エクセレン・ブロウニングは『スーパーロボット大戦COMPACT2』および『スーパーロボット大戦IMPACT』の女性主人公。
エクセレン・ブロウニング | |
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外国語表記 | Excellen Browning[1] |
登場作品 | |
声優 | 水谷優子 |
デザイン |
斉藤和衛(元デザイン) 河野さち子(リデザイン) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇 |
SRWでの分類 |
パイロット 主人公 |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(アメリカ系) |
性別 | 女 |
年齢 | 23歳 |
身長 | 175 cm(OVA版の身長設定より) |
所属組織 | |
所属部隊 | ATXチーム(OG) |
軍階級 | 少尉 |
コールサイン | アサルト2(OGシリーズ) |
概要
COMPACT2 / IMPACT
男性主人公であるキョウスケ・ナンブのパートナー。キョウスケ同様、この時点では真面目なシーンも多く、大抵の相手に敬語を使っていた。IMPACTでは少しくだけている。
OGシリーズ
地球連邦軍北米支部ラングレー基地所属のATXチームパイロット。ATX計画によって開発されたパーソナルトルーパー・ヴァイスリッター及び、それが変異したライン・ヴァイスリッターに搭乗する。PTの操縦技術はかなりのもので、パートナーのキョウスケ・ナンブのアルトアイゼンと共にDC戦争やL5戦役ではエースパイロットとして活躍。パイロットとしては射撃戦を得意とし、逆に格闘戦は不得手。なお、L5戦役におけるトップエースという公式設定がある。
陽気な楽天家で、人懐っこい性格の為、部隊のムードメーカー的な存在となっている。他人をからかったり、女教師と称して間違った知識を吹き込んだりして楽しむのが大好き。またかなりの酒豪でもあり、いくら飲んでも全然酔わない。しかし、そういった陽気な外面とは裏腹にその本質は知的かつ冷静、ゼンガーをして「読みの深さはキョウスケ以上」と評されるほど頭の回転が速い。アヤがイングラムに撃墜され現実逃避しかかった時にも別人のように冷淡な口調で斬り捨てるなど、氷のような冷徹さを見せることもある。なお、本気で激怒すると笑顔になる(『Record of ATX』作者の八房氏の作風もあるが、どう見ても悪人にしか見えない)。『Record of ATX』終盤の様子から、シュウやキョウスケと並んでバンプレオリジナルで絶対に怒らせてはいけない人物の一角に入っている。
キョウスケ・ナンブとは、COMPACT2やIMPACTでは最初から恋人同士。OGシリーズでは1(主にキョウスケ編)で恋人になるまでの過程が描かれていく。エクセレンはキョウスケにベタ惚れで、ことあるごとに彼へモーションをかけている。しかし大抵は素っ気なく扱われるため、直接本人の前で不満を漏らす事も。だが、そんな彼が時折ストレートに愛情を見せると、すぐに受け入れる準備が出来ず、純情な面を見せる事が多い。なお、家事は苦手らしく、キョウスケに「カップ麺しか作れない」と暴露された事がある。
過去にキョウスケと偶然同乗したスペースシャトルで衝突・墜落事故を経験した時、エクセレンは一度死を迎えている。しかし衝突したアインストの思惑によって「働き蜂」として再生された。その為、救出された時にはキョウスケとエクセレン以外の全搭乗員が死亡する大惨事となったにも拘らず、彼女に外傷や着衣の損傷と乱れは全く見られなかった。この時の出来事からエクセレンとキョウスケは、アインストの微弱な思念を言葉として捉える力を、無意識に身につけている。なお、アインストの手で蘇生された事は覚えていないが、事故の際にキョウスケに庇われた事は覚えており、ATXチームのメンバーとして顔を合わせた際にもキョウスケがかつて自分を助けてくれた人物だと気付いている(キョウスケはイルムに指摘されるまで気付いていなかったが、OG2後半ではエクセレンはキョウスケが庇った際に既に致命傷を負っていた事まで思いだしている)。
アインストによる再生に伴い、エクセレンの肉体は80%以上が未知の細胞となった。これはOG1キョウスケ編で拉致・洗脳された際、イングラム・プリスケンとアタッド・シャムランの会話時に語られており、エアロゲイターの技術を以てさえ解析できなかった(地球側の技術ではエクセレンの肉体の80%以上が未知の細胞である事すら判明していない)。またこの時のエクセレンをベースとして、彼女を模した存在のアインスト・アルフィミィが生み出された。
シャドウミラーの平行世界でも、エクセレンはシャトルの衝突事故で死亡している。こちらでは両親が復活させようと試みたものの、レモン・ブロウニングという「極めて近く、限りなく遠い」存在となって再生された(OG2以降の設定)。
登場作品と役柄
アインスト側と深い繋がりのある設定上拉致率が極めて高く、敵勢力側に操られてしまうことも多い。実はOG外伝でやっと最初から最後まで味方でいられるキャラとなった。
OGシリーズでは他の機体に乗り換えたり、換装武器を装備させたりする事で面白い戦闘セリフを聞く事が出来る。
