エンドレス・フロンティア(Endless Frontier)
様々な“世界”、あらゆる“人”、そして“刻”さえも混ざり合う、通称「未知なる無限の開拓地(フロンティア)」。あらゆる存在を内包する混沌さ、そして無限の可能性を秘めた大地である。
概要
エンドレスフロンティアは元々、この世界近傍の異世界に落着したアインストの力によって、複数の世界がクロスゲートと呼ばれる通用門を介して繋がった状態の世界である。それぞれの世界には固有の名称があるが、「エンドレスフロンティア」の語はこの結合された世界全体を指して用いられる場合が多い。
エンドレスフロンティアは永らく(恐らくは数万年以上。下記年譜を参照)この状態のまま安定を保っていたが、「無限のフロンティア」の最終局面においてアインストの本体であるヴァールシャイン・リヒカイトが討ち果たされたことで、ゲートを安定させていた力が暴走し、次元の壁が消滅。エンドレスフロンティアを構成していた全ての世界が一つの世界に結合し、更に複数の世界を巻き込んで再編成されるという大変革を遂げる。次作「無限のフロンティアEXCEED」においては、この新たに再構成された新生エンドレス・フロンティアが冒険の舞台となる。
年譜
エンドレスフロンティアには暦の存在が確認されていないため、初代「無限のフロンティア」を基準として記載します。
- 不明
はるか過去の時代、現在のエンドレス・フロンティアを構成している世界のうちのひとつに、何者かによってクロスゲートがもたらされる。
その後、その世界に落着したアインストがゲートを発見する。自身が元居た世界へ帰還するため、その力によりゲートを開く試みを開始。これが何度も行われた結果、無数の世界がクロスゲートでつながった「エンドレス・フロンティア」の世界観が形作られていく。
- 数万~数千年前
シュラーフェン・セレストはこの時期にロストエレンシアに落着したと推測されている。
- 約500~100年前
錫華姫やドロシー・ミストラル、エイゼル・グラナータ等、式鬼・妖精・魔族等の人外名有りキャラクターの大半は年齢不明だが、このあたりの年代に誕生したと思われる(年齢の判明しているネージュ・ハウゼンは117歳)。
- 23年前
OGシリーズにおけるシャドウミラーの次元転移の際、トライロバイト級戦艦・ネバーランドが転移に失敗。船体は2つに割れ、フォルミッドヘイムとロストエレンシアにそれぞれ落着。ロストエレンシア側のそれはマイティ・エーラと呼称されるようになる。
ジョーン・モーゼス、マイティ・エーラ内でアシェン・ブレイデル及び幼子のハーケン・ブロウニングを発見。育ての親となる。
- 約18年前
- 約14年前
フォルミッドヘイム、ネバーランド内の技術解析によりナハト及びアーベントの開発に成功。フォルミッドヘイムの先王シュタール・ディープは更なる力を求め、両機その他の戦力でアインスト世界に侵攻。
しかし同王は、外見こそ不変であったものの変貌を遂げた状態で帰還。帰還後直ちにエルフェティルに宣戦を布告し、10年戦争の火蓋が切って落とされる。
楠舞讃岐、神楽天原を戦火から防ぐため、クロスゲートの力を封印する「篭国」の発動を決断。妻の羽衣、力の消耗により他界。
- 約14年前~約4年前
10年戦争の最中。
ルボール・ククルス、戦乱に乗じて勢力を拡大。エルフェティルに領地を確保し、アブリエータ城の城主となる。
ネージュの母であるストゥーラ・ハウゼン、戦乱の中で他界。
ジョーン、ハーケンを連れてドロシーの居城・エスメラルダ城塞に侵入。ハーケン、大量の爆弾による洗礼を受ける(13~14年前とのこと)。
- 約4年前
エイゼル・グラナータ、シュタール・ディープの変貌を把握し、彼を粛清。同時に、同じくアインストにより変貌を遂げ、フォルミッドヘイムに内通していたハーム・ダーム、カッツェ・コトルノスにより処断される。
エイゼルがエルフェティル側に敗北を宣言し、10年戦争は終結。フォルミッドヘイムは以後、外界との接触を断つようになる。
