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バルキリー(Valkyrie)とは、『[[マクロスシリーズ]]』における搭乗型戦闘用ロボット・可変戦闘機(Variable Fighter)の総称。本来は[[VF-1 バルキリー|VF-1]]のみをさすペットネーム(愛称)であったが、便宜的にVF一般の総称として扱われるようになった。
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バルキリーとは、『[[マクロスシリーズ]]』の[[登場メカ]]
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
最大の特徴は「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」の3形態に[[変形]]できることである。
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搭乗型戦闘用ロボット・可変戦闘機(Variable Fighter)の総称。当初は[[VF-1 バルキリー|VF-1]]のみを指したペットネーム(愛称)であったが、便宜的にVF一般の総称として扱われるようになった。
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「可変戦闘機」の名の通り、その最大の特徴は「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」の3形態に[[変形]]できる点にあり、各形態を状況に応じて切り替える事で能力を最大限に発揮する事が出来る。
 
*「ファイター」……戦闘機形態。迅速な移動やドッグファイトに用いられる形態。
 
*「ファイター」……戦闘機形態。迅速な移動やドッグファイトに用いられる形態。
 
*「ガウォーク」……中間形態。姿勢制御に優れ、地上での移動ではホバーを用いる。
 
*「ガウォーク」……中間形態。姿勢制御に優れ、地上での移動ではホバーを用いる。
*「バトロイド」……人型形態。格闘戦・[[白兵戦]]などに用いられる形態。
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*「バトロイド」……人型形態。[[ゼントラーディ]]との格闘戦・[[白兵戦]]を想定した形態。
  
型式番号については、実在のアメリカ軍の航空機と同様の命名法則を基本とし、頭文字に「Variable」を表す「V」を足したものとなっている。[[量産型|量産機]](正式採用機)は「VF」となり、他にも可変攻撃機(VA)、可変爆撃機(VB)、可変訓練機(VT)も存在する。
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型式番号については、実在のアメリカ軍の航空機と同様の命名法則を基本とし、頭文字に「Variable」を表す「V」を足したものとなっている。[[量産型|量産機]](正式採用機)は「VF」となり、他にも可変攻撃機(VA)、可変爆撃機(VB)、可変訓練機(VT)も存在する。試作機は主に「YF」と形式番号が振られているが、これは実在のアメリカ軍の試作機と同じ形式であり、このため一部実在の機体と重複する番号もある。
試作機は主に「YF」と形式番号が振られているが、これは実在のアメリカ軍の試作機と同じ形式であり、このため一部実在の機体と被っている番号もある。
 
  
また、S型はもっぱら指揮官機として運用されており、頭部レーザー砲が一般機より多い。
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各VFはA型、J型といったバリエーションが存在し、その中でもS型はもっぱら指揮官機として運用されており、頭部レーザー砲が一般機より多く搭載されている。
  
 
== 武装・機能 ==
 
== 武装・機能 ==
その多くは実弾兵装で、エネルギー兵器の採用は出力低下と稼働時間低下を招くため部分的にしか採用されてない。
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=== 武装 ===
;ガンポット
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;レーザー機銃
:実弾を発射する銃。巨人([[ゼントラーディ]]or[[メルトランディ]])も使用できる。
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:頭部ユニットに搭載されたエネルギー火器。主に対空・対地攻撃に用いられる。砲門数は形式によって異なる。
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;ガンポッド
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:最も標準的な携行火器。当初は実体弾型のガトリングガンポッドのみであったが、後にエンジン出力の向上によりビームガンポッドも運用されるようになった。
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:実体弾型は巨人([[ゼントラーディ]][[メルトランディ]])も使用可能。
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;格闘用兵装
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:当初近接戦闘用の装備は存在せず、ガンポッドの砲身で殴りつけるといった戦法が非常時に用いられる程度であった。
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:その後、ガンポッド装着型の銃剣やアサルトナイフなどといった近接戦闘用兵装が登場している。
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:また『[[マクロスプラス]]』以降はピンポイントバリアを拳に覆わせ「ピンポイントバリアパンチ」として使用する機体も登場している。
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=== 防御装備 ===
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;エネルギー転換装甲
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:装甲に電気エネルギーを流し、分子結合を強化し防御力を強化するASS-1由来の技術を用いた装甲。当初はバトロイド形態でのみ装甲を展開出来なかったが、その後のエンジン出力向上により各形態での使用が可能となった。ただし、余剰出力の関係から全力展開が可能なのはバトロイド形態に限られる。
 +
;[[ピンポイントバリア]]
 +
:限定的にバリアを発生させる防御用兵装。
 +
:本来は[[マクロス]]で開発された艦載防御システムであったが、その後VF用の装備としてVF-11より採用された。
 +
;アクティブ・ステルス
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:機体形状によらずレーダーを欺瞞する技術。VF-0の段階で既に確立された技術であるが、レーダー技術とステルス技術双方の発展によるいたちごっこが続いており、YF-19、21の時点で第3世代アクティブ・ステルスが搭載されている。
 +
 