モデル顔負けのスタイルは、本人がバニーガール衣装を身に着けたり、バスタオル1枚の姿でブリットをからかったりと積極的に活用している。その楽天的な性格もあいまって、バンプレストオリジナルのキャラの中でもギャグとお色気の点で真っ先に候補に挙がるキャラであるが、更にアインストとの関わりなどからシリアスなシーンもこなし、実に表情豊かなキャラクターである。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 初登場作品。キョウスケとの会話シーンに登場するのみ。本作では使用できない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- 本作におけるスパロボシリーズ唯一の単独女性主人公。キョウスケとは既に付き合っている。援護Lvが高く、愛機ヴァイスリッターの射程が長いため援護攻撃を得意としている。しかし、ヴァイスの装甲は紙なので援護防御はキツイ。また、キョウスケ同様にWSのパーソナルデータにより能力が上下する。殆どのパターンで奇跡を覚えるのが強み。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- ヒロイン。途中アインストに操られ、敵として登場。後半で自軍に復帰するがノーマルのヴァイスではインフレについていけず、ライン・ヴァイスリッターでもまだ火力不足気味。隠しの逆襲のシャアルートまで進むと戦後にキョウスケと結婚した事が明かされる。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 役どころはこれまでと同じだが、シナリオ再編の影響で第3部の復帰が早くなっている。強制出撃がそこそこ多く、単独出撃もある。
- 通常ヴァイスには合体攻撃、ラインヴァイスにはハウリングランチャーX追加で強化された。また援護攻撃・防御が全キャラクターで唯一LV6まで上昇する援護の鬼となった(本作では援護レベルでダメージ量が変化するので非常に重要)。突撃が使えるのも大きい。残念ながら奇跡はなくなってしまったが、覚醒を早めに覚えるので集中力狙いならキョウスケより有用だったりする。脱力も持つためSP消費は激しいが、プチSP回復のような技能「精神統一」を持つため、温存するよりもどんどん使っていった方が得策。
- 最序盤は回復手段に乏しいのに集中を習得していないので連戦が少々怖い。また必中・ひらめきを覚えないのに補正する特殊技能も無く、射撃以外の能力値は並程度しかないので段々と辛くなってくる。スキルコーディネイトに悩むキャラで、戦闘要員としては命中・回避を、脱力要員としては精神力+あたりが欲しくなる。何にせよ再序盤と強制出撃のことがあるので、ある程度は育てておいた方がいいだろう。
- 操られて敵に回った際には精神統一が予知能力に変わっている上、高い援護レベルはそのままのため非常に厄介。密集した際に備えて威圧使いを出撃させるといい。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年10月のイベント「遥かなる戦い、開幕」にて参戦。スパクロ2周年を記念しての参戦となる。ライン・ヴァイスリッターのパイロット。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付きだが、水谷氏死去後の作品のためライブラリ出演となる。
- キャラ設定はイベントクエストでは『IMPACT』、ユニットクエストでは「OGシリーズ」準拠となっている。
- スーパーロボット大戦DD
- 2021年3月より開催される第6回制圧戦「白銀の堕天使」より登場。ヴァイスリッターのパイロット。
- 2023年9月のショートシナリオイベント「黒鉄島の守護神」はその殆どが彼女の創作した物語で進行するという番外シナリオとなっている。
- スーパーロボット大戦30
- シーズンパス「DLC2」にて追加参戦。ライン・ヴァイスリッターのパイロット。特殊戦闘台詞に関しては既存の台詞を各作品の相手に割り当てる事により対策を取っている。
- 加入はミッション「白銀の堕天使」から。ミッションの舞台がギアナ高地なのは『IMPACT』においてドモンのファンだった設定からだと思われる。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「射撃アップ」。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- キョウスケ編2話で登場。OGではここで初対面かと思われたが、シャトル事故の際に偶然彼と同乗していた為、実質的には再会、エクセレンはキョウスケの事を覚えていたが、彼が思い出すのは後の事となる。キョウスケ編のみ一度エアロゲイターに誘拐・洗脳されて戦線を離脱する。やがては恋人関係に。
- 相変わらず脱力が便利、能力値はOGシリーズで一貫して回避・命中が高い方だが、それよりも援護攻撃・ヒット&アウェイを覚えているのが非常にありがたい。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- アインスト・アルフィミィに誘拐・洗脳されてまた戦線離脱し(ただしOG2は前作リュウセイ編から続いているので、時間軸的には初めて)、ライン・ヴァイスリッターに搭乗して立ちはだかる。洗脳を解くと機体と共に復帰する。あまり描かれなかったが前作以上に愛は深まっているようで、EDで「アルフィミィ」と「レモン(エクセレンでレモン・ブロウニングを撃墜した時のみ)」という双子の子供が欲しい事を明言。アインスト絡みの話が多い為に事実上のヒロイン。
