新条アカネ
新条アカネは『SSSS.GRIDMAN』のヒロインの一人。
新条アカネ | |
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読み | しんじょう アカネ |
外国語表記 | Akane Shinjo[1] |
登場作品 | SSSS.GRIDMAN |
声優 | 上田麗奈 |
俳優 | 新田湖子(現実世界) |
デザイン | 坂本勝 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | サポーター |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
生年月日 | 2003年1月2日 |
星座 | やぎ座 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 149cm |
血液型 | A型 |
所属 | ツツジ台高校 |
趣味 | ひみつ |
概要
響裕太のクラスメイトである少女。第一話では内海将から「才色兼備、才貌両全の最強女子」と称された。
宝多六花の親友で、クラスでも人気の有名女子。内海からは好意を抱かれている。人型ロボットなどよりも大の怪獣好きで、家では自身の手でウルトラシリーズの怪獣のフィギュアを何体も創り出し、飾るほどのオタク[2]。反面、私生活はずぼらな所があり、部屋の中には大量のゴミ袋が転がっている他、愛用の眼鏡やスマホにはヒビが入っている。
実は本作の舞台となるツツジ台において、協力者であるアレクシス・ケリヴの手で怪獣を実体化させ、街を破壊している張本人。学校生活では皆から慕われ、明るく振る舞っているものの、怒りを覚えた人間には殺意を向け、怪獣の攻撃で殺す事をなんとも思っておらず、あまつさえ死んだ事を喜ぶ狂気を併せ持つ。
ツツジ台はアカネによってコンピューターワールド内に作られた箱庭の仮想世界であり、そこに住む住人は全て電子生命体「レプリコンポイド」である。そのため、アカネはツツジ台とそこに住む人々にとっての創造主…つまり神というべき存在である。怪獣を暴れさせるのも、ゲーム感覚で自分の都合の悪いものを消して、自分に都合のいいものへと作り替える事が目的だった(ただしアカネ自身は「住人達が電子生命体である」ことを知らない[3])。
だが、グリッドマンの登場でそれまでの日々が変化し、グリッドマンを倒すべく新たな怪獣を製作し、またその正体を探るべく行動していく。それでも完成した怪獣達が勝利を得ることは出来ず、うまくいかない現状に不満と焦りを募らせ、「箱庭の夢ですら思い通りにならない」事実を前に焦燥。ついにはグリッドマンの正体と見做していた裕太をフィギュア製作用のカッターナイフで刺すという事件を起こす。これが元で茫然自失の状態となり、ついに怪獣を生み出せなくなった事でアレクシスに見限られ、自身を怪獣「ゼッガー」へと変えられてしまう。
その後、一度はグリッドナイトの活躍で救出されるも、今度はアレクシスに取り込まれ、それまでの行いに対する後悔から自分の殻に閉じこもるが、覚醒したグリッドマンのグリッドフィクサービームで心を修復され、六花、内海からの呼びかけで自ら心の扉を開く。そして最後は六花に見送られ、自分が本来いるべき世界へと帰っていった。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。地上ルート第4話「覚・醒」から登場。中断メッセージにも登場する。
- 本作では彼女の出自は原作設定を元にして、「平行世界の住人にして一種の異世界召喚者(召喚というよりは闖入だが)」というクロスオーバーが行われている。また、一人称が時々「あたし」になっている。
- 部屋でアレクシスと談笑する専用グラフィックが複数描かれているが、版権の都合で部屋に飾られているウルトラシリーズのフィギュアはオリジナルの物に差し替えられている。他にも裕太を刺すシーンやゼッガーから救出されるシーンなど専用グラフィックが多く用意されている。
