ゴウザウラー
ゴウザウラーは『熱血最強ゴウザウラー』の主役メカ。
ゴウザウラー | |
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登場作品 | 熱血最強ゴウザウラー |
デザイン | 城前龍治 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦NEO |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | エルドラン製スーパーロボット |
全高 | 44.8 m |
重量 | 120.0 t |
エネルギー | 自然エネルギー |
出力 | 530,000馬力 |
最高飛行速度 | M5.6 |
最高走行速度 | 960.0km/h |
装甲材質 | エルドナイト系 |
合体形態 | キングゴウザウラー |
開発者 | エルドラン |
所属 | ザウラーズ |
乗員人数 | 18名[1] |
パイロット |
概要編集
峯崎拳一たち春風小学校の6年2組生にエルドランが与えたスーパーロボット。マッハプテラ、ランドステゴ、サンダーブラキオの3体が熱血合体して完成する。
普段は春風小学校に擬装しているが、エルドランから託された際に学校の施設と融合してしまったことから、完全に一体化している。その為、内部には保健室を初めととした各種教室や設備が、そのまま残されている。
頭部コクピットが3人乗りなのは、前2作の1号ロボたちと同じだが、教室が学校に残る地球防衛組と違って、中枢部には6年2組の教室がそのまま移設。床下はスクリーンビジョンへ変化する。
必殺技はザウラーブレードを使用したザウラーマグマフィニッシュを基本としているが胸部から放つウォータービームやザウラージェットによるザウラージェットアタックを決め手にしたこともある。
他のエルドラン製ロボットは通常で30m程度だが、ゴウザウラーは校舎と融合して教室を内蔵しているせいか他より一回り大きく、他のエルドランロボの最強形態に比肩する40m台となっている。
特徴としては(後に登場した追加ロボを含め)『ザウラーブレスを装着したザウラーズであれば誰でもパイロットとして操縦が可能』という点。(作中では光主エリカがランドステゴを、小島尊子がマッハプテラをそれぞれ操縦している)
しかし戦闘時の100%の能力を発揮するには各々の適性もあり、デフォルトの配置が最も適している模様。
ザウラージェット編集
変形した戦闘機形態。メインパイロットは石田五郎。他のパイロット3人はゴウザウラーと同じコックピットに配置される。
武装面ではゴウザウラーに劣るが空中での機動力・スピードではゴウザウラーより上で最高速度マッハ7で飛行が可能。基本的に出動時はザウラージェットの状態で発進し、現地への移動を行なっている。
到着後はザウラーフォーメーションの合図で各ザウラーマシンへと分離する。ゴウザウラーから変形する場合の合図はジェットフォーメーションで、分離からの再合体ではなく直接変形できる。
マッハ6で飛行する機械化獣ヘルジャイガー(SRW未搭乗)との戦いではマッハ7のザウラージェットが逆転の鍵となり、体当たり攻撃のザウラージェットアタックで撃破している。
構成機体編集
- マッハプテラ
- 峯崎拳一が操縦するプテラノドン型ロボット。ゴウザウラーでは頭部・腕部となる。
- コアメカへのコクピット移動時にはバイク型のザウラーバイクが用いられる。
- ランドステゴ
- 立花浩美が操縦するステゴザウルス型ロボット。ゴウザウラーでは胸部・肩部となる。
- コアメカへのコクピット移動時にはカート型のザウラーカートが用いられる。
- サンダーブラキオ
- 朝岡しのぶが操縦するブラキオサウルス型ロボット。ゴウザウラーでは脚部となる[2]。
- コアメカへのコクピット移動時にはサイドカー型のザウラーサイドが用いられる。
強化装備形態編集
登場作品と操縦者編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦NEO
- 初登場作品。「校舎と融合しているため装甲が脆弱」という設定に反し、エルドラン系では防御力が高い。ザウラージェット形態及びスーパーザウラージェットへの変形は未採用で、コアロボへの分離もできないため、石田五郎のすることがなくなってしまっている。合体するための気力上げが一番面倒なため、単独状態のままシナリオ終了を迎えてしまうことも珍しくないだろう。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 1章2話「地底に潜む脅威」から幾度かのスポット参戦の後、3章11話-3「機械化帝国の巣窟」クリア後に正式加入。同章でガンバルガーも加入するためこの時点でエルドランシリーズのTV版3作が揃い踏みになる。
- 本作ではマグナザウラーとグランザウラーがユニットとして登場しない。そのために金太と洋二もゴウザウラーに乗り込んでいる扱いとなっており、ゴウザウラー時から両者の精神コマンドを使用可能。
