ガンダムシュピーゲル
2023年7月23日 (日) 12:58時点における60.109.89.125 (トーク)による版
ガンダムシュピーゲルは『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ。
ガンダムシュピーゲル | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Spiegel[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルファイター |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | GF13-021NG |
全高 | 16.3 m |
重量 | 7.3 t |
動力 | 核融合炉 |
装甲材質 |
ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材 レアメタルハイブリッド多層材 |
バトルポイント |
|
開発 | ネオドイツ |
所属 | ネオドイツ |
ガンダムファイター | シュバルツ・ブルーダー |
概要
ネオドイツの神出鬼没なモビルファイター、シュバルツ・ブルーダーの機体。頭部はドイツ陸軍の鉄兜をモチーフとしている。
ゲルマン流忍術を使用して戦う。優れた適応能力で、あらゆる条件下で最大の力を発揮出来る。「シュピーゲル」とは鏡を意味し、その名のとおり周囲の風景に同化する忍者のような機体である。
ランタオ島での最終決戦でキョウジ・カッシュの魂を食らい暴走を続けるデビルガンダム (第2形態)を止めるべく、単身突撃。デビルガンダムの猛攻の前に四肢を吹き飛ばされるが、シュバルツは大破寸前に脱出し、デビルガンダムのコックピットに到達。それを見届けたかのように爆炎の中に消えた。
なお、設定上言及されていないが、デビルガンダム (第1形態)との交戦後はパイロットと同様に、DG細胞によって修復されたのではないかとの説もある。
登場作品と操縦者
自軍に本格参戦して使用できるシリーズは少ない。スポット参戦、もしくはイベントのみの場合が多く、シュバルツ共々スパロボ補正を受ける事が少ない不遇な機体。
自軍に参戦した場合は合体攻撃こそないもののバランスのいい武器と分身を持つ優良な機体である。
ただ、近年のスパロボの傾向を考えると、(格闘系の機体なので当然とも言えるが)武器の射程が総じて短いのと、切り払い対象の武器がそこそこあるのが玉に瑕ではある。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- シナリオ「DCの陰謀」において味方としてスポット参戦する。削り役を任せたくなる火力を持つが、シュバルツの技量値が非常に高いのでクリティカル発生を前提にダメージを計算した方が良いかも知れない。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 中盤で味方増援として登場し、以後ロンド・ベルに加入するが、イベントで永久離脱するので改造・育成はしない方がいい。
- それ以前にシュバルツが命中系の精神コマンドを覚えない上、本作は敵機体の性能インフレが激しいため、『F』仕様の機体性能でしかないシュピーゲルでは活躍できない。しかもシュツルム・ウント・ドランクは切り払い対象である。シュバルツの能力値が鬼なので、当たりさえすれば大ダメージを与えられるのだが。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 本作ではシュバルツ&キョウジが忍者繋がりで飛影に救助され、条件を満たしていた場合に限り第3部から使用可能となる[2]。
- 高い運動性に分身、燃費が良く強力な武器、シュバルツの特殊技能「忍者」によりかなり高性能、と言うよりGガン系機体では最強と言っても遜色ない性能になっている。
- 初期状態ではゴッドガンダムと比べると運動性と限界反応が多少上回る以外では劣るが、移動力が8と高く、何より改造段階が最大12と非常に高い(ゴッドは8段階)ことからフル改造時は全性能で上回り、更にはパーツスロットも3あるため、フル改造を施せば最終ステージを含むほとんどのステージを単騎クリア可能なほど強い。必殺技のシュツルム・ウント・ドランクはEN消費40で、フル改造するとゴッドガンダムの天驚拳よりやや低い程度の威力になる。隠しステージ含む終盤では、(雑魚を含む)敵の切り払いによってシュツルム・ウント・ドランクを当てにくくなるが、幸いにもアイアンネットが切り払い対象外なのでこれを活用しよう。
- 総じて本作ではシュバルツ共々歴代で一番扱いが良いと言えるだろう。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 完全なスポット参戦。その分強いが、コイツに撃墜数と経験値をやる訳にはいかないので、削り役囮役に徹することに。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 立場はほぼA同様。『MX』から戦闘アニメが多く流用されている本作だが、当機は『MX』に出ていないので『IMPACT』のものがベースにアレンジされている。
- スーパーロボット大戦J
