キュベレイMk-II
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キュベレイMk-IIは『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場メカ。
キュベレイMk-II | |
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外国語表記 | Qubeley Mk-II |
登場作品 | |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | AMX-004-2 |
頭頂高 | 18.4 m |
本体重量 | 35.2 t |
全備重量 | 57.2 t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,820 kw |
スラスター推力 |
30,800 kg×2
|
アポジモーター数 | 12 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 10,900 m |
開発 | ネオ・ジオン軍 |
所属 | ネオ・ジオン軍 → エゥーゴ |
パイロット | エルピー・プル |
概要
ハマーン・カーンの乗機、AMX-004キュベレイ(1号機)に改良を加えた機体である。とは言っても、大幅な改修は行われておらず、マイナーチェンジ程度に止まっている。本機は2号機で、カラーリングは黒を基調としている。クローン・ニュータイプの能力を査定するために製作されたとの説があり、派生機として量産型キュベレイが開発された。
エルピー・プルが搭乗し、ΖΖガンダムなどと交戦するが、大気圏に落下して燃え尽きそうになった所をジュドー・アーシタのΖガンダムに救われ、アーガマに回収された。その後、プルがジュドーを救う為に解体中の本機で出撃し、サイコガンダムMk-IIと交戦して撃破された。
カラーリングは諸説あるようで、紫とも紺とも言われており、ゲーム中では紫色にカラーリングされている事も少なくない。
登場作品と操縦者
敵機として登場する事もあるが、パイロットのプルを説得すると自軍機として使用できる事が多い。 ファとメタスの関係同様に「プルが登場すれば仲間になり、キュベレイMk-IIも自軍に入る」のはほぼお約束化しており、ΖΖ由来の(Ζに登場しない)機体としてはΖΖガンダムに次ぐ参戦回数を誇る。
武装は少ないが、ファンネルが強力だった旧シリーズ等ではファンネル搭載機として重宝する。性能的にはハマーンの搭乗するオリジナルのキュベレイ1号機とほぼ同等……のはずだが、ゲーム中ではハマーン機の方が圧倒的に強い。
旧シリーズや『α』では量産型キュベレイの代わりに敵機としてこの機体が量産されて登場している。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- DCの戦力として登場し、プルが乗る。隠し要素で説得で仲間に。FC版ではプル死亡時やクィン・マンサ乗り換え時に失われたがPS版では機体は残るようになった。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 第2次と同様隠し要素で仲間に。死亡や乗り換えイベントがなくなったため最後まで残る。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 隠し要素の説得で仲間になるプル機の他、強化兵の乗る機体として登場。敵機の方は終盤に複数で登場し、ヤクト・ドーガと同じく2回行動を生かしたファンネル攻撃が脅威であるが、ヤクト・ドーガよりもHPが低いのでMAP兵器や強力な攻撃で先手を取れば楽に一掃できる。味方機としてはやはりファンネルが強力であるが、敵機と同じくHPが低く、同じファンネル持ちでHPの高いヤクト・ドーガやゲーマルク等の方が有用であるので、最終決戦ではそちらの方が優先されて出番が無い可能性が高い。
- スーパーロボット大戦EX
- リューネ編でプルが仲間になった際に手に入る。ファンネルの長射程は魅力的であるが、武器改造は必須となる。PS版ではNTレベルの関係上、プルよりファンネルの射程が伸びるアムロやカミーユを乗せるといい。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 隠し要素でリアル系で行けるルートのみ、プルとプルツーが乗って登場。2体とも黒い。説得して2体とも入手できるが、数マップでしか使用できない。最初から4段階まで改造されている。
- オープニング戦闘デモではカミーユのΖと戦っており、ファンネルで攻撃するも全て叩き落とされると言う、ファンネルのアニメ及び今作から特殊技能として追加された「切り払い」の効果を披露する役どころ。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 他のユニット同様、ファンネルの威力が底上げされたが、本作の仕様により仲間にすると武器改造は初期化される。
- スーパーロボット大戦F完結編
- プル機とプルツー機が登場するが、隠し要素で仲間になった後のインターミッションでどちらか一方を解体することになる(両方生き残らせてもどちらかを解体。片方だけが生き残ると選択の余地なし。両方破壊されると2体分の修理費を支払って、やはり片方を解体するので損)。Fでは自軍で初のファンネル搭載機なので役に立つ。
