ブルックリン・ラックフィールドは『スーパーロボット大戦α』の主人公の一人。
ブルックリン・ラックフィールド | |
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外国語表記 | Brooklyn Luckfield |
登場作品 | |
声優 | 杉田智和 |
デザイン | 河野さち子 |
初登場作品 | スーパーヒーロー作戦 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 |
パイロット 主人公 |
プロフィール | |
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愛称 | ブリット |
種族 | 地球人(米国系) |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
髪色 | 金髪 |
血液型 | O型 |
所属 | |
軍階級 | 曹長→少尉 |
コールサイン | アサルト3 |
概要
18歳のアメリカ人。愛称はブリット。義理人情に厚く、公明正大で一本気で真面目な少年である。その何事にも真面目に取り組む態度が周囲の人間の信頼を集めており、自然に仲間うちでリーダーシップをとることも多い。
また、非常に強い正義感を持っており、他人の不正や曲がったことを一切許せない頑固な面も持つ。自分自身にも厳しく、自分が正しいと思った道を妥協する事はない。やや短気なのが玉にキズ。
初出は『スーパーヒーロー作戦』だが、アイテムショップから出るときにウィンクで☆を飛ばしたりと、その性格はまるで別人。また、この時点では髪型が『α』以降とは異なり、「ブリット」の愛称がなかったため会話では本名である「ブルックリン」で呼ばれていた。
αシリーズ
『スーパーロボット大戦α』では八人の主人公の一人に過ぎなかったが、次作『第2次スーパーロボット大戦α』では、パートナーであるクスハ・ミズハがスーパー系主人公に昇格したことで彼もまた副主人公に昇格。同時にスーパー系主人公機である超機人「虎龍王」が正式な搭乗機となった。
バルマー戦役終了後、ブリットはクスハを日本に残しアメリカで己の武術を磨いていたが、ガンエデンにより洗脳を施されその尖兵として使役されることとなり、黒き虎王機で龍王機を瀕死の状態まで追い詰める。しかしブリットはクスハの懸命な説得によりガンエデンの洗脳を破り、虎王機と龍王機は「龍虎王・虎龍王」として復活する。その後はクスハ及び超機人と共に封印戦争を戦い抜いていったが、超機人は最終決戦時にクスハとブリットを護るべくナシム・ガンエデンと刺し違える道を選び、行方不明に。戦後はクスハと共にテスラ・ライヒ研究所に所属し、超機人の研究をしながら龍虎王・虎龍王の行方を捜す道を選ぶ。
数ヵ月後、再び訪れた戦乱(『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』)の際には、超機人の研究の過程で開発された鋼機人「雷虎改」を駆り、クスハと共に再び戦場に舞い戻る。しかしこの戦乱の中で目覚めた、龍虎王・虎龍王より上位の超機人「四霊の真・龍王機」を駆る男・孫光龍と遭遇。己の目的のためにバルマーに降った彼と数度にわたり剣を交えることとなるが、テスラ研近傍での戦いにおいてクスハを護るために瀕死の重症を負う。その戦いの中では、クスハと力を合わせて真・龍虎王を呼び出し孫を撃退することに成功するが、彼自身は同機の中で着座したまま昏睡状態に陥ってしまう。しかし後に閉鎖空間内における孫(及びゴラー・ゴレム隊のハザル)との再戦時、クスハの魂の呼び掛けにより目覚めを果たし、以後は「真・虎龍王」の搭乗者として再びクスハと共に巨悪に立ち向かった。
全てが終わった後、ブリットはテスラ研で研究者として歩む道を選ぶ。そしてこれまで共に歩んできたクスハに指輪を手渡しプロポーズ。それを受け入れた彼女に、永久に共に歩んでいくことを誓うのであった。
OGシリーズ
ゼンガー、エクセレンに次ぐ3人目のATXチーム隊員として登場。コールサインはアサルト3。念動力の素質を見込まれて、マオ社のヴィレッタの計らいにより、ゲシュペンストMk-IIシリーズの中でもタイプTTの3号機を与えられいた。その後月面で「ヒュッケバインMk-II」に搭乗することとなった際に、その素質が開花。部隊の重要な戦力として成長を遂げる。