 +
=== オプション装備 ===
 
;スーパーパック
 
;スーパーパック
:追加ブースターに[[マイクロミサイル]]ポットを増設。欠点としてステルス性が損なわれるため、あえて装着しない機体もある。これも巨人が扱える。
+
:大気圏外用ブースターを備えた宇宙戦装備。[[マイクロミサイル]]ポットも増設され戦闘能力も向上しているが同時にステルス性が損なわれる欠点も持つ。後にステルス性も維持した「ファストパック」も開発されている。
;ファストパック
+
:中には巨人が扱えるタイプも存在する(VF-25など)。
:こちらはミサイル増設パック。ステルス性を重視する機体は此方を使う。
+
;アーマードパック
;[[ピンポイントバリア]]
+
:装甲強化や重火力化を目的とした追加兵装。当初は可変能力を犠牲にしたバトロイド形態の専用装備であったが、後に変形と両立させた改良型も開発されている。
:VF-11以降全てのバルキリーで採用される、特定の部位のみ覆う[[エネルギーフィールド]]。
+
;フォールドブースター
;アーマードパックorトルネードパック
+
:VF単体でのフォールドを可能とするオプション装備。
:バトロイド形態で使用する前提。増加装甲と噴射口、追加ミサイルと[[ビーム兵器]]を搭載。バトロイド固定武装だったが、ファイターへの変形に支障しない専用のものもある。
+
 
;中型ミサイル発射口
+
=== その他 ===
:主に「反応弾」を使用するため。バルキリー全てで採用される部位でもある。
+
;熱核反応タービンエンジン
 +
:吸気した外気を核融合エネルギーで加熱・噴出する事で推力を得るエンジン。大気圏内であればほぼ無制限の航続距離を得る事が出来る。宇宙でも燃料を消費する事で使用が可能だが、活動時間に制限が生じる為、スーパーパックなどの装着が必要となる。
 +
;ISC
 +
:慣性蓄積コンバーター。フォールドクォーツを使用し、高機動時に機体にかかる負荷を一時的にフォールド空間へ蓄積させ、少しずつ通常空間へ還元するシステム。YF-24で実用化された。
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;EX-ギアシステム
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:機体の操縦システムを兼ねたパワードスーツ兼耐Gスーツ。ISCと同じくYF-24で実用化された技術である。
  
 
== スーパーロボット大戦における特徴 ==
 
== スーパーロボット大戦における特徴 ==
 
自軍トップクラスの[[運動性]]を持つ反面、[[HP]]と[[装甲]]は脆い傾向にある。参戦してしばらくは'''S'''サイズというのもあり、回避力はかなり高い。主な攻撃手段は実弾系射撃武器。ホーミング[[ミサイル]]や反応弾の[[アニメーション]]描写は、いわゆる「板野サーカス」要素を大いに盛り込まれたものになっている。一部の機体はピンポイントバリアパンチ等の格闘武器や[[歌]]を主力とする。
 
自軍トップクラスの[[運動性]]を持つ反面、[[HP]]と[[装甲]]は脆い傾向にある。参戦してしばらくは'''S'''サイズというのもあり、回避力はかなり高い。主な攻撃手段は実弾系射撃武器。ホーミング[[ミサイル]]や反応弾の[[アニメーション]]描写は、いわゆる「板野サーカス」要素を大いに盛り込まれたものになっている。一部の機体はピンポイントバリアパンチ等の格闘武器や[[歌]]を主力とする。
  
