ヤーパンの天井

ヤーパンの天井とは、『オーバーマン キングゲイナー』に登場する集団。

概要編集

シベリアのドームポリスウルグスクからヤーパン(日本)へ向けてエクソダスした一団を指す。エクソダスの推進派である指導者達は古のエクソダスの始祖にあやかって「五賢人」と名乗っている。

複数のシルエットマンモス(巨大なキャンピングトレーラーのようなもの)に牽引される都市ユニット群で構成され、それ故にある程度であれば自給が可能だが、人間の数も多い為に物資は常に不足気味であり、暴動も頻繁に起きている。

ヤーパンの天井の動向は世界でも注目されていてメディアでも報じられているが、カシマル・バーレの策略で都市機能が破壊され難民にされてしまったガンガランのピープルを無理をして収容したにもかかわらず、メディアでは情報操作され「半分は殺され、半分は人質に取られた」などと報じられていた。ただし、エクソダスそのものが基本的に「犯罪」扱いされている上に、ヤーパンの天井の場合は都市ユニットごと…つまりはエクソダスの推進派だけでなく反対派の人間達も無理矢理巻き込む形でエクソダスの実行に移している上に、ウルグスク統括者であるメダイユ公の愛娘であるアナ・メダイユを人質にしてまでいる等、客観的に見ればテロリストに等しい行動をとっている為、危険な集団と認識されても仕方の無い側面もある。

人物編集

ゲイナー・サンガ
住人だがエクソダスには懐疑的。
ゲイン・ビジョウ
エクソダス請負人として雇われた。
ヒューズ・ガウリ
住人。自警団隊長。
サラ・コダマ
住人。学生兼自警団員。
ベロー・コリッシュ
住人。学生兼自警団員。
アデット・キスラー
最初はエクソダス妨害のために潜入するが、のちにゲイナーの家に転がり込む。
アナ・メダイユ
人質という名のマスコット。
五賢人
ヤーパンの天井のエクソダスを統括する指導者。五賢人といっているが、ガッハ・ヴィゲル、シトラン・ビィ、ペルハァ・ペイ、マンマン・ドゥットンの四人で構成される。計画遂行のためには犠牲を厭わないリアリスティックな狡猾さを見せることもあり、ゲイナーの両親を殺害させた他、ガンガラン難民の切り捨てを検討したり、オーバーデビルとの戦いを回避しようとしたこともある。

関連用語編集

エクソダス