ロックマン | |
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外国語表記 |
Rockman[1] Mega Man[2] |
登場作品 | ロックマン |
声優 | |
メカニックデザイン |
北村玲(原案) 稲船敬二(初代デザイン)[3] |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
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分類 | お手伝いロボット → 戦闘用ロボット |
型式番号 | DRN.001[4] |
頭頂高 | 132 cm1.32 m <br /> |
重量 | 105kg0.105 t <br /> |
動力 | 超小型ライトソーラー動力炉 |
エネルギー | 太陽エネルギー |
装甲材質 | ライト・セラミカルチタン合金 |
開発者 | トーマス・ライト |
所属 | ライトナンバーズ |
概要
「ロボット工学の父」として世界中から敬意を評されている天才科学者トーマス・ライト博士が、自ら開発した少年型お手伝いロボット「DRN.001 ロック」を戦闘用ロボットに改造したもの。転じて、ロックの戦闘時の姿を指す。外見および精神年齢は、人間に換算すると10歳前後あたり。腕を変形させて太陽エネルギーの弾丸を打ち出すロックバスターが主要武器である。
生い立ち
ライト博士が先んじて開発した試作人型ロボットを原型とする人型ロボットの第1号体として誕生したロックは、2号体のロールと共に家庭用お手伝いロボットとして平和な日々を過ごしていた。
しかし、そんなある日、自身の兄弟とも言える作業用ロボット「ライトナンバーズ」の6体(リメイク作『ロックマンロックマン』では8体)が、突如町で暴れだす事態が発生。警察や軍隊ではまるで歯が立たない事態に、元々強い正義感を持ち、平和を愛するロックは自らの意志でライトナンバーズを止めようとするが、戦闘力の無いロックでは無理だとライト博士に反対されてしまう。しかし、それでも諦めたくないロックは、自分を戦闘用に改造してもらうことを志願。ライト博士の反対を押し切る形で改造してもらった[5]ロックは、平和を愛するヒーロー・ロックマンとして、暴走するライトナンバーズやそれを影で操っていた悪の天才科学者アルバート・W・ワイリーとの熾烈な戦いに身を投じた。
性格
元々がお手伝いロボットであるため、基本的に温厚で優しい性格をしており、無闇に争うことは好まない。こういった面はゲーム以外のメディア作品で顕著であり、ボスキャラクターと対峙した際はまず説得を試みたり、相手が改心した場合なども快く許して和解する場面が多い。しかし、間違っていると判断した事に関しては毅然とした姿でその意志を貫き、戦闘が起こった際は、自ら戦いに赴く勇敢さと正義感を持つ。これは家庭用ロボットの時から変わっておらず、自ら志願して戦闘用ロボットに改造してもらった点からも、その事が窺える。
本来、「平和」と「戦闘」という概念は、矛盾したものであるのだが、ロックマンの場合は戦闘用ロボットに改造される以前より平和を愛する人格が形成されていたため、改造された後もその矛盾に翻弄されるような事態は起こらず、並の戦闘ロボット以上に高い戦闘力を発揮できるようになっている。後の未来では、ロックマンと同じく平和を愛する戦闘ロボットを制作しようという試みが行われているのだが、やはり平和と戦闘という概念の矛盾によって暴走してしまう結果となり、結局は2つの概念を分割して司らせる形で2体のロボットが製作される結果となっている(『ロックマンX4』)。
一方で、生みの親であるライト博士同様に、その優しさが仇になってしまう場合も少なくなく、何度かのストーリーでは目的のために手段を選ばないワイリーに騙されて窮地に陥ってしまった事もしばしばあった。…とはいえ、ワイリーが自分から真実を明かして漸く騙されたことを知る展開もあり、少々天然のきらいがある。顕著なのは『ロックマン6』であり、ワイリーが「Mr.X」を名乗っていたバレバレの変装を解いた瞬間、相当驚いたのか後方に勢いよく飛び退いている。
また、戦いを繰り返していくにつれて、懲りずに世界征服を行い卑劣な手段も厭わないワイリーに対する「怒り」もデータとして蓄積されていくようになり、その結果『ロックマン7』のラストでは、バスターをワイリーに向ける(≒人間であるワイリーを撃ち殺そうとする)というロボットとして超えてはならない一線を超えてしまいそうになった事もある(その後の経緯は媒体によって異なるが、ロックマン自身がバスターを下げる、フォルテがワイリーを回収する、とどの展開でも最悪の事態は避けられた)。さらに『ロックマンワールド2』ラストでは未来の自分をワイリーが改造して刺客として仕向けてきたという事情があったためか、宇宙空間でワイリーマシンに乗って逃走したワイリーに背後からミサイルを撃って攻撃し、大気圏に突入させて大爆発させるという、どう見てもワイリーを殺害したとしか受け取れない展開を迎えている。[6]
強化装備形態
- ジェットロックマン
- 『6』に登場。ラッシュと合体したパワーアップ形態の1つで、背面にジェット装置が追加され、一定時間飛行可能になる。スライディングとチャージショットが使用できなくなる欠点がある。
- パワーロックマン
- 『6』に登場。ラッシュと合体したパワーアップ形態の1つで、パワーと接近戦能力に優れ、強力なチャージパンチを放てるようになる。射程が短く、スライディングもできなくなる欠点がある。
