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== 概要 == | == 概要 == | ||
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+ | 競馬や農耕だけではなく、[[サクラ大戦|蒸気機関]]発明前までは陸運の要を担っており、[[日本]]でも1950年代ごろまでは都心部でも馬車を見かけることがあった。また、軍事においても「[[ドラグナー|騎兵隊]]」が別個に存在することからもわかる通り重要な役を担っていたため、神格化・あるいは怪物化された馬は数知れない。 | ||
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− | :[[ギリシア神話]] | + | :[[ギリシア神話]]に登場する馬。海神[[ゲッターポセイドン|ポセイドン]](馬の守護神でもある)と豊穣の神デメテルが馬の姿で交わって生まれた存在。右足が人間の脚になっており、人語を解する事ができた。 |
:*『[[アルドノア・ゼロ]]』では[[アレイオン]]の名前の由来とされる。 | :*『[[アルドノア・ゼロ]]』では[[アレイオン]]の名前の由来とされる。 | ||
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;ケンタウロス | ;ケンタウロス | ||
− | : | + | :ギリシア神話に登場する亜人種で、悪人イクシオーンが女神ヘラの偽物(雲)を抱いたことで生まれた。「人馬」の別名の通り上半身が人、下半身が馬の姿が特徴。英語表記は'''セントール'''。 |
− | :*『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』では[[鋼鉄ジーグ|ジーグ]] | + | :[[黄道十二星座|射手座]]の元となったケイローンはクロノス(ポセイドンやゼウスの父)が不義密通で作ったれっきとした「神」であるが、クロノスが馬に変身して妖精フィリラと逢引したためケンタウロス(時系列的にはケンタウロス族が生まれるずっと前に生まれている)の姿となった。 |
+ | :*『[[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]]』及び『[[鋼鉄神ジーグ]]』では[[鋼鉄ジーグ|ジーグ]](磁偉倶)とサラブレッド型支援パーツ・パーンサロイドとが[[合体]]する事に因り、ケンタロウスを彷彿とさせる半人半馬形態「[[ジーグ・パーンサロイド]]」へと姿を変える。 | ||
:*「[[SDガンダムシリーズ]]」では、[[騎士ガンダム]]や[[四代目頑駄無大将軍]]などがケンタウロスモードを有している。 | :*「[[SDガンダムシリーズ]]」では、[[騎士ガンダム]]や[[四代目頑駄無大将軍]]などがケンタウロスモードを有している。 | ||
:*『[[機甲界ガリアン]]』では[[プロマキス]]のモチーフとされる。 | :*『[[機甲界ガリアン]]』では[[プロマキス]]のモチーフとされる。 | ||
:*『[[NG騎士ラムネ&40]]』では[[アッサーム]]のモチーフとされ、後述のユニコーンのモチーフも取り入れられている。 | :*『[[NG騎士ラムネ&40]]』では[[アッサーム]]のモチーフとされ、後述のユニコーンのモチーフも取り入れられている。 | ||
+ | :*『[[バトルスピリッツ ブレイヴ]]』では[[光龍騎神サジット・アポロドラゴン]]のモチーフとされる。 | ||
:*『[[ナイツ&マジック]]』では[[ツェンドルグ]]のモチーフとされる。 | :*『[[ナイツ&マジック]]』では[[ツェンドルグ]]のモチーフとされる。 | ||
:*[[バンプレストオリジナル]]では[[ディアムド]]の武装「セントール・スプリント」の元ネタとされ、同武装内で半人半馬に変形する。 | :*[[バンプレストオリジナル]]では[[ディアムド]]の武装「セントール・スプリント」の元ネタとされ、同武装内で半人半馬に変形する。 | ||
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;スレイプニル | ;スレイプニル | ||
− | : | + | :北欧神話の主神オーディンの愛馬である8本脚の馬。巨人族が所有する馬スヴァジルファリと、巨人族の妨害するために牝馬に変身してスヴァジルファリを誘惑した悪神ロキとの間に生まれた。 |