- 本作からなぜか援護攻撃を忘れて援護防御のみになってしまった。また脱力を忘れてひらめき・必中を覚えるようになったので、自身はボス戦にも対応しやすくなった。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- 声がついたのでネタが大幅増。GBA版やOVAとは異なり、OG2のED後もライン・ヴァイスリッターがヴァイスリッターに戻らなかった為、OG2.5でも搭乗する。シナリオでの出番が少ない上に全体的に暗めで、恋人のキョウスケがラミアの奪還で頭がいっぱいの為、いまいち目立たない。OG2シナリオ以降は初期技能に問題があり、なおかつ相性の良い技能の幅が広いので、PPを使った養成に頭を悩ませるキャラクターである。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 扱いとしては2.5版と変わらない。後半戦に突入するとイベントでの出番そのものが無い。使い勝手そのものはOGSと同じで自軍で使用できる期間も長いので、合体攻撃を活かした高い火力による援護攻撃は健在。ただし、援護攻撃役としてはアルフィミィやラウルやフィオナなど、燃費が良くて火力も高い対抗馬がいる為、上手く差別化を図りたい。最大火力という点では合体攻撃を持つエクセレンの方が上なので、ボスクラスの敵ユニットのHPを削る為の手数を増やす、HPが多い敵ユニットを仕留めきれなかった時のダメ押しにはラウルやアルフィミィを使い、HPが一定量を切ると撤退するボスを仕留める時の切り札にはエクセレンを使う……というような棲み分けをすると良い。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 序盤(マサキ篇)の第2話より加入、リューネルートでは暫く後。「鋼龍戦隊(ハガネとヒリュウ改)」の所属部隊による模擬戦闘に際してラ・ギアスへ召喚された。今回はキョウスケが行方不明で自身もラ・ギアスという異世界に召喚されるという右も左も分からぬ状況から始まり、後にストーリーの中核の1人でもあるジョッシュとの絡みもありボケ成分は抑え目。とはいえ、サフィーネのリアクションを見たキョウスケに引き合いにされるなど、基本的なノリはいつも通り。なお上記のトップエースという理由からか、敵側で攻撃時の特殊セリフをいうキャラクターが多いのも一つの特徴。
- 今作では脱力・援護攻撃を思い出し、必中・援護防御を忘れた。ややこしい女性である。
- スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE
- プレイアブルキャラクター。ライン・ヴァイスリッターに搭乗。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- ATXチームがヒリュウ改に配属されているため、宇宙ルート7話から使用可能。初回限定生産版特典「スーパーロボット大戦OG び~ち・でゅえら~ず」にも登場。
- 水谷優子氏が2016年5月17日に亡くなったため、本作が最後の新録となった。寺田プロデューサー曰く2016年4月の「び~ち・でゅえら~ず」収録がエクセレンを演じた最後の収録で、既に体調を崩していたが「またエクセレンをやらせてほしい」と言い残していたとのこと[2]。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- TV版最終回用に描き下ろされたエンドカードでは、バニーガールのコスプレで視聴者にクスハ汁(?)を勧める姿が描かれている。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- レギュラーメンバーの一人。『OG2』同様アインストに拉致されるが、尺の都合でアルフィミィよりレモンとの絡みの方が多い。サービスシーンも多く何度か裸体を披露した。特に第3話ではサフィーネと大差ないレベルの痴女っぷりを発揮した。あと、後期EDテーマ「最後の旅」の映像でもまさかの電撃スパロボVol.1のポスターを再現した。ちなみに前期EDテーマ「僕らの自由」で着ている水着はミニーマウスのイメージとのこと[3](ミニーは水谷氏が声を担当している)。
パイロットステータス
能力値
- COMPACT2
- キョウスケ同様にWSのパーソナルデータにより能力が変化する。名前を「0000000」とし残りを全て空欄にすると、全ステータスが非常に高くなり、また、性別を「Female」にしておくと女性の主人公の能力が上がるため、さらにエクセレンの能力を上げることができる。このため、能力値は自軍屈指の高さとなり射撃、回避、反応はトップクラスとなる。2部は是非性別を「Female」にしておきたい。3部はエクセレンも主力として考える(ライン・ヴァイスリッター入手予定)ならば性別を「?」にしても良い。
- IMPACT以降
- 射撃・回避が高く、格闘・防御が低めという完全なリアル系ステータス。
精神コマンド
- COMPACT2
- ひらめき、幸運を確実に覚え、最後は魂か奇跡を覚える。しかし集中がないパターンだと少し苦労するかも。初期設定で主人公名を変更してもエクセレン・ブロウニングのまま内部計算されるので影響はない。しかしバグで名前の内部数値が一つずれている(ロットによるものかは不明)。
- IMPACT
- 脱力、狙撃、集中、熱血、突撃、覚醒
- X-Ω
- 直感、覚醒、愛
- DD
- 直撃、必中、脱力、熱血、愛、魂
- 30
- 脱力、集中、直感、狙撃、熱血、愛
- 『OGS』にあった直撃が本作には無いため、直感に変更されている。合体攻撃の仕様と合わせて、強化ポイントのひとつと言える。
- OG1
- 脱力、集中、狙撃、熱血、突撃、愛
- 明るいムードメーカーの性格を反映してかOGシリーズではGBA版OG2を除いてOG外伝まで唯一の脱力を修得する(第2次OGではミオ、サフィーネも修得)。攻撃面でも狙撃、集中、熱血と長い射程を活かせるものを覚える。
- OG2
- ひらめき、集中、狙撃、熱血、必中、愛
- 本作では脱力が無いので習得しないが、その分癖のない構成となっている。
- OGs、OG外伝、
- 脱力、集中、直撃、狙撃、熱血、愛、同調(ツイン)
- 直撃を習得したため、アーマーブレイカー役を任せるのもあり。
- 第2次OG、OGMD
- 集中、脱力、ひらめき、狙撃、愛、同調(ツイン)
- OGs敵対時
- 敵対時は時期によって内容が変わるのが特徴。
特殊技能(特殊スキル)
