「第4次スーパーロボット大戦S」の版間の差分
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+ | | 音楽 = 三垣敦史 | ||
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+ | | 価格 = 6,800円 | ||
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+ | | 初登場SRW = | ||
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+ | }} | ||
+ | 『'''第4次スーパーロボット大戦S'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「[[旧シリーズ]]」の1つ。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 『[[第4次スーパーロボット大戦]]』の[[プレイステーション|PS]]移植版であり、同機で発売された最初のSRW作品でもある。「S」は「SCRAMBLE」の頭文字。 | |
− | + | 一部のパイロットにキャラクターボイスが導入されたほか、シナリオの追加やバランス調整などが行われている。開発は『[[第2次G]]』(および『[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|魔装機神]]』)と平行しており、『第2次G』が『[[第2次]]』の完全作り直しとなったしわ寄せで、本作は原作とそれほど変わらない内容となった<ref>メディアワークス『電撃PlayStation』Vol.104、15頁。</ref>。 | |
− | + | また、ストーリーの時系列は『第2次G』→『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』→『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』→『第4次S』(本作)に変更されている<ref>説明書より。</ref>。 | |
== 話題 == | == 話題 == | ||
− | * | + | *[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]氏は本作の製作準備のために『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』の開発に関わっていた<ref>勁文社『スーパーロボット大戦 エンサイクロペディア DC戦争編』252頁。</ref>。 |
− | * | + | *オリジナルキャラクターの[[マサキ・アンドー|マサキ]]と[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の[[声優]]に起用された[[声優:緑川光|緑川光氏]]と[[声優:子安武人|子安武人氏]]は、当時放送中であった『[[新機動戦記ガンダムW]]』でも同じ[[ヒイロ・ユイ|主役]]と[[ゼクス・マーキス|ライバル]]を演じていたため話題になった。 |
− | * | + | *本格的なオープニングムービーが初めて実装されたが、登場するのは作品タイトルに反してリアルロボット系のみである。また、本作中には登場していない[[ザク|ザクII]]と[[ドラムロ]]([[トッド・ギネス|トッド]]機)がムービー内で登場している。 |
− | * | + | *収録BGMが増加しており、使用箇所が一部変更されている。 |
− | * | + | *ディスクの読み込みが随所で発生するため、SFC版と比べテンポの悪さは否めない。また、SFC版よりBGMのクオリティが低い面もある。 |
− | * | + | *トラック2にCM曲が収録されているため、CDプレイヤーなどで聴くことができる。ただし、ゲームデータが収録されているトラック1を再生すると機器が故障する恐れもあるので注意が必要。 |
− | * | + | *[[プレイステーション2|PS2]]ではマップ上の動作が極端に遅くなるため、快適なプレイは不可能になっている。 |
− | ** | + | *2011年7月6日から2024年3月31日まで[http://www.jp.playstation.com/psn/store/ PlayStation Store]のゲームアーカイブスで配信された(価格:1,000円)。 |
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+ | == 主な変更点 == | ||
+ | システム等 | ||
+ | *マップ開始時の演出がカットされている。 | ||
+ | *一部のマップの内容が変更されている。 | ||
+ | *BGM切り替わりの簡略化 | ||
+ | **自ターンでは戦闘終了後にマップBGMへ戻らず、次の切り替わりまで直前の戦闘で使われたBGMが流れ続ける。 | ||
+ | **敵ターンの間はマップBGM固定になり、戦闘でBGMが切り替わらない。 | ||
+ | 加入・離脱等 | ||
+ | *機体の強制(選択)廃棄は無くなったものと存続のものが混在しており、選考基準は不明。 | ||
+ | *[[ダンクーガ]]か[[コン・バトラーV]]の永久離脱選択が無くなり、どちらも最後まで同行する。 | ||
+ | *[[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]と[[テュッティ・ノールバック|テュッティ]]の加入が早くなり、[[シュウ・シラカワ|シュウ]]ら加入時の永久離脱([[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]含む)が無くなった。 | ||
+ | *[[ゴーショーグン]]と[[サイバスター]]が正式加入前に一時的に部隊に同行する。 | ||
+ | 能力関連 | ||
+ | *加入機体([[NPC]]は除く)の武器改造は全て無改造状態に変更。 | ||
+ | **マップ途中で操作ユニットに変化した場合は、変化と同時に武器改造のみが無改造状態に戻る。 | ||
+ | *機体や武器の性能、機体とパイロットの地形適応などの調整。 | ||
+ | **特にダンクーガは上記の永久離脱がなくなったことも含め、大きく改善されたユニットの代表格。 | ||
+ | **ただし、弱体化<ref>オーラ斬り二種がEN消費武器に変更となったオーラバトラーなど</ref>や実質無意味な調整もある<ref>乗り換え不可能な機体・パイロットのどちらか一方のみの地形適応改善など</ref>。 | ||
+ | その他 | ||
+ | *ターン数による分岐の条件ターン数が変更。 | ||
+ | *マップ上のアイテム配置場所が変更。 | ||
+ | *特殊誕生日の設定が一部変更。 | ||
+ | *[[中断メッセージ]]が一新。 | ||
== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
− | + | 登場作品については『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と同様。 | |