また3種形態にもそれぞれ特徴があり、[[移動力]]のファイター、万能性のバトロイド、運動性のガウォークとなっているが、ガウォークに[[変形]]可能なことは少なく、戦闘アニメーションでのみ再現される事が多い。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]』ではバトロイド形態に地上限定で移動力にボーナスがつく[[特殊能力]]として、マップ上でも移動中にガウォーク形態を見ることが出来る。
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また3種形態にもそれぞれ特徴があり、[[飛行]]可能で[[移動力]]に優れたファイター、汎用性が高く全弾発射系の必殺技を持つ事が多いバトロイド、[[運動性]]が高いが[[地形適応]]にクセのあるガウォークとなっているが、『第3次α』以降ユニットとしてのガウォーク形態はオミットされ戦闘アニメーションの演出でのみ再現される事が多くなった。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]』ではバトロイド形態に地上限定で移動力にボーナスがつく[[特殊能力]]として、マップ上でも移動中にガウォーク形態を見ることが出来る。
  
また、『[[Zシリーズ]]』や『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』などバルキリーより小さい機体([[AT]][[KMF]][[SPT]][[リュー]][[エステバリス]]など)が参戦している作品では'''M'''サイズとなっている。
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また、「[[Zシリーズ]]」や『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』などバルキリーより小型の機体([[AT]][[KMF]][[SPT]][[リュー]][[エステバリス]]など)が参戦している作品では'''M'''サイズとなっている。
  
 
== SRW登場の機体 ==
 
== SRW登場の機体 ==
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:;[[RVF-25 メサイア]]
 
:;[[RVF-25 メサイア]]
 
::電子戦仕様。
 
::電子戦仕様。
::*[[RVF-25 メサイア|RVF-25 スーパーメサイア]]
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::*[[RVF-25 メサイア|RVF-25 スーパーメサイア]]<ref>米軍の命名法則的には「R」は電子戦ではなく偵察機であり、本来の電子戦は「E」である。</ref>
 
;[[VF-27 ルシファー]]
 
;[[VF-27 ルシファー]]
 
:[[サイボーグ]]専用の機体とすることでVF-25を更に上回る機動性を得た。非公認の機種のため、統合軍内部ではYF-27として扱われている。
 
:[[サイボーグ]]専用の機体とすることでVF-25を更に上回る機動性を得た。非公認の機種のため、統合軍内部ではYF-27として扱われている。
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:;[[VF-31C ジークフリード]]
 
:;[[VF-31C ジークフリード]]
 
::戦術支援仕様。
 
::戦術支援仕様。
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:;[[VF-31F ジークフリード]]
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::制宙支配仕様。
  
 
=== 爆撃機 ===
 
=== 爆撃機 ===
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=== [[バロータ軍]]の可変戦闘機 ===
 
=== [[バロータ軍]]の可変戦闘機 ===
;[[Fz-109A エルガーゾルン]]
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;[[Fz-109 エルガーゾルン]]
:VF-14 ヴァンパイアをベースとした可変戦闘機。一般兵仕様。
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:VF-14 ヴァンパイアをベースとした可変戦闘機。
;[[Fz-109F エルガーゾルン]]
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:;[[Fz-109A エルガーゾルン]]
:VF-14 ヴァンパイアをベースとした可変戦闘機。指揮官仕様。
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::一般兵仕様。
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:;[[Fz-109F エルガーゾルン]]
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::指揮官仕様。
 
;[[Az-130A パンツァーゾルン]]
 
;[[Az-130A パンツァーゾルン]]
 
:VA-14 ハンターをベースとした可変攻撃機。
 
:VA-14 ハンターをベースとした可変攻撃機。
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;VAB-2
 