- 初登場時より、援護攻撃の鬼として活躍するが、OGシリーズでは援護攻撃のレベルが低いか覚えていないことが多く、逆にエースボーナス絡みとはいえ相性の悪い援護防御を持っていることもある。また、IMPACTのみ精神統一(ターン開始時、SP量が20%未満の場合10%分回復)を修得。OG1以降は必ずヒット&アウェイを所持。
- IMPACT
- DD
- 白銀の堕天使
- 攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
- 精密射撃(エクセレン)
- 照準値、全ての攻撃の与ダメージが増加する。
- アタッカー(エクセレン)
- 攻撃力が増加する。気力130以上の時、ステージ中で一度だけ「熱血」がかかる(LV10で追加される)。
- OG1
- ヒット&アウェイ、援護L3
- 洗脳時はヒット&アウェイがラッキーになり、偽物バージョンはリベンジと底力も持っている。
- OG2以降
- ヒット&アウェイ、援護防御L3
- エースボーナスを生かすため援護攻撃を取得したい。あとはSP回復を取得すればいい。
- OG2敵対時
- ヒット&アウェイ、援護攻撃L3、援護防御L3、気力+ (ダメージ)
- 第2次OG
- ヒット&アウェイ、援護攻撃L1
- 援護攻撃に切り替わっただけだが、随分使いやすくなった。エースボーナスを考えると、連携攻撃を最優先で養成したい。また貴重な脱力要員であるため、集中力やSPアップを養成するのもいいだろう。
- OGMD
- ヒット&アウェイ、援護攻撃L1、見切り
- 見切りを修得し、僅かではあるが確実に技能面で底上げされている。
- 30
- 援護攻撃L2、サポートアタック、ヒット&アウェイ
- エースボーナスと合わせて進軍と援護攻撃に特化した構成。防御系の技能が無いのは『MD』以前と同様なのでしっかり補いたい。
エースボーナス
- 援護攻撃の最終ダメージ+10%、援護防御の最終ダメージ-10%
- 『OG1』『OG2』『OGS』味方時はこちら。
- 『OG2』以降の乗機となるライン・ヴァイスリッターにはHP回復機能があるため、常用はできないがうまく使えればダメージの分散に有効(機体の大幅な改造が前提であるが)。
- 援護攻撃は育成必須だが強力な合体攻撃を使えるため援護の鬼として活躍してくれる……が、相方が超接近戦型なので共に前に出ることが多く、長射程を活かせる機会は少ないかも知れない。
- 援護攻撃の最終ダメージ+10%、援護防御の最終ダメージ-20%
- 『OG2nd』『OGMD』。ダメージ増加量はそのまま、援護防御時のダメージ軽減量がアップ。ダメージ増加はマキシマムブレイクにも適用されるため、うまく参加させて大ダメージを狙いたい。
- 射撃攻撃の最終ダメージ+10%、回避率+10%
- 『OGS』敵対時は正気・洗脳問わずこれに変更。ダメージ増加は倍率はそのまま援護でなくても適用され、活躍が限定される援護防御は腐らない回避率アップに差し替えと、プレイヤー側でも使いたかった強性能。
- 本来ならば通常攻撃の0.5倍になる援護攻撃の与ダメージが1.0倍になる。
- 『30』。ドライストレーガーもAOSアップデートを進めれば同様のボーナスを得られるが、あちらは空・宇宙にいる敵限定なため利便性はこちらが上。
- またあちらはスキルの追加育成が必要なのに対し、こちらはサポートアタックも含めて必要な物が最初から揃っているのも利点。
サポートアビリティ
- ATXチームのムードメーカー
- SSR。セットしたアタッカーの攻撃力、クリティカル率大アップ。
パイロットBGM
- 「白銀の堕天使(ルシファー)」
- エクセレン及び、ヴァイスリッター(ライン・ヴァイスリッター)のデフォルトBGM。
- 「揺れる心の錬金術師(アルケミスト)」
- アルフィミィのテーマとしての印象が強いが、彼女のオリジナルであるエクセレンでも洗脳されて敵として登場する時に流れる。
人間関係
- キョウスケ・ナンブ
- 恋人。普段は朴念仁を絵に描いたような男だが、実はエクセレンを心から愛している。エクセレンさえ想像できぬほどの言動を取る事も。彼より年上なのをエクセレンは少々気にしている様子で、お姉さんぶる事もある。
- アインスト・アルフィミィ
- アインストによって生み出された自分のコピー。声優も同じ。
- レモン・ブロウニング
- 平行世界で同じように死亡した自分が不完全な形で蘇生されて生まれた、近くて遠い存在。声優も同じ。OG2(OGS含む)では、エクセレンで彼女にとどめを刺すとレモンの秘密が明らかにされる他、エンディングが若干変化する。
- エクセレンの両親
- 本人の口から父親は健在と判明している。母親は不明。『こちらの世界』での職業も不明(「COMPACT2」の設定では父親は技術者とされている)。『あちらの世界』ではなんと人造人間の研究者で、娘であるエクセレンの死を受け入れられなかった彼等は、シャトル事故で死んだ娘の遺体を人造人間のマテリアルを使って復元。その結果が上述のレモンが誕生した。
- ラミア・ラヴレス
- 妹分。「ラミアちゃん」「エクセ姉様」と呼び合う関係。『RoA』では絡みが多め。
- アリエイル・オーグ
- 妹分その2。アルトアイゼンの妹分でもあるフリッケライ・ガイストに乗り込む彼女に目をつけ、戦いが終わったらATXチームに来るように勧誘する。キョウスケ自身もまんざらではない様子。OGMDにてアサルト5としてATXチーム入り。
- ブルックリン・ラックフィールド
- 部下。からかって遊んでいる事が多い。ただし後述の名台詞中にあるように、自分の不注意から彼に弱みを握られる事もある。
- ゼンガー・ゾンボルト
- 元上官。「ボス」と呼び慕う。
- マリオン・ラドム
- ヴァイスリッターの開発者。エクセレンがヴァイスの強化案を聞いてはマリオンにスルーされる事が多く、キョウスケに比べてマリオンからぞんざいな扱いを受けている感があるが、『ジ・インスペクター』ではライン・ヴァイスリッターについて、エクセレンの判断を信じる形でマリオンが解体を取りやめて運用を決断するなど実際には深く信頼し合っている模様。
