ヤッサバ・ジン(Yassaba Jin)
- 登場作品:オーバーマン キングゲイナー
- 声優:江川央生
- 種族:地球人
- 性別:男
- 所属:シベリア鉄道警備隊
- 役職:隊長
- 年齢:32歳
シベリア鉄道警備隊の隊長。エクソダス主義者の摘発に全力を尽くし、それを遂行するためには手段を選ばない。
軍人というよりは武人といった性格で、粗暴な面もあるが、敗北を認める潔さや力の無い者に対する優しさを見せることもあり、喜怒哀楽の表情が非常に豊かである。また、常に剣を持ち歩いており、戦闘中にしばしば抜いてみせ、生身でキングゲイナーに挑もうとしたこともある。
ヤーパンの天井を数度にわたって追撃するが、キングゲイナーらの連携の前に敗北。戻る場所を失ったヤッサバは、ヤーパンの天井で出会ったエイファと共に二人だけでインダスにエクソダスした。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦Z
- スーパー系のみ、条件を満たせば使用可能。格闘値が高めだが、愛機のラッシュロッドは射撃武器のみなのでイマイチ能力を生かせない。ゴレームあたりに乗せてあげた方が活躍できるかもしれない。精神コマンドは熱血や鉄壁などスーパー系寄りである。敵としてはランド編の3・4話に登場するのみだが、原作通り存在感は抜群。一方セツコ編では影も形もない……と思いきや、27話「生じる亀裂」でコレンと一緒に出て来る。そのため、どちらを通っても図鑑登録は出来る。
- スーパーロボット大戦K
- ケジナンたちに裏切られた後仲間になり、中盤から使用可能になる。
結構能力は高めで、特に防御はスーパー系並み。さらに魂まで覚える。また、ラッシュロッドの武装に「格闘」が追加され、格闘値の高さを生かせるようになった。しかし、ラッシュロッドの火力はキングゲイナーやエンペランザと比較してかなり見劣りするため、魂を付けても両者ほどの爆発力を発揮出来ないのが泣き所。
今回はアデットと恋人でそのままの関係であり、ガウリがそのシワ寄せを受けた。裏切ったケジナンたちを積極的に(というか半分脅しのように)仲間に引き入れようとするなど、粗暴ながら面倒見のよい一面も。しかしながら、仲間になった後も顔グラがものすごい悪党面であるが、元から怖い顔だし問題ないだろう。
ちなみに性格はアデット同様「超強気」。
パイロットステータスの傾向
能力値
見た目の印象に違わず格闘・防御が高い。が、Zでは肝心のラッシュロッドに格闘武器がないと言うジレンマが発生。同機には愛機がパッとしないアデットを乗せた方が使えるので、ゴレーム辺りに乗せれば壁役として際立つ。
精神コマンド
特機乗りのようなラインナップ。ゴレームの方が合っているが、ラッシュロッドで雑魚殲滅を担当するのも手。
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力
- Z
- 命中率+10%、ダメージ-10%
パイロットBGM
人間関係
他作品の人間関係
名台詞
- 「この『オーバースキル』が使えるから、オーバーマンっていうのよ! ハッハッハ!」
- 時を止めるオーバースキルを披露して。
- 「エクソダスなどする奴は、皆殺しだぁ!!」
- 「動けぇぇ~……時!」
- オーバースキル解除時。大抵はこの後とんでもない猛攻が来る。
- 「刀の時代から、男の決着はいつも、一騎打ちというのが男の美学ってもんだ!!」
- 「男が生きる美しさというのはだなぁーっ! 全力を尽くす中にこそ、あるっ!!」
- 「見ているかアデット!俺は世界一強い男だろうがぁ!!」
- 「アデット、見ろー!!」
- 「なんと!? このラッシュロッドがやられた!? アデットォー!…あ、いやいや、こんなの見られちゃいかん、見られちゃあ…!」
- 「アデット、見るなぁ~!」
- 「消えてやる! こんな現実からは消えてやるよ!!」
- 5話にてピープル達に総攻撃を受けながらも逃走する場面で。Zではブラックメールが参戦せずラッシュロッドに乗り続けているため「止めてやる!こんな現実は止めてやるよ!!」とアレンジされている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ブレーカーが! 安い報酬に目がくらみやがって!」
- Zでの対ブレーカー相手の特殊戦闘台詞。
- 「ウォーカーマシンも二本足のマシンだ! てめぇが乗っていいもんじゃねぇ!」
- 同じく対ブレーカーおよびランド編での「ザブングル」勢相手の特殊戦闘台詞。ヤッサバにとってウォーカーマシンはオーバーマン同様「強い男のマシン」らしい。
- 「ヒューズ・ガウリ! てめぇはアデットの認めた、強い男のはずだろぉっ!!」
- Zのオーバーデビル戦でのイベント時(「ヒトの心、テンシの夢」、もしくは「ゲインオーバー」)、オーバーフリーズしたガウリにハッパをかける。
- 「おのれ、オーバーデビルめ!」
- Kにて言った台詞で自分を裏切ったにも関わらずケジナンがやられた事に怒る。彼は部下が裏切ったにも関わらず心配している。
- 「今の俺は、シベ鉄の手先として、ピープルをいたぶっていた頃とは違う! 世界を守るために戦っているんだ!」
- ケジナン達を説得した際に言った台詞で顔は怖いが、まともな事を言う。
余談
そのキャラの濃さが災いし、主人公のゲイナーより目立ってしまうという理由でスタッフに途中退場させられる事になった。その為、監督の富野氏は後に彼を演じた江川氏に謝罪したというエピソードまである。