ロペット
ロペットは『超電磁ロボ コン・バトラーV』の登場キャラクター。
| ロペット | |
|---|---|
| 外国語表記 | Ropet |
| 登場作品 | 超電磁ロボ コン・バトラーV |
| 声優 | 野沢雅子 |
| デザイン | 安彦良和 |
| 初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
| SRWでの分類 | サポートユニット |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 脳波測定用ロボット |
| 性別 | 男性型思考回路 |
| 開発者 | 南原猛 |
| 所属 | 南原コネクション |
概要 編集
南原猛博士が製作した脳波測定用ロボットで、コン・バトラーVのコンバインに必要不可欠な存在。豹馬たちバトルチームの脳波を測定する主任務の他に、南原コネクションの全機能を制御する役割も担う。
伸縮自在な四肢の各部を操り、レストタイムに於けるバトルチームの世話やコネクション内の雑務など様々な仕事を器用にこなす。ペンチ状の両手は非常時に有線式爆弾として作動させる事が出来る上に、体内には有毒ガスを浄化させるエアフィルターも内蔵しているなど、コミカルな外見に反した多機能振りを随所で発揮していた。
敵の作った女の子型ロボットに恋をしたり、事件の影響でトラウマを覚えたりと人間並みに感情表現が豊かである。
登場作品と役柄 編集
旧シリーズ 編集
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。コンバインに必要なためロンド・ベルに同行する。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- スーパーロボット大戦F
- 合体デモに原作のシーンを使ったため声付きで登場。
αシリーズ 編集
- スーパーロボット大戦α
- ハロとデータのやり取りをするシーンがある。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
COMPACTシリーズ 編集
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- コンバインに必要…なはずなのだが自軍に同行せず、南原コネクションに残っている。攻略本でも「ロペットがいないと合体できないんじゃなかったっけ?」と突っ込まれている[1]。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- スーパーロボット大戦IMPACT
- リメイク後も修正されず、南原コネクションに残っている。
携帯機シリーズ 編集
- スーパーロボット大戦A
- ナデシコのオモイカネを説得する見せ場がある。
- スーパーロボット大戦R
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦L
単独作品 編集
- スーパーロボット大戦64
- スーパーロボット大戦X-Ω
- SSRサポートユニット。
- スーパーロボット大戦DD
- 2章Part5から登場。
- スーパーロボット大戦30
- 最速登場は地上ルート「レッツ・コンバイン」。サポーターコマンド要員。合体デモ用にボイスも収録されている。
- パッシブ効果が微妙な上に使用時の効果もパープルツーの広域戦術警戒と被っているのが難点…と思われがちだが、広域戦術警戒は一回の出撃で一度しか使えないのに対して敵ロボット分析はサポーターの仕様変更でフェイズを跨げば再使用可能。レジーナのパッシブ効果の「『分析』の与ダメを1.2倍に強化」と合わせると強力。
- スーパーロボット大戦Y
- アシストクルー。今作の雑魚敵はやや硬いため、敵全体に分析をかける効果は攻め込む時に役に立つ。
- ランクが最大になればかく乱も追加され、終盤の立ち回りにも役に立つ。強化後はナデシコCの特殊コマンド「システム掌握」のような位置付けだが、共感やアシストエールを使用するなど、場合によっては再使用も可能。
- アシストランク最高位達成時の獲得スキルプログラムは「PG:地形利用」。
ステータス 編集
サポートアビリティ 編集
- 万能ロボット
- SSR。ガード軽減率大アップ。
サポーターコマンド 編集
| 名称 | 作品 | S-SP | 使用時 | パッシブ |
|---|---|---|---|---|
| 敵ロボット分析 | 30 | 40 | 全敵に「分析」をかける | 味方の照準値+5 |
アシストリンク 編集
| 名称 | 作品 | シナジー | RANK | 消費 | 使用時 | パッシブ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 敵ロボット分析 | Y | 緑 | 1 | 4 | 全敵に「分析」をかける | ??? |
| 2 | 味方パイロットの命中+5 | |||||
| 3 | 味方パイロットの命中+10 | |||||
| 4 | 全敵に「分析」「かく乱」をかける |
RANK4になると分析に加えて序盤ではとても貴重なかく乱まで付与できるようになるため常に強力。毎ターン使うにはコストは重いがそれに見合った効果はある。特に最終盤になると敵(主にラー・ヴァル兵)の命中率補正が馬鹿げたものになってくるので、かく乱使いをスタメンにしていないなら終盤でも連れ回す意義がある。
しかし、全体がけする故に1ターンに1回ずつしか使用できないので連続使用で一気にRANK上げするということができない為、使うのなら序盤からずっと入れっぱなしにしてじっくり育ててやる必要がある。
また、アシストリンクの中でもパッシブ性能がかなり低いのも弱点。「かく乱」を重視するなら、稼ぎに貢献するパッシブがあるレイナとバッティングしてしまうという問題も出て来てしまう。更にパッシブ性能に関してはDLC①にて、ときめという上位存在が登場している。
人間関係 編集
他作品との人間関係 編集
ガンダムシリーズ 編集
- カミーユ・ビダン、フォウ・ムラサメ、ルー・ルカ、カトル・ラバーバ・ウィナー
- 『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼等と行動を共にしていた。
- ハロ
- 『α』では、お互いロボット同士なのか仲が良く、彼と情報の交換をしている。ロペットもハロがくれるガンダムのデータは参考になっているとの事。
リアル系 編集
名台詞 編集
- 「コンバインOK、コンバインOK」
- 5人の脳波一致を確認し、合体可能な状態になったことを示すコールサイン。
- 「ハイデス。ロペットデス」
- 「コレハ皆サン、オ揃イデ。コーヒーデスカ?紅茶デスカ?ジュースニスカッシュ…ワインに焼酎…エヘヘヘヘヘ」
- 第2話での国家首脳達への挨拶。劇中における初台詞でもある。飲み物を次々に差し出すも、最後に焼酎を自ら飲んで酔っ払うという自身のコミカルっぷりを初っ端から披露する。
スパロボシリーズの名台詞 編集
- 「ルリサン、ソレハ違イマス。忘レロトハ言ッテイマセン。縛ラレルナト言ッテイルノデス」
- 『A』20話。『あの忘れえぬ日々』『ツヴァイザーゲイン』より。かつて敵対していた事を理由にネェル・アーガマを攻撃したオモイカネを説得する中、「都合の悪いことは忘れろと言っている」という心無い発言をしたルリを咎めた際の台詞。
- 「人間ハメッタナコトデハ忘レマセン。シカシ、ソノ記憶ヲ元ニ新タナ力ヲ生ミマス。失敗ヲ元ニ成功ニツナゲ、ケンカノ果テニ、ヨリ強イ友情ヲ培ウ。人間ハ、悪イ記憶ヲ、ソレヲ超エル良イ記憶デ包ミ込ム。オモイカネサン、アナタノデータハ記憶デス。アナタガ次ナルレベルニ達スルタメニモ忘レテハイケナイ。デモ、ソノデータヲソノママ使ウコトシカデキナケレバ・・・アナタハコンピュータデハナク、タダノデータベースニナッテシマイマス」
- 上記に続きオモイカネを説得する際に述べたロペットの思う「記憶」の在り方。「悪い記憶は『忘れる』のではなく『それ以上のもので加筆修正する』」「記憶したことをそのまま使うだけではただのデータベース」というロボットらしからぬ指摘にウリバタケからは「こいつはロボットじゃなくて中に人が入っているのではないか」というツッコミまで出てしまうことに。
関連機体 編集
脚注 編集
- ↑ 『ワンダースワン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇』63頁。