- イルムガルト・カザハラ
- もともとキョウスケの先輩でノリも近いことからウマが合う。とはいえエクセレンの暴走にはイルムも辟易することも。
- タスク・シングウジ
- 楽天家なもの同士、気が合う。いわゆるボケ役(たまにツッコミ役)。ネタセリフの多さはエクセレンの方にやや軍配が上がるが、それでも男性陣では多い為にエクセレン共々双璧を成している。ちなみに彼だけは彼女を階級ではなく「姉さん」と呼ぶ。
- ガーネット・サンデイ
- 楽天家で酒豪と似た者同士なので気が合い、親友といっても差し支えない間柄である。2人で一緒にバニーガールのコスプレをした事もある。
- ライディース・F・ブランシュタイン
- エクセレン曰く「色男さん」。初対面が模擬戦の後という事もあり、互いの操縦技術を認め合っている。
- ヴィレッタ・バディム
- 彼女のクールビューティを地で行く性格と雰囲気を気に入り、冗談とノリも込みで『ヴィレッタ姉様』と呼んで慕っている。ラミアと併せて『美人三姉妹』となる。
- マサキ・アンドー
- エクセレンは「マーサ」と呼んでいるが、マサキ本人は嫌がっている。
- ダイテツ・ミナセ
- 上官にして飲み仲間。エクセレン自身が乗艦しているのがダイテツの艦という事もあり、彼と飲んでいる印象は強い。秘蔵の日本酒を分けてもらった事もある。
- ショーン・ウェブリー
- 飲み仲間その2。酒の好みの問題もあって、どちらかといえばダイテツと飲んでいる印象の方が強い。
- ミオ・サスガ
- 『第2次OG』で彼女がラ・ギアスに召喚される瞬間に立ち会う。互いに「楽天家」である。ただしこれ以降会話らしい会話は無い。なお、彼女のファミリアに対する初見の感想は「ちょっとかわいくない?」。…かわいいもののセンスも似た者同士かもしれない。
- ゴルド・バゴルド
- 『第2次OG』にてラ・ギアスに召喚された直後に彼が率いる山賊に襲われるがあっさり撃退した挙句、ラ・ギアスでの情報を集めるためという意図もあって自分の腕を売り込み、用心棒として雇われていた。次にゴルドが襲ったのがマサキだったため、用心棒としては全く役に立たなかったが。その後、ゴルドが仲間になってからも普通に仲良く会話している。
- ジョシュア・ラドクリフ
- 突撃癖などキョウスケに似た物を感じたのか、「ジョッシー」と呼び何かと気にかける。
- シャイン・ハウゼン
- 『DD』のショートシナリオイベント「黒鉄島の守護神」では、彼女から『マジカルハートプリンセス セント・リクセ』なる作品のシナリオプロットを依頼されている。が、蓋を開けてみると魔法少女作品とほぼほぼ無関係の序章を出されて困り果てることに。
- エルザム・V・ブランシュタイン / レーツェル・ファインシュメッカー
- 『DD』のショートシナリオイベント「黒鉄島の守護神」において、上記『マジカルハートプリンセス セント・リクセ』のプロットにおける実質上の主役として設定された。そのプロット作成にあたりエクセレンは彼に相談したのだが、彼からは快諾されている。そのため同作にアーチボルド・グリムズが出演するなど、作品自体が彼の過去にかなり踏み込んでいる。
版権作品との人間関係
- ドモン・カッシュ
- IMPACTでは彼のファンとの事でサインを欲しがっていた。
- グレース・マリア・フリード
- COMPACTシリーズにおけるツッコミ役で、何かと遣り取りが多い。
- ひびき洸
- フランクな遣り取りを交わす事が多いエクセレンだが、彼との会話ではアインストに感応する者同士という事で、話の内容も若干シリアス味を帯びる傾向に有る。
エンドレス・フロンティア
- ハーケン・ブロウニング
- 同じ姓を持つ無限のフロンティアの主人公。設定的に関わりがあるのはレモンの方なのだが「蝶のように舞い、蜂のように…ってな」「つりはとっときな!」など、エクセレンのような台詞も見受けられる。
- 『OGMD』にて遂に共演となり、自軍の面々から当然関係性を疑われた。
- アシェン・ブレイデル
- ラミアの姉。ノリ、突っ込み、毒舌とレモンにインプット(仕込まれた?)されたのか共通して掛け合う。
- 小牟
- 容姿や性格が似ている。というか、無限のフロンティア以降、「小牟はエクセレンに似ている」というのは公式設定化している。スタイルではエクセレンの方が勝っていると思われるが、実は家事レベルでは小牟の方が上(小牟は「炊事洗濯から夜伽までなんでもござれ」と豪語している)。
名(迷)台詞
共通
戦闘台詞
- 「射撃はおまかせ! んふふ~、どこを狙ってほしい?」
- 射撃武器を使うと喋る台詞。本人の言うとおり得意。またキョウスケの「射撃は苦手なんだがな」という台詞の対にもなっている。
- 「これで落ちるか、賭けてみない?」
- 「早めに動けば、これくらいはねぇ」
- 「返しは痛いわよぉ…!」
- それぞれ攻撃時・回避時・反撃時のセリフ。キョウスケにも同様のセリフ回しがあり、この他にも何パターンか存在する。二人の性格からして、エクセレンが意識してキョウスケをマネているのかもしれない。
- 「オクスタンは「槍」って意味なの。勉強になるでしょ?」
- オクスタン・ランチャー使用時にランダムで出る台詞。オクスタンは本来、歩兵が扱うには重すぎて騎乗しなければ使用できない騎兵槍(ランス)と、騎兵の突撃に使用するには強度が足りない歩兵槍(スピア)の中間形として生まれたもので、一言で「槍」と纏めてしまうのは少し乱暴な説明なのだが、流石に戦闘台詞で長々とその特徴を説明する訳には行かないだろう。ちなみにハルバート・ランチャーを使うと説明しようとして素で間違える。
- 「Wモードは「若さってなんだ?」の略なのよん!」
- 「ん~、振り向かないことかしら?」
