勇者王ガオガイガー

2015年10月11日 (日) 22:18時点におけるソイール (トーク | 投稿記録)による版 (→‎登場人物)

概要

『勇者シリーズ』のTVシリーズ最終作にして、唯一スパロボシリーズに参戦している作品である。後の同監督作品である『ベターマン』と世界観を共有している。

ギャレオン天海護の飛来から話は始まり、本編前半はゾンダー、後半は機界31原種との戦いとなっている。

2000年に続編OVAとして『勇者王ガオガイガーFINAL』が製作された。

ストーリー

西暦2003年、スペースシャトルスピリッツ号と衝突事故をおこした謎の機械生命体は、東京に墜落。地下へとその姿を消した。

2年後、機械生命体は「ゾンダー」として正体を現し地球侵略を開始、人間のストレスを力に変えるゾンダーメタルによって、人類は機界昇華の危機に立たされる。それに立ち向かうのは日本政府下の秘密防衛組織GGGが擁する最強勇者ロボ軍団、そして緑の星の遺産であり真の勇者・ガオガイガーが今ここに誕生する。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

獅子王凱役の檜山修之氏以外の声優は全員兼ね役を持っているが、これは予算等の都合ではなく、意図的であるとのこと。

また原種以外の固有名詞を持つ敵キャラクターはパ行から始まるネーミングで統一されている。

GGG

勇者ロボ登場メカの項を参照。

護の家族や同級生

赤の星

その他

ゾンダー / ゾンダリアン

機界31原種

機界最強7原種

機界新種

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

GGG勇者ロボ

GGGエリア/ディビジョンフリート

以下はユニットアイコンのみの登場(第3次α他)

  • 超翼射出司令艦ツクヨミ
  • 最撃多元燃導艦タケハヤ
  • 極輝覚醒複胴艦ヒルメ
  • 全域双胴補修艦アマテラス

赤の星

ゾンダーロボ

EI-02
1話に登場。通称「廃品集合体ロボ」。
EI-05
4話に登場。通称「スペースシャトルロボ」。
EI-07
6話に登場。通称「タンカーロボ」。
EI-11
EI-13
13話に登場。通称「絶叫マシーンロボ」。SRWにはウッポくん形体で登場。
EI-15
15話に登場。通称「GGGメカパーツロボ」。所謂ニセ主人公メカ
EI-20
21話に登場。通称「重力制御装置ロボ」。
EI-21
22話に登場。通称「爆撃機B-52ロボ」。
EI-26
27話の東京決戦から登場。
EI-27
同じく27話から登場。
EI-28
EI-29
EI-01
パスダーそのもの。

機界31原種

機界原種
六角柱形体。
ZX-01
「巨腕原種」。
ZX-02
「鉄髪原種」。
ZX-03
「顎門原種」。
ZX-04
「巨脚原種」。
ZX-06
「頭脳原種」。
合体原種
機界最強七原種のうち、肝臓を除いた六体(、瞳、耳、爪、肋骨、腸)の合体形態。六体の能力が全て使える。
ZX-07
「腕原種」が他の物質と融合。 木星の衛星・エウロパと融合するのは最終決戦のみ。
ZX-16
「翼原種」がイオと融合。
ZX-19
「ひざ原種」がアマルテアと融合。
ZX-26
「腎臓原種」がアナンケと融合。
Zマスター
ZX-31・心臓原種(=パリアッチョ)が全ゾンダークリスタル、及びパスダーを吸収。更に木星のザ・パワーの力をも得て辿り着いた最終形態。

機界新種

ゾヌーダロボ

用語

フュージョン
生身の知性体がメカに融合する行為。実態は神経接続に近いが、ソール11遊星主は体そのものが融け込んでいる。あらかじめ組み合わせ(というか融合されるメカ)が決まっている場合が多く、ゾンダーが機械と融合するのは含めない。
GGG
勇者ロボ達の属する防衛組織。後半から世界中に支部ができる。
オービットベース
後半から登場したGGG宇宙基地。
富士宇宙学校
Gストーン
緑の星にて護の持つ浄解能力を基に造られた宝石。実態は無限情報サーキットで、勇気次第でエネルギーを発揮する。
Jジュエル
Gストーンを基に複製、改良された赤い石で出力が高い。
ハイパーツール
主にガオガイガーや超竜神が用いる特殊装備の総称。
三重連太陽系
11の星々で構成された星系だが、原種により機界昇華される。
緑の星
三重連太陽系の惑星の一つ。
赤の星
三重連太陽系の惑星の一つ。ジェイアーク師団を作り出した。
ザ・パワー
木星に眠る超エネルギー。
ゾンダー
ゾンダーロボ
ゾンダーメタル
原種
機界新種

