サーバインは『New Story of Aura Battler DUNBINE』の登場メカ。
サーバイン | |
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登場作品 | New Story of Aura Battler DUNBINE |
デザイン | 出渕裕 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 約9メット(約9m) |
パイロット |
概要
バランバラン(アの国)の民によって「白き秘宝」として700年間守られていた伝説のオーラバトラー。ショウ・ザマの転生であるシオン・ザバが乗り込む。劇中には名称は出てこない。
機体解説
元々はショット・ウェポンがゲドの発展型として開発したオーラバトラーで、後に開発される事になるダンバインのプロトタイプとも言える機体。その為なのか、外観はダンバインに似ている反面、白いボディに式典用の装飾を思わせる金色の文様が施されながらも、どこか生物的となっている。
設計・開発担当であるショットの意向で、オーラバトラ―としての性能を可能な限り極限へと追及している。その為、基本性能面に関してはむしろ発展型となるダンバインを遥かに凌駕するどころか、それよりも高性能となるズワァースの更なる発展型であるズワウスとも対等に戦える程の物を秘めており、オーラバリアに至っては核爆発を防いでしまう程のエネルギー無効化機能も備えている等、まさに化け物的な機体となっている。ただし、あくまでも「オーラバトラ―としては発展途上の機体」である為、武装は「オーラソード」のみとなっており、オーラショットやミサイルランチャーの様な火器は一切装備されておらず、鉤爪はあるもののそれがワイヤークローのものであるかも判明せず、劇中でもそういった描写は特にない(そもそも、あくまでも「ダンバインの試作機」である上に、そんなに明確な機体説明も受けてないので、そんな機能が仮にあったとしても使えたかは怪しいが)。
操縦システムはかなり独特的で、搭乗者のオーラ力をより直接的に機体に反映させる為なのか、従来のオーラバトラーと異なって機体内部に組み込まれた拘束具に近い鎧を搭乗者が纏う物となっており、「聖戦士」に相応しい力を持った者とフェラリオが共に乗り込む事でその真価が発揮される事になる。しかしその一方で、この機体を完全に使いこなすには並の人間を遥かに上回る程のオーラ力が求められ、並レベルのオーラ力しか持っていない人間が搭乗すれば、「ただ生命エネルギーを吸い尽くし死に至らせてしまうだけで終わる」という悲惨な結果が待っているだけという「諸刃の剣」であった為、あまりの危険性から開発者であるショット本人の手で封印され、実質的に何百年もの間死蔵状態となっていた。
劇中の様相
バラン・バランの民によって、何百年もの間、守り神の如く祀られる形で守られていたが、ショットに唆された黒騎士ラバーン・ザラマンド一派による占領の際、レムル・ジルフィードを連れて脱出したシオンが乗り込み、起動。ラバーンやショットによる人体実験にて聖戦士としての可能性を秘めていた彼とミ・フェラリオであるシルキー・マウが共に乗り込む事で、その力が完全に開放させる。
なお、劇中では重厚感・存在感を際立たせる為、「止め絵」によって戦闘シーンが描かれている。[1]そのため、スピード感のある高機動な戦闘ではなく、重々しく力強い戦闘を行っている。
登場作品と操縦者
隠しユニットとしての登場が多く、大体の場合においてズワウスと二択となる(『BX』では両立が可能)。原作ではゴッドマーズと並んで「動かないロボット」の代名詞と言われる重い動きであったが、『OE』以降のスパロボでは軽快に飛び回る戦闘シーンを見られる。
ズワウス共々運動性・移動力・一部作でのオーラ斬りの威力の全てでビルバインを上回る強力な機体である。唯一の欠点は武装がオーラソードを使うものだけ(=射撃武装がない)ということ。ショウの能力が元々射撃向きではないのでさほど問題ではないが、反撃の機会が減るので気力が上がり辛くなる。気合を覚えていないと少々運用が難しい。
オーラバトラーには珍しくHP回復を持つ事も特徴の一つである(『ダンバイン』のものとしては。『リーンの翼』では標準装備)。性能が高いせいか修理費がシリーズを通して9000や10000と高い。
SRWではショウの乗機として活躍することが多く、本来の搭乗者であるシオン・ザバが乗ることになるのは『COMPACT3』のみであった。だが2019年に『T』にてシオンが参戦して以降は、シオンと共に参戦するようになっている。
なお、SRWにおいてズワウスにバーンが乗る作品では、サーバインはフラグを満たさないと影も形も登場しないという嫌なジンクスがある。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。シルキー・マウから貰える隠し機体。ダンバインと引き換えで、ズワウス、ダンバイン残存との三択になる。
