ゼクス・マーキス
ゼクス・マーキス(Zechs Merquise)
- 登場作品
- 新機動戦記ガンダムW
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- 新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop(未参戦)
- 声優:子安武人
- 本名:ミリアルド・ピースクラフト
- 種族:地球人(北欧系)
- 性別:男
- 所属:OZ→ホワイトファング→プリベンター
- 階級:上級特尉→二級特佐
- キャラクターデザイン:村瀬修功
新機動戦記ガンダムW
地球連合軍特殊部隊・スペシャルズ(のちのOZ)のエースパイロット。優れたモビルスーツ操縦技術を持ち、通称・ライトニングバロン(閃光の男爵)、昇進後はライトニングカウント(閃光の伯爵)と呼ばれた。オペレーション・メテオ開始時における、ヒイロとの初の遭遇戦では、圧倒的な機体性能の差がありながら、自由落下を利用した戦法によりリーオーでウイングガンダムを海に落とした。
ガンダムパイロットが兵士としてひた向きに戦う姿を見て、ゼクスは己を甘いと評し、苦悩する様が描かれている。そして、初搭乗時にその加速性能から吐血してしまっていたトールギスを乗りこなし(最終的にはトールギスの反応速度がゼクスについていけなくなった)「ガンダム」と同等の力を得て、ガンダムパイロットと運命的な戦闘を重ねていく。
ガンダムパイロット・ヒイロとの戦いを強く望み、その為に一度自爆したウイングガンダムを回収し、独自に修復させた。しかし、これはOZにとっての反逆行為であり、これを機にOZを脱することになった。その後は紆余曲折を経て本当の名である「ミリアルド・ピースクラフト」を名乗り、ホワイトファングを率いる。そして、戦争の愚かさを見せつけようと、リーブラ落としを敢行し、地球を核の冬に陥れようとする。
最終決戦ではガンダムエピオンでヒイロ駆るウイングゼロとの一騎打ちにて敗れ、その後リーブラの機関部を自ら破壊し、リーブラの爆発に巻き込まれて行方不明になった。
原作初期設定ではニュータイプだったらしく、ボンボン版ではその名残を見ることができる。
その仮面だけでも一目瞭然だが、シャア・アズナブルのオマージュキャラである。名前の由来はドイツ語の「6(Sechs)」、本名であるミリアルドはフランス語の「10億(Milliard)」から。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
何処からともなくレディ・アンの元へ現れ、「火消しの風=プリベンター・ウインド」としてトールギスIIIを駆り再び戦場へ舞い戻る。全てが終わった後はノインと共に火星のテラ・フォーミングのために旅立った。火星に向かう宇宙船内にて、ノインとチェスをしているようだが、二人の様子を見る限りだとノインの方がチェスが上手のように見える。
スパロボシリーズにおいて
TV版として登場する場合は敵として登場し、条件次第で仲間になるケースが多い。仮面ありのゼクスと仮面なしのミリアルド両方がパイロットとして登場する。設定上、「逆襲のシャア」設定のシャアが登場する場合、彼の部下として登場する事が多い。
Endless Waltz版として登場する場合は、劇中を再現してサーペントに数で圧倒されるステージで登場し仲間となるケースが多い。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- ティターンズ所属。ロンド・ベルに出向し、味方として登場する。ガンダムパイロットが仲間にならないのでW勢で仲間になるのは彼とノインだけ。明らかにスポット参戦っぽいので育てなかった人は多いはず。育てたり、トールギスを改造してしまった人はご愁傷様…。幸運持ちなのがなお泣ける。ブライトやアムロに仮面の事を突っ込まれるが、シャアは意識していないと答える。
- スーパーロボット大戦F完結編
- サンクキングダムでロンド・ベルから離脱し、後半ミリアルドとして登場する。DCルートかポセイダルルートかでその扱いは大きく変わりDCルートの際はサンクキングダムを守るためにNPCとして戦い、一方ポセイダルルートでは原作よろしくコロニー連合のリーダーとして敵となる。どの場合でも自らが次の時代に不要な戦士であることを自覚しており、DCルートでは原作の最終局面のアレンジでアクシズに特攻し、ポセイダルルートでは自らとロンド・ベルとの戦いを全世界に報道し、抱き込んだDCのハマーン派もろとも戦火に消える。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- サーペント部隊に囲まれピンチの状態で登場。しかも味方機は無改造なため3発程度で落ちてしまうという窮地。2回行動は他のW勢同様遅い。また、自軍屈指の高さの射撃と技量を生かすためにはトールギスIIIでは武器性能が辛いので、ウイングガンダムゼロカスタムやガンダムヘビーアームズカスタムに乗せるとよい。