- オクスタン・ランチャーWモード使用時。『宇宙刑事ギャバン』主題歌の一節。共演したイングラムやヴィレッタの反応が気になるところである。
- 「LモードのLは! LIPのLなのよん!」
- 1982年から1984年に放映された「The かぼちゃワイン」ネタ。…どうやってそれを知っているのだろうか。
- 「じゃあ二人の愛の力で…!」
「了解~! んじゃ、二人の愛の力で!」 - ランページ・ゴースト発動時に、合わせるとキョウスケに言われるとこう返すが、ほとんどの場合キョウスケからは無視されて文句を言う。その様はさながら夫婦漫才のようである。ちなみに第2次OGではなくなった。
- 「ウルトラ稲妻キィィィィィック!!」
- ゲシュペンストMk-II・Sの究極!ゲシュペンストキックでの彼女に多数あるネタ台詞のひとつ。ガンバスターの必殺技「スーパーイナズマキック」のパロディだが、後に『トップをねらえ2!』のダイバスターの必殺技の名前として本家で実現してしまった。
- 「孤狼よ、我に力を! ストリームキィィィック!」
- 同じく、究極!ゲシュペンストキック使用時の台詞。中の人が『マシンロボ クロノスの大逆襲』でレイナを演じていた事が元ネタ。この他にもジェット・ファントム(『OG外伝』と『第2次OG』の両方)、ブレード・サイにもマシンロボネタがあり、すっかり定番になった感がある。しかし意外なことに『第2次OG』では、ロムと同じ声のヤンロンとはネタどころか一言も会話が無い。
- 「我、エクセレン・ブロウニングがゲッシーに問う、其は何ぞ」「そりゃゲッシュペンストでしょキーック」
- 同じく、究極!ゲシュペンストキック使用時の台詞。中の人が『影技 -SHADOW SKILL-』で「呪符魔術士フォウリンクマイヤー・ブラズマタイザー[4]」を演じていたのが元ネタ。あいにくタスクの『らんま1/2』ネタと比べると圧倒的にマイナー。
- 元ネタでは、呪符に「お伺い」をたてると呪符が「我は〇〇」と応えながら魔法が発動される。なので後半はエクセレンではなくゲシュペンスト(の制御コンピューター)が喋ってくれた方が面白かった(完璧だった)だろう。アニメ版ゲシュペンストはキョウスケ相手に「SHOUT NOW(今こそ叫べ)」と表示したぐらいだし。
- 「我が名はエクセレン・ブロウニング! 悪を断っちゃう剣なの!」
「私に断てないものはないわよん!」 - OGS以降のシシオウブレード使用時の台詞。見ての通りゼンガーのパロディである。
- 「待ってて、ラミアちゃん。すぐに悪い魔法使いの呪いを解いてあげるからね!」
「多少揺れても、エアバッグがあるから大丈夫よね?」 - 「迷宮の囚人」でのODEシステムに取り込まれたラミアとの戦闘台詞。2行目はタスクにも同様のセリフあり。
- 「…ラミア・ラヴレスの意地を、意思を見せて…!」
「もう一度巡ってきたこのチャンス…!今度こそは…!」 - 「還るべき処へ(後編)」ではこちら。可愛い妹分を呪縛から解放すべく、エクセレンも奮闘する。1行目はどことなく自分の平行存在であるラミアの製作者を思わせる言葉である。
- 「デュミナス、クイズの答えはこれよ!」
「あなたとナゾナゾする気はないのよね」 - 対デュミナス。野望の為に戦乱を引き起こし、挙句妹分にまで手をかけた「間違い」に砲口を向ける。2行目の台詞は「質問」繋がりで『30』での対クェーサーにも採用。
- 「撃ったら、資金が減るってことないわよね」
- MTDMシューター使用時の微妙にメタな台詞。テスラ・ドライブのミサイルが非常に高価であることを気にしているのだろうか?(ちなみに、そんなことはないのでご安心を)
- 「アラド君、後ろ、後ろ~っ!……行っちゃったのね」
- アラドへの援護攻撃時。元は『8時だョ!全員集合』の有名なネタ「志村、後ろ後ろーー!!」から。
- 「援護するわね、こいつがな!」
- アクセルへの援護攻撃時。口癖を真似された上に、その言った人物が亡き恋人とは『極めて近く、限りなく遠い人物』である事を考えると、アクセルの心境や如何に…
- 「ニンジャって言っても、大きなカエルには乗ってないのね」
「山を越え、谷を越えて来たって感じ?」 - 対ジンライ。一行目は江戸時代の講談『自来也』が元ネタ(1966年に『怪竜大決戦』の名で実写映画化もされている)。1980年代ぐらいまでは「口に巻物を咥えて印を切ると巨大ガマガエルが召喚される」はニンジャの定番ネタだった[5]。二行目は『忍者ハットリくん』ネタで、元となったOPの歌詞は「山を飛び、谷を越え」から。
- 「無人のニンジャロボって、放っておくと大変なことになるのよね」
「あのニンジャロボ、他のメカと合体しないのかしらん?」 - 同じく、対ジンライ戦での戦闘台詞。「ニンジャロボ」とは、放っておくと凄まじい戦闘力をもって経験値や資金を奪いまくる神出鬼没なアイツの事。『COMPACT2(IMPACT)』で共演しているのでその時の虚憶を受けての発言と取れなくもない。知る人はあらゆる意味でトラウマになっているはずであり、後に新たなトラウマをプレイヤーに刻み込んだ。
- 「嫌疑に異議あり!ってことで、逆転判決を勝ち取るわよ!」
「ガイアセイバーズって名前だけ聞くと、正義の味方っぽいけどね」 - 対ガイアセイバーズ。前者は『逆転裁判』ネタ。後者については『スーパーヒーロー作戦』の主役部隊だった事を踏まえるととても皮肉に感じてしまう。……イングラムが第2次OGのガイアセイバーズを見たら何というだろうか。
- 「あなた、何たらもエクボって奴?」
- 対コンターギオ。これは映画『Avatar』ネタで、コンターギオの外見が同作に登場する「アバター」に似ていることと「痘痕も笑窪」の諺を引っかけている。
- 「あのフードの中身、実は美少女だったりしてね」
「やっぱり、中身が気になっちゃうわよね」 - 対ウンブラ。ある意味でお約束のネタだが、ウンブラの場合はどうだろうか?