地上のハガネ隊で看護兵として搭乗していたクスハ・ミズハとは、彼女に看病されたのがきっかけでお互い意識しあうようになるが、彼女の幼馴染であるリュウセイ・ダテに対して強い嫉妬心も抱いており、クスハが連れ去られた際には、その不満を本人にぶちまけたり、自棄になって暴れる等の問題的な面も見せていた(『OGs』では、この問題点を改善されている)。しかし、四苦八苦を経てイングラムにより精神操作を施されたクスハを救出するという過程を経てその仲はより深いものとなっていく。
戦後は新たにATXチームの一員となったクスハ共々引き続き戦い続けることとなり、OG2中盤ではαシリーズ同様、クスハと共に超機人・虎龍王の操者に選ばれる。またOG外伝では同じく複座式のグルンガスト参式にクスハと共に搭乗するなど、クスハとの連携戦闘を重視した戦闘スタイルを構築している。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。ゲームシステム上、彼のグラフィックの変更が可能。主人公の中で唯一念動力と切り払いが共にLV9まで伸びるのが特徴。念動力は平均的な伸びだが、切り払いは初期Lv5でしかも全パイロット中トップクラスの速度で成長する。なお、この作品のみ「日本文化に強い関心を抱いているが、その日本観には所々勘違いがある」というキャラ付けがあった(なお、OGシリーズでは逆にエクセレンの間違った日本の諺・格言に突っ込み・訂正を入れることも)。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 彼女であるクスハが本作より正主人公に昇格したため、彼も副主人公に昇格(次作・第3次αでの肩書は「パートナー」)。ガンエデンに洗脳され、最初は虎王機と共に敵として登場。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 第1話から雷虎改に乗って登場。途中で昏睡状態になるが、真・虎龍王と共に復活。EDではクスハにプロポーズし、その想いは見事に成就した。
- スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日
- 『α』の前日譚。クスハ達と共に兜甲児の友人として光子力研究所を訪れた所、ガミアQ軍団の襲撃に出くわす。ブリット達の活躍もあって研究所の危機は一段落したが、半ば冗談でマジンガーZ奪還作戦を誘ってきた甲児にはきっぱり断っている。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SRサポートユニット。2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」からは龍虎王のサブパイロットとしても登場。クスハのパイロット立ち絵が描き下ろされているのに対し、ブリットは『α』時代のイラストのため、ステータス画面での絵柄の違いが目立つ。
- スーパーロボット大戦DD
- 2021年7月イベント「イングラムの回顧録」にて登場。シナリオNPC。
- スーパーロボット大戦30
- シーズンパス「DLC1」にて追加参戦。虎龍王のパイロット。音声も新録されている。
- 本作ではエッジ・セインクラウスと声が同じという事からか、クスハとの関係への嫉妬からブリットへの少々当りが強い姿が見られる。
- なお、現バージョンでは女性パイロットのみ出撃できるDLCミッション「清く正しく美しく、そして強く」では男女パイロットで出撃するツェンドルグと覚醒人V2(及び乗り換えられるガオガイゴー)は搭乗者交代が封じられるが、こちらは変形が封じられず、使用可能。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 上記のようにATXチームの一員として登場。洗脳されたクスハの救出やヒュッケバインMk-IIの起動など、本作時点ではαのリアル系主人公の流れの多くをブリットが担っていた。なおブリットは格闘値が高く設定されているので、リュウセイルートとの合流後はヒュッケバインMk-IIを射撃向けのキャラクターに譲り、ビルトシュバインあたりに乗り換えた方が活躍できる。