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- 援護習得がヒイロ同様遅いのが難点。2回行動が廃止されたので、ニュータイプ勢との差は縮まったが、トールギスIIIの武器性能が低いままのため乗り換えを薦める。必修精神コマンドはてかげん、熱血。命中アップ系の精神コマンドは全パターンで修得し、魂または覚醒のどちらかを必ず修得するため、W系ではヒイロに次いで精神コマンドが恵まれている。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- シーン3「プリベンター」で仲間に加わる。能力値はW系最強だが、残念なことに愛機トールギスIIIがCOMPACT同様で武器性能が酷いので乗り換えないと活躍は厳しい。乗り換えのオススメはヘビーアームズ。集中がないのが残念だが、トロワにはない熱血を取得するためボス戦も可能。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作通りOZに所属。仮面の事はしっかりシャアに突っ込まれる。主人公が彼を肯定するか、否定するかでトールギスIIIの入手に関わる(それ以外にもフラグが必要)。フラグを満たすと、終盤、プリベンター・ウインドとしてトールギスIIIで月面に駆けつける(ミリアルド名義)。なお、そのシナリオは最初、イルムと武蔵で月面都市を守らなくてはならないが、フラグを満たすとミリアルドも登場するので劇的に月面都市を守りやすくなる。2回行動レベルが非常に高い為、トールギスIIIはトロワに譲った方がよかったりする。なお、たとえ敵だろうとミリアルド時に「こちらウインド」と言ってしまう事がある。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 火消しの風・ウインドを名乗る。ちなみに、前作では仲間にならなかった展開が正史となっている。本作では無条件で仲間になりパイロット能力は総合的にW系最強であり、特殊技能は底力、精神コマンドは魂を修得する。しかし、愛機トールギスIIIには前作のような強さがない上、ゼロカスタム同様に燃費が非常に悪い。いっそ武器改造で化けるトーラスに乗せても活躍できる。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 愛に代わり魂を習得。ただ、2回行動が可能になるレベルが高いままで結局使われないことが多い。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 前半は表向きシャアに荷担するが、後半仲間になる。小隊長向きだが、加速があるので小隊員でもいい。なお、数多の主人公達と並んでシャアとの戦闘前会話が用意されている。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 精神コマンドが前作以上に使い勝手の良いものになり、機体も強化されたので小隊長でも小隊員でも役に立つ。カットインが前作と変わっている。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 久々のTV版の姿で登場。最初はドーバーガン装備の専用リーオーに乗る。ゼクスの騎士道精神や乗機興味からグラハム・エーカーと意気投合するシーンも。ガンダムに拘りをみせるのは原作通りだが、自身が道化を演じていることに不快感を示している。今回はOZの裏切り行為までは発展せず。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- PVにてミリアルド名義でガンダムエピオンで登場。原作通りWのラスボスの一人で、ほぼ全編通して敵として登場が、「それぞれの戦い」(ゼクス名義)と「散りゆく光の中で」(ミリアルド名義でNPC)と「BEYOND」(ミリアルド名義)でスポット参戦。ZRルートではトレーズ戦死後でゼロレクイエムの協力者に。逆に黒の騎士団ルートでは「悪逆皇帝ルルーシュ」の代役として「戦乱の王ピースクラフト」となり、こちらのWシナリオ最終戦ではトレーズ・ブシドーと共闘。極が習得してないが、再攻撃とゼロシステムとエースボーナスの組み合わせが凶悪。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- トールギスIII固定パイロット。幾度かのスポット参戦を経て仲間に。最大火力はヒイロに劣るが、機体の性能も併せて使い勝手は若干上だが、トールギスIIIの燃費の劣悪さ、参戦の遅さにより、使用が躊躇われる。ヒイロ同様に彼も本作では魂を修得しない。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- トールギスIII固定パイロット。トールギスIIIのメガキャノンの燃費が多少よくなったため、エースボーナスが「反撃時、ダメージ+20%」で敵陣に突撃し反撃するスタイルがお勧め。ヒイロと違い「援護攻撃」を自力で修得しないので長射程を活かすのであれば養成が必要。