- スーパーロックマン
- 『7』に登場。ラッシュと合体したパワーアップ形態。ジェットとパワーを統合したような性能で、二段ジャンプ機能とロケットパンチ系武装「ロケットバスター」が追加。さらに強化アイテムを取得すれば、射程が伸びて追尾機能まで付いた「ハイパーロケットバスター」へとパワーアップする。スライディングできないのが唯一の弱点。余談だが、出月こーじによる漫画版『8』にも登場している。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年1月のイベント「次元を超えた戦い!」の期間限定ユニット。SR、SSRシューター。今までの期間限定作品と同じく、2回限界突破する事で大器型ユニットを入手可能。イベント報酬としてボイス付きパイロットパーツも入手でき、『8』の折笠氏の新録ボイスが収録されている。
- シナリオでは一通りのロボットキャラと面識を持つ他、ロム・ストールとの絡みが多め。
- 実はアリーナ初の全体多段必殺持ちだった……があまりにも使い勝手が悪く、特に話題にはならなかった。
装備・機能
武装・必殺武器
- ジャンプ
- 脚部にサスペンションと空気圧縮ポンプを装備しており、足裏の穴から圧縮空気を噴射してジャンプする。
- ロックマンの基本アクション。回避・移動と様々な場面で使われ、ラッシュのサポートや一部作品の特殊武器を併用するとより高く、遠くまで跳べる。
- スライディング
- 圧縮空気を利用した、身を屈めながらの高速スライド移動。漫画版では「ロックスライディング」とも呼称される。
- 『3』以降に追加された基本アクション(『9』と『10』では使えなかったが、『11』にて復活)。回避や狭い場所への移動に使え、通常の移動速度より速い。
- ダブルギアシステム
- 『11』で装備された特殊装備。Dr.ワイリーが大学時代に研究していたものの破壊し棄てた試作機[7]をライト博士が回収・再生し、システムを完成させたワイリーに対抗すべく組み込んだ。
- 高速移動が可能となる「スピードギア」と攻撃力を大幅にアップする「パワーギア」の2つを発動可能だが、大きな負荷がかかるためオーバーヒートすると一定時間使用不能になる。
- ピンチの際には両方のギアを同時発動する「ダブルギア」が使用可能だが、任意解除が不可能になりオーバーヒートすると弱体化してしまう諸刃の剣である。
- EDではロックからライトットに付け替えられ、作中のボスロボット達の修理のために運用された[8]。
武装
- ヘルメット
- ロックがロックマンに改造される際に追加されたヘルメット。防御力が高まる他、太陽エネルギー取り込み口も搭載されている。外付け式の追加装備で、普段は外している。
- 『7』ではオープニングステージ開始時にライトットが渡した工事用ヘルメットを被って微妙な沈黙が下りるという迷場面も[9]。
- 『9』『10』では「ヘアスタイルブック」を購入することにより、外すことができるが、被ダメージが増加してしまう。
- ロックバスター / ニューロックバスター / スーパーロックバスター / ハイパーロックバスター
- ロックマンの主武装。手の先端を砲身状に変形させ[10]、太陽エネルギーの弾丸「ソーラーブリット」を撃つ。弾数には制限は無く、いくらでも発射可能。左右どちらの腕にも装備されているが、後述の理由から通常は片方のロックバスターのみを使用する。
- 『4』以降は強化され、チャージショット機能が追加された「ニューロックバスター」となった。シリーズが続くにつれ名前が変更され、発射するチャージショットの性能も変化していった。
- 外側には黄色い目盛の棒状ゲージが付いており、それが何を示すゲージなのかは各媒体によって見解が分かれている[11]。
- 後述の武器可変システムを含め、後の『Xシリーズ』の時代まで同様の武器を再現できた者はワイリー以外におらず、ライトの発明の中では最もオーバーテクノロジー化している技術でもある。
- 『X-Ω』ではロックバスターが通常攻撃として採用されている。
- ソーラーブリット
- 基本となる小型エネルギー弾。威力は低いが連射性能が高い。ゲーム版では画面内に3発まで連発可能[12]。
- チャージショット
- ニューロックバスターで追加された機能で、太陽エネルギーを凝縮して放つ大型エネルギー弾。威力は高いが一定時間のチャージが必要。『5』のスーパーロックバスターでは強化され、弾の大型化やチャージ時間の短縮がなされた。敵を撃墜しても弾は消えないため、雑魚敵を纏めて蹴散らすことも可能。『9』と『10』ではスライディングと共に使えなくなった(スライディングと同様に『11』にて復活)。
- レーザーショット
- 『8』で追加されたチャージショットのバリエーション。威力と貫通力が高いレーザービームを発射する。
- アローショット
- 『8』で追加されたチャージショットのバリエーション。敵に命中すると6つの散弾に分裂する。分裂した1つ1つの弾がチャージショットとしての威力を保ち、全弾命中時のダメージは高い。
- オートシュート
- 『8』で追加された特殊機能。チャージショットが撃てなくなる代わりにソーラーブリットを自動連射する。
- ダブルチャージショット
- 『11』で追加された特殊機能。パワーギア発動中にチャージすることで、チャージショットを2発連続で発射可能になる。
- ファイナルチャージショット
