ザンネック

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ZMT-S29 ザンネック(Zanneck)

ザンスカール帝国が開発した試作型モビルスーツ。一撃離脱戦を主眼においており、専用の大型ビーム砲「ザンネックキャノン」は非常に射程が長く、成層圏から地球上の都市を破壊できるほど。本機にはサイコミュ・システムが搭載されており、サイコウェーブを放出してセンサーとする事で敵機を捕捉し、攻撃する。また、パイロットであるファラ・グリフォンの耳には鈴の形をしたサイコミュ補助具がつけられており、サイコミュの効果を引き上げるのに一役買っている。通常はフットベース「ザンネックベース」という円盤状のサブフライトシステムに乗っている。これの推力が非常に高く、地球の重力に捕まっても自力で離脱できるほど。

劇中ではファラ・グリフォンの優れた技量もあってリガ・ミリティアの部隊を苦戦させていた。

別名「ミニカイラスギリー」と呼ばれ、この機体の火力を物語っている。小説版では鈴の音がうるさいことから「三日月のブーフゥ」と呼ばれている。

名前の由来が「斬 ネック(首)」といわれることがあるが、これは俗説で、そのような事を書いた資料は1つも存在しない。漫画版ではこれが強調されて、モビルスーツの首を集めている描写がある。

登場作品と操縦者

スパロボではファラ最後の機体であるゲンガオゾが出てくるケースが少ない為、「ファラ=ザンネック」のイメージが強い。機体の名を冠した『ザンネックキャノン』の射程が長く、強敵である。

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。結構強い。ちなみに、初登場マップでウッソの台詞があるが、この時ウッソの機体が撃墜され、更に母艦も撃墜されていると、会話時のカーソルが変な位置に出現し、画面がバグを起こしてしまう。
新スーパーロボット大戦
宇宙編33話に登場。ファラが乗ってくる。ザンネックキャノンはカットイン付である。
スーパーロボット大戦α
原作通りファラが搭乗。ダカールサンクキングダムをザンネックキャノンで狙撃した。最後はエンジェル・ハイロゥでの戦闘でロンド・ベルに撃墜される。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
ご多分に漏れずユニット、武器性能が向上。最大射程11のザンネックキャノンはスーパー系でも危険な威力。
スーパーロボット大戦α外伝
後半、ムーンレィスが使用してくる。シナリオ「月光蝶」でターンXを取り囲んでいるのが印象的である。MAP兵器のザンネックキャノンがあるが、さして脅威ではない。
スーパーロボット大戦D
ファラが搭乗。初登場時はイベントで母艦のHPを減らしてくる。ファラはすぐにゲンガオゾに乗り換えてしまうため交戦の機会は少ないが、シナリオ「狂乱のエンジェル・ハイロゥ」で何体も出てくるのが怖い(パイロットはザンスカール兵)。HPが2万を越え、最大射程10のザンネックキャノンでこちらの射程外から攻撃してくるので強敵。

装備・機能

武装・必殺攻撃

ビームサーベル
2本所持。Dではコンボ武器。
胸部ミサイルランチャー
胸部に2基内蔵。
メガビームキャノン「ザンネックキャノン」
両肩の粒子加速器からキャノン部にエネルギーを収束させ、発射する。ビームの形状はある程度調節でき、一直線型、広範囲、円形、拡散の4種類となっている。ゲーム中ではMAP兵器版もあり。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動させる。
ビームシールド
両腕に装備。
Iフィールド
搭載しているという設定は無いが、劇中でシールドを使わずにビームを弾いている描写があったため。
ザンネックベース
移動式着地台。ミノフスキークラフトにより高速移動し、MS単独での大気圏突入・離脱が可能。ベース下部にはビームシールドが備えられており、防御力も高い。

移動タイプ

飛行可能。大気圏内にて高速飛行を可能としている。

資料リンク

リンク