- スーパーロボット大戦R
- トールギスIII固定パイロット。中盤のシナリオ「ハマーンの黒い影」から登場。「エンドレスワルツ」ではサテライトランチャーでマリーメイア軍が降伏を迫った際に真っ先に戦うことを決めた。Aで消えていた魂が復活したためパンチ力は向上。ネックは援護攻撃の修得遅さか。また、バグなのか仕様なのか不明だが、Lv35になると特殊技能「防御」がLv2→Lv4に一気に上昇する(攻略本等ではLv35で防御Lv3を修得となっている)。
- スーパーロボット大戦D
- 序盤はミリアルドで登場し、シャアの参謀を務める。地球消失後も立場を変える事はないが、ノヴァンブル条約成立後はゼクスと名乗る。状況が状況なだけに、スパロボシリーズにおいては珍しく非情ともとれる過激な発言をする場面もあり、その度にアムロから過去の所業を咎められたり、ジュドーや省吾の怒りを買ってしまう場面が目につく。彼なりに忙しい立場らしく、終盤では、リリーナを宇宙に避難させたヒイロの配慮に、自分本位だった己を詫びつつ感謝を口にしている。
デフォルト機・ガンダムエピオンに合わせて、従来の高い射撃値は控えめになり、代わりに格闘が高く設定されている。能力値とは逆に精神コマンドと特殊技能は突撃やヒット&アウェイ、カウンターと、射程が短く移動後攻撃が豊富なエピオンには不要なものを多数習得する。そのため、COMPACT3のバァンに引き続き「突撃はいらない」人となってしまった。エピオンに乗り続けても何ら問題はないが、ヒット&アウェイ等を活かすために、スキルパーツで射撃を補強してウイングゼロやトールギスIIに乗せても良い。 - スーパーロボット大戦W
- トールギスIII固定パイロット。第一部でも第二部でも後半に登場。今回は珍しく、ウインドと呼ぶ人間の方が多い。また、能力が高い割に幸運持ちなので、ボスを倒す際には役立つ…が、どうにも影が薄い印象がある。一応、風龍・雷龍らから「ウインド隊長」と呼ばれたり、部隊内でも前線指揮官を任されたりしているのだが…。ついでに、トールギスIIIからマップ兵器が消えた事や、底力を習得しなくなった事、前線指揮官的ポジションにも関わらず「指揮」技能を覚えない点も痛い。
- スーパーロボット大戦L
- トールギスIII固定パイロット。珍しく序盤から自軍に参加する(なんとW勢で一番最初に仲間に加わる)。『EW』設定では珍しくかつて「地球潰しをしようとした男」であるという点にもスポットが当てられており、オリジナル主人公の一鷹もTV版最終話にて全世界に放送されたWゼロとエピオンの決闘をTVで見た者の一人だった。『EW』の後日談設定である為か、性格も他作品以上に穏やかな印象が見受けられ、見事に老成の域に入っているようにも感じられる。年下の男性パイロットの事を「少年」と呼び、気さくにアドバイスするなど、ジュドーや省吾から散々反発され、罵倒されていたDとは対極的な扱いと言える。本作ではレベル1どまりだが、指揮を習得するほか、前線指揮官的な言動も多く、Wの頃に比べるとだいぶ目立つ。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 今作ではEW仕様での参戦なのだが、TV版Wの展開が原作とは全く異なっていたらしく、かつての連邦のエースという設定で登場。第二次ヤキン・ドゥーエ戦終結直後に消息を消していたが、Aフォースの許に馳せ参じる。EDではノインと共にメガロード船団でキャンベル星へと旅立つ。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- シャアの部下として登場。シャアに助けられた事があるらしい。ヒイロを仲間にする条件は彼をスポット参戦のヒイロで1度は落とさなければならない。宇宙ルートEDでロンド・ベルと接触し、シャアの真意を伝えた。その後、隠し面で条件を満たせば仲間になる。このゲームの真の隠れキャラクターである。最後まで動向が分かりきっている分、隠し面で仲間になる面子の中では一番「なんでここに?」と思われないキャラ。乗機のトールギスの火力が低いため、魂を使って攻撃しよう。
- スーパーロボット大戦64
- 原作再現度が高いので、原作第一話の対ウイングガンダム、基地襲撃の際の「馬鹿は来る!」、アレックスとミュラーの粛正イベントと見せ場が多い。
- 序盤は帝国軍所属のパイロットであるが、その立場と境遇はルートによって大きく変わるものとなる。中盤以降はOZルートを通ると仲間になり、それ以外では原作通り宇宙革命軍ホワイトファングのリーダーとして敵となった後、最終的にはシャアに加担してアクシズ落としを実行する。