制作者側もそのあたりを理解していたのか、リュウセイ編終盤で敵として登場するニセモノ達のうち、彼のニセモノのみデフォルト機体のヒュッケバインMk-IIではなく、ビルトシュバインに乗っている。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 前作同様にヒュッケバインMk-IIに搭乗している。中盤で遂に虎龍王に乗り換えを果たす。ヒュッケバインMk-IIが射撃戦向けの機体なので、PPを射撃に振り分けていると、格闘戦特化の虎龍王に乗り換えた後に泣きを見る。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- GBA版『OG』からリュウセイのクスハへの思いが変更されたため、クスハを巡るリュウセイとの三角関係の描写がほとんど削られ、ドロドロした描写が大分薄まっている。条件を満たせば『ディバイン・ウォーズ』に登場したグルンガスト2号機を入手できるので、そちらに乗り換えてもいい。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 『OGクロニクル』のシナリオが追加されており、虎龍王の戦闘能力を向上させるために剣技の鍛錬に余念のない姿が描かれている。また、クスハの悩みを察して激励するシーンもあるなど、恋仲も進展しているようである。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 黒い虎王機が登場するが、発売前から公式ブログで「あの人は仮面を被りません」、キャラホビ2011で「洗脳されません」「クスハと一緒にいます」と敵にまわらない事を強調され、終了メッセージではクスハに「前に仮面被ってなかった」かと突っ込まれた(何故ここまで執拗にネタにされたかは不明だが、「作品ごとに敵に回るかどうか曖昧な元・仮面キャラ」が参戦するたびに公式ブログで取り上げられていたことへのオマージュだろうか)。本編中では虎王機がバラルに強奪された際、当人がクスハと共にラ・ギアスに召喚されて不在だったたためという理由付けがなされている。また、設定上は関連性が薄いジョッシュ用の援護台詞が用意されている(担当声優同士が友人であるためだろうか)。「HP30%以下になると、一度だけ精神コマンド「気迫」が掛かる」という使いづらいエースボーナスになってしまった。ラジオでの「再世篇で一番使えないエースボーナス」発言に対する皮肉だろうか。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- クスハと共に、最序盤で加入する。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- ヒュッケバインMk-IIが登場しないので、量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTTに乗り続けた後、L5戦役直前にグルンガスト2号機に乗り換える。第26話にてレフィーナのバニー姿を見て思わず鼻血を出すという潔癖癖を露呈してしまった。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 本作にもヒュッケバインMk-IIが登場しないので、量産型ビルトシュバインに搭乗している。その後の経緯は『OG2』と同様。
関連作品
- スーパーヒーロー作戦
- 初出作品。ナビゲートキャラ。
パイロットステータス
能力値
クスハ同様、バランス型ないし格闘重視だが射撃も伸びる成長傾向。
チャクラム・シューターとGインパクト・キャノンがあるヒュッケバインMk-IIとの相性は抜群だが、格闘一辺倒になる虎龍王だと偏りきらないのがやや惜しい。
精神コマンド
- α(デフォルト誕生日)
- ひらめき、集中、ド根性、熱血、幸運、魂
- 第2次α
- 必中、気合、努力、加速、熱血、直撃
- 第3次α
- 直感、集中、加速、熱血、気迫、直撃
- 30
- 不屈、必中、努力、集中、熱血、気合
- クスハ同様、「OGs」のラインナップからツイン精神を抜いた構成。
特殊技能(特殊スキル)
αでは念動力と切り払いが共にLv9まで上がる唯一の主人公だったが、第2次α以降やOGシリーズでは逆に念動力が8までしか上がらなくなった。
- α(デフォルト誕生日)