- ズワウスより若干装甲が薄いが、オーラバトラーの生命線である運動性と移動力で勝る。しかし限界反応の上限が255であるうえに持ち前のHP回復(小)との相性を考慮すると、最終的にはズワウスよりもやや残念な評価になってしまう。移動力1の差も、限界反応に引っ掛かる終盤では両軍とも2回行動なので大したアドバンテージにはならない。とは言えラストまで最前線で戦えるだけのポテンシャルは十分にあるので、単純に好みで決めても問題はない。
- ビルバインと比べると、オーラバトラーの真価である「高運動性」をより突き詰めた機体という感じ。射撃武器は皆無だが、この作品における敵の思考ルーチンは命中率が低い場合はバルカンのような命中補正の高い近接武器を使うように設定されているので、ショウのような回避率の高いパイロットを乗せて最前線に出しておけば、敵ユニットは自分から隣接してきてくれる。おかげで最大射程1しかなくともほとんどデメリットにはならない。
- 入手には特定マップの特定ポイントにショウを移動させる必要があるが、ゲーム中に全くヒントがなく(近くに強化パーツが埋まっているため、探索である程度の場所だけは一応わかる)、部隊を展開する地点から離れている他、敵部隊と真逆の方向に存在するため、知らなければまず入手不可能である(無理矢理ヒントと言えなくもないのは該当マップはチャム・ファウが出撃不可であることだが、普通はヒントだと受け取られないであろう)。
- 余談だが、当時のゲーム雑誌の攻略記事では隠し要素として存在がさりげなくほのめかされる程度だったが、『電撃スーパーファミコン』が先走って詳細を公表してしまい他誌も後を追う形で続々と公表したため、済し崩しにその存在が世間に知れ渡る事になったという逸話がある。尤も、一緒についてくるシルキーがOVA版としてキャラクター事典に最初からいる(当時のキャラ事典は最初から全キャラが載っている)ので予想できなくもなかったが。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 仕様変更によりオーラ斬り・ハイパーオーラ斬りがエネルギー消費式になった他、ビルバインの装甲が下げられたため耐久力でも上回るようになった。
- スーパーロボット大戦F、スーパーロボット大戦F完結編
- 没データとしてのみ存在する。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- データ引継ぎをしないでプレイするか、第1部でバイストン・ウェルルートを通らないと本機、通るとズワウスが手に入る。こちらには妖精のシルキーがついてくる。他のオーラバトラー同様宇宙適応がBなのが欠点だが、サーバインは初期攻撃力が高いため、宇宙でもかなりダメージを叩き出せる。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 原作のストーリーが再現されるので、無条件に入手できる。原作通りシオン・ザバがパイロットとなったら初の作品。機体性能は今までような跳びぬけた性能ではなくなってしまった。近年の作品では格闘武器も射程1~4Pなどが珍しくなくなったが、本機は相変わらず全武器が射程1のままである(同時参戦したエスカフローネは同じく剣のみなのに、そちらは2以上の射程を有している)。また『64』で加われた合体攻撃に加われないという不遇な扱いになっている。オーラバトラーにしてはHPと装甲が高いのが特徴。さらに特殊能力としてHP回復(小)を持ち、打たれ強さはAB随一。本作では敵の思考ルーチンがHPの高いユニットを狙わない仕様になっているため、HPを改造することでターゲットになる可能性を下げることができる(同時にHP回復の効果も高められるので一石二鳥)。またオーラバリアの仕様も異なっているため、スーパーロボットのように高HP、高装甲に重点を置いた改造を行うことで使い勝手を大きく向上させることが出来る(ちなみに無改造でもそこそこ避けるため、生存性は本作随一)。現在に至るまでの他の全てのオーラバトラーと大きく異なる方針での運用となるが、奇しくも原作の「動かないサーバイン」を忠実に再現した作品となっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 隠し機体として登場する。今回はショウ専用機体。
- オウストラル島の遺跡の中に放置してあったようでイベントで撃墜されたショウが条件を充たしていれば再登場する際に乗り換えている。要するに勝手に持ち出してきた物である(シナリオクリア後、マノンに事後承諾は貰っているが)。