:*『[[アルドノア・ゼロ]]』では[[スレイプニール]]の名前の由来とされる。 | :*『[[アルドノア・ゼロ]]』では[[スレイプニール]]の名前の由来とされる。 | ||
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;絶影 | ;絶影 | ||
− | : | + | :三国志における[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]の愛馬。影を留めない程の速さで走る事からその名がついた。 |
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;ペーガソス | ;ペーガソス | ||
− | :ギリシア神話に登場する翼を持った馬。英語表記は'''ペガサス'''。 | + | :ギリシア神話に登場する翼を持った馬。英語表記は'''ペガサス'''、フランス語表記は'''ペガス'''。 |
+ | :ポセイドンと密通した魔女メデューサが、英雄ペルセウスに首を刎ねられた際にその断面から流れた血から生み出され、ペルセウスに仕えることとなる。その後、ポセイドンの私生児であるベレロフォンの愛馬となるが、主神ゼウスがベレロフォンの思い上がりに怒り、虻を放ったことでベレロフォンを振り落として天に上りペガスス座となる。 | ||
:*「[[ガンダムシリーズ]]」では[[ホワイトベース]]を始めとしたペガサス級戦艦の総称の由来とされる。 | :*「[[ガンダムシリーズ]]」では[[ホワイトベース]]を始めとしたペガサス級戦艦の総称の由来とされる。 | ||
+ | :**そのため『[[SDガンダム外伝]]』では[[騎士ガンダム]]に協力する天馬ホワイトベースとして登場する。 | ||
+ | :*『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』では[[ペガス]]、『[[宇宙の騎士テッカマンブレードII]]』では[[ペガスII]]の名称の由来とされる。 | ||
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+ | :*『[[鋼鉄神ジーグ]]』の[[馬頭羅]]のモチーフであり、主人公である[[草薙剣児]]の駆る[[鋼鉄ジーグ (新)]]との戦いは「地獄の牛頭馬頭の戦い」と形容された。 | ||
+ | :*『[[勇者王ガオガイガー]]』の[[EI-02]]は競走馬のイメージを元に作られたが、馬の頭部を持った人型という外見はこのカテゴリーに近い。 | ||
+ | :*[[バンプレストオリジナル]]の[[毒馬頭]]のモチーフである。 | ||
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;ユニコーン | ;ユニコーン | ||
− | : | + | :西洋の伝承に登場する馬をモチーフとした幻獣。「一角獣」の別名の通り額から生えた長い角が特徴で、蹄が偶蹄である。派生としてペーガソスと合わさった有翼のユニコーンも生み出されている。 |
+ | :絵画では[[ライオン]]と一緒に描かれることが多く、下記のSRWに登場するユニコーンに因むキャラも[[バンシィ|相棒が]][[闘士ダブルゼータ|ライオンを]][[レオサークル|模している]][[獣神ライガー|ことが多い]]。 | ||
:*『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』では[[トロスD7]]のモチーフのひとつに取り入れられている。 | :*『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』では[[トロスD7]]のモチーフのひとつに取り入れられている。 | ||
− | :*『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』では[[アムロ・レイ]] | + | :*『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[バイストン・ウェル]]では、ユニコーンをモデルとしたユニコン・ウーが騎乗に用いられている。 |
+ | :*『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』では[[アムロ・レイ]]がイニシャルの「A」を象ったユニコーンをパーソナルマークとして使用している。 | ||