- 勇者、念動力L9、切り払いL9
- 第2次α
- 念動力L8、底力L9、援護攻撃L2、カウンターL7
- 敵対時は気力+ (ダメージ)とガードが追加。
- 第3次α
- 念動力L8、底力L9、援護防御L2
- 30
- 念動力L8、底力L6、援護防御L2、ガードL1
- 「第3次α」の構成から底力のレベルが落ちた代わりにガードが増えた構成。
- 念動フィールドやクスハの「鉄壁」があるため援護防御を頼りやすいが、クスハに援護防御を習得させたほうがエースボーナスの分より頑丈。
小隊長能力(隊長効果)
エースボーナス
- 命中率+10%、 クリティカル率+10%
- OGs及びOG外伝のもの。
- HP30%以下で、一度だけ精神コマンド「気迫」がかかる
- 第2次OG以降。本人の習得が気合止まりなので早期に発動させられれば嬉しいが、条件付き効果の中では最も使いにくい。
- グルンガスト参式なら耐久一辺倒になるためまだマシだが、HP回復や分身を持つ虎龍王では機体改造が進むにつれて意図的に発動させるのは難しくなるため。
- 分離して脆い虎王機になり味方のMAP兵器などで強引に発動させ再合体する(合体するとHPが2機の平均になるため、虎龍王で減らすよりはリスクも減る)という手段もあるが、それでも使いにくさは否めない。
- HP50%以下で、一度だけ精神コマンド「気迫」がかかる
- 「30」。OGシリーズよりも条件は緩和されたが、意図的に狙わないとまず発動しないが、意図的に発動させるのも難しい。いざ発動しても、気力が非常に上がりやすい「30」ではスキルやパーツで気力上限を上げておかないと無駄に終わりやすく、根本的な問題も変わらない。
- OGシリーズ同様、虎龍王(龍虎王)自体が回避・防御の両面で優れた「生存性の高い機体」であることに加え、クスハのエースボーナスで毎ターン「鉄壁」を使い続けることが容易なため、そもそもHPが50%を切るようなこと自体が少ない。その為、本作で最も使えないエースボーナスかもしれない。
サポートアビリティ
- アサルト3
- SR。命中率、回避率アップ。
人間関係
- クスハ・ミズハ
- 彼女。また、ATXチームのチームメイトである。
- ゼンガー・ゾンボルト
- 元ATXチームの上司。強く尊敬する人物。
- キョウスケ・ナンブ
- ATXチームのチームメイト、後に上司。頼りになる兄貴分といった感じだが、彼の無茶に振り回されることも。
- エクセレン・ブロウニング
- ATXチームのチームメイト。彼女には毎度毎度からかわれている。
- リシュウ・トウゴウ
- 剣の師匠。
- ユウキ・ジェグナン
- 互いを認め合う良きライバル。ブリットは青臭いところもある直情型であるため、クールなユウとは反りが合わないように思えるが、どちらも根底に「正義感が強く、弱い人々の味方」「敵であろうと味方であろうと、卑怯な行いを認めない」という信念を持つため、似た者同士と言える。
- リュウセイ・ダテ
- かつての恋のライバル(?)。GBA版OG1では彼からクスハの事を託される一幕も。
- ジャーダ・ベネルディ
- GBA版のOG1でイングラムに拉致されたクスハの事でリュウセイと殴り合いになっていたところを彼に叱咤される。
- トウマ・カノウ
- 『第3次α』の主人公であり、スペシャルドラマで親友兼弟子に。OG外伝ではゲストとして登場。このまま行けばOGシリーズでも同じ展開になるだろうか。
- タスク・シングウジ
- ヒリュウ改と合流した際にいつの間にか彼とは意気投合していた。こちらは同じ熱い物を持つスーパー系の要素がある者同士の親友といったところか。OG1エピローグではブリットにクスハを大事にするようねぎらう言葉をかけている。ちなみにお互い彼女が作るものには苦労している者同士でもある。
- エッジ・セインクラウス
- 声が似ている者同士。ブリットとクスハの関係を羨ましがっている。
版権作品との人間関係
名台詞
- ブルックリン「俺は…あ、いけねえ。えっと、自分は…新たにガイアセイバーズへ配属となった、ブルックリン=ラックフィールド伍長です!本当は量産型パーソナルトルーパーのパイロット候補生だったんですが…自分の機体が完成するまで、ここで行動記録を担当することになってしまいました。いえ、別にそのことを不満に思っているわけじゃないです。どんな任務でも頑張ります!でも、いつかは戦闘メンバーに加わりたいと思っています…。それでは、セーブします!」