;VAB-2
 
:『マクロス7』に登場する[[FBz-99G ザウバーゲラン]]のベースとなったとされる可変攻撃爆撃機。
 
:『マクロス7』に登場する[[FBz-99G ザウバーゲラン]]のベースとなったとされる可変攻撃爆撃機。
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;VA-3 インベーダー
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:本ページ冒頭で語られた通り、高機動戦闘機同士のドッグファイトを想定された「VF(可変戦闘機)」ではなく、基地・拠点や大型標的への攻撃・爆撃用として作られた「VA(可変攻撃機)」。VFに機動性や航行速度では劣るが搭載火器・弾薬の量や装甲強度ではVFを上回る。バトロイド形態はゼントラーディ系の機体の意匠が盛り込まれたのか、やや半魚人めいた形状となっている。最初期型は[[ボドル旗艦|ボドルザー旗艦]]艦隊戦にも参戦したとされている。
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:;VA-3C改
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::『マクロス ダイナマイト7』に登場する機体。惑星ゾラの銀河クジラ密漁団が、ブラックマーケットに流れていたVA-3Cを入手し、密漁用に改造して運用していた。
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:;VA-3M
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::『マクロス VF-X2』に登場する機体。バルキリーの中でも異色と言える'''水上航行や水中潜航も可能な全領域攻撃機'''であり、VFでいうファイター形態に相当するアタッカー形態では「アクアモード」と称する切替機構で航行モードを変更する。(ゲーム作中では)水中でも大気中のそれにほぼ準ずる形のドッグファイトが可能なほどの機動性を誇り、水中戦においてはミサイルの代わりに水中戦用の魚雷を運用する。主人公の属するVF-Xレイヴンズ以外では、地表の9割近くが海に覆われた惑星エデン3において、ブラックマーケットでも幅を利かせる多星間軍需企業「クリティカルパス・コーポレーション」の私設部隊でも使われていた。
 
;YF-24 エヴォリューション
 
;YF-24 エヴォリューション
 
:[[YF-19]]、[[YF-21]]を超える機体として設計された新型試作機。[[イサム・ダイソン]]がテストパイロットを担当。
 
:[[YF-19]]、[[YF-21]]を超える機体として設計された新型試作機。[[イサム・ダイソン]]がテストパイロットを担当。
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*TV版『[[超時空要塞マクロス]]』第27話には、後番組である『[[超時空世紀オーガス]]』の主役機である[[オーガス]]と[[VF-1 バルキリー|VF-1]]が混ざったような機体が一瞬だけ登場する。
 
*TV版『[[超時空要塞マクロス]]』第27話には、後番組である『[[超時空世紀オーガス]]』の主役機である[[オーガス]]と[[VF-1 バルキリー|VF-1]]が混ざったような機体が一瞬だけ登場する。
 
**この機体は「'''オーガスバルキリー'''」と視聴者の間で呼ばれ、実際に両作のプラモキットを改造して制作した人もいる。
 
**この機体は「'''オーガスバルキリー'''」と視聴者の間で呼ばれ、実際に両作のプラモキットを改造して制作した人もいる。
*歴代バルキリーの中で、型式番号の数字下一桁が“9”の機体(VF-9、YF-19系列、YF-29)は、いずれも前進翼を備え、刀剣類に由来するペットネームを持つ。
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*歴代バルキリーの中で、型式番号の数字下一桁が“9”の機体(VF-9(カットラス)、YF-19系列(エクスカリバー)、YF-29(デュランダル))は、いずれも前進翼を備え、刀剣類に由来するペットネームを持つという共通点がある。
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**また、VF-25以降の機体、とりわけ主人公が搭乗する機種の形式番号は、その機種の初出作品の初回放映時におけるTV版第一作『超時空要塞マクロス』の放映からの経過年数と一致している。
 
*放映当時は有井製作所、今井科学、タカトクトイスが商品展開をしていた。その後は全てバンダイが金型を引き取って復刻・再販している。プラモデルについては同じくバンダイ、これに加えてハセガワとWAVE(ウェーブ)が中心となって商品展開している。
 
*放映当時は有井製作所、今井科学、タカトクトイスが商品展開をしていた。その後は全てバンダイが金型を引き取って復刻・再販している。プラモデルについては同じくバンダイ、これに加えてハセガワとWAVE(ウェーブ)が中心となって商品展開している。
 
**可変玩具については主にやまと、アルカディアが主力商品として開発・発売していたが、やまとの方は公式サイトが閉鎖されており倒産が疑われている。バンダイも「DX超合金」「VF HI-METAL<ref>シリーズ休止を経た現在は「HI-METAL R」と名称を変えて再スタート。</ref>」の2つのシリーズで参入している。
 
