スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 発売日:2016年6月30日
- 機種:プレイステーション4 / プレイステーション3
- 開発:B.B.スタジオ、トーセ
- 発売:バンダイナムコエンターテインメント
- 定価
- 通常版:8,200円
- 初回限定生産版:11,800円
- CERO区分:B(12歳以上)
- 主題歌:「Shining Storm 〜烈火の如く〜」
- 前:スーパーロボット大戦BX(3DS)
- 後:スーパーロボット大戦V(PS4/PSV)
概要
スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第1弾。『第2次スーパーロボット大戦OG』の続編であり、正規OGシリーズの第6作となる。PS4・PS3のマルチプラットフォームでリリースされ、PS4版はシリーズ初の同ハード向けタイトルにもなっている。略称は『OGMD』。
寺田Pによると、タイトルを『第3次OG』とせず、TVアニメ作品や『OGDP』と同様の「シリーズ名+エピソード名」の命名形式となったのは新規プレイヤーが入り込みやすい様にしたかった為としている。システム面でも、第2次OGと同様「ガイダンスシナリオ」が搭載される他、初心者向けの新モードとして、強化パーツや資金が通常モードよりも多く手に入る「ビギナーズモード」が搭載されることで、新規の人でも安心して遊べるようになっている。そのためか、『第2次OG』と違いSRポイントでシナリオ分岐が発生しない事が判明している。
PS3版とPS4版について
ローディング、コンテニューセーブ、戦闘アニメの切り替えの部分ではPS4(プレイステーション4)が上回っている。一方でPS3(プレイステーション3)はローディング、コンテニューセーブ、戦闘アニメの切り替えはPS4より遅いが、『第2次スーパーロボット大戦OG』や『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』と同等。しかし、長期間の動作には不具合が生じ、但し戦闘アニメOFFにおけるオルゴン・クラウドのバリア展開では動作不良を起こしたりと、欠点がある。これらの欠点が気になる場合には予算ある限りPS4版を購入することを勧める。
なお、PS3版・PS4版間のクロスセーブには非対応となっている。
システム
- 『OGDP』にて導入されたアビリティの売買は本作でも可能。
- ツインユニットでの個別攻撃において、デフォルトではメインユニットのパイロットのみが攻撃時の技使用前のセリフを喋るように変更された。従来通り、サブユニットのパイロットも喋るように設定することも可能。
- 『第2次OG』の目玉システムであった「マキシマムブレイク」に必要な技能の名称が「統率」から「MB発動」に変更された。併せて先天技能から後天技能に変更され、養成すればどのパイロットでも発動可能となった。なお一部のパイロットは初期技能として習得済みとなっている。
- スペシャルディスク以外では初となる中断メッセージの再生機能が実装された。
- 周回プレイにおいてパイロットポイントと撃墜数は「個別パイロット振り分け」となっている。撃墜数は隠しユニットにも関わる。
BGM
『J』『GC/XO』のBGMが新たに多数起用された他、『OGDP』で新規制作されたBGMが一部本作でも続投している。なお『GC/XO』のBGMは原曲を流用しており、そのためか同作出展のイベントBGMが多く使われている。一方これまで大半のOGシリーズで採用されていたイベント・マップ用BGMが多く削除されている。
登場作品
『スーパーロボット大戦J』『スーパーロボット大戦GC/XO』のキャラクター・メカニックがOGシリーズに初登場する。また、事前告知無しのサプライズとして『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』のキャラクター、グランドレッドからも参戦。
スーパーロボット大戦J
登場人物
- トーヤ・シウン
- 本編の主人公。
- カルヴィナ・クーランジュ
- カティア・グリニャール
- メルア・メルナ・メイア
- フェステニア・ミューズ
- アル=ヴァン・ランクス
- ジュア=ム・ダルービ
- フー=ルー・ムールー
- グ=ランドン・ゴーツ
- シャナ=ミア・エテルナ・フューラ
- エ=セルダ・シューン
登場メカ
- ラフトクランズ・アウルン
- アル=ヴァン専用のラフトクランズ。
- ラフトクランズ・ファウネア
- フー=ルー専用のラフトクランズ。
- ラフトクランズ・カロクアラ
- カロ=ラン専用のラフトクランズ。
- ズィー=ガディン
-
- グ=ランドン専用の巨大機動兵器。
スーパーロボット大戦GC/XO
登場人物
- アキミ・アカツキ
- アケミ・アカツキ
- フェアリ・ファイアフライ
- 本作では「フェアリ・クリビア」名義
- ジーク・アルトリート
- サリー・エーミル
- ヘルルーガ・イズベルガ
- レジアーネ・ヨゼフィーヌ
- ヴォート・ニコラウス
登場メカ
- ソウルセイバー
- レオニシス
-
- レオニシス・ハーガ
- クラウドハーケンの代わりとなるジークの機体。
- レオニシス・ヴァーガ
- クロイツ・ヴァールハイトの代わりとなるサリーの機体。
- ギャノニア