- スポットどころかイベントユニット。そもそも『Gガンダム』という作品自体の扱いが悪い。
VXT三部作
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。スポット参戦だが、隠しマップ「狂気の力」でも仲間になる。当作品のみ「隠形」という特殊能力があり、撃墜されると生身のシュバルツになる。
- (ガンダムシュピーゲルだけの問題ではないが)中盤のデスアーミー軍団と戦うシナリオで、射程が短いため、敵のターンでは回避→反撃不能(または、メッサーグランツで少し削るだけ)が頻発するので、時間を大いに浪費するのが難点と言えば難点。回避や防御を選択すれば良いと思うかもしれないが、その時、(シュバルツが第3勢力扱いのため)反撃コマンドの選択は不可能となっている。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦64
- ルートによっては、最後まで仲間にいる。……のだが、ギアナ高地編で一旦離脱すると、再度仲間に来る際は前回の改造が無駄になっているので育てる人は注意したい。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年3月のイベント「サクラ大戦 帝都遙かなり」にて実装。SSRファイター。チーム全体に強力なバフを与えるアビリティ「覆面の裏に隠された心」が魅力。
- アリーナでは、ファイターバフの「ゲルマン流忍術」と、自身と1マス後方の味方を強化する「覆面の裏に隠された心」で味方を支援するサポート役。貴重なファイターバフ持ちであるが非大器ゆえ性能自体は並であり防御面も分身とEXアビリティ「隠密」によるステルス能力が頼りとなる。
- 2019年9月のイベント「我道」では報酬ユニットとしてSSRシューターが追加。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- シュピーゲルブレード
- 両腕に装備された刃。普段は肘の後ろに伸びており、有事においてトンファーのように展開する、本機の主要武器。
- アイアンネット
- 腕から網を発射して相手を絡める。実はシャイニングフィンガーをも押さえつけられる。
- P属性で有射程の武器となっている。
- メッサーグランツ
- ナイフ(くない)を連続して投げ付ける。
- 本機の最大射程武器。『X-Ω』ではシューター版の通常攻撃。
必殺技
- シュツルム・ウント・ドランク
- シュピーゲルブレードを展開し、機体が独楽のように回転して相手に体当たりする技。
- なおこの語はドイツ語で「疾風怒涛」を意味し、一般的には18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動を指す。
- 他のMFに比べて必要気力が少なめなのが特徴。
- ちなみにときた洸一版の漫画では「シュトゥルム・エクスプロズィオーン」という名称がつけられていた(後の復刻版では上記の名称に変更されている)。
- メッサーグランツ(コンボ)
- 『X-Ω』シューター版の必殺スキル。アイアンネットで敵の動きを止めてからメッサーグランツを投げつける。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 分身発生率+10%
- A PORTABLE
機体BGM
- 「FLYING IN THE SKY」
- 前期オープニング。
対決・名場面
- 対シャイニングガンダム
- 新宿でのデビルガンダム軍団との戦闘が終わって間もない頃、自分の未熟さを認められないドモンは、シュバルツにガンダムファイトを申し込む。だが、ファイトは終始、シュピーゲルのペースであり、シャイニングの切り札であるスーパーモードも発動できず、シュバルツの情けで中断された。
- 対マスターガンダム
- ギアナ高地での戦い。怒りのスーパーモードの隙を突き、ドモンにトドメを刺そうとした東方不敗だったが、その一撃はシュバルツに阻まれる。手刀の直撃をコクピットに受けながらもマスターガンダムの腕一本を奪うがダメージは大きく、シュバルツも戦闘不能になってしまう。
- 対ゴッドガンダム
- 決勝リーグで負け無し同士の最終戦にしてデスマッチ。レイン不在によるゴッドの整備不良から優位に立つが、ドモンとレインの和解による応急修理に時間を与える。必殺技同士の激突の末、石破天驚拳の前に敗北した上、時限爆弾の爆発でさらなるダメージを負うことに。
- 対デビルガンダム
- ランタオ島での戦いにおいて、デビルに向かっていくシュピーゲルであるが、デビルの弾幕で爆散してしまう。しかし、寸前のところで脱出したシュバルツはデビルのコクピットに辿り着くとキョウジを羽交い絞めにし、デビルの動きを抑え込むことに成功。ドモンに勝機を与えた。
関連機体
- カイザーガンダム(SRW未登場)
- 第7回大会で優勝したネオ・ドイツ代表MF。ガンダムシュピーゲルは本機の後継機にあたる。
商品情報
脚注
- ↑ モビルファイター紹介、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。
- ↑ 救出イベントは条件を満たしていたか否かに関わらず必ず発生するため、キャラ自体は死亡しない。