- 『スーパーヒーロー作戦』での初登場時。
- 「ゲットセット!」
- 『α』において必殺技を使用する際に武装名の前に付ける台詞。この時は設定が定まっていないため武装名と共にイントネーションが若干おかしい。
- 『スーパーロボット大戦OG Record of ATX』では「GET SET!」と英字表記になって再登場した。
- 「いい攻撃だが、修行が足りなかったな!」
- 回避時の台詞で、『α』から『OG』シリーズを経て、最新作の『30』でも採用されている。新人時代の杉田氏のボイスが足かけ20年以上にわたって使用されており、近年の作品では他の台詞と聴き比べても明らかに浮いて聞こえる。
- 「こうして、俺の戦いは終わりを告げた。俺は軍を退役し、DCに入ることにした。ロンド=ベルのみんなには止められたんが、軍人になるつもりはなかったんだ。DCでは、今までの経験を生かし、人型機動兵器のテストパイロットをやることになっている。もちろん、なにかあればロンド=ベル隊に帰るつもりだ。地球の、そしてみんなの平和を守る気持ちに、変わりはないから…」
- 『α』エンディングより。DVE台詞。
- 「おれたちゃ一般人なの! ロボットなんざこりごり! 二度とごめんだーっ」
- 漫画『竜が滅ぶ日』より。兜甲児達の窮地を救ったものの、命の危険もあったハードなやり取りには肝を冷やした模様。しかし望むと望まずに関わらず、以後のブリットは戦乱に巻き込まれていくことになる。
- (豹馬の奴…まだ、ちずるの想いに気付いてないとはな…)
- 『第3次α』第3話「逆襲! 機界31原種!」より。豹馬の鈍感さに呆れて。
- 「あいつ… またやっちまったのか…」
- 『第3次α』第45話(ボアザンルート)「もう一つの母星ボアザン」より。またも軽率な発言でちづるを傷つけた豹馬に呆れ果てて。
- (キョウスケ少尉が来てくれたおかげで…)
(これからはエクセレン少尉にからかわれずに済みそうだな) - 『OG』キョウスケ編第3話「斬られる前に斬れ」より。しかし、エクセレンにしてみれば、反応が淡白なキョウスケよりも、大げさな反応を返すブリットの方がいじり甲斐があった様で、直後のインターミッションでは早速バスタオル一丁で迫っており、ブリットは完全なぬか喜びだった事を思い知る羽目に。
- 「ぐっ…! じゃあ、お前だったらクスハを守れたと言うのか!?」
「お前はクスハの何なんだ!? ただの幼なじみか!? それとも恋人なのか!?」
「あの子の本当の気持ちも知らないくせに…何もしてやれないくせに…」
「偉そうな口を利くな!!」 - GBA版『OG』第30話「裏切りの銃口」より。クスハがイングラムに拉致された後にリュウセイと喧嘩になった時の場面。クスハの守れなかった事で声を荒げて先に殴ってきたリュウセイに対して、上の台詞で反論して殴り返していた。直後にその様子を見かねたジャーダの叱咤で制止された。
- 鈍感な一面があるリュウセイの性格を考えると、強烈な皮肉ともとれる台詞である。事実、リュウセイはこの言葉を受けて、クスハをブリットに託す決意を固める。
- 『OGs』では三角関係ではないので、お互いの無力さを悔いる会話になっている。
- 「人間が残ると思います」(GBA版)
「“心”とか“生き様”とか… 人間自身が残るんじゃないかと…」「いえ、残ると思います…!」(『OGs』) - 『OG2』第10話(『OGs』では第17話)エチオピアルート「桜花幻影」or第13話(『OGs』では第20話)月ルート「新生、聖十字軍」より。ラミアの「兵士から任務を取ったら何が残る」という疑問に対する答え。『OGs』では戸惑いながらも、強く言い返すように改変されている。
- 由来は『A』に於けるシロー・アマダの発言。
- 「クスハアァアァッ」
「好きだあああッ」 - 『Record of ATX』にて、洗脳されたクスハに対して、グルンガスト二号機のT-LINKシステムで直接彼女の脳に某小隊長張りの直球ど真ん中の告白台詞を叩き込む。この直後、某ガンダムファイターよろしくクスハの洗脳は解かれ、彼女は「あう」と照れてしまう。ブリットも言うつもりはなかったらしく、後でクスハ共々南極で正座して照れている。なお、この告白はイルムが録音しており、後でリュウセイへ暴露された。
