合身戦隊メカンダーロボ

2013年3月24日 (日) 14:56時点における211.4.35.72 (トーク)による版 (各話リスト追加)

概要

タツノコプロから独立したスタッフが中心になって制作されたロボットアニメ。放映途中でスポンサーが倒産し、終盤の作画は全て再編集で乗り切った壮絶な作品。演出に富野喜幸(現・富野由悠季)が参加し、敵メカの量産型という設定など後のリアルロボットアニメの片鱗が見られる。

ストーリー

地球にガニメデ星の支配者ヘドロン皇帝率いるコンギスター軍団が侵略を開始した。
地球の95%を制圧したコンギスター軍団は、原子炉の作動に反応して発射される強力な兵器「オメガミサイル」を装備したミサイル衛星を衛星軌道に配置し、地球の主要エネルギー源である原子力を封じてしまった。
これに対抗するために敷島正造博士は、空母「キングダイヤモンド」とスーパーロボットメカンダーロボ」を建造。地球を奪還する戦いを開始した。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

地球側(ジミー含む)

ジミー・オリオン
敷島竜介
八島小次郎
敷島ミカ
敷島正造
ジミーの母
メカインコ

コンギスター軍団

オズメル大将軍
メデューサ将軍
実はジミーの母が洗脳された姿。
メカインコ
ヘドロン皇帝

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

メカンダーロボ

メカンダーロボ

コンギスター軍団

小型円盤
ギアロボット
ヘドロボット
シンキラー
クラゲラー
ドラゴンドリラー
グレープロボ
オメガミサイル
静止衛星

主題歌とBGM

『トライアタック! メカンダーロボ』
オープニング。

登場作と扱われ方

スーパーロボット大戦COMPACT3
パッケージイラストでは堂々のセンターポジションを獲得し、本作における新規参戦組の異色さを強烈に印象付けた。

各話リスト

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 コンギスター軍団 日本大襲撃! クマンダー
第2話 謎の戦士 ジミー・オリオン シンキラー
第3話 ジミー 決死のパワーイン 放電レンザー
第4話 見よ!あれが空中要塞都市だ キングコンガー
テラノドンガー
第5話 大輸送船団を死守せよ! ギジュウダー
第6話 出撃!!空母キング・ダイヤモンド ニュードム
第7話 コンギスター軍団 ハワイ全滅作戦 トカスダー
第8話 叩け!オメガミサイル ムカデラー
第9話 最後の戦線 南シナ海 オオニューダー
第10話 危うし!メカンダー・マックス ハンドレーロボ
第11話 必殺!メカンダー・フェンサー ギアロボット
第12話 謎のビッグハリケーン ビッグハリケーン
第13話 幻の大西洋艦隊を救出せよ! クマンダー2号機
キングコンガー2号機
ギジュウダー2号機
第14話 東京ブラックホール作戦 ムカデック
新型ギアロボット
第15話 出撃!合身トライカー 火炎スネーク
第16話 メカンダーロボ 危機一髪 放電レンザー2号機
ニュードム2号機
トカスダー2号機
新キング・
ダイヤモンド初登場
第17話 オメガミサイルを撃滅せよ! クラゲラー
第18話 狙われた秘密基地 ヤキューラ
第19話 魔のペルシャ湾に突入せよ! メカオニヒトデ
第20話 反撃!シンガポール奪回作戦 オオニューダー2号機
ハンドレーロボ2号機
第21話 あの巨大ロボットを撃て! ザリガー
第22話 スタジアム基地の最後 レンケツラ
第23話 母よ永遠に眠れ ドラゴンドリラー
メカタイガーシャーク
第24話 4体合身メカンダーロボ メカ火焔龍 メカンダーロボ
PART2初登場
第25話 謎の謀略作戦をあばけ! クラゲライザー
第26話 決死の宇宙戦争 カマイッタチ
第27話 潜入!空中要塞都市 グレープロボ
第28話 振りむくな!ジミー・オリオン メカ火焔龍2号機
第29話 攻撃目標は敵機動部隊 - 総集編
第30話 謎のランドルート作戦 - -
第31話 死闘!静止衛星破壊作戦 - -
第32話 メデューサ南海に死す - -
第33話 進め!地球軍大反撃 - -
第34話 大将軍オズメルの最期 メカギジター
カメレオンロボ
サソリロボ
第35話 メカンダーロボよ 永遠(とわ)に - 総集編 -

主要スタッフ

制作会社
和光プロダクション(現:ワコープロ)
監督
なし
(チーフディレクター制を採用しておらず、各話の演出家がその役割を持った)
キャラクターデザイン
岡迫亘弘
メカニカルデザイン
メカマン(現:デザインオフィスメカマン)
大河原邦男
音楽
渡辺宙明

商品情報

話題まとめ

寺田Pお気に入りの作品で、未参戦時からLDボックスの購入をインタビューで報告したことがあった。その際、インタビュアーからあまり売れてないことを聞かされると、同席していた阪田雅彦氏も「買えばよかった」と発言。スタッフの間では有名な作品のようである。

その一方で、一般的な知名度の面からスパロボ参戦は難しい旨を語っていた。マイナー作品が多数登場する『COMPACT3』で初参戦を果たしたが、その後の作品では未だ参戦していない。

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