オーバーマン

オーバーマン キングゲイナー』に登場するマシンの分類の一つ。

シルエットマシンと基礎的な理論は同様だが、桁外れの力を持つ。人工筋肉「マッスルエンジン」で駆動しており、その動きはとても滑らか。なおこの「マッスルエンジン」は動力でもある。

だが、その最大の違いはオーバースキルと呼ばれる特殊能力を持つ事で、「加速」「重力」といったものから「時間停止」や「盗む」「不安にさせる」など何でもありと言ってもいい。

全長は「成人男子の○倍」、重量は「毛長象○頭分に匹敵」という独特の表現で設定されている。

また、ほとんどのオーバーマンはぬいぐるみのような見た目で、露骨な機械らしさが見られないのも特徴。

原作で人々が宇宙に進出していないためか、SRWにおいては宇宙適応が低いというのが大きな弱点。

SRWに登場したオーバーマン編集

キングゲイナー
ゲイナー・サンガが搭乗する主役オーバーマン。分子運動を操るアーリーオーバーマン。オーバースキルは「加速」後に「超加速」。
ラッシュロッド
ヤッサバ・ジンが搭乗。単独戦なら恐らく最強クラスのオーバーマン。オーバースキルは「時間停止」。
ブラックメール
ヤッサバがケジナンから奪い取ったオーバーマン。オーバースキルは「透明化」。
ゴレーム
アスハム・ブーンが搭乗。防御力に特化したセント・レーガンのオーバーマン。オーバースキルは「硬化」。
パワーゴレーム
専用のオーバーコートを着込んだゴレームの強化版。オーバースキルは「怪力」。
アンダーゴレーム
2機セットでの運用が前提となる量産型ゴレーム。オーバースキルは「衝撃」。
ジンバ(緑)
アスハム・ブーンが搭乗。エクソダスのメンバーを混乱に陥れた。オーバースキルは「窃盗」。
ジンバ(赤)
オーバーフリーズ状態のサラ用のジンバ。一度きりの登場とはいえ、ヒロインが乗るオーバーマンである。
ブリュンヒルデ
「彷徨えるオーバーマン」の異名を持つアーリーオーバーマン。オーバースキルは「重力」。
エンペランザ
ゲイン・ビジョウが登場する射撃型のオーバーマン。左腕がブリュンヒルデのものであり、ゆえにオーバースキルは「重力」。
メックスブルート
ケジナンが搭乗し、とある珍場面を演出。かく乱に特化した性能を持つ。オーバースキルは「幻影」。
プラネッタ
カシマル・バーレが搭乗。サイコ・オーバーマンその一。とある名場面の演出に一役買った。オーバースキルは「伝心」。
リオンネッター
サイコ・オーバーマンその三(その二はSRW未登場)。「一本足のカニオーバーマン」なる不名誉な仇名がある。オーバースキルは「恐怖具現化」。ちなみにサイコ・オーバーマンは全てカシマル機。
ドミネーター
シンシア・レーンが搭乗する白兵戦型のアーリーオーバーマン。終盤ではアスハムが乗る。オーバースキルは「変形」。
ブラック・ドミ
シベ鉄が開発した量産型ドミネーター。隊員他キッズ・ムントが搭乗。オーバースキルは「搦め手」。
オーバーデビル
最悪最凶のアーリーオーバーマン。オーバースキルは「オーバーフリーズ」。
XAN-斬-
キングゲイナーのかつての姿。確認されている中では恐らく最強のオーバーマン。オーバースキルは不明だが、一部では「忍術」と言われている。

関連用語編集

オーバースキル
オーバーマンが持つ特殊能力の事。オーバースキルを使える事=オーバーマンとも言える。そのオーバースキルは各マシンによって異なる。スパロボでは搭乗者の気力が上がると発動する特殊能力を指す。
オーバーコート
オーバースキルを何倍にも増幅する機能を持つパーツ。オーバーコート自体にもオーバースキルが宿っており、他のオーバーマンのオーバーコートを着る事でそのオーバースキルを借りる事もできる。
フォトンマット
オーバーマンが動く際に周りに放出されるエネルギー。物理的な干渉能力もあり、バリアや攻撃に転用する事も可能。スパロボでもバリアや武器の名前になっている。
オーバーセンス
オーバーマンやシルエットマシンを操縦する適正や才能のようなもの。オーバースキルが高すぎると、マシンに心を奪われてしまうこともある。スパロボではNT聖戦士のようなレベル制の先天性技能となっている。
サイコオーバーマン
人間の心に作用するオーバースキルを持つオーバーマンのこと。
アーリーオーバーマン
古い時代の技術を用いて作られたオーバーマンのこと。オーバーデビルのような過去に作られたもの以外にも、最新鋭のオーバーマンであるドミネーターもこれに属している。一般のオーバーマンより性能が高いだけでなく、まるで自身が意思を持っているかのような描写を見せることもある。
オーバーフリーズ
オーバーデビルが持つ何でも凍らせる力。その対象は物理的なものに留まらず、『心』のような形の無い・概念的なものにまで及ぶ。キングゲイナーもこれを使えるが、こちらは「加速」のオーバースキルの応用によるものであるため原理が違い、物理的な凍結に留まる。