- 敵となる場合は仮面を捨て衣装が変わり、名義もミリアルドとなる一方、仲間になる場合は仮面を外していてもゼクス名義で、衣装も最後までOZ士官のままである。仲間になった際、幸運、必中があるのでウイングガンダムゼロに向いているが、残念なことに魂を持たない事が唯一の欠点。また、格闘はやや高め程度で、高い射撃が全く活かせないガンダムエピオンでは実力は発揮できない。ぜひトールギスⅢを用意してあげよう。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- OZ時代の姿で登場。愛機はトールギス。第3章『流転する戦士達』で登場し、ヒイロのウィングゼロと決闘した後、出現した敵を倒すため、ヒイロ、コネクト・フォースと共闘。その後、ミスター・ブシドーとともに、キシリアの立ち上げた『オルトロス隊』に参入する。
パイロットステータスの傾向
能力値
総合的な能力はW系で最も高く、中でも技量が高い傾向にある。COMPACT等過去作品では自軍トップクラスの射撃値を持つ射撃のスペシャリストだったが、高かった射撃は形を潜め近年では射撃、格闘がバランスよく高くなった。そのため射撃・格闘武器が混在している愛機トールギスIIIとの相性は良好。
ただし、Dでは搭乗機がガンダムエピオンに合わせて格闘が高く、射撃が低いというステータスなので注意が必要である。
精神コマンド
その技量の高さから、てかげんを覚える傾向があった。Fや64は魂がなくパンチ力がなかったが、α外伝から魂を習得し、現在ではW系パイロットで魂を修得できるのはヒイロと彼だけである。
- 新
- 集中、信頼、威圧、ひらめき、幸運、魂
- F・F完結編、64
- 加速、必中、ひらめき、熱血、幸運、友情
- リンクバトラー
- ひらめき、必中、友情、熱血、加速、幸運
- α
- てかげん、集中、ひらめき、幸運、熱血、愛
- α外伝、第2次α
- てかげん、集中、ひらめき、幸運、熱血、魂
- 第3次α
- 直感、集中、加速、幸運、熱血、魂
- COMPACT3
- てかげん、見切り、熱血、幸運、鉄壁、伝授
- A、A PORTABLE
- てかげん、集中、ひらめき、加速、熱血、突撃
- R
- てかげん、集中、ひらめき、突撃、熱血、魂
- OE
- 集中、加速、気合、熱血
特殊技能(特殊スキル)
α以降底力を覚え強さを増した。それ以降、カウンター、ヒット&アウェイ、指揮官などの技能が追加された。EWでの役割を反映してか指揮官を修得することはあまり多くない。
- 新
- シールド防御L5、切り払いL4
- F完結編、64
- 切り払いL7、シールド防御L7
- α
- 底力、切り払いL8、シールド防御L9
- α外伝
- 底力、シールド防御L3、切り払いL3、援護L1
- 第2次α、第3次α
- 切り払いL6、シールド防御L6、援護攻撃L2、援護防御L2、Eセーブ
- D
- 底力L4、シールド防御、切り払い、援護攻撃L1、援護防御L1、指揮L2、コンボL3、カウンター、ヒット&アウェイ
- 精神コマンド突撃とともに、こちらもエピオンに向いていないヒット&アウェイを持って参戦してしまった(本編攻略にはあまり役に立たないが、ツメスパロボ攻略において重要になる)。
- OE
- 底力、騎士道、見切り(味方時)
- 底力、騎士道、二連撃(敵対時)
小隊長能力(隊長効果)
エースボーナス
- A PORTABLE
- 反撃時のダメージ+20%
- 第2次Z破界篇
- 毎ターン開始時に自分を除く味方パイロットの気力+2
- 同じくスポット参戦限定のセルゲイもこれだが、再世篇では正式の味方キャラ(藤堂とサンドマン)も習得できるようになった。
- 第2次Z再世篇
- 自軍ユニットの命中率、回避率+15%
- ゼクスもミリアルド名義もこれ。一番厄介のは彼がリープラ艦長として最初から出撃した「最後の勝利者」、おかげで全てのOZ兵とアロウズ兵の命中率ものすごい事に。逆にスポット参戦の「BEYOND」で習得できれば、味方が簡単に無限増援のガガと対抗できる。ただし、「ゼクス」と「ミリアルド」の撃墜数は共通データではないので、「それぞれの戦場」も自力で習得する必要がある。
パイロットBGM
- 「JUST COMMUNICATION」
- 前期OPテーマ。 初参戦のF、64などで採用。
- 「思春期を殺した少年の翼」
- 劇中BGM。
- 「LAST IMPRESSION」
- 「Endless Waltz」劇場版テーマ。第2次α、COMPACT3にて採用。
- 「気高き魂」
- OEのオリジナルBGM、味方時でも流れる。
人間関係
- リリーナ・ドーリアン
- 実の妹。
- ルクレツィア・ノイン
- 兵学校の同期。ゼクスの理解者。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 無二の親友。偽名のゼクスを名乗ってからの人間関係が多い中、ミリアルドと呼ぶ幼馴染でもある。
- レディ・アン
- OZでの上司。EWでは突如として彼女の許に現れ、プリベンターに加わる。
- オットー
- 初期の部下であり、自らがトールギスを乗りこなせず死なせてしまったことに、ガンダムパイロットに深い遺恨を残している。
- ヒイロ・ユイ
- 因縁のライバル。
- デュオ・マックスウェル、トロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナー
- EWにて、数百機のサーペント相手に「殺さずの戦い」を加勢してもらう。
- 張五飛
- OZ脱退後、ロームフェラを討つ同志として迎え入れたかったが、彼からは未だに「OZの士官」と見なされ拒否される。
- カーンズ
- 彼の誘いに応じて、ホワイトファングの総帥に。カーンズとしてはお飾りの一面もあったのだが、ミリアルドは精力的に指導者として活躍してしまう。
- アレックス、ミュラー
- ノインの教え子。粛清と称して投降する兵士達を虐殺する彼らに激怒し、逆にゼクス自らが彼らを粛清する。
- デキム・バートン
- 彼個人の野心はホワイトファング時代から知っており、彼と対峙する。
- ビクター・ゲインツ
- 『BATTLEFIELD OF PACIFIST』(未参戦)の登場人物。ホワイトファングの総帥の座を望んでいたが、ゼクスが就任してしまった為、ホワイトファング解散後も彼に対抗心を抱いており、地球圏の軍事力の独占を企てたが、最終的にはヒイロ達に倒される。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- SRWシリーズでは共演する機会が多く、ゼクスが『EW』設定の場合は彼やクワトロ(シャア)と共に部隊を引っ張っていくことも多い。Dでは共に部隊を引っ張っていく立場である点は共通しているものの、かつてゼクスもシャアと共に地球潰しを敢行しようとしていただけに、アムロから過激な言動を咎められる場面も見られる。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- ゼクスのオマージュ元な人物。シャアがクワトロ時代か、ネオ・ジオン時代か、そしてゼクスがホワイトファング時代か、プリベンター時代かで両者の関係は大きく異なり、シャアがネオ・ジオン総帥かつ、ゼクスがホワイトファング時代だとゼクスはシャアに従っている事が多い。
- ブライト・ノア
- 作品によっては彼と共に前線指揮官として腕を振るう。
- カミーユ・ビダン、ファ・ユイリィ
- 第2次Z 再世篇では一時的に部下になる。
- カツ・コバヤシ
- Fのリアル系ルートでは、アデレート基地で戦っていたロンド・ベル隊にノインと共に彼を連れて合流する。
- フォウ・ムラサメ、ルー・ルカ
- 第2次α以降のαシリーズでは、同じプリベンターの部下。
- ベルトーチカ・イルマ
- Dではアムロと彼女を再会させた。
- ヤザン・ゲーブル
- 第2次αでは共にネオ・ジオンに参加しており、共闘するシナリオもあるが、寝返りを疑われていた。
- ジャミトフ・ハイマン
- F及びF完結編では、ティターンズに所属しているので、自分やトレーズの上官であり総帥。
- ハマーン・カーン
- F完結編のポセイダルルートでは協力関係にある。
- ジュドー・アーシタ
- Dではゼクスのかつての所業や劇中での発言の影響もあり、彼から「気に入らない大人」の一人として嫌われている。他の作品ではそのような事は無い。
- アナベル・ガトー
- 第2次αでは共にシャアのネオ・ジオンに参加しながらも彼には不信感を抱かれており、当初は自身の予測どおりに裏切ったゼクスに激怒するも、後にゼクスの覚悟を認めて考えを改める。
- ゴッドワルド・ハイン
- Dでは互いを認め合うライバル関係で、何度か戦闘前会話も用意されている。
正暦作品
ガンダムSEEDシリーズ
- アスラン・ザラ
- 第3次αでは地球を追われる際に、彼を諭す場面も。
- シン・アスカ
- 第2次Z 再世篇では一時的に部下になるがシンはすぐにOZのやり方に疑念を抱き脱走するため敵対することとなる。接する期間こそ短かったもののゼクス自身はシンの人間性や実力や実力を認めていた。
西暦作品
- グラハム・エーカー(ミスター・ブシドー)
- 第2次Z 破界篇ではAEUイナクトのお披露目会場で対面。以後はガンダムを追う者同士で性格的にも通じるところがあったためか国家の枠組みを超えた戦友として描かれている。なお、本作ではグラハムによってトールギスの情報を入手する。再世篇でも絡みは多く、ZRルートでも騎士団ルートでも、最後は共に因縁の相手であるガンダムパイロットとの決戦に臨む。
- パトリック・コーラサワー
- 第2次Zでの同僚。共にAEUのエースパイロットであった為、彼からはライバル視されていた。再世篇では敬愛する上司・カティの為に一切の迷いを持たずに戦う彼に敬意を表し、尊敬の念も抱いていると明かす。
マクロスシリーズ
- 一条輝、早瀬未沙
- SC2のEDではノインも伴って彼らと共にメガロード船団で旅立つ事に。
- エキセドル・フォルモ
- Dで初めて彼と出会った際、彼の大きさにビックリしてしまう。
リアル系
- 矢作省吾
- Dでは、彼からは気に入らない大人の一人として嫌われている。特にエンジェル・ハイロゥ攻略戦においてゼクスがサイキッカーを切り捨てる事も辞さない発言をしたために大いに彼の怒りを買ってしまう場面も。
- ユーフェミア・リ・ブリタニア