**可変玩具については主にやまと、アルカディアが主力商品として開発・発売していたが、やまとの方は公式サイトが閉鎖されており倒産が疑われている。バンダイも「DX超合金」「VF HI-METAL<ref>シリーズ休止を経た現在は「HI-METAL R」と名称を変えて再スタート。</ref>」の2つのシリーズで参入している。
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***この可変玩具が設定通りに綺麗に可変するのは、元々監督の河森氏が「レゴで機体を試作、変形することを確認してからデザインが起こされるから」というのは有名な話。
 
*カプコンのロボット格闘ゲーム『超鋼戦紀キカイオー』には、バルキリーに似たマシン「ラファーガ」が登場するが、これはメカデザインがスタジオぬえが担当したことによるセルフパロディである。
 
*カプコンのロボット格闘ゲーム『超鋼戦紀キカイオー』には、バルキリーに似たマシン「ラファーガ」が登場するが、これはメカデザインがスタジオぬえが担当したことによるセルフパロディである。
 
*名前の由来は、北欧神話に登場する女神・[[ワルキューレ]]の英語読み。
 
*名前の由来は、北欧神話に登場する女神・[[ワルキューレ]]の英語読み。

2023年11月18日 (土) 05:23時点における最新版

バルキリーとは、『マクロスシリーズ』の登場メカ

概要編集

搭乗型戦闘用ロボット・可変戦闘機(Variable Fighter)の総称。当初はVF-1のみを指したペットネーム(愛称)であったが、便宜的にVF一般の総称として扱われるようになった。

「可変戦闘機」の名の通り、その最大の特徴は「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」の3形態に変形できる点にあり、各形態を状況に応じて切り替える事で能力を最大限に発揮する事が出来る。

  • 「ファイター」……戦闘機形態。迅速な移動やドッグファイトに用いられる形態。
  • 「ガウォーク」……中間形態。姿勢制御に優れ、地上での移動ではホバーを用いる。
  • 「バトロイド」……人型形態。ゼントラーディとの格闘戦・白兵戦を想定した形態。

型式番号については、実在のアメリカ軍の航空機と同様の命名法則を基本とし、頭文字に「Variable」を表す「V」を足したものとなっている。量産機(正式採用機)は「VF」となり、他にも可変攻撃機(VA)、可変爆撃機(VB)、可変訓練機(VT)も存在する。試作機は主に「YF」と形式番号が振られているが、これは実在のアメリカ軍の試作機と同じ形式であり、このため一部実在の機体と重複する番号もある。

各VFはA型、J型といったバリエーションが存在し、その中でもS型はもっぱら指揮官機として運用されており、頭部レーザー砲が一般機より多く搭載されている。

武装・機能編集

武装 編集

レーザー機銃
頭部ユニットに搭載されたエネルギー火器。主に対空・対地攻撃に用いられる。砲門数は形式によって異なる。
ガンポッド
最も標準的な携行火器。当初は実体弾型のガトリングガンポッドのみであったが、後にエンジン出力の向上によりビームガンポッドも運用されるようになった。
実体弾型は巨人(ゼントラーディメルトランディ)も使用可能。
格闘用兵装
当初近接戦闘用の装備は存在せず、ガンポッドの砲身で殴りつけるといった戦法が非常時に用いられる程度であった。
その後、ガンポッド装着型の銃剣やアサルトナイフなどといった近接戦闘用兵装が登場している。
また『マクロスプラス』以降はピンポイントバリアを拳に覆わせ「ピンポイントバリアパンチ」として使用する機体も登場している。

防御装備 編集

エネルギー転換装甲
装甲に電気エネルギーを流し、分子結合を強化し防御力を強化するASS-1由来の技術を用いた装甲。当初はバトロイド形態でのみ装甲を展開出来なかったが、その後のエンジン出力向上により各形態での使用が可能となった。ただし、余剰出力の関係から全力展開が可能なのはバトロイド形態に限られる。
ピンポイントバリア
限定的にバリアを発生させる防御用兵装。
本来はマクロスで開発された艦載防御システムであったが、その後VF用の装備としてVF-11より採用された。
アクティブ・ステルス
機体形状によらずレーダーを欺瞞する技術。VF-0の段階で既に確立された技術であるが、レーダー技術とステルス技術双方の発展によるいたちごっこが続いており、YF-19、21の時点で第3世代アクティブ・ステルスが搭載されている。

