ブリッツガンダム

2018年2月14日 (水) 19:49時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版 (→‎単独作品)
ブリッツガンダム
外国語表記 Blitz Gundam
登場作品

ガンダムシリーズ

分類 モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 GAT-X207
全高 18.63 m
重量 73.5 t
装甲 フェイズシフト装甲
開発 モルゲンレーテ社
所属 地球連合軍ザフト
パイロット ニコル・アマルフィ
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概要

地球連合軍が開発した5機の初期型GAT-Xシリーズの一機であるモビルスーツ

機体概要

敵陣深くへの電撃侵攻を目的とした機体で、X200番台の特殊改装フレームが採用されている。

ステルスシステムの「ミラージュコロイド」を初めとした特殊装備が施されており、トリッキーな戦い方を行える。

劇中での活躍

ヘリオポリスで建造され、イージスガンダム等と共にザフトに強奪された。

その後、アークエンジェルの追撃任務に従事した他、ユーラシア連邦の宇宙要塞アルテミスを陥落させる等の戦果を挙げるが、オーブ近海での戦闘でアスラン・ザラのイージスを庇ってソードストライクガンダムのシュベルトゲベールを胴体に受け大破、ニコルも戦死する。

なお、その戦闘の際に斬り落とされた右腕はオーブ軍に回収されており、アストレイゴールドフレーム天の右腕として再利用された。

登場作品と操縦者

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
セレーナルートでは序盤にスポット参戦するが、他のルートでは敵となる。クォヴレールート第11話ではミラージュコロイドが「実際にマップから姿を消して行動する」という形で再現。攻撃時に解除となるため、反撃でしかダメージを与えられない。
なお、今作のみ敵時のグラフィックが左右反転している(シールドが左腕、グレイプニールが右腕にある)。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
序盤から敵として登場。その後、ストライクとのイベント戦闘が発生し、原作通りに撃破される。
スーパーロボット大戦W
第2部序盤から敵として登場する。今回はフラグを立ててニコルを生存させると使用可能となる。 ただし、マジンガーZ正式参入と択一。
コーディネイターロウ・ギュールなら乗り換え可能で、フリーダムガンダムから改造を引き継ぐ。左右非対称なのに、デュエルガンダムと違い敵版のグラフィックをそのまま流用している(反転している)のが残念である。
本作の自軍ユニットでは唯一のアイコン型特殊能力5つ持ち(剣装備、銃装備、AB盾装備、PS装甲、分身)。 素の状態では飛行できず地形適応にも不安があるので、使うなら強化パーツで補ってやろう。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
第2話B「宇宙に降る星」のボスとして登場。パイロットはニコル・アマルフィ
スーパーロボット大戦X-Ω
レアリティはSR。ディフェンダーとシューターが存在。

装備・機能

武装・必殺武器

攻盾システム「トリケロス」
右腕に装備された複合武装。シールドの裏面にビームサーベル、50mmレーザーライフル、3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」を搭載する。
50mmレーザーライフル
中距離用の射撃武装。なお、ビームライフルであるとする資料も存在する。
ビームサーベル
レーザー砲直下に固定装備されたビームサーベル。他のGAT-X機のサーベルと同型の装備。固定装備の為、盾ごと振り回す形で使用する。
3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
杭状のロケット推進弾。敵装甲を貫徹後炸裂し、内部から打撃を与える。ただし、ロケット推進方式の特性上、ある程度弾体が加速できる距離をとらないと有効な貫通力が得られないため、近距離では威力が落ちてしまう。実戦では手持ちの槍として使用された例もある。
シールド
対ビームコーティング処理が施されている。
ピアサーロック「グレイプニール」
左腕に装備された有線式ロケットアンカー。クロー後部に内蔵されたブースターにより射出後の軌道変更を可能とする。クローは開閉させる事で単純な打撃から、敵の捕獲や自機の固定など、幅広い用途を持つ。
第3次αでは射出して相手をクローで掴み裂くのみだが、携帯機シリーズではその後ミラージュコロイドを展開して接近、至近からランサーダートとビームライフルの連続攻撃を叩き込むパターンアタックとなっている。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。
PS装甲
ミラージュコロイド
SRWにおいては光学迷彩の類を再現することが困難なためか、ミラージュコロイドは分身と同じ効果になっている。Jでは似たような機能であるECSフルメタル・パニック!)が多岐にわたって既に小型実用化されており、本装備の開発者であるマリュー・ラミアスが驚く場面がある。

移動タイプ

サイズ

M

対決・名場面

ストライクガンダム
オーブ近海での戦闘にて交戦。ストライクめがけて射出したグレイプニールをビームサーベルで両断される。直後白兵戦となりトリケロスを装備した右腕ごと斬り落とされ、蹴撃でフライトユニットから突き落とされる。攻撃手段を完全に失い戦線離脱したものと思われたが、ミラージュコロイドを使用しイージス(アスラン)の危機にランサーダートを左手に携え特攻。シュベルトゲベールの反撃でコックピット部を斬り貫かれ爆散した。

関連機体

ストライクガンダムデュエルガンダムバスターガンダムイージスガンダム
同時期に地球連合軍に開発された兄弟機。
ネロブリッツ
外伝『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY』(未参戦)に登場するブリッツの改良型。エースパイロット用カスタマイズMS開発計画「アクタイオン・プロジェクト」によって再製造された機体を改修したもの。パイロットはファントムペインのダナ・スニップ。
背中に巨大な偏光クリスタルアームを装備しているため格闘戦に特化し、ビームを屈折させる事も可能。
ネブラブリッツ
外伝『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(未参戦)に登場。ストライカーパックシステムを搭載。ブリッツの派生にも関わらず赤色である(これは技術革新によりミラージュコロイドの定着に機体色が関わらなくなったため)。
フォビドゥンガンダム
同じくX200番台の特殊改装フレームを使用。ミラージュコロイドを定着させる磁場の技術を防御に転用している。
アストレイゴールドフレーム天
ブリッツの右腕を使用。
NダガーN
105ダガーをベースにした、ブリッツの実質的な量産仕様機。核動力とニュートロンジャマーキャンセラーの搭載により、ミラージュコロイドの時間制限がなくなっている。日本刀に酷似した近接装備を持ち、一見すると忍者。両手両足にワイヤー発射装置を備えており、それをデブリに向けて撃つ事で宇宙空間では熱を出すことなく移動できる。SRW未登場。

商品情報

  • プラモデル

  • フィギュア

資料リンク