- なんとマノン達がオウストラル島にたどり着いた時には既にそこに置いてあったらしいのだが、実は本作の黒幕であるジスペルが「境界」から抜け出すべく、700年後のバイストン・ウェルからズワウス共々呼び寄せ、自らの力を与えた分身とし、「境界」の外と繋がるアンカーとして利用していた(つまり、建造されてから少なくとも3万700年は経っている)。ズワウスと違い、TV版の時系列で存在してもおかしくない(というより何時もの参戦時と違い、今回は時系列通りに未来から持ってきている以上、物語中のバイストン・ウェルに存在しているはず)機体なのだが、本機の入手直前にショットが死亡するため本当にキチンと原作通りの制作過程をたどった機体かは謎のままである。
- 隠し機体だけあって性能は飛びぬけているものの、ビルバインの各種合体攻撃には火力で劣ってしまう(とは言え、合体攻撃は援護攻撃・サブの攻撃が発生しない欠点がある為そこは好みの問題と言える)。ビルバインも余ってしまうが、あちらは汎用機である為パイロットに関してはどうにでもなるだろう。ただし、最終的にはビルバインは自前のボーナスで機体・武器とも空Sで格闘武器が強化されるのに対し、こちらは機体自体は空Sなものの武器はA止まりであり、基本的な単独火力についてもビルバインより劣る。もっともチャムの順応やスキルパーツで補強は可能。
- 最近のSRWの傾向もあってか、かつて全ての武器の射程が1だったサーバインもオーラソード(正確には『OE』の時点で1~2になっているが)とオーラ斬りの射程を獲得している(オーラソード射程1~5、オーラ斬り射程1~3、P属性)これによりサーバインも無双プレイが非常にし易くなった。また戦闘アニメにはかなり力が入っており、『UX』のアッカナナジン同様の軽やかな動きで超高速戦闘を披露してくれる。今回は実質1ステージのみだが、ストーリー上で黒騎士の乗るズワウスと戦うことが出来る。ちなみにこのユニットを加入させる事こそがバーンの加入条件である。
- なお、スパログで「◯◯バイン」と伏字ではあるが入手方法のヒントが公開されている。第10話でウィル・ウィプスを落とせればポイントとなるが、ルート分岐でELS移送防衛に行く場合これを逃すと入手不能になる。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- 原作キャラが参戦しない場合としては初の無条件入手。サブパイロットとしてシルキーが固定で搭乗しており、ショウを乗せた場合はチャムと合わせて3人乗りとなる。他のオーラバトラー3機と異なり強化パーツ枠が最初から3つある。ビルバインから改造値引き継ぎが行われるため、入手前に改造を行っているとお得になる。
- 本作では、他のオーラバトラー3機が同じ攻撃力上昇のカスタムボーナスの中、本機だけは違うボーナスのため、最終的にはオーラバトラーの中で一番最大攻撃力が低い。しかし機体性能の高さと武器の燃費の良さ、1つ多いパーツ数と固定サブパイロットが付くことを考慮すれば運用する価値は十分にある。特にシルキーは本作では3人(他の習得者はアムロと龍神丸のみ)しかいない貴重な覚醒の使い手である。
- ショウをビルバインに戻し、マーベルかトッドのどちらかをサーバインに乗せるという運用が実はマッチしていたりする。マーベルもトッドも集中を持っていないのをシルキーがフォロー可能、そしてビルバインのオーラシュートはショウ限定という付帯状況があるためである。ただ覚醒と魂まで含めた火力を考えるとショウをサーバインに乗せたままでも問題はない。
- 本作では過去販売されたソフビキット付属のスペシャルベイルを参考にしたデザインの盾を装備している。オーラバトラーで唯一の盾持ちなため、装甲を改造すれば射撃武器に対しては意外な硬さを発揮する。
- 中断メッセージとEDではこの機体の本来の操縦者の存在が示唆される。
- スーパーロボット大戦T
- 『COMPACT3』以来に本来のパイロットであるシオン・ザバが搭乗する。強化パーツ枠も前作から据え置きのままだが、カスタムボーナスが他のオーラバトラーと同様の物に変更された。今回は参戦するオーラバトラーで最初に加入するため引き継ぎはない。
- 今回シルキーがシオン専属のサブパイロットになった為、覚醒を活かすならば余程の事が無い限りパイロットはシオンのままでいいだろう。
- 機体名はクレフから明かされる。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 射程の長さ以外、あらゆる点でビルバインを凌ぐ高性能機。運動性はビルバインを大きく離し140もあり、移動力もウイングキャリバー形態を超える9。トッドを仲間にするときにルート選択によってこの機体かズワウスのうちいずれか1体が手に入る。ビルバイン・ダンバインと合体攻撃ができる点でズワウスより一つ上を行く。HP回復(小)を持つ。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第6章24話追加サブミッション「サーバイン発掘」で入手。時空を超えてアースティア山岳地帯の岩盤に飛ばされてきており、シモンがグレンラガンを使って掘り起こす。ちなみに今回ズワウスは敵としてのみ登場。