- 第2次Z 破界篇では彼女の死後、真相を知らないにも関わらず、彼女を責める言動は無く、逆に「虐殺皇女」と呼んだコーラサワーを咎めた。彼女の本質を知っているようである。
- シュナイゼル・エル・ブリタニア
- 第2次Z 再世篇の黒の騎士団ルートでは共に連邦の重鎮となり、ゼクスの信念と覚悟も、彼の心を大きく動かす事に。
- ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
- 第2次Z 再世篇のゼロレクイエムルートでは同志となり、皇帝となった彼と共闘する。逆に黒の騎士団ルートでは彼の役割を担う形で敵対する。
スーパー系
- 竜崎一矢
- 第3次αでは共に火星の防衛任務に就いており、バルマー軍の襲来の際は彼とエリカの仲を考慮して無茶しないよう諭した。
- 三輪防人
- Aでは彼の暴走の数々を連邦上層部に上奏している。
- 藤原忍
- Fでは、自分達が所属しているティターンズの総帥であるジャミトフがなかなか腰を上げなかったことに関して、漏らした彼の苦言を聞いてばつの悪い思いをする。直後に彼からは謝罪されてはいるが…。
- 風龍、雷龍
- Wにて指揮を執ったことから「隊長」と呼ばれる。W第一部ラストでは勇者ロボが倒れる度に他のキャラの台詞が入るが、風龍が倒れた際にはゼクスとノインが反応する。
- 森次玲二、沢渡拓郎、ユリアンヌ・フェイスフル、ジャック・スミス、中島宗美
- LではEDにてノイン達と共に彼らをプリベンターにスカウトする。その際、森次に「何も仮面をかぶる必要はない」とちょっとした冗談を飛ばし、彼に微笑ましく驚かれた。
バンプレストオリジナル
- エルリッヒ・シュターゼン、リッシュ・グリスウェル
- 64では同僚。オペレーション・デイブレイクでは彼らの上官として圧倒的な戦力で帝国に攻勢をかける。
- スレイ・プレスティ
- 第2次αで一時ネオ・ジオンに身を寄せていた彼女を諭して脱走させた。兄キャラとして妹属性持ちのスレイを気にしていたらしい。続編の第3次αに於けるセレーナの裏切りイベントでは、ベガリオンを撃墜され宇宙空間に放逐された彼女の安否を、真っ先に気に掛けている。
- 南雲一鷹
- 出会った当初は彼はゼクスがかつて地球潰しをしようとしていた男である事を知った為、複雑な感情を抱かれるも、現在のゼクスはもう地球潰しをしようとしてはおらず、人類の平和の為に戦う一人の戦士である事を彼はすぐに理解する為、険悪な関係にはなる事は無い。
名台詞
TV版
- 「私のリーオーは十分速いさ」
- 第1話、リーオーに乗り込みウイングガンダムを迎撃する時に。
- 「冷静にものの判断したとき、後にどのような結果が来ようと、後悔しなくて済む」
- 「感情のままに行動する」ヒイロとは正反対と言える価値観。でありながら後悔しなくて済む、と続くところは全く同じである。
- 「馬鹿は来る!」
- 厳重な警備の中を来るような馬鹿は来ないと油断していた部下に言い放った台詞。事実、この直後にガンダムの襲撃があった。
- 「馬鹿どもがぁぁぁぁぁっ!!」
- 投降する兵士達を『粛清』と称して虐殺するアレックスとミュラーの非道に激怒し、ミュラーのエアリーズを撃破した後、アレックスの乗るキャンサーごと八つ裂きにする時に。トールギスの出力も相まって印象的な場面である。
- 「甘いのだ、私は!」
- 「私の命の見積もりが甘かったことを証明して見せなければな。」
- エアリーズ50機にキャンサー20機というトレーズの試練に真っ向から相手にする。
- 「トレーズ…そんなに付きまとうな。過剰な期待にこたえたくなるではないか。元同志のよしみ…仮面砕けるまでの付き合いだぞ!」
- 上記の台詞から、徐々に追い込まれていき、終に仮面が割れてしまう。
- 「すまない、トレーズ…私は君の友人にはなれない…」
- 完全に仮面が割れ、自嘲気に微笑んだ時に。
- 「トールギスよ、お前のおかげで、私はここまで戦ってこられた。心から感謝している。お前と別れるのは忍びない…。しかし、今は戦い抜くことが先決なのでな。さらばだ、トールギス…! 我が愛機よ、安らかに眠れ…」
- ウイングガンダムゼロを手に入れる際にトールギスを犠牲にした時の台詞。彼の機体への思い入れが感じ取れる。
- 「トレーズ、君とは違う道を選んだつもりだったが、今はこのエピオンを使わせてもらう」
- 「完全平和を実現するためには条件がある」
「ひとつはすべての兵器を排除すること…もうひとつは人々の心から、戦う意志を取り除くことだ!」
「リーブラを落とす!この行動しか、完全平和への道はない!!」 - TV版最終回、リーブラでの最終決戦時にヒイロと対峙して。ゼクスこの台詞に対し、ヒイロは「地球を失った人々はお前を憎み、コロニーはお前に頼る。お前がいる限り、同じ過ちが何度も繰り返される!」と真っ向から否定し、最後の決闘に挑む。
- 「いやまだだ! 私はまだ、自分を弱者と認めていない!!」
- TV版リーブラでの最終決戦で、ヒイロは弱者こそが弱いものを守れると信じているのに対し、ゼクスは強者の存在こそが弱いものを守れると信じている。