オプション装備 編集

スーパーパック
大気圏外用ブースターを備えた宇宙戦装備。マイクロミサイルポットも増設され戦闘能力も向上しているが同時にステルス性が損なわれる欠点も持つ。後にステルス性も維持した「ファストパック」も開発されている。
中には巨人が扱えるタイプも存在する(VF-25など)。
アーマードパック
装甲強化や重火力化を目的とした追加兵装。当初は可変能力を犠牲にしたバトロイド形態の専用装備であったが、後に変形と両立させた改良型も開発されている。
フォールドブースター
VF単体でのフォールドを可能とするオプション装備。

その他 編集

熱核反応タービンエンジン
吸気した外気を核融合エネルギーで加熱・噴出する事で推力を得るエンジン。大気圏内であればほぼ無制限の航続距離を得る事が出来る。宇宙でも燃料を消費する事で使用が可能だが、活動時間に制限が生じる為、スーパーパックなどの装着が必要となる。
ISC
慣性蓄積コンバーター。フォールドクォーツを使用し、高機動時に機体にかかる負荷を一時的にフォールド空間へ蓄積させ、少しずつ通常空間へ還元するシステム。YF-24で実用化された。
EX-ギアシステム
機体の操縦システムを兼ねたパワードスーツ兼耐Gスーツ。ISCと同じくYF-24で実用化された技術である。

スーパーロボット大戦における特徴編集

自軍トップクラスの運動性を持つ反面、HP装甲は脆い傾向にある。参戦してしばらくはSサイズというのもあり、回避力はかなり高い。主な攻撃手段は実弾系射撃武器。ホーミングミサイルや反応弾のアニメーション描写は、いわゆる「板野サーカス」要素を大いに盛り込まれたものになっている。一部の機体はピンポイントバリアパンチ等の格闘武器やを主力とする。

また3種形態にもそれぞれ特徴があり、飛行可能で移動力に優れたファイター、汎用性が高く全弾発射系の必殺技を持つ事が多いバトロイド、運動性が高いが地形適応にクセのあるガウォークとなっているが、『第3次α』以降ユニットとしてのガウォーク形態はオミットされ戦闘アニメーションの演出でのみ再現される事が多くなった。『スーパーロボット大戦Operation Extend』ではバトロイド形態に地上限定で移動力にボーナスがつく特殊能力として、マップ上でも移動中にガウォーク形態を見ることが出来る。

また、「Zシリーズ」や『OE』『BX』などバルキリーより小型の機体(ATKMFSPTリューエステバリスなど)が参戦している作品ではMサイズとなっている。

SRW登場の機体編集

試作機・実験機編集

VF-0 フェニックス
VF-1以前の機体のため、公式にはバルキリーとは呼ばれていない。
YF-19
AVF候補として開発された新型試作機の一つ。前進翼を備え、殺人的な運動性を持つ。
後に主力機として制式採用され、VF-19 エクスカリバーが開発される。
YF-21
AVF候補として開発された新型試作機の一つ。BDIによる脳波を用いた特殊な操縦システムが搭載されている。
AVFには落選するも特殊作戦機VF-22S シュツルムボーゲルIIとして別途採用された。
YF-25 プロフェシー
YF-24のデータを元に開発された試作型。EXギアというパワードスーツや新型慣性制御システムによってAVF以上の性能を実現した。
後に制式採用され、VF-25 メサイアが開発される。
YF-29 デュランダル
フォールドウェーブシステムを機体の4か所に搭載することで、他を圧倒する性能を得た試作機。
YF-30 クロノス
惑星ウロボロスで開発されたYF-24系列の試作機。クリップドデルタ翼と大型ウェポンコンテナが特徴的。
後にこの機体をベースとして開発されたVF-31 カイロスが正式採用された。