- 『11』で追加された特殊機能。パワーギアもしくはダブルギア発動中に限界までチャージを行い、絶大な威力の一撃を繰り出す。その出力の凄まじさは、ロックマンが反動で後退してしまうほどであり、パワーギアで使用する際は1発で使用限界を超えクールダウンに陥る。
- ダブルロックバスター
- 『スーパーアドベンチャーロックマン』Episode3において、黒幕ラ・ムーンを撃破した最後の必殺技。2基同時に変形させて放つロックバスターだが、一射でエネルギーを使い果たす上にオーバーヒートを起こしてしまう。このオーバーヒート設定は他作品でも適用されており、外部出演でも両腕をロックバスターにした場合排熱処理の描写が見られる。
- ロックンアーム
- 『ワールド5』で追加された特殊機能。腕に高エネルギーを溜めて放つロケットパンチ。ソーラーブリットの通用しない宇宙金属に対抗するため装備された[13]。
- マジックハンド
- ロックンアームの強化型。アイテムを掴んで持ってくる機能が追加。
- ロックンクロー
- ロックンアームの強化型。敵を掴んで持続ダメージを与える。
- アロースラッシュ
- 『7』の隠しモードの対戦モードで使用できる技。同作の特殊武器の一つ「スラッシュクロー」を斜め上方向に飛ばす。
- レッグブレイカー
- 『7』の隠しモードの対戦モードで使用できる技。攻撃判定を伴ったスライディング。
- フェイントワープ
- 『7』の隠しモードの対戦モードで使用できる技。ステージ開始時とクリア時のワープグラフィックに一時的に変身し、攻撃を回避する。
- ロックアッパー
- 『ザ・パワーファイターズ』で実装された、エネルギーを溜めて繰り出すアッパーカット。後に格闘ゲームに参戦した際も必ず実装されており、ロックマンの格闘戦の象徴ともいえる技になっている。
- 『ロックマンメガミックス』でも同様の技をフォルテに見舞っており、コピーロボット戦では右腕でバスターをチャージしつつ肉薄して左腕のアッパーで相手を怯ませ、そこへチャージショットを撃ち込む連続技を披露している。
- ロックキック
- 『ロックマンロックマン』でロックを選択した際に使用する、未改造状態のお手伝いロボットの単なる蹴り。正史通りに戦闘用への改造を志願するのだが、ライト博士は素通りしてしまい、自分は戦闘用に改造されたと思い込んだロックはコピーロボットからもその点を指摘されてしまう。
武器可変システム
武器チップをロックバスターのソケットにセットする[14]事で、様々な武器をロックバスターで使える機能。ゲームシステム的に言えば、ボスを倒すとそのボスの武器が使えるようになるというロックマンシリーズを代表するシステム。都合上、使用できる武器の性能は元のボスから変更されることが多い。またボスの武器ではないが、『2』の「アイテム1号」~「アイテム3号」、『8』の初期装備である「ロックボール」等、ゲーム中では同様のシステムで使用できるオプション装備も存在し、これらを総合して「特殊武器」と呼称する。
太陽エネルギーではないためか、ロックバスターとは違い弾数制限があるが、道中や敵を倒すと落とす青いカプセル=武器エネルギーを入手することで回復できる。[15]
特殊武器の力を発揮する際に色が変化するが、これはロックの体のコーティングが細かいプリズム素子で構成されており、特殊武器使用時に動力炉から発する特殊波動で屈折率の変化が起こるため。『11』では全身が変化するようになり、特に頭部とバスターが完全に変わるようになった[16]。
なお、ゲームではシリーズが進むごとに前作の武器が使えなくなる[17]が、一部漫画作品の解釈では戦いが終わった後にボスロボットへ武器チップを返却しているためとされている。
『X-Ω』では『2』の一部特殊武器が必殺スキルとして採用。また、『2』の8大ボスのSRサポートユニットはロックマン達にのみ効果をもたらすが、スキル名がそれぞれの特殊武器名[18]であり、効果もそれぞれの武器を彷彿とさせる能力であるため、この武器可変システムを基にした仕様であると思われる。
- メタルブレード
- メタルマンの武器。セラミカルチタン製の回転ノコギリのような刃を投擲する。『2』では入手難易度の割に、燃費も威力も優秀で8方向に撃ち分けられ、しかも連射可能と、『2』作中どころか後続シリーズと比較しても極めて強力な武器だった。おまけに原作では設定ミスでこの武器の持ち主であるメタルマンのこの武器に対する防御力が異常に低く、最終ステージの再戦では自分の武器2発で死ぬというネタまで存在する。
- 『スーパーアドベンチャーロックマン』でのみ、発射したエネルギー弾がメタルブレードに変化する演出がとられている。
- 『X-Ω』では前方一列に貫通射撃攻撃を行う必殺スキル。バリア貫通効果持ち。
- エアーシューター
- エアーマンの武器。小型の竜巻を前方斜め上に3発発射する。エアーマン本人とは違い、発射した竜巻は徐々に上昇する。
- バブルリード
- バブルマンの武器。大きな泡を発射する武器で、発射された泡はすぐに地面に落下した後地形に沿って進む。
- 威力は低く、独特の軌道が役に立つ場面は少ない。『ロックマン2』のラストボスである「エイリアン」に唯一ダメージを与えられる武装だが、これらの欠点により長期戦を強いられ、無駄撃ちしすぎると攻略不可能になってしまう。
- 『ロックマンワールド』では威力が上昇し、特殊武器の代替としては十二分に通用するようになった。
- クイックブーメラン