- 武装の特殊効果がいまいちパッとせず、対して合体後が非常に強力なユニットであることもあって合体による回復効果を利用する事は考えずにさっさとキングゴウザウラーになってしまった方が良い。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年11月のイベント「時空を超えた空の先へ」に合わせての期間限定参戦。SRおよび大器型SSRアタッカー。SRはログイン配布。
- 今回は同年12月発売のプラモデル「HG 1/300 ゴウザウラー」の販促を兼ねての参戦であり、3Dモデルもプラモデル版を参考に制作されている。そのため、従来のモデルよりもディテールがかなり細かくなっている。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- ザウラーショット
- 両腕に内蔵する牽制用の機銃。
- SRWでは未採用。
- ザウラーキャノン
- 両脚を構成するサンダーブラキオの主兵器。
- 『NEO』では「ロックオン」特性付き。『OE』では「対地」に変更されている。
- ザウラーバンカー
- 腕部を構成するマッハプテラの爪に当たる両腕のクローガード。展開して殴りつけるほか、有線で射出することも可能。
- 『NEO』・『OE』では「押出」特性付き。『X-Ω』では通常攻撃に採用。
- ザウラースライサー
- 背部のバーニアで上昇、翼を展開し自由落下。その勢いで体当たりする。
- SRWでは未採用。
- ザウラーシールド
- ゴウザウラーの主武器の一つ。元はランドステゴの背部なので外周部にブレードが多数ある。防御兵装よりも武器としてのイメージが強い。
- スピンブーメラン
- ザウラーシールドそのものをブーメランにする。威力も抜群。
- 『NEO』・『OE』では「曲射」特性付き。
- シールドビーム
- 盾の外周部にあるブレードからエネルギーを発生させ、ひとつに束ねてビームとして放つ。攻撃に耐えた姿勢のまま反撃に移ることができる。
- SRWでは未採用。
- ザウラーブレード
- ゴウザウラーの主武器となる長剣。普段は必殺技の時だけ使用するが、たまに剣撃など鍔迫り合いに使用される。
- 『NEO』・『OE』では「ヒット&アウェイ」特性付き。
- ザウラーボンバー
- 胸部のエンブレム結晶体を取り出し、エネルギーを纏わせ腕で殴り飛ばす。
必殺技編集
- ザウラーマグマフィニッシュ
- 拳一のザウラーチェンジャーの発動により、守護者のブラキオサウルスとステゴサウルスから剣と盾を受け取った後、プテラノドンの光波によるマグマエネルギートンネルを形成して相手を拘束。トンネル内を突っきって緑の光を纏ったザウラーブレードで相手を一刀両断する。拳一のほかに、浩美やしのぶもこの必殺技を繰り出した事もある。
- SRWでは一貫して恐竜演出が省略されており、剣と盾を装備してゴウザウラー自身がマグマエネルギートンネルを形成する。攻撃後の勝ち名乗りはトドメ演出として採用。
- 『X-Ω』では必殺スキルに採用。
- ウォータービーム
- 胸部のエンブレム結晶体から青白の発光ビームを発射する。OPでも使われた主兵器の一つ。
- 水中でも威力が損なわれないどころか逆に強化される(教授曰く「水の中では威力倍増」)。
- SRWでは未採用。
合体攻撃編集
- ザウラービッグバスター
- マグナザウラーとの合体攻撃。マグナバスター形態に変形したマグナザウラーを背中に合体させての砲撃。
- この攻撃でとどめを刺すと、原作同様に「熱血最強マグナザウラー!!」と勝ち名乗りを上げる。
- 『OE』では「ロックオン」特性付きで、拳一の持つ精密攻撃と相乗効果を成す。
- スクラムアタック
- マグナザウラー、グランザウラーと共に放つ合体攻撃。マグナバスター単体でのザウラービッグバスターで敵にダメージを与えた後、ゴウザウラーを乗せてきたグランジェットがグランザウラーに変形し、ザウラーグランドスラッシュを放ち、ゴウザウラーがトドメのザウラーマグマフィニッシュを放つ。勝ち名乗りはゴウザウラーが担当。SRW未実装。
- オクトバルガーとの戦いで、拳一、金太、洋二の3人が最強パイロットを決めるために、搭乗機を入れ替えて戦闘に臨むも、慣れない機体に翻弄されて窮地に陥り、キングゴウザウラーにも合体できずにいた。その為、教授が考案した、スクラムアタックで打破しようとするも、3人のケンカは未だに続いていた為、スクラムアタックすら使用できずにいたが、ぶちキレた五郎の手で3人とも元の位置に戻され、この合体技でオクトバルガーを倒すことができた。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- 4(『NEO』)、4/L(『OE』)
- 数値上ではゴッドライジンオーやグレートガンバルガーと同じ40m台だが、他のエルドランシリーズの初期ロボとサイズが同じになっている。
機体BGM編集
関連機体編集
余談編集
- ザウラージェットからの分離の際、パイロットたちは空中で移動マシンに乗ってジャンプし、コアロボそれぞれの装甲表面に着地してコクピットに格納されるという、傍から見れば危険極まりないやり方で操縦に入る。
- メカの大元となる玩具デザインにはトミー(当時)のゾイド担当者が関与していたといい、コアロボの恐竜形態は頭部にコクピットがある部分やキャノピーにクリアパーツが使用されている部分にゾイドの影響が見られると、メカデザイナーの城前龍治氏により語られている。
脚注編集
商品情報編集