カッツェ・コトルノス、オルケストルアーミーから脱退。活動の拠点をデューネポリスに移す。同時に隊の再編が行われ、キュオン・フーリオン、ヘンネ・ヴァルキュリアが加入。
戦乱の終結に伴い、神楽天原が篭国を解除。エルフェティルとのクロスゲート近辺には監視用の人工島「龍寓島」を築き、乙音ら裏玄武を常駐させて監視体制を敷く。このため篭国解除後もエルフェティルとの交流は途絶えがちであった。
- 約3年前
ハウゼン家の居城であるエスピナ城にミルトカイル石が大量発生。同時に妖精族の大半が次元転移に巻き込まれ、異世界に存在する修羅の国「波国」へと飛ばされる。
- 現在
(無限のフロンティア本編開始)
「黒き亡霊」ファントム、エンドレス・フロンティアの各地に出没。ハーケンとアシェン、神夜・錫華姫と出会い、共に冒険を開始。
有栖零児、小牟がゆらぎの調査中に、KOS-MOSが調整槽内で調整中にそれぞれ転移を果たし、エンドレス・フロンティアに漂着。
- (推定)約半年~1年後
ハーケンらによるヴァールシャイン・リヒカイトの打倒により、次元の壁が消失。エンドレス・フロンティアの構成世界が一つの空間に融合する。
世界の大変革に巻き込まれる形で、「波国」の一部及びアレディ・ナアシュら修羅の面々がエンドレス・フロンティアに転移。ネージュ・ハウゼンら妖精族がエンドレス・フロンティアへ帰還を果たす。
- 新たなるエンドレスフロンティア発足から数ヵ月後(約3ヶ月後というのが有力)
(無限のフロンティアEXCEED本編開始)
エンドレス・フロンティアを構成する世界
ゲーム中では、エンドレス・フロンティアは5つの世界から構成されている。うち、エルフェティルについては西側の砂漠地帯を特にデューネポリスと呼び、区別することもある。公式ページでもデューネポリスは別の世界として紹介されているので、6つの世界から構成されているとするのが一般的なようである。
尚、下記の世界の呼称は新生後の世界でも地理区分の基本として用いられているようで、EXCEEDでも下記の呼称が度々登場する。
- ロストエレンシア
- バウンティ・ハンターと呼ばれる賞金稼ぎが活躍する、西部劇風の世界。過去に別世界から墜落したマイティエーラやシュラーフェン・セレストからオーバーテクノロジーが多数発掘されている関係で、他の世界に比べ機械文明が発達している。都市はトレイデル・シュタットのみ。ハーケン・ブロウニング達の艦『ツァイト・クロコディール』はこの地を拠点として活動している。
- エルフェテイル
- 中世風の文化を持つ世界。エルフ、獣人など異種族が多く住まう。かつてフォルミッドヘイムとの間で勃発した『10年戦争』により、現在まで深い傷跡を残すことになった。
- デューネポリス
- エルフェテイル西部の砂漠地帯。大門で外界への道が遮断されている。カッツェ・コトルノスを艦長とするジャイアント・マーカス号が疾走している他、かつてフォルミッドヘイムが10年戦争時に他国への侵攻に用いたドゥルセルス封墓が存在する。
- ヴァルナカナイ
- エルフェテイルの深海に存在する水中国家。ヴィルキュアキント以外の場所に行くことが不可能な為、国の全容は不明。唯一、王またはそれに近い存在が不明。
- フォルミッドヘイム
- 悪魔が住まう空中国家。他の世界よりも数段進んだ技術力を持つ。墜落したネバーランドのデータを解析して、独自にパーソナルトルーパーを完成させるまでに至った。かつての10年戦争の火蓋を切った元凶で、クロスゲートより他国への侵略を行ったが、最後にはフォルミッドヘイムの王(正確には、王に成り代わったアインスト)の死により自ら停戦を申し入れ、以後外界との接触を断った。
エンドレス・フロンティアに関連する世界
前述の通りエンドレス・フロンティアはクロスゲートを介して複数の世界が繋がった状態にあるが、クロスゲートの調子次第では上述以外の世界と繋がることもある。特にいくつかの世界は、シリーズ中でもエンドレス・フロンティアの構成世界と同様の重要性を有している。