- クイックマンの武器。小型ブーメランを連続発射する。ブーメランなので敵に当たらなかった場合ロックマンの手元に戻ってくる上、戻ってきた場合は武器エネルギーが戻る。
- クラッシュボム
- クラッシュマンの武器。壁や地面に刺さる時限爆弾を発射する。高威力の通常弾として使用することもできるが、細かな要点がいずれも不親切[19]で使い勝手が悪いため基本的に地形破壊用だが、あるボスの攻略には必須。まず試さないだろうが、ヒートマンに使うと逆にヒートマンを強化してしまう小ネタがある。
- 『X-Ω』では必殺スキルとして採用。範囲攻撃。使い勝手は悪いが、一応アリーナでは初の全体多段攻撃(といっても2段だが)。原作では爆風での攻撃は非現実的な使いにくさだったため、ある意味原作再現か。
- タイムストッパー
- フラッシュマンの武器。一定時間、ボスを含む全ての敵の動きとステージの仕掛けを停止させる。フラッシュマン本人と違い、使用中はロックマン自身は何もできず、武器エネルギーを使い切るまでキャンセルもできない。
- 性質上、止めている間に移動や回避をするだけの武器であり、敵キャラにダメージを与えることはできないが、これを弱点とするクイックマンに対してだけは攻撃として機能する。
- アトミックファイヤー
- ヒートマンの武器。火炎弾を発射する。3段階までのチャージができ、威力の上昇に比例してエネルギー消費量も増える。最大チャージ時は絶大な威力を誇るが、全エネルギーの半分を一度に消費してしまう。事実上、これがロックマンシリーズで初めて登場したチャージ系武器である。
- 『ザ・パワーファイターズ』ではヒートマンの射撃攻撃と同様に山なりの軌道で、地面に着弾すると火柱が上がる。
- 『X-Ω』では『2』仕様で、前方一列に貫通射撃攻撃を行う必殺スキル。中確率で燃焼状態を付与する。
- リーフシールド
- ウッドマンの武器。葉っぱ型のビットを4基展開する。使用中はジャンプ以外の動作ができないが、十字キーを押すことで任意の方向にビットを射出可能。
- シールドの名に反し、原作ではウッドマン本人と違い防御能力を持たず、敵の体当たり攻撃に対する迎撃用武器。
オプション装備
- ブルースシールド
- 『7』『スーパーアドベンチャーロックマン』で使用可能。
- ブルースから借りたシールドで、本来ロックマンのものではないので、いずれも特定の条件を踏んで取得する隠し装備になる。
移動タイプ
- 陸
- 原作では、トゲのない足場さえあれば水中でも宇宙でも行動可能。また、『8』および北米限定のDOS版『Mega Man III』でのみ泳ぐことが可能。
サイズ
- SS
パイロットステータス
精神コマンド
- X-Ω
- 直感、不撓、正義
- 正義はシューターなのでダメージ軽減は保険程度、攻撃バフ目当てとなる。VSバトルでは必殺スキルに防護無効かバリア貫通のどちらかが無いため、命中を補いつつ弱点をカバーできる。
- 『ロックマン』のユニット専用精神の不撓を持つが、あくまで扱いは保険か。VSバトルでは火力上昇系精神がないため、VSバトルでも不撓に火力上昇効果があればありがたかったのだが……。
アビリティ
- ガンファイトl3、DRN.001、ライト・セラミカルチタン合金
人間関係
- トーマス・ライト(Dr.ライト)
- 製作者。自ら志願して戦闘用に改造してもらったが、ライト自身は戦いや争いを好まぬ平和主義者で、また同じライトナンバーズ同士の戦いになる事もあって、ロックの改造は本意ではなかった。
- ロール
- ロックに続いて作られたお手伝いロボット。『スーパーアドベンチャーロックマン』では「僕の妹のようなロール」と呼んでいる。
- アルバート・W・ワイリー(Dr.ワイリー)
- 宿敵。『7』では何度も悪事を繰り返すワイリーについに耐えかねて、ロボット三原則の一つ「ロボットは人間を傷つけてならない」を自らの意思で破ろうとした[20]。
- ブルース
- ロックマンの前に何度も現れ、幾度となく手助けをしてくれる。『3』『7(隠し要素)』では力を試すように対峙することもあった。
- その正体はライトナンバーズの0号機で、ロックマンの兄とも言うべき存在だが、ロックマン自身はその事実を知らない。
- ラッシュ
- 犬型サポートロボット。様々な形態に変形してロックマンを助ける。シリーズが進むごとに改造が施され[21]変形パターンが変わり、『6』以降は直接ロックマンと合体する機能も加わる。
- ビート、エディー、タンゴ
- サポートロボット。ビートは鳥型、タンゴは猫型。
- ライトット
- ライト博士の助手ロボット。ネジを材料に様々な強化パーツを開発してロックマンの戦いを手助けする。
- フォルテ
- Dr.ワイリーがロックマンを模倣して開発したライバルロボット。非常に好戦的であり、幾度もロックマンに挑戦し、そのたびに返り討ちに遭っている。
- ミハイル・セルゲイビッチ・コサック(Dr.コサック)、カリンカ・ミハイロヴナ・コサック
- 人間の協力者。Dr.コサックとは『4』で敵対したが、これは娘のカリンカがワイリーに誘拐され、人質にされていたため。事件が解決して和解したDr.コサックからビートが贈られた。
その他
- パックマン
- 様々な作品で共演している。
他作品との人間関係
名台詞
- 「……………」
- 『4』におけるロックマン唯一の台詞にしてゲーム本編の初台詞。娘のカリンカを人質にとられ、ワイリーに利用されていたコサックと対峙。専用マシン・コサックキャッチャーのライフを1にすると、ブルースが駆けつけ、救出されたカリンカの口から全てがワイリーの仕業であることと露呈する。