- 攻撃力は申し分ないが、ニュータイプ専用機に見合わない限界反応の低さが中盤以降ネックとなる上、他のステータスも後発参入のファンネル機体より低めなため、10段階改造や強化パーツの補強無しで終盤まで戦うのはかなり厳しい。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ルートによっては一時的に敵対することになるが必ず入手できる。本作のプル機のカラーリングは紫ではなく黒。空を飛べないのに空がA、陸がBという謎の地形適応を持つ。運動性、攻撃力は十分ありガンダム系以外のMSにしては珍しく最後まで戦える。また、他の機体のファンネルが軒並み空B陸Bなのに対し、キュベレイ系列のファンネルは空A陸Aと地形適応が高い。
- 量産型キュベレイの代役か、量産されていてネオ・ジオンの強化兵も乗る。肝心のファンネルが気力制のため、性格が普通の一般兵ではまず使えないという致命的な弱点がある。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 装甲がアップ。ファンネルがEN消費タイプになったのは痛い。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第2話から使用可能。ファンネルがEN消費タイプになり、機体性能が量産機並みに低下。最大火力が低く、ファンネルの距離補正の仕様もあり、数値以上にパッとしない。武器の地形適応がMS系に珍しく全て良く、ファンネルは他機体のものより威力と射程で劣る代わりに燃費はかなり良いなど、決して悪いところばかりではないのだが、味方合流後の使用は趣味の範囲か。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- αの時とは逆に、空を飛べるのに空がB、陸がAという地形適応。空を飛ぶ小隊に編成する際には要注意。小隊の牽引とファンネルによる援護が主な役割。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 地形適応は第2次αと同じ。全体攻撃が無いので小隊長機には不向きだが、一応空を飛べるので小隊員機としては役に立つ。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ネオ・ジオンが使用している他、何故かティターンズも使用。プルを説得すると入手できるが、クリアしたステージの順番によってはシーン2でもう1機入手できる。シーン2で入手しておけば戦力アップ間違いなしなので、他に問題がなければ入手しておこう。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- シーン3から登場。シーン3ではコマンダー・ミレーヌにプルが操られて登場し戦う事になる。他にシーン6のグレミー軍の中に混じっている。第1部の全MSの中で唯一のファンネル持ちMSなので、射程などには気を付けつつ戦おう。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- シーン6でプルツーを説得すると入手可能。終盤戦で手に入るので活躍の機会は短いが、6段階改造済みなのでかなり強い。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 第2部でプルツーを説得しているとシーン1から使用可能。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部で敵として登場し、プル加入の条件を満たすと第2部終盤から使用可能に。加入時点で既に息切れ状態なのが悲しい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(A PORTABLE)
- プルが乗っている。グレミーを撃墜し、その後にカミーユと戦闘させた後に両者が生存していると使用可能になる。HPが低く、またプルの性格が普通なので気力が100のままである事が多く、予想以上に打たれ弱いのでこちらから攻撃する場合は武器を慎重に選ぶ必要がある。敵ターンにプルからカミーユを攻撃させて防御か回避で凌いでもいいが、その場合はプルの次に動くプルツー(こちらは強気)から即時にプルが攻撃されてしまうので一長一短。また、倒すと非常にレアな強化パーツを落とす。
- スーパーロボット大戦R
- ジュドーでプルを2回説得すると入手。ビームライフルがP兵器、しかもファンネルがEN制になる本作では使いやすい。プルツー機との合体攻撃ツインファンネルが追加された。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- プルとプルツー、2人とも仲間に出来るのに、入手できるのはこのプル機のみ。主人公の選択次第では、カラーリングがプルツー機に変えられてしまう。
- スーパーロボット大戦MX(MX PORTABLE)
- 合体攻撃ツイン・ファンネルを持つ為、モビルスーツの中ではトップクラスの火力を持つ。ただし合体攻撃は必要NTレベルの関係上、使用可能になるのは中盤以降になるだろう。