- 「あれ、虎王機ちゃんのお兄さんか何か?」
- 対窮奇王。人目で見れば、確かに似ている。ちなみに超機人には違いないので一応同族ではある。
- 「朱雀王って言うと、悪霊退散な感じね」
- 対雀武王。1985年に連載が始まった『孔雀王』ネタ。
- 「あれで坊やが背中に乗ってたら昔話が始まっちゃうわね」
- 対応龍皇。『まんが日本昔ばなし』ネタ。ちなみに光龍の方にも同作のネタあり。
- 「美女に触手……特定のジャンルじゃ、お約束よね」
- 対サーヴァ・ヴォルクルス(合体形態のみ)。…スパロボ的に説明するなら、電撃スパロボVol.1及び『ジ・インスペクター』後期EDのエクセレン×アルフィミィ×触手の一枚絵といったところか。それでもわからない人はわからないままでいいと思う。
- 「ユーゼス、アインストと同じ過ちを犯してるって気づいてる?」
「まったく、夢見がちな年頃ってわけじゃないでしょうに!」 - 対ユーゼス。思い返せばアインストは新たな生命の源になろうとして失敗しており、ユーゼスもまた新人祖(=生命の源)になろうとしていた。ユーゼスはアインストの敗北の因果をも再現してしまったといえる。
IMPACT
- 「?新手の口説き文句ですか?」
- 第2部宇宙激震篇第1話「出撃」より。ブライトの「そうか、君が…」という発言に。盛大な勘違いである。マリアからは即「いや、そうじゃないでしょ」とツッコミ。
- 「わわわ、私なんにもしてませんけどぉっ!?」
- 同話にて、不用意にグレンダイザーへと近づいた事で、自動防衛システムが作動する危険性を感じたデュークから一喝され、大慌てで弁解する。
- 「また来たわね! あんましつこいと、あちこち手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせるわよッ!」
- 第2部宇宙激震篇第21話「錬金術師の想い」より。戦力を小出しに出現させ、エクセレンを包囲するアインストの意図の見えない戦略にイラついていた時、折り悪く(?)救援に駆け付けたラー・カイラムを新たな敵増援と勘違いして口にした逆ギレ発言。窮地を救いに来た筈の部下から、悪態を吐かれる形となったブライトの沈黙が怖い。ちなみにOG2では彼女を心配して駆けつけてきたリューネ達に言ってしまいリューネを激怒させてしまった。
- 「説明しましょう!まあぶっちゃけて言うと、みんな同じ考え方をするようにし向ける事ね」
- 第3部銀河決戦編第27話「マシンロボ・炎」終了後、ロムの「思想統制」という言葉が理解できなかった弁慶に説明好きな例の人の口上をマネして解説。…キョウスケからは「いきなりぶっちゃけるな」と突っ込まれたが分かりやすい解説ではある。(そのあとキョウスケも「まあそういうことだがな」と納得している。)
- 「わかるわよ…でも…このやり方じゃ…!大尉っ!」
- 第3部銀河決戦編第33話「忌まわしき記憶と共に」にて、シャアのアクシズ落としに対して。流石のエクセレンも第2部の頃からの長い付き合いであり、戦友だったシャアの凶行には驚きと怒りを隠せなかった…
OGシリーズ
- 「ぎゃあっつったか、今?」
- 漫画『Record of ATX』及び『OGS』版『OG』キョウスケ編第3話「斬られる前に斬れ」より。バスタオル姿でブリットに迫った際の台詞。さすがのエクセレンも「ぎゃあ」呼ばわりは許せなかったらしく、『Record of ATX』では青筋浮かべて睨んでいた。
- 「う~ん、まったく、敵もせっかちさんねえ。もっとムードってものを…」
キョウスケ「敵にそんなものは関係ないだろう」
ライ「ああ、まったくだ」
イングラム「遊びではないのだぞ」
「タ、タスク君…このメンツ…キツい…」
タスク「…そりゃそうでしょ。黙ってた方がいいッスよ、少尉」 - DC残党との最終決戦を前にしたブリーフィングで軽口を叩くも、運悪く場に居合わせたムッツリ3人衆に総叩きに遭ってしまった時のやり取り。さしものエクセレンもこの3人が揃い踏みではぐうの音も出なかったようだ。合掌。
- この後もまた懲りずにライを茶化す発言をしたため、今度はキョウスケ、レオナ、イングラムから総ツッコミを受け、「やっぱり、キツい…」と再び凹まされてしまった。合掌。
- 「あ、わかった! 私の実力と魅力に気づいて、誘拐しに来たとか!?」
「ああ…私って罪な女」 - 『OG』第30話「裏切りの銃口」より。エアロゲイターの狙いを模索するキョウスケに対して。おおよそ正解であった。
- 「何かどっかで見たことあるような、ないような…」
- 『OG』で初めてSRXを見た際の機体の目の部分に対する反応。言うまでも無く「バンプレストのロゴマーク」ネタである。だが、彼女の前世と思われる『IMPACT』世界のエクセレンは後に『30』において(プレイヤー次第だが)『α』世界のSRXと共演したので虚憶だった可能性もある。
- 「…やっぱ、いいなあ…あいつ…」
- 『OG』キョウスケ編第41話「ただ撃ち貫くのみ」より。キョウスケの啖呵に思わず惚気るエクセレンだったが、ブリットに聞こえていた為にツッコまれ、うろたえる。
- 「ハグ……してくれるの? マジで?」
- 『OGクロニクル』及び『OG2(OGS)』追加シナリオ第5話「狡兎死して走狗煮らるか?(後編)」より。冗談のつもりでキョウスケにハグをねだったら、「帰ってからにしろ」と返されて思わず悶絶。『OGS』では苦悶の表情になるだけだが、クロニクルでは口元を押さえて顔を真っ赤にしている。
- 「アステリオンねえ。何が何でもリオンってつけようってのね。んじゃ、そろそろレザ…とかアク…とか」
- OG2「流星、夜を切り裂いて」にてアイビスが合流した際。…後々両者とも参戦することになるとは流石のエクセレンでも予想していなかっただろう…
- 「究極の進化なんて…何の意味もないのよ、お嬢ちゃん」