- 無言ではあるが、父子を引き離したワイリーへの怒りや、父子の再会への安堵など色々と読み取れる。
- 「ブルース!?」
- 『5』オープニングより。ブルースらしき者に目の前でDr.ライトをさらわれ、残されたスカーフを見ての台詞。一言だけだが、『4』は「…」だったので本編でのちゃんとした初台詞。
- 余談だが、フォントの関係上濁点が右側に寄っているため、「フツレース!?」[22]とユーザー間でネタにされるコトも。
- 「バ、バラード!! どうして きみが ここに!?」
「やめるんだ。バラード!!」
「きみは もう たたかえる からだじゃ ないんだ」
「バラード!!!!」 - 『ワールド4』エンディングより。宇宙戦艦からの脱出中、最後の隔壁に閉じ込められたロックマンの前に本作におけるライバルであるロックマンキラー・バラードが現れての会話。必死にバラードを止めようとするロックマンだったが、ロックマンと戦う中で自らの過ちに気づいたバラードは満身創痍の状態で隔壁に特攻。彼の自爆が隔壁を破壊したことによりロックマンは宇宙空間に放り出され、バラードという犠牲のもと脱出に成功するのだった…。
- ワールド作品ではあるが、ゲームで初めて(『6』より発売日が1週間早い)のロックマンの長台詞。
- 「Mr.X!! なぜあなたが!?」
「そんなことは させないぞ!! ゆくぞ!! ラッシュ!」 - 『6』オープニングより。第1回ロボット選手権の主催者Mr.X(正体はワイリー)が世界各地から集められたロボットを奪い、世界征服に乗り出した時の反応。正道シリーズにおける、初のまともな台詞。
- 「もう だまされないぞ Dr.ワイリー!!」
- 『7』エンディングより。ワイリーカプセルが撃破され、いつも通り土下座するワイリーにチャージジョットを向ける。この後、「ロボットのお前が人間のワシを撃つのか!?」と言われ、何も言えず攻撃を中断するが、直後にワイリーは瓦礫の下敷きになったところをゴスペルに救助され、フォルテも間に入ったため、結果として未遂に終わった。
- なお、この「生身の人間に銃口を向けた」という行為が、ライト博士が後継機の安全性の検査に長い時を必要とした原因であると言われている。
- 「I AM MORE THAN A ROBOT!! DIE WIRY!!」
(訳:僕はロボットを超えた存在だ!! 死ね、ワイリー!!) - 海外版『7』限定の台詞。上記の「ロボットのお前が人間のワシを撃つのか!?」というワイリーの台詞に対し、日本語版では「……」と無言だったが海外では台詞が変更。「ロボットを超えた存在」を主張し、明確に殺害を決意している。
- 「撃つ!! それが平和のためなら‥‥」
- 池原しげと氏による漫画版『7』における同場面。この直後フォルテが現れ、一応漫画版でも事なきを得る。
- 余談だが、ボンボン版『7』のロックマンはワイリーとの戦いに疲れているような描写が散見され(全体的にボス敵に苦戦している描写やフォルテとの関係もあって)、戦いの中でも過激な発言が多い。また、長年ロックマンシリーズのコミカライズを手掛けた池原しげと氏も本作を最後にロックマンの漫画を手掛けなくなった。
- 「せかいのへいわは、ぼくがまもる!」
- 『ロックマン&フォルテ』のデータベースより。
- 「ワイリー! これを見るんだ!」
「このときから始まって!」
「このときも!」×8 - 『9』エンディングより。またしても土下座をするワイリーに対して、ラッシュに記録された今までの土下座映像(『1』から『ロクフォル』まで)を全て流して、怒りをあらわにする。さり気無く『6』と『ロクフォル』以外はロックマンのカラーがラスボスの弱点武器のものになっているのも芸が細かい。
- 「本物のライトはかせじゃなくて良かった… この ロボット、かわいそうに…」
- 同場面より。その後、ワイリーに騙されている可能性を分かっていながら、囚われていたライト博士を助けようとするのだが、案の定そこにいたライトの正体は偽物ロボットであり、攻撃を受けロックマンは倒れてしまう。基地の自爆警報が鳴り響く中、ワイリーの去った後にロックマンが零したのは安堵と、偽ライトに対する憐憫であった…。ロックマン自体は、この直後ブルースの介入で救助されている。
- 「僕がみんなを止めに行きます!!」
ライト「ま…待つんだロック!! 家庭用のおまえが彼らを止めることはできん!!」
(中略)
「今の僕に無理だというのなら…」
「お願いしますライト博士 僕を戦闘用ロボットに改造してください!!」 - ありがひとし氏による漫画『ロックマンメガミックス』第1話「ロックマン誕生」より。ゲーム版『1』に該当する本作で、暴走するライトナンバーズの映像を見たロックの懇願。当然ライトは反対するが、ロックの決意は固く、ライトはやむなくロックを戦闘用ロボットに改造。こうして、正義のスーパーロボット・ロックマンは誕生した…
- 実はゲーム媒体でこうしたやり取りは描かれておらず、『4』のオープニングデモで改造シーンが描かれているものの、ロックが改造を志願するシーンは池原しげと氏のボンボン版『1』が初出で、本作におけるこのシーンは同作のオマージュともなっている[23]。両作共にロックは「改造してくれなくとも行く」とまで言い放っており、ロックの決意の程がうかがえる。
迷台詞
- 「あっ博士 料理をちょっと失敗しちゃって」