- OGシリーズの世界
- エンドレス・フロンティアと最も関連の強い外部世界(そもそもクロスゲートという存在が第3次αに登場したOGシリーズ関連ファクターである)。特にシャドウミラー隊とは深い関わりがあり、次元転移に失敗したトライロバイト級戦艦「ネバーランド」がこの世界に漂着したことが本作の物語の始まりといっても過言ではない(そのため、より正確にはOGシリーズの世界の並行世界(シャドウミラーがいた世界)と関係が深い。明確にOGシリーズの世界との関わりが出来るのはEXCEEDからである)。また、前述のようにシュラーフェン・セレストの内部には他のOG関連の漂着物らしき残骸が多数見受けられる(単なる演出の可能性もあるが)ことから、他のOG世界とも少なからず接点があるものと思われる。ただし、EXCEEDの限定版に付属している冊子によると今の所、無限のフロンティアの物語をOG世界に影響させるつもりはないらしい。
- 物質界(NAMCO x CAPCOM及びゼノサーガの世界)
- 有栖零児、小牟の出身世界。この世界にはクロスゲートに類似した性質を持つ、異なる空間・時間どうしを繋げる領域「ゆらぎ」が存在し、それに巻き込まれてエンドレス・フロンティアに多くの人物が漂着した。尚、無限のフロンティアに同じく参戦したゼノサーガはNAMCO×CAPCOMにも参戦済の作品であり、KOS-MOSと零児が顔見知りであることなどから、ゼノサーガ出身の人物はNAMCO×CAPCOMの世界に参戦した存在で、その世界から更にエンドレス・フロンティアに飛ばされてきたものと思われる。
- アインスト世界
- エンドレスフロンティアを創世したアインストレジセイアが落着した世界。アインストの本体が居座る空間であり、無限のフロンティア及びEXCEEDにおいて、アインストとの決戦の際にはこの世界に乗り込むことになる。
エンドレス・フロンティアの地名
ロストエレンシア
- トレイデル・シュタット
- ロストエレンシア唯一の都市。代表はハーケン・ブロウニングの養父であり、初代ツァイト・クロコディール艦長のジョーン・モーゼス。
- シュラーフェン・セレスト
- かつてロストエレンシア北東部に墜落した巨大宇宙船で、様々なオーバーテクノロジーが発掘されている。内部には転移装置があるが、その殆どは機能していない。KOS-MOSが飛ばされた場所だが、彼女を追うT-elosが来る前に調整槽ごとドロシー・ミストラルに盗まれている。物語終盤にも訪れる。アウセンザイターの頭部らしき残骸、コンパチブルカイザーのベルト、ディスカッター等が放置されていたりするが何故なのかは不明。
- マイティエーラ
- ロストエレンシアに墜落した、トライロバイト級『ネバーランド』の片割れ。内部にはLv制のカードキーによるセキュリティがかけられている。無限のフロンティアのゲーム開始地点であり、物語上でも非常に重要な役割を持つ。
神楽天原
- 武酉城
- 神楽天原の首都。不死桜と呼ばれる、一年中枯れることのない桜がある。
- 不死桜
- 神楽天原の武酉城の象徴である、一年中枯れることのない桜。内部は巨大なダンジョンとなっている。入口は普段は封印されており、楠舞王家の者の霊力でなければ解くことができない。敵の経験値が多めで、物語後半のレベルアップに最適な場所。
- 滅魏城
- 鬼一族の居城。錫華姫や守天の生まれ故郷。最近になって、楔石と呼ばれる謎の石が大量発生するようになった。入口近くに無料の全回復ポイントがあり、ダンジョンの攻略段階で経験値やゴールドを稼ぐのに適している。
- 龍寓島
- 神楽天原北西部にある、乙音が率いる忍の集団『裏玄武』の本拠地。施設は宿屋のみ。すぐ近くにエルフェテイルへのクロスゲートがあり、それを監視する役目も担う。
エルフェテイル
- アブリエータ城
- エルフェテイル南東部に位置する城。10年戦争で成り上がった獣人王ルボール・ククルスを城主とする。城下町には琥魔が出張している。
