アンドロメダ流国
アンドロメダ流国とは、『真ゲッターロボ (原作漫画版)』および『ゲッターロボ アーク』に登場する国家。
概要 編集
大女王メルドウサを頂点とし、昆虫人類によって構成される星間国家。2500年以上先の遥か未来の世界からゲッターエンペラーの誕生を阻止するため、時空跳躍によって過去の世界へ干渉している。漫画版『ゲッターロボG』における百鬼帝国の科学要塞島やその技術は、ゲッターエンペラー誕生を阻止するための妨害工作として送り込んだ物である。
地球から銀河へ進出して数々の星々を植民地化してきた地球人の前に現れ、その細胞の一片すら残さない殲滅戦を展開し、一度は地球人を絶滅寸前に追いやった。だが、そこに現れたゲッターエンペラーによって戦局は覆され、逆に劣勢に立たされる立場にある。
ゲッター線とそれに選ばれた種族である地球人を「宇宙の害悪」と見做しており、それに対抗し殲滅することを正義として捉えているが、一方でゲッターの打破を成し遂げた後は自分達が宇宙を制覇するに相応しいという野心も抱いている。
亜空間ゲート「ストーカ」を使い過去の地球へ戦力を送り込みつつ、ストーカを拡大させて地球の消滅を試みるが、恐竜帝国と同盟を結んだゲッターチームがゲッター艦隊の助成を受けてストーカを発生させる時空間超越機スターボーダーを破壊したことで過去に干渉することが事実上不可能となり、ゲッター抹殺と宇宙制覇の野望は潰える事となった。
登場作品 編集
αシリーズ 編集
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 登場していないが、冬月コウゾウが第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」にてハチュウ人類や鬼(百鬼帝国か『新ゲッターロボ』に登場する鬼)と並んで昆虫人類の名前を挙げている。
単独作品 編集
- スーパーロボット大戦DD
- 兎猿猴とインセクターが登場するが、組織としては名前のみの登場に留まる。
- スーパーロボット大戦Y
- 初登場作品。原作同様、2500年後の未来から現代へ侵攻してくる。また、本作のオリジナル敵勢力である汎星間帝国ラー・ヴァルも同じ時代から転移しており、ゲッターエンペラーの誕生阻止や地球人の抹殺、地球人に代わって銀河制覇を目論むなど目的も似通っている。
- 未来世界で一旦は決着をつけるものの兎猿猴ら決死隊が現代に残留し、冥帝連合に合流する。
- 未来での出来事は本作の世界観の根底を成しているため重要な立場になっているが、一方でネームドの戦闘キャラの少なさが際立ち、マクドナルドを除けば兎猿猴が終盤まで登場し続ける。