- 漫画版『1』より。ライトに頼まれたお手伝いを終わらせ、ロールに代わって料理を行おうとするが、何かの手違いか、煙が上がり、キッチンに材料や調理器具を散乱させてしまう。料理は苦手な様子である。
- この最中、ライトナンバーズが暴走する事件が起こっていたため、ライト博士からは特にお咎めはなかった。
- 「殺さなくてもおまえを こらしめる方法はいくらでもある さァてどんなおしおきをするかな? Dr.ワイリー」
「百年くすぐりの刑とかね‥ほかにも‥‥‥‥」 - 『2』のコミカライズ『ロックマン Dr.ワイリーの陰謀』より。ワイリーマシーン2号とエイリアンのホログラフ装置を破壊し、ワイリーにロックバスターを向けるロックマン。「ロボットなら絶対人間を殺せないはずだぞ!!」と抵抗するワイリーへの提案。ワイリーも流石に「げっ!!」と驚愕している。
- 恐らくワイリーへの脅しだろうが、前者の台詞では舌を出しており、いたずらを考える子供のようである。
- といっても、くすぐりの刑に関しては拷問刑として実際に行われたことがあるもので、笑い続けて呼吸がまともに行えなくなり最悪窒息死の危険性もあるので、剣呑であるのには違いない。
- 「おや? あそこに ほしが… さっきまで なかったのに…」
「う、うごいているぞ! ま、まさか あれは…」
「ワ、ワイリーの マークが!!」
「まさか、こんかいの じけんの くろまくは!?」 - 『ワールド5』でスペースルーラーズを全機倒した後のシナリオデモ。徐々に姿を現すワイリースターの中から、本作初のワイリーの意匠を見つけて。判別方法がそれでいいのか。
- 「それは いわない やくそくだろ」
- 『7』にて特殊武器・スラッシュクローを入手した際の寸劇でライトットが相手だったバージョン。ライトットが同特殊武器を見て、『NAMCO x CAPCOM』に登場しているカプコンのゲーム『ストライダー飛竜』の名を伏字で出してしまったため、自社ネタのメタ台詞を諫める。コメディリリーフ要員のライトットのみならず、本作ではロール相手の寸劇まで大抵ぶっ飛んでいるので、ロックマンの気苦労は絶えない。真っ当な相手がライト博士ぐらいである…。[24]
- クイックマン「Dr.ワイリー。ひょっとして我々はラ・ムーンに騙されているのでは?」
ワイリー「お前まで何を馬鹿なことを!」
「クイックマン、その通りなんだよ!」 - 『スーパーアドベンチャーロックマン』Episode3より。ワイリーの想定とロックマンの語る現状に食い違いを覚えたクイックマンが口を挟んだ際の言葉。
- 一見普通に見える台詞だが、Episode1にてロックマンはクイックマンを必死に説得しようとし、クイックマンはそれに感化されてかロックマンを庇い機能停止、ロックマンはクイックマンの墓まで建てている。しかも機能停止直前に、ワイリーが誰かに騙されている可能性をロックマンに示唆したのはクイックマンである。
- クイックマンからしたら筋の通る余地はあるのだが、ロックマンはEpisode1のクイックマンへの説得などなかったかのように振舞っている。色々と台無しである。ロックマンが実際の黒幕のラ・ムーンを知ったのも直近、しかもこの時点ではただスーパーコンピュータとしか紹介されておらず、適当に話を合わせたように感じとれてしまう……。
- 「…Dr.ワイリー? …すごいねつだ!! まさか ロボットエンザに!?」
ワイリー「…ワシャ人間じゃ…」 - 『10』でワイリーを打倒した後のシナリオデモ。例の如く土下座をする中、ワイリーが高熱を出していることが判明。
- 作中で蔓延した病気「ロボットエンザ」への感染を疑うロックマンだが、そもそもロボットエンザは名前通りロボットにしか罹らず、ワイリー当人に突っ込まれている。フォルテのようにワイリーの正体はロボットだったのかと言わないだけまだマシかもしれないが、この場面のロックマンは純粋を通り越して天然である。
スパロボシリーズの名台詞
- 「チャージ完了! いっけぇぇぇ!!」
- 『X-Ω』での必殺技発動時の台詞。
- 一部作品にはボイスが実装されているが、『X-Ω』では仕様上原作ゲームより台詞の尺が長いため、声付きではなかなか希少な台詞。
- 「この武器なら通じるか!?」
- 『X-Ω』での必殺技発動時の台詞。窮地に陥った際に弱点武器を使用していた漫画版を彷彿とさせる。
関連機体
- コピーロボット
- 『1』に登場したロックマンの偽物。特殊武器までコピーするなど、数ある偽物の中でもかなり本物に近い偽物…どころか、攻撃力に関しては本物を上回っている。
- ゲーム版の『6』を原典とした『ロックマンメガミックス』の第7話『史上最強の敵』ではメインの敵、そしてもう一人の主人公「コピーロックマン」として登場する。
- ホログラフロックマンズ
- 『3』に登場する3体のロックマンの偽物。内1体はコピーロボットで他2体はホログラフとなっており、コピーロボット自体もバスターしか使えないと弱体化している。
- クイント
- GB『ロックマンワールド2』に登場。戦闘機能のない未来のロックがワイリーに改造された姿。
- ロックマンシャドウ
- WS『ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者』[25]に登場。先述のクイントの失敗作。自らを改造してロックマンに挑む。
- しかし、クイントは未来のロックマン本人であるため「未来のロックマンを改造したロボの失敗作というのはどういう事だ」とファンから議論の声も上がっている。
- ロックマン?