- グリッドマン同盟が自軍に参加してツツジ台から出ていくことを知ると、アレクシスに唆される形でグリッドマン同盟を追ってツツジ台から出奔。自軍の行く先々で暗躍することとなる。移動用の怪獣でも創造したのか地球上なら自軍部隊の行く先々に姿を現し、被造物は創造主の思うままであるべきという自身の考えから、主にジェイデッカーの超AI達に関与していく。
- 終盤のキーミッション「覚醒」もしくは「創造」クリア時に原作通り元いた世界へ戻るが、条件を満たすと六花に呼び止められ、サポーターとして加入する。基本的にはゼッガーとアレクシスを共にグリッドマンかグリッドナイトで倒せばいい。中断メッセージではヒントも用意されている。
- サポーターとして加入しても、エクストラチャプターEDで元いた世界に帰還する。またこの時にも専用グラフィックが用意されている。
ステータス
サポーターコマンド
名称 | 作品 | S-SP | 使用時 | パッシブ | 備考 |
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目覚めの時 | 30 | 40 | 「覚醒」をかける | 「希望」の消費SP-10(1以下にならない) | 隠し要素 |
人間関係
協力者
グリッドマン同盟
- 宝多六花
- クラスメイト(以下2名も同様)。仲が良い親友。
- 響裕太
- 元々は彼がアカネの彼女という設定だったのだが、設定から外れた末記憶喪失になったという彼の素性を怪しんでいた。そして、彼がグリッドマンと一体化する秘密を知った際は彼を直接カッターナイフで刺してしまう。
- 内海将
- 裕太の情報を得ようと彼に接近する。好きな陣営こそ違うが、同好の士(特撮ファン)でもある。
- グリッドマン
- 邪魔者として排除を企む。
新世紀中学生
- サムライ・キャリバー、マックス、ボラー、ヴィット
- アシストウェポンに変身する四人組。グリッドマンを援護する彼らを鬱陶しく感じる。
ツツジ台高校
その他
- 「Arcadia」
- 大学生4人組の動画配信者。殺害対象として、ゴングリーを差し向ける。
他作品との人間関係
- カゲロウ
- 『30』にて、彼に「創造者のいう事を聞けばいい」と唆す。ちなみに創造者である新庄健と苗字の読みが同じ。
- ドリルボーイ
- 『30』にて、「機械は人間のいう事を聞けばいい」と唆すが、こちらは直後に裕太が駆けつけたため空振りに終わった。
- エルネスティ・エチェバルリア
- 『30』における「現実のアカネ」は前世の彼=倉田翼と同じ世界の人間である。アカネは気付かなかったがショップに通ううちに顔を憶えられていたらしく、初顔合わせの際に見覚えがあると発言していた。他、アカネの怪獣好きに対してもある程度の理解を示している。
名台詞
- 「響君、武士は食わねど高笑いーってやつ?」
- 第1回より。弁当を忘れた裕太にスペシャルドッグを奢る。だが、直後に問川のバレーボールが当たり、スペシャルドッグは悲惨な事になってしまう。
- ちなみに正しい諺は「武士は食わねど高楊枝」。元ネタは『電光超人グリッドマン』の登場人物、馬場一平が第5話で発した台詞。一平がなぜかウルトラシリーズの有名な怪獣・バルタン星人の物真似をしていたところまで再現している。
- 『30』では「武士は~」からの部分がキャラクター事典のボイスに収録されている。また、中断メッセージでも発言する。
- 「問川外でやれよー」
- 直後の場面。上記のスペシャルドッグを、教室内でボール遊びをしていた問川さきるのボールが跳ねて潰されたことで。友人と同時に呆れながら問川に注意していたが、友人は「外でやれしー」と言っている。なお、この時点でアカネは本心では問川の殺害を決意していた。
- 「お客様のこと、グリッドマンって言うらしいよ」
アレクシス「ほう、グリッドマン……」
「うん、しかも記憶が消えてなかった子が3人いるっぽい」
アレクシス「ほう、興味深いねえ」
「でしょ?」 - 第2回より。裕太や将の会話から、彼らの記憶が消えていないとアレクシスへ報告。既にグリッドマンと関わりのある人間に目星をつけている。
- 「よっしよしっ、死んだー! ハハハハッ!」
- 同上。問川たちバレー部員の死亡を確認した後にはしゃぎ出す。
