 『Z』中断メッセージより。キッズ総裁のデータをエンゲ、ジャボリと交代でやらされているらしい。実際にやろうとすると途方もない時間がかかる。しかも他人のデータなのだから哀れとしかいいようがない。後に似たようなことをやらされる人が現れるとはだれも思わなかっただろう。
- 「俺達のオーバーマンを勝手に使いやがってぇ!」
- 自軍として手に入れたシベ鉄のオーバーマン(ラッシュロッド及びメックスブルート)に、サラ、ガウリ、ベロー、アデットの誰かが搭乗している時に発生する特殊戦闘台詞。勝手ではないんだが…。
- 「馬鹿野郎!敵の口車に乗るんじゃねえ!俺達はメダカじゃねえ…人間だ!」
「よくも俺達を雑魚扱いしやがったな!小物には小物の戦い方が有るのを思い知らせてやるぜ!」 - 『ZSPD』アナザーサイドレコード第5話「黒の意志」に於けるレムレース試作型との戦闘前会話。シベ鉄3人組を「メダカ」に喩える一方で自らの存在を「クジラ」とし、絶対の勝利を確信する仮面の男の傲慢さにブチ切れる。