- エスピナ城
- エルフェテイル北東部に位置する城。大量のミルトカイル石が発生しており、ハーケン達が訪れた時には既に廃墟と化している。しかし何故か宿屋は経営しており、琥魔が出張しているので街としての施設は利用可能。「無限のフロンティア」では本格的な舞台にはならない。
- エスメラルダ城塞
- ドロシー・ミストラルの拠点。ここでKOS-MOSとの出会いが待つ。ドロシーとの戦闘後に行くとアイテムを販売するが、全体的に高額な上、コスプレ関連の装備がやたらと多い。物語後半になると品揃えが増え、本作最強のアクセサリーである勇者の印も購入可能になる。
- キュアモス樹
- エルフェテイルに存在する巨大な樹。フォルミッドヘイムへ繋がるクロスゲートがあるが、開くのは後半になってから。
- 大門
- デューネポリスとエルフェテイル南部を隔てている門。後にツァイト・クロコディールによって破壊されるのだが、その際小牟と神夜による某漫画のパロディがある。
- ツィーゲル通り
- エルフェテイル北部と南部を繋ぐ道だったが、サウス・オリトリアの墜落によって塞がれてしまった。
- ミラビリス城
- 10年戦争の折に処断されたハーム・ダームの居城。本人の趣味で内部には仕掛けがてんこ盛り。かつてはフォルミッドヘイムに通じるゲートが存在していたが、今は機能していない。零児、小牟と出会うのがこの城である。
デューネポリス
- ジャイアント・マーカス号
- デューネポリスを疾走する、猫の形状をした巨大陸上艦。内部にはマーカス・シティと呼ばれる街まで存在する。艦長はカッツェ・コトルノス。「悪の組織」ことハーケン・ブロウニング一行のツァイト・クロコディールからチェイスバトルを仕掛けられ、相打ち覚悟の突撃を喰らい停止する。このイベントでは、小牟による昔の業務用レースゲームのネタが仕込まれている。
- マーカス・タウン
- ジャイアント・マーカス号内に建設された街。イラストではマーカス号に風避けのようなものは見受けられないので、砂漠を疾走したら砂塵が舞って大変なことになりそうだが、特にそのような事態が発生している様子はない。何がしかの対策がされていると思われる。
- ドゥルセウス封墓
- デューネポリスにある古代の墓。かつては内部のクロスゲートが機能しており、10年戦争時にフォルミッドヘイムがこの地よりエルフェテイルに侵攻したとされる。
ヴァルナカナイ
- ヴィルキュアキント
- ヴァルナカナイに沈む遺跡とされるが、形状はアインストレジセイアの腕部。現在内部はアインストの巣窟で、最深部には巨大なミルトカイル石の結晶がある。
フォルミッドヘイム
- イースト・オリトリア
- フォルミッドヘイムの東部に位置する塔。
- ウエスト・オリトリア
- フォルミッドヘイム西部にそびえる塔。
- サウス・オリトリア
- フォルミッドヘイム南部にそびえる塔だったが、10年戦争時にエルフェテイルのツィーゲル通りへと落下した。撤去されることなく放置されており、エルフェテイル北部と南部の往来を阻んでいる。内部はダンジョンになっており、アインスト系の敵も見られる。
- ノース・オリトリア
- フォルミッドヘイム北部に位置する塔。ある条件を満たすとここで隠しボスと戦うことができ、勝利すれば本作最強の武器『Z・O・ソード』を入手できる。
- ノースイースト・オリトリア
- フォルミッドヘイム北東部に位置する塔。
- ノースウエスト・オリトリア
- フォルミッドヘイム北西部に位置する塔。
- バレリアネア塔
- フォルミッドヘイムの中心地となる塔。同世界内のクロスゲートへの干渉を行うことができる。
- ネバーランド(残骸)
- シャドウミラーの平行世界からの転移に失敗し、空中分解したトライロバイト級ネバーランドの成れの果て。艦首部はエンドレス・フロンティアのフォルミッドヘイムに墜落。内部に残ったデータは、フォルミッドヘイムに(ダウンサイジング版ではあるが)パーソナルトルーパーの製造技術をもたらす。