- 「うちの担任、殺そっかなーって思って♪」
「人にぶつかっといて謝らないのは、非常識だよ」 - 同上。完成したデバダダンで担任教師の抹殺を狙う。
- 「がんばってね、期待してるぞ? アンチ君」
- 第3回より。新たに製作・誕生したアンチに弁当を手渡す。
- 「やった…やっと勝った…やったあああああ!! ハハッ、アハハハハッ…ハハハッ、アハハッ…!」
- 同上。グリッドマンに勝利したアンチに乗り勝利の余韻に浸る。この時はまだアンチに対する態度は柔らかいのだが、敗北をきっかけに一気に掌を返してぞんざいな扱いに…。
- 「昨日、内海っていうクラスの男子がさ~、怪獣の正体は人間じゃないかって言ってたんだけどさ。ほんと的外れもいいとこでさ」
「怪獣に正体なんてある訳ないのにね~、怪獣は怪獣なんだし?」 - 同上。レストランでアンチに食事を奢りながら、内海の発言を馬鹿にする。
- 「最近、六花って響君とよく話してるよね。なんで?」
六花「え? そんなことなくない? 普通だよ」
「だから、なんでって聞いてるんだけど」 - 第4回より。六花とバスで登校中、裕太の事を強く問いただすが、今の言葉は嘘とごまかす。
- 「…最悪」
- 同上。六花との会話もままならず、うざ絡みする「Arcadia」の面々に殺意を抱く。ちなみにアカネのストレスを表すかのようにエレベーターのボタンを連打していた。
- 「そっかー大変だね。早く戻るといいね」
裕太「うん」
「君が変身してるんでしょ?」
裕太「うん…うん? どゆこと?」 - 第5回より。川辺で休憩中の裕太と会話し、彼の記憶が無いことを確認して一石を投じる。会話の流れで自然に挿しこまれ、裕太もつられて生返事をしてしまったが、直後に気づいて問い質すも、そもそもアカネは既に原因に目星をつけているのであくまで確認作業だった。
- 「怪獣出してからずいぶん経つんだけどー。どうしてグリッドマン出てこないのー?」
- 同上。ゴーヤベック出現から未だにグリッドマンが登場しないことに不思議がる。この時のアカネは、裕太がジャンクを通してグリッドマンと一体化することまでは知らず、恐らく裕太が直接変身しているものだと思い込んでいたのだろう。一方のグリッドマン同盟や新世紀中学生は、ジャンクを裕太の元に輸送するため四苦八苦していた。
- 「これ、響裕太君! この子探して殺して来て♪」
- 第6回より。アンチにスマホの画像を見せ、生身の裕太を殺してこいと命令するが、直後に「グリッドマンとしか戦わない」と断られる。
- 「内海君、響君と仲良いんでしょ?」
内海「…うん」
「なら、あの人のことよく知ってるよね?」
内海「…うん」
「知ってるなら、教えて?」 - 同上。今度は内海を誘い出し、裕太のことを聞き出そうとするが、上手くはいかなかった。
- 「教えてよー。響君が何か隠してるなら」
- 同上。このシーンではコーヒーを飲みながら喋っているのだが、指先で口元を隠しながら上目遣いで「お願い」と別の何かを連想させるカットとなっている。
- 「そういう設定だっけ?一々覚えてないし」
- 第7回。校内にいたアンチからグリッドマンが現れれば自分の意思で怪獣に戻れると聞いて。
- 「あれ?知ってたんだ?話が早いじゃん」
- 同話より。裕太の家で彼を待ち受け、裕太がアカネが神様だと知っていたと述べた際の返答。
- 「ここの家の子、私の怪獣にお願いして、消してもらったよ?」
- 同話より。問川さきるの父親のラーメン屋で、裕太に彼女達を殺した理由を明かす。
- 「この怪獣を学園祭当日、この学校で暴れさせるから♪」
裕太「いや、それは駄目でしょ!」
「だからさ、止めてみてよ?私を」 - 第8回。裕太と六花、内海を呼び出し、メカグールギラスを見せて宣戦布告する。
- 「やっぱ六花はいいよ。他の子とはちょっと違う。私の近くにいるべき人」
六花「私は…!」
「神様と仲良くするのは嫌?」
「私が何をしても六花は私のことを嫌いになれないよ」
「私が六花をそう設定したんだから」 - 同話より。バスでの帰宅中に六花から詰問され、彼女を抱きしめつつ揺さぶりを掛ける。
- 「私達、付き合ってるんですけど」