戦闘機編集

VF-1 バルキリー
制式採用された初めての可変戦闘機でバルキリーの呼称の元にもなった。
VF-1A バルキリー
一般兵仕様。
VF-1J バルキリー
火力強化仕様。
VF-1S バルキリー
指揮官仕様。
VT-1 オストリッチ
複座型の訓練機。
VF-11 サンダーボルト
2030年より統合軍が主力として制式採用した可変戦闘機。従来の機体を一気に退役へと追い込んだ名機。
VF-11B サンダーボルト
本格的な量産機。
VF-11C サンダーボルト
B型の改良型。
VF-11MAXL改
改良機であるVF-11MAXLをサウンドフォース仕様に再改修した機体。
VF-17 ナイトメア
ステルス性能と剛性を重視した特殊戦用の可変戦闘機。
VF-17D ナイトメア
一般兵仕様。
VF-17S ナイトメア
指揮官仕様。
VF-17T改 ナイトメア
サウンドフォース仕様。
VF-171 ナイトメアプラス
ゴースト運用が進んだ結果、必要性能の基準が下がったことで、コストの高いVF-19に代わって統合軍主力機となった。
VF-19 エクスカリバー
YF-19の制式採用型。初期型のA型はYF-19譲りの運動性と操縦の難しさを持つ。
VF-19F エクスカリバー
一般兵仕様。一般兵向けに性能を落とし安定性を向上させた。
VF-19S エクスカリバー
指揮官仕様。F型をベースに性能を向上させた。
VF-19改 ファイアーバルキリー
サウンドフォース仕様。
VF-19E エクスカリバー (アイシャ機)
最終型のVF-19EをS.M.S.ウロボロス支部の支社長アイシャ・ブランシェットが支社長特権を使って自分好みにカスタマイズしたスペシャル仕様。
VF-19EF/A イサム・スペシャル
イサム・ダイソン専用機。E型のモンキーモデルであるEF型に大幅なチューンを施し、YF-19に近い性能・外見にしたもの。
VF-22 シュツルムボーゲルII
YF-21の制式採用型。操縦システムを通常型に変更した機体。
VF-22S シュツルムボーゲルII
指揮官仕様。
VF-25 メサイア
YF-25 プロフェシーの制式採用型。
VF-25F メサイア
ドッグファイト仕様。
VF-25S メサイア
指揮官仕様。
VF-25G メサイア
狙撃仕様。
RVF-25 メサイア
電子戦仕様。
VF-27 ルシファー
サイボーグ専用の機体とすることでVF-25を更に上回る機動性を得た。非公認の機種のため、統合軍内部ではYF-27として扱われている。
VF-27β ルシファー
一般兵仕様。
VF-27γ ルシファー
高性能のスペシャル仕様。
VF-31 ジークフリード
YF-30 クロノスをベースにして開発されたVF-31 カイロスのΔ小隊仕様。
VF-31J ジークフリード
制宙支援仕様。
VF-31C ジークフリード
戦術支援仕様。
VF-31F ジークフリード
制宙支配仕様。

爆撃機編集

VB-6 ケーニッヒモンスター
初登場は『マクロス VF-X2』(SRW未参戦)。デストロイド・モンスターをベースに可変機構を追加した可変爆撃機。

バロータ軍の可変戦闘機編集

Fz-109 エルガーゾルン
VF-14 ヴァンパイアをベースとした可変戦闘機。
Fz-109A エルガーゾルン
一般兵仕様。
Fz-109F エルガーゾルン
指揮官仕様。
Az-130A パンツァーゾルン
VA-14 ハンターをベースとした可変攻撃機。
FBz-99G ザウバーゲラン
VAB-2をベースとした可変戦闘爆撃機。