:*『[[機動戦士ガンダムUC]]』では[[ユニコーンガンダム]]のモチーフとされる。 | :*『[[機動戦士ガンダムUC]]』では[[ユニコーンガンダム]]のモチーフとされる。 | ||
::*『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』の[[ケロロロボUC]]は同機体のパロディであるため、同様にモチーフとされる。 | ::*『[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』の[[ケロロロボUC]]は同機体のパロディであるため、同様にモチーフとされる。 | ||
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:*『[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]』では上記した有翼のユニコーンをモチーフとした[[重戦馬ベガルーダ]]が登場。 | :*『[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]』では上記した有翼のユニコーンをモチーフとした[[重戦馬ベガルーダ]]が登場。 | ||
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+ | ;[[デューク・フリード]]、[[牧葉ひかる]]、[[牧葉団兵衛]] | ||
+ | :デュークは事件の無い平時、「宇門大介」名義で団兵衛が経営する「[[シラカバ牧場]]」の牧童として勤務し、ひかるは管理・経理を担当。いずれも馬の扱いに長ける。 | ||
;[[峰一平]] | ;[[峰一平]] | ||
:愛馬アイフルを所有している。ロデオ大会3年連続優勝という実績を持つ乗馬の天才。 | :愛馬アイフルを所有している。ロデオ大会3年連続優勝という実績を持つ乗馬の天才。 | ||
+ | ;[[シャア・アズナブル]] | ||
+ | :『[[機動戦士ガンダム]]』では白馬、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』では黒馬を、(後者では鞍も付けずに)颯爽と乗りこなした。 | ||
+ | :漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)では元々牧場で引き取られ育っていたため乗馬が得意であると判明した。 | ||
+ | ;[[シャギア・フロスト]] | ||
+ | :自身の乗機[[ガンダムヴァサーゴ]]を「私の愛馬は狂暴です」と評する([[機動新世紀ガンダムX|同3話のサブタイトル]]にもなっている)。 | ||
+ | :一方『[[スーパーロボット大戦R]]』では上記の台詞を[[ラカン・ダカラン]]から「馬は臆病な生き物だと聞くぞ」と揶揄されてしまった。 | ||
+ | ;[[ガンダムAGE-1]] | ||
+ | :第2部では当初、馬小屋のサイロの中に格納されており、再登場し初めて[[アセム・アスノ]]が動かした第16話のタイトルも救世主…イエス・キリストの誕生よろしく「馬小屋のガンダム」となった。 | ||
+ | ;[[ギャバン]] | ||
+ | :事件の無い平時は「一条寺烈」名義で「アバロン乗馬クラブ」に勤務。毎回のエンディングで乗馬テクニックを披露している。 | ||
+ | ;[[アンディ・フォン・デ・オニヤテ]] | ||
+ | :規格外の大ボケを連発する賞金稼ぎながら、愛馬「オニキス(後にジロウマルと改名)」を巧みに操り[[ソードフィッシュII]]からの銃撃を難なく回避するなど、カウボーイスタイルに違わぬ超絶的な乗馬テクを具える。 | ||
;[[グリシーヌ・ブルーメール]] | ;[[グリシーヌ・ブルーメール]] | ||
:[[貴族]]として乗馬による狩猟を嗜んでおり、『3』では大神とのデートで狩猟を楽しんだ。また、その気性の荒い性格ゆえに、[[ソレッタ・織姫]]と初めて出会った際に「ジャジャホース」(じゃじゃ馬)呼ばわりされた事もある。 | :[[貴族]]として乗馬による狩猟を嗜んでおり、『3』では大神とのデートで狩猟を楽しんだ。また、その気性の荒い性格ゆえに、[[ソレッタ・織姫]]と初めて出会った際に「ジャジャホース」(じゃじゃ馬)呼ばわりされた事もある。 | ||