- 第9回。夢の世界の中で裕太にどういう関係かと聞かれ、恋人同士だと教える。六花と内海を含めた3名に、それぞれアカネ自身を好きという設定の夢に誘うのだが…。
- 「それが本来の形だから」
「私を好きになるために創られたんだから」 - 同話より。バジャックによる夢の中の世界で過ごす裕太達に向けての独り言。本来アカネが設定した、裕太達の設定について触れた台詞。
- 「夢でも届かないの…?」
- 同話より。結局3人とも、夢の世界であることに気づきアカネの元から去ってしまったことに衝撃を受けて。この失敗がきっかけとなり、アカネはスランプに突入する。
- 「なんで怪獣を創らなきゃいけないんだっけ」
- 第10回。早く怪獣を創れと催促するアレクシスに対し。
- 「また負けた。やっぱり怪獣は負けるために生まれて死ぬのかな」
- 同話より。倒されたナナシAを見てやさぐれ、敗北感に打ちひしがれる。
- 「私の街が、みんな死んじゃった」
- 同話より。霧の怪獣達が(ナナシBの手で)皆殺されてしまったと悟って。
- 「響君がグリッドマンだと思ってたけど、ちょっと違ってたんだね」
「これでグリッドマンに変身してたんだ」
「分かるわけないじゃん。こんな中古のパソコンが必要だなんて」 - 同話より。ついにグリッドマン出現の謎に気付き、店内に入ってきたアカネだが…。
- 「私、刺しちゃった…」
- 第11回。手にしたカッターナイフで裕太を刺してしまうのだった…。
- 「…生きてたんだ。私、ちゃんと刺したのに」
- 同話より。空を飛ぶフルパワーグリッドマンを見て、裕太の復帰を知る。
- 「私のこと馬鹿な神様だと思ってるんでしょ?」
- 同話より。自分に会いに来た六花と口論するが、この後にアカネに待ち受けていた運命は…。
- 「なんで君なんかに…ほんとに君は、失敗作だね」
アンチ「ああ、俺はお前が創った失敗作だ」 - 最終回。ゼッガーの中からアンチに助け出された際に。
- 「ここは私が創った世界だから、この世界に私はいちゃいけないんだ」
「自分の意思で帰らなきゃいけないんだ」
「私の…場所に!」 - 同話より。裕太や六花、内海達の励ましを受け、元の世界へ帰還することを決意する。広い世界を拒絶し閉じた世界にいたアカネが一歩を踏み出したのはアカネ自身の意思であり、アカネを取り込んだアレクシスに対してグリッドマンがフィクサービームを放ったのはあくまで最後のきっかけ、おまじないに過ぎない。しかしアカネの決意に反応するように、街1つしかなかった狭い世界はアレクシス撃破後も広がり続けるフィクサービームで開かれ、地球が存在する本物の世界に再構築された…。
- 「私はここで、取り返しのつかないことばかりをした」
六花「…知ってる」
「私は、卑怯者なんだ」
六花「…知ってる」
「私は臆病で、ずるくて、弱虫で…」
六花「知ってる。アカネのことなら私は知ってるから」 - 同話より。アレクシス撃破後、六花に対して涙ながらに謝罪する。
- ―今 私の目には微かな光が見える 揺れて輝くその光が たとえ流れ星に見えたとしても 私は願ったりなんてしない 私は今 私が願った世界にいるのだから
- 漫画版最終6巻より、現実世界で目覚めた際のモノローグ。この言葉を最後に『SSSS.GRIDMAN』の物語は幕を閉じる。
迷台詞
- 「前は?」
六花「ふぇっ!?」
「うっそー♪」 - 第5回より。六花に日焼け止めを背中に塗って貰い、前は塗ってくれないのかとからかう。
- 「…臭い」
- 同上。アンチが投げ渡したマフラーの匂いを嗅いで。本当に臭そう…。
- 「でしょ?事情があるとは思うけどさ怪獣が出ない回とか作っちゃダメだよね」
- 第6回より。円谷プロの制作進行の都合で『ウルトラマンオーブ』以降のウルトラシリーズでは1クール目の終わり頃に総集編回を挟んでいることに対する自虐だろうか。
- なお、この台詞の出た第6回は総集編回ではないもののグリッドマンの登場しない回である(一応怪獣は登場している)。
- 「…なんなの……もうただのロボットじゃん!そんなんに私の怪獣は負けないから!」