- DLC機体ということもあって機体性能は高いが、やはり射撃武器がなくオーラソードの通常版と突破攻撃版、それとハイパーオーラ斬りしかないので、射程2までしか反撃できず雑魚敵の相手には向かない。但しハイパーオーラ斬りの射程が2まであり、勿論火力は高いので対ボス機体としては申し分ない。素の移動力がウイング・キャリバーと同等なのも特徴。今回はHP回復がなく、分身とオーラバリアのみとなっている。
- 他のDLC系機体全般に言えることだが、固定出撃で選択されることはなく、ショウが強制出撃となるステージではダンバインまたはビルバインでの強制出撃となる。またダンバイン及びビルバインとの改造度の共有がないので、3機全て強化するか、1機に絞るのかは自軍の財布と相談することになる。ビルバインと比べると素の性能で勝り武装の攻撃力が高く、反面射撃武装を失い射程が短くなったせいか燃費は同等で今回のDLC乗り換え機体にありがちな「強いがすぐガス欠する」ということがない。ただ近接戦のみと非常にピーキーな性能を有するため、場合によっては下位機体への乗り換えも考えられる。
- なお入手は黒騎士との決着後でありズワウス登場シナリオはDLCを含む全てのステージでダンバインが強制出撃となっているため、本編ストーリー中のミッションでは本機でズワウスと戦うことができず、特定のシミュレーターミッションでのみ交戦可能となる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年9月のイベント「目覚め」期間限定ユニット。大器型SSRディフェンダー。パイロットはシオン。
- スーパーロボット大戦DD
- 2020年7月に追加された1章Part8より参戦。パイロットはシオン。防御&回避タイプ。機体名は前もってショットから教えて貰っていた黒騎士から明かされる。
- 回避特化タイプのビルバインと比べると攻撃力・照準値は劣っているが、そのほかは上回っている防御寄りの性能。パイロットの能力は防御のみが勝っている。2021年6月の調整で専用支援が強化され攻撃力不足をある程度補える。
- SSRユニットパーツの性能自体も、ダメージの割合減少や自身の弱体効果解除等防御性能に寄っていたが、2022年11月に追加された「オーラ・ダイブ」でさらに顕著になり、非常に強固な生存能力を獲得。オーラ・ダイブには激烈な気力減少効果もあり、回避も防御もこなす壁になりながらボスの気力を減少させる頼れる囮としての地位を手に入れた。
- ビルバインよりも旧式だが同じ技術が使われていて、見た目だけが似ているわけではないというアストナージの説明を聞いたアムロは、本機をプロトタイプガンダムが別の世界からやってきたようなものと例えた。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
- 『DD』で打撃属性の通常攻撃及びR必殺技として登場。右拳で殴りつける。メインアビリティは「重装甲I」で、サブアビリティは「運動性アップI」。
武装
- オーラ・ソード
- オーラバトラーの標準装備。鞘は右部オーラコンバーターに装備。
- 気力が上がるまでのメインウェポン。『BX』では真上からの一撃後に高速連続攻撃を仕掛け、最後は背後からの横薙ぎという演出。
- 『OE』では「ヒット&アウェイ」「エスケープ」の特性付き。『X』では3連斬りの後に敵を蹴り飛ばす。
- 『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「高機動 I」で、サブアビリティは「ダメージアップ I(斬撃)」。
オプション装備
- シールド
- 本編では装備しておらず、立体商品にのみ付属。メーカーごとに別々のデザインが存在する。デザイン原案は全て出渕氏が担当。
- マックスファクトリーのソフビキットには表面に裸の女性のレリーフがある盾が付属。『B-CLUB』No.39にはこの盾の設定を描いた漫画「女神サーバイン」が掲載された。同作によれば、この盾にはバイストン・ウェルのある王国の女王ノーマ・ルウが3年の月日をかけてサーバインの守護霊として宿り、その際に盾にノーマの姿が写し込まれた。
- バンダイのHGプラモデルには金色の装飾が施された盾が付属[2]。B-CLUBに掲載された出渕氏のイラストを再デザインしたものとなっている。なお、金の装飾の盾は「オーラファンタズム」に記述がある。
- 『X』『T』ではマックスファクトリー版を採用。スーパーロボット大戦公式twitter【スパロボX情報局】にてソフビキットを参考にしていると発表されており、かなり珍しいケースとなっている[3]。
必殺技
- オーラ斬り
- オーラ力を纏った剣で敵を斬る。命名はチャム・ファウ。
- 攻撃力に対するEN消費を考えると、ハイパーオーラ斬りの方が有効だと言える。『OE』ではダンバイン専用になっているため使えない。
- 『BX』では刀身へのオーラ力チャージ→勢いを乗せた最初の一撃→高速連続攻撃→リアルカットインと共に渾身の横薙ぎという演出。