新生エンドレス・フロンティアの地名
世界再編の結果、EXCEEDでは5つの地方により構成される形になっている。
波国
新生エンドレスフロンティアの南西部に位置する。今回の再編で新たに加わった世界で、通称「新大陸」。北部はゲルダ一派の領域で、初期は行くことが出来ない。
- 覇龍の塔
- EXCEEDのスタート地点。アルクオンが安置されていた。
- ジャイアント・マーカス号、マーカス・タウン
- 今回、ある事情で損傷して動けない状態になっている。
- アイスベルク監獄
- ゲルダ一派の拠点
渾然大地
新生エンドレスフロンティアの南中央部に位置する。ロストエレンシア以外の5つの世界の要素が少しずつ含まれている、文字通り渾然一体となった世界。
- 武酉城、不死桜
- ヴァルナ・ストリート
- ネバーランド・前部
- 世界が融合する前はフォルミッドヘイムにあった。
- エスメラルダ城塞
- ドゥルセウス封墓
新ロストエレンシア
新生エンドレスフロンティアの北西部に位置する。ロストエレンシアを中心に、神楽天原、エルフェティルの要素も含まれる。ゲルダの影響で、南西地方は大寒波に覆われている。
- トレイデル・シュタット
- トレイデル・ボーデン
- 最近発見された、トレイデルシュタットの地下に広がる通路。
- ネバーランド・後部
- 旧名マイティ・エーラ。世界の融合に伴い、名称はネバーランドに統一された模様。
- シュラーフェン・セレスト
- アブリエータ城
- 龍寓島
- クロスゲートを監視する必要がなくなったためか、本作では裏玄武は武酉城にしか登場しない。それに代わり、本作では琥魔が店を構えており、彼女の本拠地となっている。
- ドゥルセウス封墓(出口)
メギ・エルフェティル
新生エンドレスフロンティアの北中央部に位置する。エスピナ城、滅魏城の二大城郭が中心。
- エスピナ城
- ネージュ・ハウゼンら妖精族の城。今作ではダンジョン化した。
- 滅魏城、大門
- ミラビリス城
- 前作とは異なる仕掛けが登場。物質界につながるゲートがある。
- ツァイト・クロコディール
- 本作ではこの世界を拠点としている。
新フォルミッドヘイム
新生エンドレスフロンティアの東部に位置する。今回は空中国家ではなく、海上都市。なお、ヴァルナカナイは世界の統合に伴い砂漠化したため、旧ヴァルナカナイの住民は新フォルミッドヘイムへ移り住んだという設定になっている。
- バレリアネア塔
- オリトリア北塔
オリトリア東塔
オリトリア南西塔
オリトリア西塔 - ヴィルキュアキント
アグラッドヘイム
波国同様、今回の転移によってエンドレス・フロンティアに出現した空中国家。元々はフォルミッドヘイムもその一部であったようだが、エイゼルがその詳細を知らなかったことから、相当昔に分裂したようである。
- シュテルベン・シュロス
- アグラッドヘイムの中枢「ヴェルトバオムの樹」を囲むようにそびえ立つ、アグラッドヘイムの中枢施設。EXCEEDの最終ダンジョン。
その他
- サイレント・ウォークス号寄港地
- 前作ではエルフェティル内での移動にのみ活用できた同艦だが、本作では上記の各世界に最低1箇所ずつ、全7個所の港が設定されており、マップ移動における重要度が飛躍的に上昇している。
エンドレス・フロンティアの出身人物
ロストエレンシア出身
- ハーケン・ブロウニング
- 本編の主人公。地上戦艦ツァイト・クロコディールの艦長でバウンティハンター(賞金稼ぎ)。キザで軽い言い回しが特徴。
- アシェン・ブレイデル
- ハーケンお付の戦闘用アンドロイドで、熱暴走すると性格が変わるのが特徴。W07というコードネームがあるようだが・・・
- リィ・リー
- ツァイト・クロコディール副長で、虎の獣人。何かと人を喰いたがる。
- 澄井鞠音(すみい まりおん)
- ツァイト・クロコディール専属のドクター。OGのマリオン博士と同じく危ないサイエンティストで、高度な技術を前にすると分解癖が出る。