- PSP『ロックマンロックマン』に登場。ワイリーが開発したロックマンの偽物。
- ライトナンバーズをプレイヤーキャラクターとして使用した場合、該当キャラがボスとして登場するステージの代わりのボスとなる。
- ラッシュロードスター
- ラッシュを改造した、『バトル&チェイス』での搭乗マシン。主人公機らしく癖が無く、平均的な性能を持つ。
- エックス
- 『ロックマンXシリーズ』(SRW未参戦)の主人公にして、後に製作される人間的な感情を持ったロボット「レプリロイド」の始祖的存在。
- 事実上の後継機にして、ライトの製作した機体の中で唯一の純然たる戦闘用ロボット。戦闘機能に関しては基本的にロックに準ずるが、頭脳・思考能力においてロックマン達とは大きく異なる部分(自ら悩み考え、それに対する結論を自ら導く機能)があり、それによって未知の可能性と未知の危険性[26]を孕んでいることから「X」と名付けられた上で固く封印されていた。後にライト博士の研究所跡でエックスを発見したDr.ケインが封印を解き、21XX年代の世に放たれている。
- 開発の詳細は明かされていない所が多いが、ライト博士が晩年(ロック達がすでにいない時代)に開発した模様。なお、外見や精神年齢はロックマンより高く設定されており、10代後半程度の青年となっている。
- SRW未登場だが『PROJECT X ZONE』に出演。
- アイリス、カーネル
- 『ロックマンX4』に登場。平和を愛する心と戦闘用機能を両立したレプリロイドとして開発されたが、暴走によって「平和」を司るアイリスと「戦闘」を司るカーネルを分割させる形で完成した。
- SRW未登場だがアイリスは『PROJECT X ZONE』に出演。
余談
- 名前の由来は敵を狙う「ロックオン」と、ロールと合わせて「ロックンロール」から。ロックマンの登場人物の多くは音楽から名前を取られている。
- 一部のユーザーからは名前を直訳した岩男と呼ばれる事もしばしば。
- 実はロックマンは初期設定では「ライトが6体のロボットの心臓部を回収するためにロックを呼び出して改造した」という設定だった。『ロックマン4』で現在の設定に改められ、改造シーンが同作のオープニングデモで描かれている。
- ファミコンソフト『ロックマン』(第1作)の取扱説明書では「試作ロボットとして作られた」と紹介されていたが、ブルースが登場した『ロックマン3』以降も同設定が残っているのかどうかは不明。
- 『ロックマン』第1作のエンディングでは、戦いを終えたロックマンが走りながらロックの姿に戻るというシーンがある。
- 一方ゲームボーイ用ソフト『ロックマンワールド5』のオープニングでは、敵に襲われたロックがジャンプしながらロックマンに変身するというシーンがある。これらのことからロック・ロックマン間の変身は自由に可能である模様。
- これらを踏まえてか、漫画版では「ロックマンの姿は『戦闘モード』であり、平時は改造前同様のお手伝いロボット・ロックの姿で過ごしている」という描写がなされている。有賀ヒトシ氏の『ロックマンメガミックス』の旧第1話『ロックマン破壊指令』では「変身用チップが無ければロックはロックマンに変身できない」という独自の設定が作られ、ショッピングの最中で変身用チップを外していたロックがワイリーナンバーズに狙われてピンチに陥るストーリーが展開された。また、出月こーじ氏の『8』の漫画版では2ページ見開きで変身シーンが描かれている。
- 一方『スーパーアドベンチャーロックマン』では、平和な時でもロックマンの姿のままでいる(というよりロックの姿では登場しない)。
- 『2』のオープニングや『ロックマン&フォルテ』で閲覧出来るデータベース、そして『X-Ω』におけるプロフィールにおいても、ロックマンはスーパーロボットと明記されている。また、『ロックマン』のCMにおいても「スーパーロボ、ロックマン」とアナウンスされている。
- そもそもロックマンは巨大ロボットではなく、人間の子供サイズのアンドロイドであるため、ロボットの分類法における用法ではないと思われる。単に「とてもすごいロボット」という賞賛の意味合いでの「スーパー」であろう。
- 『1』~『3』を同時収録・リメイクしたメガドライブ用ゲーム『ロックマンメガワールド』ではロックマンのドット絵が描き直され、サイズが少々大きくなっている。リメイク前では同等のサイズだったブルースはサイズが改められていないため、同作ではブルースより若干大きくなっている。
- 池原しげとによる漫画版では顔つきが『鉄腕アトム』に似ていた事で有名。後に顔はカプコンキャラ絵準拠に改められている。
- ロックマンの企画段階ではオリジナルキャラクターを用いていたが、開発途中でオリジナルでは弱いという意見があり、『鉄腕アトム』のゲームとして出す案もあった。しかし、先にコナミにファミコンゲーム化権を獲得されたため、結果的にオリジナルキャラクターのロックマンとして発売された。
- 海外版では「メガマン(Mega Man)」と改名されている。
- 「Rock」に麻薬(特にコカインの塊を指す)の意味があるから、海外版の担当者が「Rockman」というタイトルが気に入らなかったから、あるいは1940年代のマーベルコミックに既に「Rockman」というヒーローが存在していたから……など様々な理由が噂されているが、今のところ生みの親であるカプコンから明確な理由が語られたことはない。
- ロックマンの特徴的な武器可変システムだが、これを拡大解釈し、格闘ゲーム『MARVEL VS. CAPCOM』等のクロスオーバー作品では他作品のキャラクターの能力をロックマンが獲得し使用できるようになる展開がある。