楽曲

オープニングテーマ
「勇者王誕生!」
作詞:米たにヨシトモ、作曲:田中公平、編曲:根岸貴幸、歌:遠藤正明
『第2次α』『第3次α』『W』『BX』で採用。スパロボでは基本的にガオガイガー専用BGMという扱いであったが『BX』ではキングジェイダー以外の勇者ロボもこの曲が設定されている。
エンディングテーマ
「いつか星の海で」
作詞:前田耕一郎、作曲:田中公平、編曲:根岸貴幸、歌:下成佐登子
劇中BGM
「発進!」
基本的にガオガイガー以外の戦闘BGMとして採用される。パイロットBGMが設定されていた第2次αでは凱にもこの曲が設定されていた。TV番組でもしばしば流用されており聞く機会は多い。『第2次α』『第3次α』『W』で採用。
「ファイナルフュージョン」
『第2次α』『第3次α』で採用。
「ディバイディングドライバー」
『第2次α』『第3次α』で採用。
「ヘルアンドヘブン」
『第2次α』『第3次α』『W』『BX』で採用。
「ゴルディオンハンマー」
『第2次α』『第3次α』『W』『BX』で採用。
「POWER OF DESIRE」
『W』で採用。
「ディスクX」
『第3次α』『W』で採用。
「勇気ある戦い」
『W』で採用。
「最強勇者ロボ軍団」
『第3次α』『W』で採用。
「美しき光の翼」
『第3次α』『W』『BX』で採用。

登場作と扱われ方

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
初参戦作品。地球圏ゾンダー含む様々な脅威から守るために超科学を結集させた基地としてGGGが登場。TVシリーズにおける前半(「東京決戦」まで)のストーリーが展開される。なお、原作ストーリーが前半までに区切られたのは「(作品としての濃さが)強すぎて全部を再現すると主役になってしまうから」とのことらしい。
寺田プロデューサー曰く「元々は『勇者王ガオガイガー』を『スーパーロボット大戦α』から参戦させる予定だったのが諸事情で登場できなくなった為、GGGの代わりとなる『超科学を結集させた基地』としてディバイン・クルセイダーズを登場させた」との事である。しかし、その煽りを受けてGGGが登場した『第2次α』以降は、αシリーズでのDCの登場頻度が極端に減ってしまう結果となった。
なお、原作アニメと異なり、勇者ロボの音声にはエコーがかかっていない。
第3次スーパーロボット大戦α
原作ストーリー後半にあたる機界31原種および機界新種戦と『勇者王ガオガイガーFINAL』のシナリオが連続で展開された。サブシナリオでは、公式外伝である「獅子の女王」のシナリオが展開された。
また、Jらの声にエコーが、勇者ロボの声にエフェクトが掛かった(ただし、マイクトモロ0117の声にはエフェクトが掛かっていない)。DVEもかなり多い。一方で、風龍&雷龍は未登場である。
ガオガイガー初登場のオープニング戦闘デモはTVアニメ版では唯一この作品のみ台詞が固定をされていており、ランダムでは無い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
第1部のかなりの部分を割きTVシリーズ全体を展開し、更に第2部では『FINAL』のシナリオを網羅している。
BGM収録曲数が非常に多く、第3次αで未登場だった風龍雷龍も登場。満遍なく揃った状態異常付与武器も非常に便利で、『第3次α』以上に待遇が良い。
スーパーロボット大戦BX
W』以来約8年ぶりの参戦。今までの参戦作品では続編も含めれば必ず『FINAL』も同時参戦していたため、TVシリーズのみの参戦は正規シリーズでは今回が初となる。
遂に勇者ロボ全員の音声にエフェクトがかかり、原作に近くなった。
なお、ストーリー再現は「機界原種編」(第31話~第47話)から行われ、「ゾンダー編」(第1話~第30話)はパスダーとの決戦のみがプロローグで触れられている。

単独作品

スーパーロボット大戦モバイル
スーパーロボット大戦X-Ω

主要スタッフ

制作
サンライズ(第7スタジオ)
監督
シリーズ構成
五武冬史
米たにヨシトモ
キャラクターデザイン
木村貴宏
メカニックデザイン
大河原邦男
音楽
田中公平

商品情報

DVDBOX

DVD

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