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*[[闘将ダイモス]] | *[[闘将ダイモス]] | ||
*[[超獣機神ダンクーガ]] | *[[超獣機神ダンクーガ]] | ||
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*[[戦国魔神ゴーショーグン]] | *[[戦国魔神ゴーショーグン]] | ||
*[[聖戦士ダンバイン]] | *[[聖戦士ダンバイン]] | ||
*[[重戦機エルガイム]] | *[[重戦機エルガイム]] | ||
− | + | 上記の他に「[[劇場版マジンガーシリーズ]]」『[[ガンダム・センチネル]]』から機体が、『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』から機体とキャラクターが登場する<ref>なお、後年発売された『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』には『ガンダム・センチネル』に関連するデータは収録されていない。</ref>。 | |
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== 世界観 == | == 世界観 == | ||
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+ | 『[[第4次スーパーロボット大戦]]』と同様。 | ||
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なお、魔装機系については「[[魔装機神の登場メカ]]」及び「[[魔装機神の登場人物]]」を参照。 | なお、魔装機系については「[[魔装機神の登場メカ]]」及び「[[魔装機神の登場人物]]」を参照。 | ||
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== リンク == | == リンク == |
2024年4月10日 (水) 17:56時点における最新版
『第4次スーパーロボット大戦S』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「旧シリーズ」の1つ。
第4次スーパーロボット大戦S | |
---|---|
シリーズ | 旧シリーズ |
原作 | 第4次スーパーロボット大戦 |
開発元 | ウィンキーソフト |
発売元 | バンプレスト |
対応機種 | プレイステーション |
プロデューサー | 寺田貴信 |
シナリオ | 阪田雅彦 |
音楽 | 三垣敦史 |
発売日 | 1996年1月26日 |
価格 | 6,800円 |
概要編集
『第4次スーパーロボット大戦』のPS移植版であり、同機で発売された最初のSRW作品でもある。「S」は「SCRAMBLE」の頭文字。
一部のパイロットにキャラクターボイスが導入されたほか、シナリオの追加やバランス調整などが行われている。開発は『第2次G』(および『魔装機神』)と平行しており、『第2次G』が『第2次』の完全作り直しとなったしわ寄せで、本作は原作とそれほど変わらない内容となった[1]。
話題編集
- 寺田貴信氏は本作の製作準備のために『第4次』の開発に関わっていた[3]。
- オリジナルキャラクターのマサキとシュウの声優に起用された緑川光氏と子安武人氏は、当時放送中であった『新機動戦記ガンダムW』でも同じ主役とライバルを演じていたため話題になった。
- 本格的なオープニングムービーが初めて実装されたが、登場するのは作品タイトルに反してリアルロボット系のみである。また、本作中には登場していないザクIIとドラムロ(トッド機)がムービー内で登場している。
- 収録BGMが増加しており、使用箇所が一部変更されている。
- ディスクの読み込みが随所で発生するため、SFC版と比べテンポの悪さは否めない。また、SFC版よりBGMのクオリティが低い面もある。
- トラック2にCM曲が収録されているため、CDプレイヤーなどで聴くことができる。ただし、ゲームデータが収録されているトラック1を再生すると機器が故障する恐れもあるので注意が必要。
- PS2ではマップ上の動作が極端に遅くなるため、快適なプレイは不可能になっている。
- 2011年7月6日から2024年3月31日までPlayStation Storeのゲームアーカイブスで配信された(価格:1,000円)。
主な変更点編集
システム等
- マップ開始時の演出がカットされている。
- 一部のマップの内容が変更されている。
- BGM切り替わりの簡略化
- 自ターンでは戦闘終了後にマップBGMへ戻らず、次の切り替わりまで直前の戦闘で使われたBGMが流れ続ける。
- 敵ターンの間はマップBGM固定になり、戦闘でBGMが切り替わらない。
加入・離脱等
- 機体の強制(選択)廃棄は無くなったものと存続のものが混在しており、選考基準は不明。
- ダンクーガかコン・バトラーVの永久離脱選択が無くなり、どちらも最後まで同行する。
- ヤンロンとテュッティの加入が早くなり、シュウら加入時の永久離脱(リューネ含む)が無くなった。
- ゴーショーグンとサイバスターが正式加入前に一時的に部隊に同行する。
能力関連
- 加入機体(NPCは除く)の武器改造は全て無改造状態に変更。
- マップ途中で操作ユニットに変化した場合は、変化と同時に武器改造のみが無改造状態に戻る。
- 機体や武器の性能、機体とパイロットの地形適応などの調整。
その他
- ターン数による分岐の条件ターン数が変更。
- マップ上のアイテム配置場所が変更。
- 特殊誕生日の設定が一部変更。
- 中断メッセージが一新。
登場作品編集
登場作品については『第4次』と同様。
- 機動戦士ガンダム
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダムF91
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- UFOロボ グレンダイザー
- ゲッターロボ
- ゲッターロボG
- 真ゲッターロボ (原作漫画版)
- 無敵鋼人ダイターン3
- 無敵超人ザンボット3
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 闘将ダイモス
- 超獣機神ダンクーガ
- 勇者ライディーン
- 戦国魔神ゴーショーグン
- 聖戦士ダンバイン
- 重戦機エルガイム
上記の他に「劇場版マジンガーシリーズ」『ガンダム・センチネル』から機体が、『New Story of Aura Battler DUNBINE』から機体とキャラクターが登場する[6]。
世界観編集
バンプレストオリジナル編集
『第4次スーパーロボット大戦』と同様。
ゲーム中データ編集
分類 | 記事 |
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全話一覧 | 全話一覧/第4次S |
隠し要素 | 隠し要素/第4次S |
精神コマンド | 精神コマンド/第4次 |
強化パーツ | 強化パーツ/第4次 |
特殊能力 | 特殊能力/第4次 |
特殊技能 | 特殊技能/第4次 |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/第4次 |
中断メッセージ | 中断メッセージ/第4次S |
商品情報編集
プレイステーション編集
攻略本編集
コミックス編集