ナナシ (SSSS.GRIDMAN)
ナナシは『SSSS.GRIDMAN』の登場怪獣。
| ナナシ | |
|---|---|
| 外国語表記 | Anonymous[1] |
| 登場作品 | SSSS.GRIDMAN |
| 声優 | 上田麗奈 |
| デザイン | 坂本勝 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
| SRWでの分類 |
機体 パイロット |
| 生態 | |
|---|---|
| 別名 | ****怪獣 |
| 分類 | 怪獣 |
| 全長 |
77m(A) 65m(B) |
| 重量 |
200000t(A) 18000t(B) |
概要 編集
第10話「崩・壊」に登場。新条アカネによって造られた最後の怪獣。
着ぐるみのような怪獣「ナナシA」と、その中に潜む「中の人」(アレクシスの表現)である「ナナシB」の二つの姿を持つ。
ナナシAはアカネのスランプから彩色や造形が手抜きであり、オーソドックスなデザインながらも首が曲がっていたりする。ナナシBはこれまでに登場した怪獣の中で最も人型に近い風体だが、亀裂の入った細長い胴体には赤い目玉が覗き、両腕と下半身は糸状の物体で構成された様な風貌をしている。また、不気味な声をあげたり、変則的な動きで飛び回る[2]など予測もつかない行動を見せる。
ナナシAはフルパワーグリッドマンに呆気なく倒されたが、死体は放置され、その翌日にナナシAの体を引き裂いてナナシBが出現する。出てきた後は霧の怪獣を破壊して回り、戦闘でもフルパワーグリッドマンを一方的に攻撃し、さらにアシストウェポンを力尽くで引き剥がしてグリッドマンを追い詰めるが、乱入してきたアンチによって阻まれ、戦いの中でアンチがグリッドナイトに変化し最後はグリッドナイトサーキュラーで縦に両断された。
その後第11回の再生産怪獣軍団としてナナシAのみ再生されるが、グリッドナイトのグリッドナイトサーキュラーで再び両断された。
登場作品と操縦者 編集
単独作品 編集
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。ナナシAはマップアイコンのみの登場で、ユニットとしてはナナシBのみの登場。登録略称は「ナナシB」で登録正式名は「****怪獣ナナシB」。
装備・機能 編集
武装・必殺武器 編集
- 電撃
- タイプAの口に該当する部分から電撃を放つ。SRW未使用。
- 光線
- 胴体部分の目玉から放つ光線。
- 格闘
- 走り出した後飛び跳ねながら攻撃し、光線を放つ。
移動タイプ 編集
サイズ 編集
- 1L
カスタムボーナス 編集
- 運動性+30、照準値+30
- 『30』で採用。
パイロットステータス 編集
特殊スキル 編集
エースボーナス 編集
- 最終命中率+10%、移動力+1、射程+1
- 『30』で採用。
余談 編集
- 怪獣の鳴き声は新条アカネ役の上田麗奈氏の声が加工されたものが使用されており、Aは泣き声、Bは爆笑声が加工されたものが使用されている。
- デザイン当初Bには「カインロッグ」という名称がつけられていたが、結局はナナシで統一された。また、怪獣の肩書で使われる四字熟語も設定されていない。
- 怪獣デザインを担当した坂本勝によると、Aは『ウルトラファイト[3]』などのイメージから着ぐるみ系、Bは貝類や針金など人間が本能的に恐れる組み合わせにしたとの事。
- 原作『電光超人グリッドマン』に登場した最後の怪獣『悪臭怪獣スカボーン』は普通の怪獣の上半身と異様に巨大な下半身という歪な姿をもつ、「最後の怪獣は倒し目論見がバレ阻止された」弱さが強調される、同じ話で2回のGコール(グリッドマンの出動要請)が鳴るなど共通した点が多い。
- Bは着ぐるみが製作されており、イベントや前述の『グリッドナイトファイト』等に登場している。
商品情報 編集
脚注 編集
- ↑ 登場怪獣|SSSS.GRIDMAN 2022年1月5日閲覧。
- ↑ アンチ曰く「新条アカネの心そのもの」との事。
- ↑ 1970年ごろから放送された当時視聴率低迷を受けて作られた5分番組でヒーローショーの着ぐるみやスーツを使いナレーションの実況を合わせプロレスのように殴り合うもの。これが好評を得たのか以降のウルトラマンや怪獣達を中心にストーリーを加えた「○○ファイトシリーズ」という短編作品もいくつか作られ「SSSS.DYNAZENON」のDVD映像特典としてグリッドナイトを主役とした「グリッドナイトファイト」という短編が作られている。