- 第8回より。フルパワーグリッドマンが合体した際のシーンで怒るアカネの台詞。グリッドマンは変身ヒーローの部類に入るが原典の特撮版及びアニメ版ではメカと合体して強化する勇者シリーズのような強化であり、グリッドマンの「ロボではないがロボっぽい」という特徴を表したツッコミの台詞であり放送当時も話題にされていたが、当作品が本当にスパロボに参戦してしまった為『30』へのグリッドマン参戦時にネタにされることになった。
- なおこのセリフからスパロボ参戦の影響もあり「アカネはロボットが嫌い」と言われるようになり、「同じ参戦作品でロボット好きの主人公と対立する」などネタにされるようになったが、劇中ではアカネはロボット怪獣やウルトラシリーズの防衛隊メカを嫌うそぶりは見せておらず寧ろメカグールギラスや『ウルトラマン80』に登場した怪獣ではない機械の敵のロボフォーを制作しているなど理解を示している。どちらかというとウルトラシリーズのファンの彼女にとって、巨大特撮の変身ヒーローのようなグリッドマンが勇者シリーズのようなロボットとの合体で強化され、自分の怪獣がそれに倒されることが理解できない[4]という彼女のオタクらしさが表れた台詞と言える。
- ちなみに残念ながら本編では初合体の補正もあり、彼女が負けないとしたメカグールギラスはフルパワーグリッドマンにほぼ一方的と言えるほど圧倒され敗北してしまった。
- 「うふふっ、コスプレだよ~」
六花「コスプレ~?」
「こんな燃えてる人いたら怖いよ」
六花「ああ、だよねだよね」 - 第9回。夢の中の世界でアレクシスの姿に驚く六花にコスプレだとごまかす。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…答えは決まってる」
- 『30』キーミッション「覚・醒」クリア後のシナリオデモにおいて、アレクシスから「世界を侵食する者を逆に侵食すればいい」と言われた事に対する返し。
- 「やっと会えた!」
進次郎「え…? 俺の…事?」
「そうに決まってるじゃない! まずは握手とサイン! サインには『アカネちゃんへ』って書いてね」 - サイドミッション「憂・鬱」のシナリオデモにおいて、ツツジ台を一人で行動している進次郎の前に現れて。彼女が好きなのは怪獣・宇宙人だが、ウルトラマンが嫌いというわけではなく、ウルトラマンに変身する人間に会えてとても嬉しそうである(正確には、彼は変身ではなくULTRAMAN SUITという装備を着用するわけだが)。
- 「ドライクロイツの皆さん!」
「あたし、新条アカネは、この場を借りて皆さんに宣戦布告しま~す!」
「今までは気の向いた時にちょっかいかけてきたけど、これからは本気出しますんで、よろしくで~す!」 - サイドミッション「母の目覚め」のシナリオデモにおいて、ドライストレーガー内に突如現れ、自軍部隊に対して行った宣戦布告。
- 「ちょっと…! リゾート地にそんな恰好で現れないでよ! 一緒にいる私まで不審者みたいじゃん!」
- DLCミッション「走れ! 常夏のヒーロー!」で姿を見せたアレクシスに対して。
- (さーせん…。女でも、そういうオタクはいます…)
- DLCミッション「清く正しく美しく、そして強く」のシナリオデモにおいて、六花が趣味に没頭しすぎるエルを「典型的な男オタク」と評したことに対する独白。
- 「ウルトラ…」
「ウルトラ…!」 - DLCミッション「ウルトラマン、未知の世界へ」でULTRAMANを見た際の反応。原作終了後の心境のため、上記「憂・鬱」の反応に比べると大人しめだが、やはり嬉しそうである。
- 「さすが、ウルトラマン! しびれるぅ!」
- DLCミッション「光の巨人の使命」のエンドデモで進次郎の決意に対して。この時、興奮のあまり彼に抱きついた。
関連怪獣
余談
- 最終話で1カットだけ登場した「現実の新条アカネ(演:新田湖子)」は特にVR機器などを所有していなかったが、これは『電光超人』の続編であり世界観が同じためである[5]。
- OP曲「UNION」のMV(ドラマパート)は上記カットからの後日談の位置付けにもなっている。
- DVD/Blu-ray最終巻収録のボイスドラマ(及び映画『グリッドマンユニバース』公開後に発表された読み切り漫画)ではアカネに瓜二つの少女が登場しており、内海曰く「アカネは彼女の姿をコピーしたのでは」と推測が立てられている(『ウルトラシリーズ』で言うモロボシ・ダンやヒビノミライと同じ)。