- 「ならば私は、どこまでも生き抜いてみせる! 誰よりも強く、戦士としてな!」
- リーブラの動力炉を破壊した際の最後の独白。ゼクスとして、ミリアルドとして人生を流転した男は、最後は自分を戦士と評し、「また会おう!」という言葉を残して表舞台から去る。
なお、言い回しは違うが直前に自爆してでもリーブラ破壊を試みようとするヒイロに対して「お前は優しすぎる。そうでなければ生きる資格がないと言う事か」と言っている事から、レイモンド・チャンドラーの小説作品に登場する探偵、フィリップ・マーロウの「強くなくては生きていけない。優しくなければ生きる資格はない」という台詞を踏まえての発言かもしれない。
Endless Waltz
- 「私にもコードネームを頂きたいのです。さしずめ『火消しの風』、『ウィンド』とでも名乗らせていただきましょうか」
- Endless Waltz第1話にて、レディ・アンの部屋に入り名乗る際に。初登場時はシルエットとして映し出されており、『謎の男』としてエンディングクレジットに表示されたが、(キャストが子安武人氏だと明記されていたこともあり)視聴者にとっては正体バレバレである。また、どうも敵対者にはゼクスとしか呼んでもらえないようで(TV版でミリアルドを名乗っていてもヒイロにはゼクス呼ばわりされた)、今回もデキムにはすぐにゼクスと言われてしまった。
コミックボンボン版コミカライズ第2話(作画:ときた洸一)ではサングラス姿でレディ・アンに電話で通達、プリベンターが秘密裏に保管する『三体目のじゃじゃ馬』の搭乗を求める場面が描かれている。 - 「私の読みが正しかったな。平和になじめない男も、少しは役に立つという事だ」
- 戦士としてけじめを付けるべく、再び戦場に舞い戻った。
- 「死んでいたさ…だが、トレーズの亡霊が彷徨っている以上、おとなしく棺桶で眠っているわけにもいかんのでな!」
- カーンズとのやり取りおいて、自分が残した後始末を付ける。
- 「命惜しさに、このままマリーメイアを許すような地球なら、第2のミリアルド・ピースクラフトを生み出す事になる!!」
- 武力による支配をもくろむマリーメイアに民衆が恐れるあまり屈すれば、必ず人類に失望してかつての自分と同じ過ちを犯そうとする者が必ず現れてしまうと危機感を覚えた台詞。
- 「これでいい…これでまた、希望を捨てずにすむ」
- 人々が平和を自ら切望した姿を見て、ゼクスは安心感を覚える。そして、再び表舞台からも裏舞台からも姿を消すこととなる。
コミック版
- 「この戦いには多くの人間をまきこまねばならないのだ。 キミとの決着はそのあとの話。 人類は戦わなければ戦いの愚かさがわからんのだ、それを知らしめる!!」
「この役、本来はわたしとコロニーの英雄の名を継いだキミとでなすべきこと。 今からでもよい、わたしの同士となれ」
「かつて、コロニー指導者ヒイロ・ユイはサンクキングダムのピースクラフト王とともに、完全平和主義をとなえた」
「ひとりは宇宙で、ひとりは地球で――― その意志をつぐ者がこの時代にも必要なのだ」 - 以上、コミックボンボン版より。この台詞でヒイロはゼクスとトレーズの真意が『完全平和のために互いの戦力を消滅させることにある』と知り、「OZの仕官らしい発想だ」と述べる。また、「同士となれ」という台詞はシャアが1stで言っていた台詞のオマージュとも言えなくはない。
- 「ヒイロ――ノイン――わたしに優しい心を思いださせてくれて感謝する。 だが、わたしは悪魔になろう。 戦争のおろかさを人々に見せるために」
「一つでも多くの兵器を破壊する。 このG(ガンダム)エピオンで!!」 - コミックボンボン版より。ヒイロに真意とリリーナの位置を伝えた後、ゼクスの役に立ちたいと望むノインの思いを受け止めながら、彼女をリリーナの方へと向かわせた後、この台詞を言い、トレーズ率いるMS軍を迎え撃つ。
- 「ゼロシステムなど無用!」
「そう! これは機械などには理解できぬ決闘。 キミとわたしの問題だからな」 - コミックボンボン版最終回より。リーブラでの最後の決闘の最中、ウイングゼロとエピオンのゼロシステムが同時に停止する。ヒイロは「オレたちの行動は無意味だとシステムが判断したのだろう―――」と悟る。しかし、ゼクスはこの台詞と共にメットを外し、『ホワイトファング総帥』ミリアルド・ピースクラフトとしてではなく、OZの『ライトニングカウント(閃光の伯爵)』ゼクス・マーキスとして仮面を被り決闘に挑む。それは決して悪あがきではなく、騎士としての矜持の表れだったのかもしれない。
- 「コロニーと地球が一つにまとまる時代が今、始まる――」
「これでわたしの役目も終わった……」 - 同じく、コミックボンボン版最終回より。決闘の末、ヒイロに敗れ去り、仮面が砕かれるゼクス。コロニー代表団の宣言を聞いた後、新たなる平和な時代が訪れることを確信したゼクスは安堵の笑みを浮かべる。「戦士」であることにこだわり消えたアニメ本編最終回と異なる展開となっている。