- 「のべらッ」
- 『ジ・インスペクターRecord of ATX』にて、クスハ汁を飲んだ際に発した一言(この時口の中はモザイク処理を施されている)。その後ぶっ倒れて、耳から「ま紫」色の煙が出てくることに……。ちなみに、その時のクスハ汁の臭いをかいだキョウスケは「…アスファルト?」という感想を漏らしていた。
- (もう俺がヒュッケバインに乗る事はないだろう…)
(今の俺は虎龍王のパイロットであり、クスハのパートナーだからな) - 『30』のアズ主人公時のエーストークにて。
- 「だとしたら、姿の違うマサキとサイバスターがいる世界も存在しているはずだ」
- 『30』のミッション「その名もOGチーム」から。イルムやギリアムの世界のマサキと今回登場している世界のマサキについての話でOG勢が盛り上がった時に出たセリフ。姿の違うマサキとサイバスターとはアサキム・ドーウィンとシュロウガやアニメ版『魔装機神サイバスター』を思わせるが、寺田貴信Pによれば単なる声優ネタであり、深読みしないよう呼びかけている[1]。
迷台詞
- 「ああ そんな駄目です 天使様 自分はまだ そっちには行けません」
「ああ でもそんなにされたら ぼ ぼかぁもうっっ」 - 『Record of ATX』にて、アウドネウス島でのヴァルシオン戦後に極東支部 伊豆基地で目覚める際の台詞。この天使様はクスハの事であり、エクセレンと一緒に聞かれている。
- ブリット「少尉 我々も子供じゃないんですから その程度の冗談では今更動じませんよ」
リュウセイ「ブリット! その鼻血の量は危険があぶないぞ!?」
タスク「素数だ! 素数を数えるんだブリット!」 - 『Record of ATX』にて、伊豆基地での海水浴の際にエクセレンからクスハ(この時本人は仕事で参加していない)の水着の話を聞いた時の台詞。
- 台詞だけならまともなのだが、かなりの量の鼻血を放出させながらの発言なのでエクセレンは大いに引いておりリュウセイやタスクからは思い切り心配されている。
- 当然の事ながら直後のコマではぶっ倒れ、次のコマでは鼻にティッシュを突っ込んでいる。なお、タスクの台詞の元ネタは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から。
- 「ブルックリン・ラックフィールドのものまね劇場~。さあ、誰だか当ててみよう~俺に出会った不幸を呪え」
クスハ「ええっと……それって確か……」
エクセレン「わかった! 色男さんのお兄さんね!」
「違います~。でも、惜しいです~。 では、別パターン」
「ハイゾルランチャー、シューッ!」
ライ「……面白い芸だ、もう一回やってみろ」
「わわわっ! ライディース少尉!」
エクセレン「あ、惜しいって……そう言う事ね」 - 『OG外伝』の中断メッセージより、こうなるとただの杉田である。文面では表記されていないが音声では気取った調子で「やぁ」とひと調子入れている。そこに現れたライは顔こそ冷静を装っているが凄まじく怒調の篭った声で威圧している。
- この後のブリットの運命は如何程か…。
- ちなみにこの中断メッセージの元ネタは公式ラジオの最初期にて、杉田智和氏が度々置鮎龍太郎氏の物真似をしていたところ、ゲストにやってきた置鮎氏に物真似をせがまれた事からだと思われる。
- 「黒い仮面……!?ううっ、何か覚えがあるような、ないような……」
- 『第2次OG』中断メッセージより、黒い仮面についてクスハに言われて。第2次αクスハ篇ネタで、これもあの男のいう「虚憶」…なのだろうか。
- また、セリフの後半は杉田氏の地声となっている。
- ちなみにこの仮面、本編でもバラル兵が着用している。
搭乗機体
- 量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT
- OGシリーズでは初期の乗機。ラングレー基地時代からDC戦争中盤にかけて搭乗。
- ヒュッケバインMk-II
- 『α』ではリアル系でスタートした場合に主人公機となる。
- 『第2次α』以降のクスハ編では、クスハがスーパー系主人公であることから逆算すると、スーパー系副主人公機に本機が相当するため、『α』時代におけるブリットの乗機ということになる。そのためかOGシリーズではメインパイロットに。DC戦争からインスペクター事件にかけて、数多の戦場を共にした。