- その狂気的な性格に加えて、怪獣を主役とする思考やウルトラシリーズファンという設定から、円谷ファン内ではアニメ特撮含む円谷作品の悪役ヒロインとして人気が高い。
- 一方で視聴者からは怪獣を生み出す存在として怪獣に対して容赦ない戦いを繰り広げることで知られる円谷ヒーローのレッドマンと関連させられてしまうネタも少なくない。
- 名前や役柄は『電光超人グリッドマン』の続編として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』からの流用。
- 『電光超人グリッドマン』に登場した藤堂武史のポジションを受け継いだキャラクターであり、武史もアカネ同様些細な事に腹を立て、怪獣を送り込んで事件を引き起こしている。
- ただし、アカネの怪獣は模型だったのに対してこちらはコンピューター上でデザインした怪獣を電脳世界に送り込んでいる。また、武史は孤独な境遇で屈折した性格の少年だが、明確に死者が出かねない作戦には躊躇する等、アカネとは対照的な点も見られている。「思い詰めた結果誰かを刺してしまう」というイベントは武史の方にもあり、この時彼が使ったカッターナイフとよく似たものが本作のOPにも映っていた事から、早期から様々な予想がなされていた。
- 劇中において『ふたば☆ちゃんねる』と思わしき画像掲示板を閲覧している場面があり、少し話題を呼んだ。
- 裕太をカッターナイフで刺すシーンから、同時期に放送していたアニメ「あかねさす少女」にかけて、「アカネ刺す少女」という言葉が生まれた。
- アニメ『私に天使が舞い降りた!』(以下『わたてん』と表記)で上田麗奈氏が演じた星野みやことは容姿や性格などの共通点が多くあり、『わたてん』の放送が『SSSS.GRIDMAN』の次のクールの放送だったことや、『わたてん』のみやこ以外のキャラにも共通点を見いだされたこともあって「私に巨人が舞い降りた!」とネタにされた。
- 漫画版『ナイツ&マジック』を手掛けた加藤拓弐氏は、自身のTwitter上にて『30』の参戦作品に登場する悪役達に囲まれたアカネのイラスト「ご列席」を投稿している。
- 描かれている悪役の中でコーウェンとスティンガーは『30』本編には登場しなかったが、DLC「エキスパンションパック」にて合体形態と対面した。
- 怪獣を一から作っている事もあり、『30』にて怪獣が雑魚ユニットとして大量に登場する描写を見た多くのファンからは「過労にならないか心配」とネタにされている。
- スパロボのシステム上、生み出した大量の怪獣もプレイヤー側に倒されることになるので精神面の心配をされることもあった。そのためか他の外部出演の際には「スパロボから逃げてきた」と言われたことも。
- 『30』においてはゾルタン・"ア"ッ"カネ"ンや"新庄"健など姓名と重なる部分を持つ敵キャラクターと共演したため、ファンからネタにされた。
- 2023年に公開された「劇場総集編『SSSS.GRIDMAN』」では事実上彼女がメインとして扱われている。
商品情報
脚注
- ↑ 登場人物|SSSS.GRIDMAN 2023年4月7日閲覧。
- ↑ 事実、現実では商品化されていないマイナー寄りのウルトラ怪獣を自作している。
- ↑ そもそもツツジ台を構築した「始まりの怪獣」自体アレクシスが与えたものであり、「レプリコンポイド」自体も『電光超人』で登場した用語、つまりグリッドマンの関係者でなければ知らない事項のため、アレクシスが故意に教えなかった可能性が高い。
- ↑ ウルトラシリーズにおいて敵味方共々操縦するロボットは幾つかあるが、勇者シリーズのような合体をするロボットは参戦時点で登場していない。ウルトラシリーズとの差別化要素の一つといえるグリッドマンの特徴的なギミック。
- ↑ コンピューターワールドへの突入はVRなどによる「意識だけの侵入」ではなく、人間が物理的にデータ化して飛び込む形である。当時グリッドマンと共に戦った翔直人も同様に、データ化してグリッドマンと融合した上でコンピューターワールドに入り戦っていた。