- ジョーン・モーゼス
- ハーケンの育ての親で、ツァイトの先代艦長。現在はロストエレンシアの都市トレイデル・シュタットの代表を務める。
神楽天原出身
- 楠舞神夜
- 武酉城を治める楠舞皇の娘。家のしきたりによる全国行脚中にハーケン達と遭遇、共に旅をすることになる。特徴はとにかくその胸。
- 楠舞讃岐
- 武酉城を治める王で、神夜の父親。妻・羽衣(うい)は既に他界しているため作中には登場しない。
- 士浪
- 武酉城下に店を構える狼の商人で、ハーケンとは古い付き合い。商売の方針があわない琥魔を敵視している。
- 錫華姫
- 滅魏城の姫で、神夜のお目付け役。踊りながらその扇の糸で邪鬼銃王を操り戦闘に参加する。へそと腰にはこだわりあり。
- 守天
- 式鬼一族を統べる滅魏城の主。人間に対して強い対抗意識があり、そこを何者かにつけこまれてしまう・・・
- 琥魔
- 猫の商人。利益のためなら敵も味方もなく、神出鬼没にどこへでも現れる。士浪とは別の意味で商人の鑑。
- 乙音
- 龍寓島に拠点を構える裏玄武の長。神夜の師匠で、優れた忍術使いである。
エルフェティル出身
- ドロシー・ミストラル
- エスメラルダ城砦を拠点とする盗賊のリーダー。発明家で、戦闘には好んで爆弾を用いる。
- ルボール・ククルス
- アブリエータ城の王で、非常に好戦的な狼の獣人。ツァイト副長のリィとは古い仲。
- ネージュ・ハウゼン
- エルフェテイルの名家『ハウゼン家』の姫。波国へ飛ばされており、『無限のフロンティア』では行方不明の状態。
デューネポリス出身
- カッツェ・コトルノス
- オネエ口調が怪しげな猫紳士。飄々とした態度だが実はかなりの実力者で、いろいろと謎が多い。
- クレオ・グレーテル
ヴァルナカナイ出身
- アン・シレーナ
- シレーナ海賊団の長。物事が面倒になると全部吹っ飛ばして片付けようとする、危ない性格。
- ボニー・マクシマド
- シレーナ海賊団副長の魚人。海底遺跡から現れる異形の存在を追って、最近はエルフェティルで活動中。
フォルミッドヘイム出身
- キュオン・フーリオン
- 特殊任務実行部隊「オルケストル・アーミー」所属の魔女。性格は幼く、ついつい思ったことを口にしてしまう。
- ヘンネ・ヴァルキュリア
- オルケストル・アーミー所属の鳥人。キュオンとは対照的になかなか情報を漏らさない姐御肌。
- エイゼル・グラナータ
- オルケストル・アーミーのリーダーを務める骸骨人。10年戦争の真実を知る数少ない人物。
エンドレス・フロンティアに漂着した人物
NAMCO x CAPCOM
- 有栖零児
- 複数の時空を繋げてしまう現象「ゆらぎ」調査のための政府機関「森羅」のエージェント。ゆらぎの調査中にエンドレスフロンティアへと飛ばされて来た。邪鬼銃王の事をジャキカンフーと呼ぶ(所謂声優ネタ)。
- 小牟(シャオムゥ)
- 零児のパートナーで、齢765(なむこ)歳の仙狐。本作ではスパロボネタを連発してくれる。類似しているキャラを意識してか、ATXジャケットが専用装備として登場。河野さち子さんがリデザインを行ったため、ナムカプ時代と比べると胸のボリュームがアップしている。
- 沙夜
- 「森羅」の敵対組織「逢魔」の構成員の妖狐。何の脈絡もなく復活。零児とは浅からぬ因縁がある。
- 毒牛頭(どくごず)
- 牛の頭を持つ妖怪。本作ではある人物にプロポーズをする。
- 毒馬頭(どくめず)
- 馬の頭を持つ妖怪。なおナムカプでは毒牛頭共々喋ったことはない。
- 片那
ゼノサーガ
- KOS-MOS
- ゼノサーガシリーズの主人公である「シオン・ウツギ」の造り出した戦闘用アンドロイド。本作ではある人物の館でハーケン達と出会い、行動を共にする。ちなみに姿はVer.4。
- T-elos
- KOS-MOSの上位機種。以前の戦いでKOS-MOSを一度破壊したことになっており、本作でも元の世界に戻ること以上にKOS-MOS抹殺を優先してくる。
- M.O.M.O.