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:「テキサスの暴君」の異名を持つ愛馬「ラリー」と兄弟同然に育てられた。ジェミニが主人公を務める『V-0』は彼女とラリーがアメリカ大陸を横断する物語を描いており、人馬一体のアクションゲームとなっている。 | :「テキサスの暴君」の異名を持つ愛馬「ラリー」と兄弟同然に育てられた。ジェミニが主人公を務める『V-0』は彼女とラリーがアメリカ大陸を横断する物語を描いており、人馬一体のアクションゲームとなっている。 | ||
;[[大神一郎]]、[[真宮寺さくら]]、[[エリカ・フォンティーヌ]] | ;[[大神一郎]]、[[真宮寺さくら]]、[[エリカ・フォンティーヌ]] | ||
− | :前述の『V- | + | :前述の『V-0』にジェミニと同じように乗馬仕様でシークレットキャラクターとして登場(エリカのみ'''シマウマ''')。 |
;[[光武F2 (グリシーヌ機)]] | ;[[光武F2 (グリシーヌ機)]] | ||
:合体攻撃「ペガーズ・エール」ではペガサスに乗った大神とグリシーヌが星空へと飛び立つ。 | :合体攻撃「ペガーズ・エール」ではペガサスに乗った大神とグリシーヌが星空へと飛び立つ。 | ||
;[[ロデオスター]] | ;[[ロデオスター]] | ||
:蹄鉄と馬の形をモチーフにしたシールドを両腕に装備している。また、空戦形態の必殺技「ターニング・スワロー」では霊力で炎の馬と化し敵に体当たりする。 | :蹄鉄と馬の形をモチーフにしたシールドを両腕に装備している。また、空戦形態の必殺技「ターニング・スワロー」では霊力で炎の馬と化し敵に体当たりする。 | ||
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+ | :馬型サポートメカ「パスチャーキング」を有し、騎乗する事で空中戦を可能とする。 | ||
+ | ;[[マジンカイザーSKL]] | ||
+ | :骸骨馬とバイクに変形するサポートメカ「SKL-RR」を持つ。 | ||
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:馬のパーティーマスクを被った変質者。 | :馬のパーティーマスクを被った変質者。 | ||
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== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
;[[ギャンブル]] | ;[[ギャンブル]] | ||
− | : | + | :馬の速さを競わせその着順を予想する「競馬」が有名。日本では数少ない公営ギャンブルの1つに指定されている。 |
− | + | :スパロボ関係では[[兜シロー]]の名前は実在した競走馬「カブトシロー」に、[[グレイファントム]]の名前は実在した競走馬「ネイティブダンサー」の通称「グレイファントム」に由来しているほか、「ニシノ[[シャア・アズナブル|シャア]]」や「[[ラクス・クライン|ラクスクライン]]」など、ロボットアニメのキャラクターやロボット由来の名前を持つ競走馬もおり、[[アウセンザイター]]に至ってはそのものズバリの名前の馬がいる。 | |
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2024年10月16日 (水) 18:40時点における最新版
馬は、動物界脊椎動物門哺乳綱奇蹄目(ウマ目)ウマ科に属する生物群の総称。
概要 編集
発達した蹄(人間で例えると中指一本だけ)と強靭な四肢を持ち、高い走行能力を持つのが特徴。ウマやロバが広く家畜化されていることもあり奇蹄目動物の中では最大の個体数を持つ。現在はムスタングや岬馬などの「自然に帰った馬」を除き、野生馬は1968年に全て野生絶滅しており、ごく一部だけ生き残った原種モウコノウマが飼われているのみ。
競馬や農耕だけではなく、蒸気機関発明前までは陸運の要を担っており、日本でも1950年代ごろまでは都心部でも馬車を見かけることがあった。また、軍事においても「騎兵隊」が別個に存在することからもわかる通り重要な役を担っていたため、神格化・あるいは怪物化された馬は数知れない。
SRWに関連した馬編集
- 風雲再起
- 東方不敗マスター・アジアの愛馬。モビルホースの方は後述のユニコーンのモチーフも取り入れられている。
- トロンベ
- エルザム・V・ブランシュタインの愛馬で、自身の乗機にもその名を用いている。
伝説上の馬編集
- アレイオーン
- ギリシア神話に登場する馬。海神ポセイドン(馬の守護神でもある)と豊穣の神デメテルが馬の姿で交わって生まれた存在。右足が人間の脚になっており、人語を解する事ができた。
