NOAHS(ノアーズ)とは、『スーパーロボット大戦Y』に登場する組織

概要 編集

「世界に再び戦乱と混乱を巻き起こす」ことを目的に、汎星間帝国ラー・ヴァルが中心となって立ち上げられた連合組織で、その名は「新世界宣誓同盟ならびにその指導者」の略称である。ポセイダル軍ウィンダミア王国といった異星人勢力はもとより、バイストン・ウェルのドレイク軍、革命戦争後の平和を良しとしない地球人の一部が参加している。

参加組織の戦力を集めた「ノア・ブランド」と呼ばれる精鋭部隊を有するほか、ルー・ネグシスの交渉によって冥帝連合アンドロメダ流国ウルガルとは不可侵協定を結んでいる。

だが、その実態は思惑の異なる組織が各々の目的のために結成した仮初めの同盟に過ぎず、作戦失敗の責任のなすりつけ合いなどで各組織間の軋轢を生んだり、互いに出し抜こうとする場面が多々見られた。

ネグシスがラー・ヴァル内でクーデターを起こしたのを機に組織内部の亀裂が表面化。クーデター自体は失敗に終わるが、最終的に異星人勢力と地球人勢力、そしてラー・ヴァルベルムが天帝に復帰したラー・ヴァルの3つの派閥に分派することになった。分派した後も名目上はまだ同盟関係にあったため、戦闘は行わずそれぞれの派閥の様子を虎視眈々と探り合っていたが、各派閥ともYzネクストに敗れたことで完全に壊滅した。

登場作品 編集

スーパーロボット大戦Y
初登場作品。ウルガルを除く各作品のリアルロボット系敵組織が統合される形で結成され、CHAPTER 03「新世界の宣誓」クリアと共に地球圏へ宣戦布告する。
ノア・ブランドはCHAPTER 04〜06のサイドミッションで挑戦を受けることが可能。その内「ノア・ブランドの挑戦」と「ノア・ブランドの覚悟」はターン制限下での戦闘となり、指定ターンを生き残れば勝利となるが、全滅させた場合は大滝吾郎から特別な強化パーツが贈呈される。

構成員・組織 編集

地球人 編集

パプテマス・シロッコ
地球人代表。
ヤザン・ゲーブル
ウルベ・イシカワ
ウォン・ユンファ
ロード・ジブリール
主に地球連合軍モビルアーマーを提供。
張五飛
後に脱退。

組織 編集

マリーメイア軍
デキム・バートンマリーメイア・クシュリナーダが参加。
ウィンダミア王国
代表はロイド・ブレーム空中騎士団もノア・ブランドに参加している。
ポセイダル軍
代表はオルドナ・ポセイダルアマンダラ・カマンダラ)だが、ギワザ・ロワウがポセイダルの名代を務め、13人衆ギャブレット・ギャブレーがノア・ブランドに参加している。
後にギャブレー、ハッシャ・モッシャクワサン・オリビーネイ・モー・ハンが脱退。
アの国
代表はドレイク・ルフト。ヴァルベルムとは盟友関係にある。
後にトッド・ギネスバーン・バニングスが脱退。
ジルクスタン王国(残党)
国を出たシャリオベルク・バトゥム・ビトゥルが参加。
汎星間帝国ラー・ヴァル
NOAHSの中心勢力。代表は天帝ラー・ヴァルベルム。側近であるルー・ネグシスが他組織とのパイプ役となっている。
後にレー・セイヴァースが脱退。