- 『X』ではシンプルな2段斬りで演出が簡易化された。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「オーラコンバーター」で、攻撃力・防御力が増加する。また、戦闘回数に応じて運動性が増加していき、更に敵ユニットの命中率が75%以下のときは被ダメージを軽減する。打撃・斬撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「タイプ強化IV・攻撃・防御・運動性(防御・回避)(シオン・ザバ)」。
- ハイパーオーラ斬り
- 強大なオーラ力を纏った剣で敵を斬る。命名は同じくチャム・ファウ。
- これを使えるようになってからがサーバインの本領発揮なので、気力上げは急務である。
- 『BX』ではオーラ力の「溜め」の演出が派手になっており、オーラコンバーターの起動や最初の一刀はリアルカットインで再現。更に強力なオーラ力を全身に纏って突撃して相手にオーラソードを突き刺して離脱。このカットインはOVA終盤、発射寸前のICBMを止めるため制御装置を破壊した時のもの。またトドメ演出の「回転する刀をキャッチして納刀するシーン」はTV版前期OPラストでショウがやっていたものの再現。SEも原作のものをしっかり再現している。
- 『X』では溜め演出は大体そのままだが、その後の演出は控えめになり攻撃回数も一回になった。カットインで右肩にシルキーが乗っている(ショウの場合は左肩にチャムも乗っている)。『T』では『X』とほぼ同じだが、最後のカットイン演出が無くなっている。
- 『OE』では「バリア貫通」「ハイパー」特性付き。
- オーラ・ソード/突破
- 『OE』での突破攻撃版。
- クロー・キック
- 『DD』で打撃属性のSR必殺技として登場。オーラ・ソードで斬りつけた後に脚部の爪で蹴り裂く。原作でこのような動きはなく、『聖戦士ダンバイン』第16話でアレンの駆るドラムロに放たれたダンバインのキックをサーバインで再現するといった試みがされている。
- メインアビリティは「特殊回避 II」で、サブアビリティは「ダメージアップ II(打撃)」。
- オーラ・ソード・ランジュ
- 『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。オーラ・ソードでの連続斬りからパンチとキックで敵を吹き飛ばし、トドメにオーラ・ソードを深く突き刺す。
- メインアビリティは「オーラ光(サーバイン)」で、攻撃力・運動性が増加する。戦闘回数に応じて防御力が増加し、気力130以上ではそれ以降に受ける弱体アビリティを確率で無効化する。オーラ・ソード・ランジュ命中時、敵ユニットに付与されている強化効果をランダムで解除する。サブアビリティは「防御力アップIII」。
- オーラ・ダイブ
- 『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。赤いオーラを纏いオーラ・ソードによる斬撃とクロー・キックの連続攻撃を放った後に敵に体当たりするようにオーラ・ソードで刺し、相手ごとそのまま急上昇して加速をつけて地面に急降下を行う。OVA第2話の最初の方でサーバインがズワウスを持ち上げた上で急速降下したシーンにヒントを得て作られた技[4]。
- メインアビリティは「心眼発動システム」で、HPが増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値・運動性が増加する。気力120以上のとき、自分のアクション開始時にHPを回復する。オーラ・ダイブ命中時、敵ユニットの気力を減少させる。戦闘時の命中ユニットのサイズ差による与ダメージ減少効果を無効化する。サブアビリティは「防御力アップIII」。
合体攻撃
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動。
- オーラバリア
- 原作にて核爆発の直撃を防ぎきった。
- 『DD』では超改造で追加される「バリアフィールド(照準値)」で代替されている。軽減バリアに加えて照準値が増加する。
- 分身 / オフ・シュート
- 『BX』ではオフ・シュート表記。
- HP回復(小)
- 旧シリーズやCOMPACTシリーズ、『64』で所持。『OE』以降は持たなくなった。
- 盾装備
- シールド防御を発動。『X』『T』で所持。
移動タイプ
サイズ
- S
- 共通でSサイズ。『OE』でのみ「Sまたは2」表記。
機体ボーナス
- BX
-
- 初期段階:CRT補正+10 運動性+5
- 第二段階:CRT補正+15 運動性+10 照準値+5
- 第三段階:CRT補正+20 運動性+20 照準値+10
- 最終段階:CRT補正+30 運動性+30 照準値+20 移動力+1
カスタムボーナス
機体BGM
対決・名場面
関連機体
- ゲド
- 原型機。
- ダンバイン
- データを元にした後期型。
余談
商品情報