グレイファントム

グレイファントムは『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の登場メカ

グレイファントム
別表記 トロイホース
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 出渕裕
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
母艦
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スペック
分類 ペガサス級強襲揚陸艦(準ホワイトベース級強襲揚陸艦)
艦籍番号 LMSD-76
全長 305m
重量 48,900t
開発 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
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概要 編集

地球連邦軍が建造したペガサス級強襲揚陸艦の5番艦。準ホワイトベース級強襲揚陸艦などとする資料もある。

一年戦争時にガンダムNT-1を受領するためにサイド6のリボーコロニーに向かうが、ケンプファーがコロニー内で戦闘を行った際に本艦に所属していたスカーレット隊を投入。しかし、あっという間に全滅させられてしまっている。その後、デラーズ紛争時にはコンペイ島での観艦式に参加していたのだが、ガンダム試作2号機の核攻撃に巻き込まれて撃沈した。

なお、初期設定の名称は「トロイホース」であり、途中で「グレイファントム」に変更された。現在では「トロイホースは誤りである」とされたり、「グレイファントムの別名がトロイホースである」などとする資料が多い。また、本艦とは別に「トロイホース」という艦があるという設定も存在し、かなり情報が錯綜している。

登場作品と操縦者 編集

SRWでは「トロイホース」の名称で登場している。

旧シリーズ 編集

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。初期はトーレスが、後にブライトがパイロットとなる。
これまでの戦いで限界を迎えたホワイトベースに代わり、自軍の最初の母艦として登場。ただし旧式艦であることに変わりはないようで、碌な補給や整備もなく過酷な転戦を繰り返したこともあり、結局ホワイトベースと同じ運命を辿った。
最初期の戦艦なだけあって性能はかなり低いものの、2~8というメインメガ粒子砲の射程だけは立派だが、艦長代理のトーレスでは当てるのに苦労する。改造アーガマネェル・アーガマラー・カイラムに引き継がれていくが、本作の戦艦の性能的にマップ兵器以外を改造しても大した戦力にはならないので、改造する場合は機体性能だけに留めておこう。
スーパーロボット大戦F
『第4次』と同じく自軍の最初の戦艦として登場。本作ではトーレスが艦長代理にならず、最初からブライトが搭乗する。スーパー系ルートだと2マップだけヘンケンが搭乗し、合流時には2艦のトロイホースが揃うというユニークな光景が見られる。
シャイニングガンダム等もそうだが、本作は武器改造の引き継ぎ先が妙に変則的になっており、トロイホースの場合は120ミリ機関砲の改造がメインメガ粒子砲に、メインメガ粒子砲の改造が160ミリ機関砲に引き継がれる。このため(あまりいないとは思うが)戦艦をしっかり改造して運用したい場合、トロイホースの内に機関砲をフル改造しておくとよい。機関砲のフル改造費用は3万、メインメガ粒子砲は6万なので、アーガマになってから改造するよりも安く済ませられる。ちなみにヘンケン機はブライトの復帰と共に離脱するので改造は厳禁。
スーパーロボット大戦F完結編
宇宙ルートで顔見せ的に登場するため、本作のロボット大図鑑にも登録される。

装備・機能 編集

武装・必殺武器 編集

連装主砲
連装メガ粒子砲
連装ミサイルランチャー
対空機銃

特殊能力 編集

搭載

移動タイプ 編集

飛行可能。

サイズ 編集

LL

機体BGM 編集

「颯爽たるシャア」
第4次』にて。

関連機体 編集

ホワイトベース
ペガサス級強襲揚陸艦2番艦。
アルビオン
ペガサス級強襲揚陸艦7番艦。

余談 編集

  • 機動戦士ガンダムUC』では第4話にてグレイファントムが地上に潜伏するジオン残党軍の拠点となっている光景を見る事が出来る。前述の通り、本艦は既に撃沈しているため同型艦だと思われるが何故ジオンに接収されていたのかは不明。
  • 「トロイホース」の名称の由来はトロイア戦争の伝承に登場するトロイアの木馬(トロイの木馬)であろう。ただしトロイアの木馬を英語読みすると「トロヤンホース」となる。
  • 「グレイファントム」の名称の由来は実在した競走馬「ネイティブダンサー」の愛称の一つ「グレイファントム」と思われる。芦毛(灰色)の馬体が当時のモノクロテレビで映えたことに由来する。

資料リンク 編集