SRW未登場の機体編集

VF-14 ヴァンパイア
マクロス7』に登場するFz-109A エルガーゾルンFz-109F エルガーゾルンのベースとなった機体。
VA-14 ハンター
『マクロス7』に登場するAz-130A パンツァーゾルンのベースとなった機体。
VAB-2
『マクロス7』に登場するFBz-99G ザウバーゲランのベースとなったとされる可変攻撃爆撃機。
VA-3 インベーダー
本ページ冒頭で語られた通り、高機動戦闘機同士のドッグファイトを想定された「VF(可変戦闘機)」ではなく、基地・拠点や大型標的への攻撃・爆撃用として作られた「VA(可変攻撃機)」。VFに機動性や航行速度では劣るが搭載火器・弾薬の量や装甲強度ではVFを上回る。バトロイド形態はゼントラーディ系の機体の意匠が盛り込まれたのか、やや半魚人めいた形状となっている。最初期型はボドルザー旗艦艦隊戦にも参戦したとされている。
VA-3C改
『マクロス ダイナマイト7』に登場する機体。惑星ゾラの銀河クジラ密漁団が、ブラックマーケットに流れていたVA-3Cを入手し、密漁用に改造して運用していた。
VA-3M
『マクロス VF-X2』に登場する機体。バルキリーの中でも異色と言える水上航行や水中潜航も可能な全領域攻撃機であり、VFでいうファイター形態に相当するアタッカー形態では「アクアモード」と称する切替機構で航行モードを変更する。(ゲーム作中では)水中でも大気中のそれにほぼ準ずる形のドッグファイトが可能なほどの機動性を誇り、水中戦においてはミサイルの代わりに水中戦用の魚雷を運用する。主人公の属するVF-Xレイヴンズ以外では、地表の9割近くが海に覆われた惑星エデン3において、ブラックマーケットでも幅を利かせる多星間軍需企業「クリティカルパス・コーポレーション」の私設部隊でも使われていた。
YF-24 エヴォリューション
YF-19YF-21を超える機体として設計された新型試作機。イサム・ダイソンがテストパイロットを担当。
後にデータが各移民船団に提供されて、YF-25 プロフェシーYF-27 シャヘルYF-29 デュランダルYF-30 クロノスの開発母体となった。
VF-31 カイロス
マクロスΔ』に登場。『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』に登場するYF-30 クロノスの正式量産型。

余談編集

  • TV版『超時空要塞マクロス』第27話には、後番組である『超時空世紀オーガス』の主役機であるオーガスVF-1が混ざったような機体が一瞬だけ登場する。
    • この機体は「オーガスバルキリー」と視聴者の間で呼ばれ、実際に両作のプラモキットを改造して制作した人もいる。
  • 歴代バルキリーの中で、型式番号の数字下一桁が“9”の機体(VF-9(カットラス)、YF-19系列(エクスカリバー)、YF-29(デュランダル))は、いずれも前進翼を備え、刀剣類に由来するペットネームを持つという共通点がある。
    • また、VF-25以降の機体、とりわけ主人公が搭乗する機種の形式番号は、その機種の初出作品の初回放映時におけるTV版第一作『超時空要塞マクロス』の放映からの経過年数と一致している。
  • 放映当時は有井製作所、今井科学、タカトクトイスが商品展開をしていた。その後は全てバンダイが金型を引き取って復刻・再販している。プラモデルについては同じくバンダイ、これに加えてハセガワとWAVE(ウェーブ)が中心となって商品展開している。
    • 可変玩具については主にやまと、アルカディアが主力商品として開発・発売していたが、やまとの方は公式サイトが閉鎖されており倒産が疑われている。バンダイも「DX超合金」「VF HI-METAL[2]」の2つのシリーズで参入している。
      • この可変玩具が設定通りに綺麗に可変するのは、元々監督の河森氏が「レゴで機体を試作、変形することを確認してからデザインが起こされるから」というのは有名な話。
  • カプコンのロボット格闘ゲーム『超鋼戦紀キカイオー』には、バルキリーに似たマシン「ラファーガ」が登場するが、これはメカデザインがスタジオぬえが担当したことによるセルフパロディである。
  • 名前の由来は、北欧神話に登場する女神・ワルキューレの英語読み。
    • 現代においてワルキューレ、あるいはバルキリー(ヴァルキリー)という名前のキャラクターの多くには「頭部に羽根飾りが付いている」のがお約束となっているが、実は『マクロス』のバルキリーも、頭部側面のレーザー機銃が羽根飾りをイメージして付けられたものである。ちなみにこの羽根飾りの由来は19世紀にドイツで上演されたオペラ作品『ニーベルングの指環』が発祥[3]であり、そこから現代に至るまで「ワルキューレ=羽根飾り」のイメージは万国共通となっている。

脚注編集

  1. 米軍の命名法則的には「R」は電子戦ではなく偵察機であり、本来の電子戦は「E」である。
  2. シリーズ休止を経た現在は「HI-METAL R」と名称を変えて再スタート。
  3. ただし初演時には羽根飾りではなく白鳥そのものの装飾が付いていた。現在知られる羽根飾りはそれを簡略化したもの。