- ケンタウロス
- ギリシア神話に登場する亜人種で、悪人イクシオーンが女神ヘラの偽物(雲)を抱いたことで生まれた。「人馬」の別名の通り上半身が人、下半身が馬の姿が特徴。英語表記はセントール。
- 射手座の元となったケイローンはクロノス(ポセイドンやゼウスの父)が不義密通で作ったれっきとした「神」であるが、クロノスが馬に変身して妖精フィリラと逢引したためケンタウロス(時系列的にはケンタウロス族が生まれるずっと前に生まれている)の姿となった。
- 『鋼鉄ジーグ』及び『鋼鉄神ジーグ』ではジーグ(磁偉倶)とサラブレッド型支援パーツ・パーンサロイドとが合体する事に因り、ケンタロウスを彷彿とさせる半人半馬形態「ジーグ・パーンサロイド」へと姿を変える。
- 「SDガンダムシリーズ」では、騎士ガンダムや四代目頑駄無大将軍などがケンタウロスモードを有している。
- 『機甲界ガリアン』ではプロマキスのモチーフとされる。
- 『NG騎士ラムネ&40』ではアッサームのモチーフとされ、後述のユニコーンのモチーフも取り入れられている。
- 『バトルスピリッツ ブレイヴ』では光龍騎神サジット・アポロドラゴンのモチーフとされる。
- 『ナイツ&マジック』ではツェンドルグのモチーフとされる。
- バンプレストオリジナルではディアムドの武装「セントール・スプリント」の元ネタとされ、同武装内で半人半馬に変形する。
- スレイプニル
- 北欧神話の主神オーディンの愛馬である8本脚の馬。巨人族が所有する馬スヴァジルファリと、巨人族の妨害するために牝馬に変身してスヴァジルファリを誘惑した悪神ロキとの間に生まれた。
- 絶影
- 三国志における曹操の愛馬。影を留めない程の速さで走る事からその名がついた。
- ペーガソス
- ギリシア神話に登場する翼を持った馬。英語表記はペガサス、フランス語表記はペガス。
- ポセイドンと密通した魔女メデューサが、英雄ペルセウスに首を刎ねられた際にその断面から流れた血から生み出され、ペルセウスに仕えることとなる。その後、ポセイドンの私生児であるベレロフォンの愛馬となるが、主神ゼウスがベレロフォンの思い上がりに怒り、虻を放ったことでベレロフォンを振り落として天に上りペガスス座となる。
- 「ガンダムシリーズ」ではホワイトベースを始めとしたペガサス級戦艦の総称の由来とされる。
- 『宇宙の騎士テッカマンブレード』ではペガス、『宇宙の騎士テッカマンブレードII』ではペガスIIの名称の由来とされる。
- 馬頭
- 仏教において地獄の門番とされる、馬の頭と人の体を持つ鬼。相棒の「牛頭」と共に亡者の脱走を見張る。
- 『天元突破グレンラガン』のメズーのモチーフとされる。
- 『鋼鉄神ジーグ』の馬頭羅のモチーフであり、主人公である草薙剣児の駆る鋼鉄ジーグ (新)との戦いは「地獄の牛頭馬頭の戦い」と形容された。
- 『勇者王ガオガイガー』のEI-02は競走馬のイメージを元に作られたが、馬の頭部を持った人型という外見はこのカテゴリーに近い。
- バンプレストオリジナルの毒馬頭のモチーフである。
- ユニコーン
- 西洋の伝承に登場する馬をモチーフとした幻獣。「一角獣」の別名の通り額から生えた長い角が特徴で、蹄が偶蹄である。派生としてペーガソスと合わさった有翼のユニコーンも生み出されている。
- 絵画ではライオンと一緒に描かれることが多く、下記のSRWに登場するユニコーンに因むキャラも相棒がライオンを模していることが多い。
- 『マジンガーZ』ではトロスD7のモチーフのひとつに取り入れられている。
- 『聖戦士ダンバイン』のバイストン・ウェルでは、ユニコーンをモデルとしたユニコン・ウーが騎乗に用いられている。
- 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ではアムロ・レイがイニシャルの「A」を象ったユニコーンをパーソナルマークとして使用している。
- 『機動戦士ガンダムUC』ではユニコーンガンダムのモチーフとされる。
馬に縁があるメカ・キャラクター編集
やはりカウボーイや侍、騎士などのイメージのあるキャラが多い。
- デューク・フリード、牧葉ひかる、牧葉団兵衛
- デュークは事件の無い平時、「宇門大介」名義で団兵衛が経営する「シラカバ牧場」の牧童として勤務し、ひかるは管理・経理を担当。いずれも馬の扱いに長ける。
- 峰一平
- 愛馬アイフルを所有している。ロデオ大会3年連続優勝という実績を持つ乗馬の天才。
- シャア・アズナブル