-
- ギャノニア・オーガ
- オーダイの代わりとなるヴォートの機体。
- ギャノニア・ブラガ
- ガーディアル・ブラッドの代わりとなるレジアーネの機体。
- アラウンザー
- 今作では「フロラーガ」名義。
無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
登場人物
登場メカ
ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン
登場人物
- クリスタルドラグーン
- ダークブレイン三幹部の一人。口数の少ない寡黙な性格。
- デブデダビデ
- ダークブレイン三幹部の一人。コミカルな外見に似合わず思慮深い性格。
- スカルナイト
- ダークブレイン三幹部の一人。何故か関西弁で喋る。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
登場人物
登場メカ
スーパーロボット大戦OGダークプリズン
登場人物
登場メカ
スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記
登場人物
オリジナル
登場人物
- ギント・キタウミ
- アルテウル・シュタインベックの罠によってグライエン・グラスマン大統領を殺してしまった事に関して、連邦軍から鋼龍戦隊に送られたハガネの新たな艦長。過去、部隊を失うという失態を犯した様で、その経験による慎重さから鋼龍戦隊の手綱として選ばれた。
- マイルズ司令の微妙な指示にもあまり反論せずに従うが、要所要所で意見を述べて通すなどしたたかな一面も見せる。
- マイルズ・ブースロイド
- 同じく、艦長専任となったレフィーナに代わって配属された司令。
- サイカ・シナガワ
- 初出は『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』。
- カロ=ラン・ヴイ
- フューリーの牒士長。
- ソ=デス・ズォー
- フューリーの牒士。
- マルム・クイスード
- 本作におけるガディソードのトップ。穏健派。
- ビルゴー・ベルチャー
- ガディソードの軍人でレジアーネの部下。
- イラドーヤ・クジューア
- ゴモウドッカ・ゴライクンル
登場メカ
- エクスバイン・タイプL
-
- エクスバインボクサー・タイプL、エクスバインガンナー・タイプL
- エクスバイン・タイプR
- エントリヒ・ガイスト
- 『第2次OG』にて登場したアレス・ガイストが更なる変異を起こした姿。
- エクサランス・ガンストライカー
- ラースエイレムに対抗するべく、新たに組み立てた時流エンジンを搭載したエクサランス。ストライカーとガンナーの複合フレームとなっている。
用語
関連記事
ゲーム中データ
※『第2次スーパーロボット大戦OG』と同じゲームシステムのため、重複あり。
分類 | 記事 |
---|---|
全話一覧 | 全話一覧/OGMD |
隠し要素 | 隠し要素/OGMD |
精神コマンド | 精神コマンド/OGMD |
強化パーツ | 強化パーツ/OGMD |
特殊能力 | 特殊能力/OGMD |
特殊技能(特殊スキル) | 特殊技能/OGMD |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/OGMD |
ネタバレ | ネタバレ/OGMD |
その他オプション | オプション/OGMD |
主要スタッフ
商品情報
ゲーム本体
PS4版
PS3版
音楽
攻略本
話題まとめ
- 初回限定生産版にはピクチャードラマ「ゼンガーの帰還」が収録されている。『第2次OG』後に『PROJECT X ZONE』のエンドレス・フロンティアに飛ばされたゼンガーとハーケンの出会い、そして今回の参戦の経緯が描かれている。
- スパロボ初の韓国語版が発売される予定である。
- 公式ラジオでは「ムーン・デュエラーズ」が言い辛いと指摘され、名古屋弁の「どえりゃあ(どえらい)」とひっかけ「ムーン・ドエリャーズ」と言われている。
- エクセレン・ブロウニングやアインスト・アルフィミィを演じた声優の水谷優子氏が2016年5月17日に他界された為、本作が最後の収録となった。
- 発売直前には『スーパーロボット大戦X-Ω』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。
余談
- 本作では、エースボーナスやカスタムボーナスが「○○が1マス以内にいる」「○○がパートナー」「フィールド上に○○がいる」など特定キャラをトリガーとするものがかなり多くなっており、各種ボーナスの個性の補強としての側面が大幅に色濃くなっている。
- 有用なボーナスも多い一方で、ネタ・死に能力になってしまったものも多い。
- サブタイトルのムーン・デュエラーズだが、今作ではのっけから(ルート選択だが)クリスタルドラグーン登場というサプライズがあるためある意味でタイトル詐欺となってしまっている(展開上間違っていないタイトルなのは確かだが)。
- 自部隊が地球人と敵対することがないOG史上類に見ない作品になっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、エントリヒ・ガイストも登場するが暴走状態でパイロットのドゥバンとは交戦していない)。