- 今回はディジェSE-Rやνガンダムのような単機で使い勝手は良いが火力が劣る機体を選ぶか、こちらのように合体攻撃のおかげで高い攻撃力を持つが、使い勝手の面で劣る機体を選ぶかのどちらかとなる。ちなみに今回空中を飛行できるが、適応が低く足が遅れたりするので飛ばさないでおいた方が得策。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- プル加入時に入手。敵時よりもHPは半減している。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- プルツー機と共に『第3次α』から8年振りの登場。最初は敵として登場するが、第5章でプルの加入に伴いプルの乗機として運用可能になる。
- ボス仕様は5万越えのHPと異常に低い燃費を持ち、プル・プルツー共に二連撃習得済みで包囲属性で威力が高くなったファンネルをぶち込んでくる。『IMPACT』より遥かに強いが、やはり白いほうがもっと怪物じみた性能だった。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SSRアタッカーとシューター、大器SSRブラスターが実装。今作では空適正なし。
- SSRアタッカーは2016年3月のイベント「BOSSクエスト」にて実装。極初期に実装されたSSRということもあって現在は型落ち感は否めないものの、一定時間オートで攻撃してくれるファンネルを追従させる必殺スキルと熱血による瞬間火力はあなどれない。
- SSRシューターは同年11月のイベント復刻にて登場。こちらは☆付の報酬仕様であるためアタッカー版とは相互限界突破は不可能。威力は低いものの貴重なコア消費1で3×3マスを攻撃する必殺スキル「ファンネル(広範囲)」を持ち、道中での雑魚掃討には役立つ。先立って実装された報酬版プルツー機とはシナジーがあり、各種攻撃で燃焼を付与できるプルツー機と合わせることで、状態異常の敵に対して与ダメージをアップさせるアビリティ「わがまま」が生きる。
- 大器型SSRブラスターは2018年8月のイベント「重なる世界」にて実装。同時実装された大器版ハマーン機・プルツー機と同じく今までのプル機の集大成といった趣のユニットで、通常攻撃に防御無効、中確率暗闇効果を付与する「型に嵌まらない戦い方」と、状態異常の敵に対する与ダメージをアップさせる「ジュドーへの愛」の合わせ技によりスペック以上の攻撃力を発揮する。
- アリーナでは大器型SSRブラスターが強力で、EXアビリティ「マインドチャージLv.2」のおかげで毎ターン閃きが発動できるうえ、閃き抜きでも回避率210%と高い回避率を持つため、非常に落とされにくい。必殺スキルの効果によりコア獲得も可能で、コア獲得兼サポート役として活躍が期待できる。
- 範囲強化アビリティ「ジュドーへの愛」は「自機の1マス下」という癖のある効果範囲だがその分バフ効果は強烈。同じく「自機の1マス上」が強化範囲の大器アタッカープルツー機と合わせて特定のユニットを挟み込むことで、強力なバフを与えられる。
- スーパーロボット大戦V
- 中盤に加入。P武器が貧弱で、ファンネルが空Bであるため意外と火力に困る。カスタムボーナスでファンネルの燃費と威力が向上するとはいえ、弱点の改善にはヒット&アウェイの習得や強化パーツでのフォローが必須。
- スーパーロボット大戦X
- マナの国ルート第16話で敵となるが、撃破後すぐに自軍入りする。
- スーパーロボット大戦T
- 条件を満たすとプル共々宇宙ルート第34話(地上ルート選択時は第35話後の合流時)に加入する。
関連作品
装備・機能
武装・必殺武器
- ビームサーベル
- 前腕部に格納された接近戦用武装。本機に装備されている物は改良が加えられており、3方向に枝分かれして、それぞれビームを出す事が出来る。このため、接近戦での攻撃力が向上している。
- ゲームでの使用頻度は低い。
- ビームガン
- ビームサーベルを格納したままの状態では、ビームガンとして機能する。発振器の形状から3連装式となる。武装の数が少ないので、使用頻度はそれなりにある。
- ファンネル
- 機体のスカートの中に10基(あるいはそれ以上)格納されている、本機のメインウェポン。正式名称は「ファンネル・ビット」である。ビットはジェネレーターを搭載していたために大型であったが、代わりにエネルギーCAPを搭載する事で小型化に成功している。その形状が漏斗(ファンネル)に似ていたためにこの名が付いた。この武器の使い勝手がそのまま機体の使い勝手に直結する。
- ファンネル(乱舞)
- 『X-Ω』における必殺スキル。突進してサーベルで連続攻撃を仕掛けつつ、ファンネルの一斉射を浴びせる。モーションはHi-νガンダムの「フィン・ファンネル(乱舞)」の流用。
合体攻撃
- ツイン・ファンネル
- プルツーのキュベレイMk-II (プルツー用)とのファンネルの一斉攻撃。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
機体BGM
関連機体
- キュベレイMk-II (プルツー用)
- キュベレイ3号機。サイコミュによる遠隔操作機能が追加。
- キュベレイ
- キュベレイ1号機。
- 量産型キュベレイ
- 量産型。火力が大幅に強化されている。
商品情報