- 『機動戦士ガンダム』では白馬、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では黒馬を、(後者では鞍も付けずに)颯爽と乗りこなした。
- 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)では元々牧場で引き取られ育っていたため乗馬が得意であると判明した。
- シャギア・フロスト
- 自身の乗機ガンダムヴァサーゴを「私の愛馬は狂暴です」と評する(同3話のサブタイトルにもなっている)。
- 一方『スーパーロボット大戦R』では上記の台詞をラカン・ダカランから「馬は臆病な生き物だと聞くぞ」と揶揄されてしまった。
- ガンダムAGE-1
- 第2部では当初、馬小屋のサイロの中に格納されており、再登場し初めてアセム・アスノが動かした第16話のタイトルも救世主…イエス・キリストの誕生よろしく「馬小屋のガンダム」となった。
- ギャバン
- 事件の無い平時は「一条寺烈」名義で「アバロン乗馬クラブ」に勤務。毎回のエンディングで乗馬テクニックを披露している。
- アンディ・フォン・デ・オニヤテ
- 規格外の大ボケを連発する賞金稼ぎながら、愛馬「オニキス(後にジロウマルと改名)」を巧みに操りソードフィッシュIIからの銃撃を難なく回避するなど、カウボーイスタイルに違わぬ超絶的な乗馬テクを具える。
- グリシーヌ・ブルーメール
- 貴族として乗馬による狩猟を嗜んでおり、『3』では大神とのデートで狩猟を楽しんだ。また、その気性の荒い性格ゆえに、ソレッタ・織姫と初めて出会った際に「ジャジャホース」(じゃじゃ馬)呼ばわりされた事もある。
- コクリコ
- 『3』で巴里の市場で暴れていた馬をなだめた。この一件が彼女が巴里華撃団に入隊するきっかけとなった。
- ジェミニ・サンライズ
- 「テキサスの暴君」の異名を持つ愛馬「ラリー」と兄弟同然に育てられた。ジェミニが主人公を務める『V-0』は彼女とラリーがアメリカ大陸を横断する物語を描いており、人馬一体のアクションゲームとなっている。
- 大神一郎、真宮寺さくら、エリカ・フォンティーヌ
- 前述の『V-0』にジェミニと同じように乗馬仕様でシークレットキャラクターとして登場(エリカのみシマウマ)。
- 光武F2 (グリシーヌ機)
- 合体攻撃「ペガーズ・エール」ではペガサスに乗った大神とグリシーヌが星空へと飛び立つ。
- ロデオスター
- 蹄鉄と馬の形をモチーフにしたシールドを両腕に装備している。また、空戦形態の必殺技「ターニング・スワロー」では霊力で炎の馬と化し敵に体当たりする。
- テキサスマック (OVA)
- 馬型サポートメカ「パスチャーキング」を有し、騎乗する事で空中戦を可能とする。
- マジンカイザーSKL
- 骸骨馬とバイクに変形するサポートメカ「SKL-RR」を持つ。
- 赤騎士デスカイン、青騎士ヘルダイン
- ガイゾックの使用するメカブースト(死の騎士)。馬の首が生えた戦車状の下半身に鎧騎士のような上半身が乗っている。
- ぽに男
- 馬のパーティーマスクを被った変質者。
- ナイトメアフレーム
- コードギアスシリーズに登場する機動兵器の総称。「騎士の馬」を語源に持つ。
- カタフラクト
- 『アルドノア・ゼロ』に登場する機動兵器の総称。古代ローマ時代に考案された重騎兵を語源としており、特に軍馬の前方に装甲を集中させたものを指す。
- クロムクロ
- コクピットブロックが分離し、青馬剣之介時貞が「馬」と呼ぶ自走形態に変形する。
- アウセンザイター
- 上記した「トロンベ」の愛称をエルザムによって付けられたうちの一機。馬型の「プフェールト・モード」への変形機能を持つ。また機体名はドイツ語で「穴馬」を意味する。SRWでは単独版の他、ダイゼンガーを騎乗させた形態も実装されている。
- 一般騎士 / 騎馬隊
- 機動兵器ではなく馬に乗って戦う兵士のユニット。
関連項目 編集
- ギャンブル
- 馬の速さを競わせその着順を予想する「競馬」が有名。日本では数少ない公営ギャンブルの1つに指定されている。
- スパロボ関係では兜シローの名前は実在した競走馬「カブトシロー」に、グレイファントムの名前は実在した競走馬「ネイティブダンサー」の通称「グレイファントム」に由来しているほか、「ニシノシャア」や「ラクスクライン」など、ロボットアニメのキャラクターやロボット由来の名前を持つ競走馬もおり、アウセンザイターに至ってはそのものズバリの名前の馬がいる。
- 映画
- 1878年に撮影された黒人が乗った疾走する馬の連続写真『動く馬』が1880年にカリフォルニア美術学校で公開され、これが世界最初の映画上映だったと言われている。