- 漫画『へろへろくん』にて「絶対魔拳法最終奥義 著作拳口(くち)ックマンバスター」というロックマンの様な姿になって放つ技が登場している。なお、『へろへろくん』を掲載していたコミックボンボンはロックマンのコミカライズも担当しており、謂わば掲載誌が同じだったからこそ出来たネタとも言える。
商品情報
脚注
- ↑ 日本語版のタイトル表記(英名)、『ロックマン10』作中表記など。
- ↑ 国外のタイトル表記。
- ↑ 『ロックマン&ロックマンXオフィシャルコンプリートワークス』6ページ目より。
- ↑ 日本語版設定。海外版では開発者のトーマス・ライト博士のスペル変更により「DLN.001」。
- ↑ 『ロックマン3』では、ライト博士のデータベースに「心が痛む」と残されており、苦渋の決断だったことが示されている。一方、『ロックマンロックマン』では改造プラン自体の用意はされていた設定となっている。
- ↑ 『ワールド3』でワイリーの生還が判明するため、結果的には未遂に終わった。
- ↑ 大きさは意外と大きく、映像ではライト博士の肩幅と同等の横幅がある。
- ↑ 修理後にはライトットからも取り外される事もライトから語られている。
- ↑ ライトット曰く「こっち(工事用ヘルメット)のほうがカッコイイと思った」とのこと(この後ちゃんと本来のヘルメットを渡す)。ちなみに工事用ヘルメットはロックマンシリーズを代表する敵キャラクター「メットール」のトレードマークでもある。
- ↑ 『スーパーアドベンチャーロックマン』では、二の腕部分の側面にゲージが出現し、手首が格納されて砲口が出現する変形機構が詳細に描写されている。
- ↑ 『スーパーアドベンチャー』ではロックバスターの限界発砲数で、発砲する度にゲージが1目盛ずつ減少する。一方漫画版ではゲーム本編における体力ゲージと解釈され、ロックマンがダメージを負ったりエネルギーを消費したりすると減少していくようになっている。
- ↑ あくまでも画面内に映る弾の数が最大3発であるため、敵に接近すれば高速連射も可能。『8』以降はパワーアップパーツによって最大連射数を増やすこともできるようになった。「初期状態でのバスターは最大3発まで」というルールはロックマンシリーズの他の派生作品でも徹底して遵守されている。
- ↑ なお、この経緯に反し、実際に宇宙金属製のスペースルーラーズと戦う際はちゃんとソーラーブリットは効く。
- ↑ 『ロックマンメガミックス』では、無線通信で対象のロボットから武器のシステムをダウンロードする描写がされている。これを利用し、劇中では共闘しているエレキマンからサンダービームを受け取り、ダブルサンダービームを披露したこともある。
- ↑ なおロックバスター選択時に武器エネルギーを取っても回復しないため、回復させたい特殊武器を選択した上で武器エネルギーを取らなければならない。『ロックマンワールド4』からは、ロックバスター、あるいは残量満タンの特殊武器選択時でも、武器エネルギーを取れば残量の少ない特殊武器から回復してくれる装備アイテム「エネルギーバランサー」が登場した。
- ↑ 本シリーズのスタッフである稲船敬二が製作したオマージュ作品『Mighty No. 9』の主人公・ベックの特殊能力「リセレクション」の逆オマージュとなる。
- ↑ 移植作品『ロックマンメガワールド』の追加要素では、珍しく『メガワールド』に移植されている『1』~『3』の特殊武器全てを使用可能(ステージ前に使用武器を選抜する形)。
- ↑ フラッシュマンだけ「フラッシュストッパー」と誤植されているが、これは『4』のブライトマンから入手できる特殊武器として実在する。
- ↑ 倒せる敵は貫通する(効かない敵に当たると爆発する)ため敵に当てて爆発させる戦法は使えず、弾か爆発が残っている限り次弾を撃てず、爆風も狭い。
- ↑ 『ロックマンワールド2』では、要塞から逃げるワイリーの乗った脱出装置に何も言わず武器可変システムで装備したミサイルを発射し、撃墜する。脱出装置は爆散、あるいは大気圏の摩擦熱で燃え尽きてしまう状況下であり、ロボット三原則の一つ「ロボットは人間を傷つけてならない」をすでに無視している。
- ↑ なおラッシュ本人は改造手術が嫌いとのこと。
- ↑ 「ブル」部分の濁点「゛」と「ル」の左半分を強引に合体させ「ツ」に見せることで成立する錯覚。
- ↑ 『4』のボスキャラ応募キャンペーンの応募者に配布された非売品小冊子には、ロックマン誕生エピソードを描いた『ロックマン誕生編』と題された漫画が、キャラクターデザイナーの稲船敬二氏によって掲載されている。これが公式媒体で唯一描かれたロックマン誕生シーンであるが、限定で出回った媒体であったため知名度は低かった。
- ↑ なお『7』は僅か3ヶ月しか開発期間がなかったらしく、極限状態下のスタッフたちの精神状態がこのネタまみれのシュールな寸劇を生んだのではないか?…とのこと。なおライト博士の場合は特殊武器の攻撃以外の活用法のヒントをくれるなど、まともなやりとりとなっている。
- ↑ この作品はカプコンが制作したものではなく、カプコンからライセンス許可をもらったバンダイが制作した作品。
- ↑ ロボット三原則の一つ「ロボットは人間を傷つけてならない」をロックマンが『ロックマン7』において破ろうとしたため、ライト博士は「エックスが自らの意思で、ロボット三原則の一つ「ロボットは人間を傷つけてならない」を破った場合、世界はワイリーが引き起こした事件を凌駕する可能性がある」と危惧したため。