- その後2023年に発売したプラモデル「HG ヒュッケバインMk-II」ではブリットがパイロットとしてインストで説明されている。
- グルンガスト2号機
- 『ディバイン・ウォーズ』ではヒュッケバインMk-IIの代役として彼の愛機に。ゲーム内でも相性が良い。
- グルンガスト弐式
- 『α』ではスーパー系主人公機。OGシリーズでは恋人のクスハがデフォルト。クロニクルが原作の『OGs』における『OG2』シナリオ『狡兎死して走狗烹らるか?』では、戦えない状況のクスハに代わり搭乗し、ロレンツォやムラタと渡り合った。
- グルンガスト参式
- OGシリーズではGラプターに搭乗、メインパイロットを務める。インスペクター事件中盤で1号機に機種転換するも、虎龍王に取り込まれる形で抹消。インスペクター事件終結後、改めて新造された3号機に搭乗。以後、虎龍王が休眠している平時の任務はこの機体で遂行している。
- 量産型ビルトシュバイン
- 『ジ・インスペクター』ではヒュッケバインMk-IIの代役として彼の愛機に。
- 虎龍王(虎王機)
- 四神の超機人で、ブリットは虎王機に搭乗。『α』シリーズではバルマー戦役と封印戦争を彼らとともに戦い抜いた。『OG』シリーズでもインスペクター事件の際、彼らから操者に選ばれる。以後も彼らが地球の危機を察知して覚醒した際は、グルンガスト参式から乗り換えてともに戦う。
- ヒュッケバインMk-III
- 『α』でリアル系でスタートした場合の後継機。OGシリーズでは虎王機に乗り換えるため、クスハと同じ性格のリョウトがデフォルトになった。
- 雷虎改
- 鋼機人の一機で、『第3次α』では初期の乗機。
- 真・虎龍王
- 虎龍王が生まれ変わったブリットの最終搭乗機。
余談
杉田智和氏との関わり
各種イベントへの出演や『うますぎWAVE』のパーソナリティーとしての活躍など、今ではSRWに欠かせない声優の1人となっている杉田氏だが、ブリットは氏がSRWでの初めて演じた役であることから思い入れが強いようであり、各所でその想いを語っている。また、それゆえかブリットの台詞で氏を意識したネタも用意されていることがある。
- クスハとブリットのカップリングについて、「クスハは人気のあるキャラクターなので、ブリットはクスハのファンから嫌われているんですよ」……と、某ネットラジオで笑い話として語っていた。なお、同番組で「虎龍王を封印するプレイヤーもいる」と、一部のファンの心理を代弁して苦笑していた。
- ブリットは第2次αにおいてガンエデンに洗脳を施されるのだが、杉田氏はその際にブリットが装着する仮面を自作しており、イベント等の際にはよくお手製の仮面を被って登場する。ただし、現在この仮面は壊れてしまっているらしい。
関連台詞
- 「熱血レベルMAXで行ってやる!!」「うますぎ!ウェィィィィィッブ!!」
- OGsおよびOG外伝にてブリットをゲシュペンストMk-II・タイプSに乗せ換え、「究極!ゲシュペンストキック」を使用する事で聞けるレアなセリフ。元ネタはブリットの声優である杉田智和氏がメインパーソナリティのウェブラジオ うますぎWAVEから。ちなみに前半の台詞は同じくメインパーソナリティである遠藤正明氏がOPで毎回言う決め台詞。
- 「モリソバ!エリンギ!マスター!博士の叫びを聞いてくれ!」「うますぎ!ウェィィィィィッブ!! 」
- 上のセリフと同じくうますぎWAVEネタ。ちなみに モリソバ=相沢舞 エリンギ=斉藤梨絵 マスター=遠藤正明 である。こちらは上のセリフと比べて低確率で出現するレア中のレアなセリフである。
- 「無限に広がる宇宙……共に戦う仲間……そして、君。そんな君に伝えたいことがあるんだ」
「トイレに行っといれ」/「たまには寝ろ」/「夜はこれからだ」
アヅキ「ふふふふっ」 - 『OGMD』中断メッセージ「OG・ブリット・そして」より。うますぎWAVEの杉田氏の持ちネタであり、杉田氏自身が考案したメッセージとのこと。
脚注
- ↑ 『スーパーロボット大戦30(スパロボ30)』のあのシナリオ、実は…。寺田貴信氏&最上頌平Pの独占コメントで意外な事実が発覚! 2022年10月29日閲覧。
- ↑ 寺田貴信の2022年3月30日のツイート、Twitter、2022年3月31日閲覧。