OGシリーズの世界
- カルディア・バシリッサ
- シャドウミラーの人型兵器・Wシリーズの一体。型式番号はW06。
- ピート・ペイン
- カルディア、アシェンの上司を名乗るWシリーズ。型式番号はW03。
- アクセル・アルマー
- OG世界からのエトランゼ。転移の際に記憶を失っている。
- アインスト・アルフィミィ
- OG世界からのエトランゼ。アクセルほどではないが一部の記憶を失っている。
- ファイター・ロア
- OG世界からのエトランゼ。記憶は失っていないようだが、曖昧すぎてあまり役に立っていない。
修羅
- アレディ・ナアシュ
- EXCEEDの主人公。生真面目で何事も修練に結び付けてしまう。
- シンディ・バード
- アレディの師匠。ボイスなし。
- ヘイムレン・シルバート
- アレディの直接的なライバル。
- ゲルダ・ミロワール
アグラッドヘイム
- ロック・アイ
- アグラッドヘイムの幹部で召喚術を得意とする。
- リグ・ザ・ガード
- アグラッドヘイムの幹部で敵の技を習得することができる。
- ヒルド・ブラン
- アグラッドヘイムの幹部で自称『魂の請負人』。服装等がヘンネに酷似しているが…?
- ガンド三兄弟
- ヴァナー・ガンド、ヘラ・ガンド、ジョーム・ガンドの三兄弟。
- ガグン・ラウズ
アインスト
- ヴァールシャイン・リヒカイト
- ???
- ヴェーゼント・リヒカイト
- ???
その他
エンドレス・フロンティアのメカニック
エンドレス・フロンティアには巨大メカの技術は基本的に存在せず、小型(~3m程度)のメカが中心。機械工学が発展したロストエレンシアでは人間サイズのメカが戦闘の主体(というか、そこら中をうろつき回っている)である他、神楽天原には伝統工芸としての戦術からくりが存在する。
10年前のネバーランド墜落以降は特に技術の進歩が著しく、そのデータを解析したフォルミッドヘイムは独自のメカ群の開発に成功。無限のフロンティア開始時はその同タイプと見られる「黒き亡霊」ことファントムが各地で騒動を巻き起こした。
世界の再構成後は、エンドレス・フロンティアに転移してきた修羅の技術の産物である「羅刹機」が新たに加わっている。
- 邪鬼銃王(ジャキガンオー)
- 神楽天原の戦術からくり。錫華姫が愛用。
- アーベント
ナハト - ネバーランド内のパーソナルトルーパーのデータ解析に成功したフォルミッドヘイムが開発した人型機動兵器。10年戦争では主力として活躍した。
- ファントム
- アーベント、ナハトと同じく、ネバーランド内のデータを元に生み出された機動兵器。無限のフロンティアの段階では主不在のまま、単独で各地に出没している。
- アークゲイン
- Wナンバーと関連があると思われる謎の機動兵器。
- 羅刹機アルクオン
- 新生フロンティアに取り込まれた修羅の国で用いられている、修羅自身の覇気によって操ることが可能な機動兵器を羅刹機と呼ぶ。アルクオンは現在の修羅には開発不可能なロストテクノロジーであり、強い覇気に惹かれてある程度自律的に行動する。
- 妖精機フェイクライド
- 妖精機は妖精族の用いている機動兵器で、フェイクライドは王族であるハウゼン家専用機。10年戦争にも投入され、ナハトやアーベントと戦いを繰り広げた。以前、新型妖精機の開発にエルフェティル出身の鞠音博士が関わっていたらしい。