しかし、リーブラが地球に落ちそうな状況(=地球滅亡の危機)でこの台詞はあまり周りが見えていない気がしなくもない(直後にヒイロに「まだ終わっていない。リーブラを破壊するのが俺達の任務」と突っ込まれている)。 - 「その命令を続けるつもりなら――ここであなたを殺す」
「MDを使えば、WFと同じおろかな過ちを繰り返すだけだ―――」 - コミックボンボン版『EW』第4話より。プリベンター司令部でトールギスIIIの整備を終えたのを確認したゼクスはたった一機で470機のサーペントを迎え撃とうとするが、これに対しレディ・アンは資源衛星ウルカヌス(『BATTLEFIELD OF PACCIFIST』(SRW未参戦)に登場)に格納されているMDビルゴを再起動させると提案する。彼女に対し、ゼクスはかつての自分を戒めるかのようにこの台詞を吐き、一人出撃するのだった。
余談だが、この場面でゼクスに報告したプリベンターの一員としてガンダムW公式外伝「G-UNIT」(SRW未参戦)のキャラクターであるディック・ヒガサキが登場している。
他媒体
- 「トレェーズゥゥ!」
「ノインのスリーサイズなら知っている」
「リリーナはあんなに強く賢く美しいのだ! 2人きりでいて変な気を起こすはずがないのだ!」 - ボイスカセット『シークレットオペレーション』における迷言。トレーズとの対話において彼の不可解な言動への怒りの叫び。3行目はリリーナとの関係を「そんなこと」と評したヒイロに怒りを向け、発した一言。その内容からカトルに影でシスコンと言われてしまう羽目に・・・。しかし、ノインのスリーサイズまで知っている関係だったとは・・・。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「他人が常に自分の思惑の中で動くとは思わない事だな」
「そうやって、あなたは永遠に自分以外の人間を見下す気か?」 - 第2次αでシャアの元から寝返ったゼクスがシャアと対峙した際に言い放った台詞。原作におけるレコアとアムロの台詞を思い起こさせる。
- 「シャア・アズナブル! あなたは素顔をさらしながらもその心はいまだに仮面を付けている!」
- 上の言葉をシャアが否定した際に続けて言った台詞。
- 「かつての私と同じ過ちをさせるわけにはいかん!」
- 第2次αのシャアへの特殊台詞。
- 「もう君は独りではない。守護者の使命は人類全体が継ぎ、君はガンエデンから解放されるべきだ」
- 第2次α最終話より、ヒイロ達に追従して発したイルイへの説得。
- 「いや、生き残る事を考えろ…特に君の場合はな」
- 第3次αで、火星基地を命懸けで死守すると意気込む一矢への配慮。
- 「信念や理想などというものは壁に当たった時にこそ、その真価が問われるものだ」
- 第3次αより。戦いの意味に悩むアスランにかけた言葉。
- 「人々に必要なのは血塗られた栄光ではない!温かな平和だ!」
- 第3次α終盤より。偽神打倒という大願成就の為に、数多くの無益な血を流し、その上で更なる野望を果たさんとするシヴァーへの批難。
Zシリーズ
携帯機シリーズ
- 「断る」
デキム「ゼクス、お前か!」
ジャミル「ゼクス、やめろ。サテライトランチャーをこれ以上撃たせるな!」
「そんなことは承知! だが、これぐらいのことをしないと、誰も立ち上がることをしらん!」
ノイン「誰を待っているのですか?」
「平和を望む者たちだ。命惜しさにこのままマリーメイアを許すような地球ならば、第二のミリアルド・ピースクラフトを生みだすことになる」 - R中盤で、マリーメイア軍による、フロスト兄弟のサテライトランチャーの脅しも屈服せず、平和を望む人々を望む声を信じる。
- 「少々強引ではありますが、確かに地球にとってクリーンではありますな。」
- Dにおいて、ザンスカールのアドラステアによる地球クリーン作戦の内容を知り、シャアと共に半ば感嘆して呟いた台詞。かつて地球潰しを敢行しようとしたシャアやゼクスの境遇が境遇なだけに、当然ながらこの発言はアムロの怒りを買ってしまうことに。
- 「お前の生命、無駄にはしない!」
- Wより、機界新種との戦いで風龍が倒れた際にノインの「風龍、お前は勇者だった…」に続く台詞。
- 「器はあっても中身がなかったな。今こそ、貴様が踏みにじった人々の報いを受けるがいい!」
- Lの最終話でグロリアと戦闘した時の会話。
単発作品
- 「私の命の見積もりとしては少々高すぎるようだがお相手しよう」
- 64のOZルート『トールギス破壊』でのゼクスの台詞。マーチウィンド相手に原作とは逆のことを言っている。
- 「トレーズ、君とは違う道を選んだつもりだったが…結局戻ってきてしまったな」
- 64のOZルート『キリマンジャロの嵐』にて。これまた原作とはある意味逆のことを言っている。
関連機体
余談
声を演じた子安武人氏はゼクス役がガンダムシリーズでの初レギュラーであった。それまでは、モブキャラやゲストキャラを演じていた。それ以降は参戦キャラクターではギム・ギンガナム、ムウ・ラ・フラガ(ネオ・ロアノーク)を演じ、『機動戦士ガンダムAGE』(未参戦)ではフレデリック・アルグレアスを演じており、シリーズ作品最多に出演している。