- ノイ・レジセイアの命に従い、ヒトより優れた新たな生命の種子をもたらそうとするアルフィミィに向けて言った台詞。
- 「………………いい人達だったよね? みんな」
- 漫画『Record of ATX』において。コルムナ陥落、ラングレー陥落、ゼンガーMIAと辛い事が立て続けに起こっても笑顔でいたエクセレンが、弱さを見せた瞬間。
- 「キョウスケ!キョウスケ!スケスケ!ハイレグ!スケスケ!ハイレグ!」
「アタシもあのスーツ欲しい!アタシも!」 - 漫画『Record of ATX』において、アヤと初遭遇した際に、そのパイロットスーツを見て興奮しながらの台詞。キョウスケの反応は「落ちつけ それとしばらく黙ってろ」と一刀両断だが…。
- 「わぉ これ伝線したりしないの?しないの?」
- 漫画『Record of ATX』において、アヤに絡みながら。あのシースルー素材は相当気になるようだ。
- 「………ふうん」
- 漫画『Record of ATX』において、イルムからハンスの人物像とキョウスケ編第1話に当たるビルトラプターの空中分解事故の顛末を聞いたときの反応。言葉は少ないが、実際は目つきの鋭いマジ顔になっており、内心でも相当不愉快だったようである。
- 「両手が怪我で使えなくて担当看護師が天然気味の白衣で巨乳とかどんだけ思春期エロエロ妄想満開シチュエーションなのかと」
- 漫画『Record of ATX』において。怪我をしたブリットの看護担当がクスハだったことをこう言い表す。むしろ妄想全開なのはエクセレンである。
その暴走ぶりはイルムですらキョウスケに「今のうちにしつけとかんといずれ何かしでかすぞ」と忠告した。 - 「……わお、キョウスケ」
「おはようございます…」 - 漫画『Record of ATX』において、キョウスケに救出された際の台詞。エクセレン救出までずっと目からハイライトが消えるほど病んでいたキョウスケだが、救出して最初の台詞がこれで心配して損したと言わんばかりのしかめっ面になっていた。
- 「こないだの一件じゃ、私そりゃもお死んじゃうくらいに恥ずかしい思いしたのよ?」
「だ・か・ら、代わりに少佐が死んでね」 - 漫画『Record of ATX』において、オペレーションSRWでのイングラムとの戦闘時。やや冗談まじりの台詞だが、悪人にしか見えない笑顔で言っており、マジギレしたエクセレンの恐ろしさを見せつけた。この後のランページ・ゴーストまでずっとエクセレンはこの笑顔のままである。
- 「量産型ビルトシュバインって割には左腕装備八つ裂き光輪じゃないのね」
- 漫画『ジ・インスペクター Record of ATX』において、量産型ビルトシュバインの左腕の武装がサークル・ザンバーじゃないことについて。「八つ裂き光輪」とはウルトラマンが使用する切断技だが、これは投擲する技なのでサークル・ザンバーとはあまり似てない(一番近いのはリープ・スラッシャーである。一部作品では光輪技を手持ち武器として使う場合もあるが)。後に『IMPACT』世界のエクセレンは『30』でウルトラマンと共演している。
- 「ボインちゃんいらっしゃーい♡」
- 漫画『ジ・インスペクター Record of ATX』にてラミアと対面した際の発言。元ネタは『新婚さんいらっしゃい!』。
- 「究極的には『産まれたからには生きてやる』に行きつくでしょうけど」
「とりあえずあんなのはどう?」
「直視できる機会なんてメッタにないけどこういう事なんじゃないかしら」 - 漫画『ジ・インスペクター Record of ATX』にてリクセント奪還作戦後、自部隊の在り方に疑問を持つラミアに対し、民衆から喝采を受けるフェアリオン、そして自分達を見せる。「兵士は戦うだけが全てではない」ということをラミアに示した。そしてこの出来事は、ラミアに大きな影響を与えることになる…
- 「リアル堕天使ラヴリーエクセレン要望通りに華麗に復活♡」
「あッ怖い怖いってッキョウスケ怖いって!顔!」
「ここは無事の帰還を労るところじゃない!?見てよこのせくしーが爆発した艶姿を!」
「ブリット君とかぜったい鼻血ぶーだって!」 - 漫画『ジ・インスペクター Record of ATX』にてアインストから解放され復帰した際。この時はパイロットスーツが破れたまま現れており確かに非常にセクシーなのだがキョウスケの睨みにビビる。ちなみにブリットは「…うん通常運転だな」とあまり気にしていなかった。
- 「後は私がいなくなれば……あいつらの……」
- 『OG2』のエンディングにて、自分がアインストの因子を持つ最後の存在であることに引け目を感じて。しかしキョウスケは「お前はお前のままでいろ」と彼女を受け入れた。
- 「女の子の双子。お姉ちゃんの名前……レモン。それで、妹は……」
- 上記の直後。もし双子の姉妹が生まれたなら、生を全うできなかった二人の名前を付けたいと希望する。……ただし、後にアルフィミィは生存が判明するのだが。
- 「任務って言ってもねぇ……。オットセイちゃん達とボール遊びしたり、ペンギン帝国でフンボルトちゃんを探したり」
- OG外伝第9話での会話にて。さりげない形だが、ペンギン帝国云々はなかま亜咲氏の漫画『火星ロボ大決戦!(SRW未参戦)』及び『健全ロボ ダイミダラー』に登場する敵組織。寺田貴信氏が『火星ロボ』旧版コミックス第2巻帯にて推薦文を書いた繋がりと思われるネタ(ちなみにフンボルトは寺田Pお気に入りのキャラだとか)。が、まさかその後の作品でド直球なネタが来るとは当人も思わなかっただろう。その後の『ダイミダラー』自体の参戦は制作側自体も予想外だっただろうが。
- 「ラミア・ラヴレスの仇……あの子の生きる道を奪った罪。……ただでは済まさない」
- OG2.5及びOG外伝のヘルゲート内にて、ラミアを撃墜したユルゲンに対して。静かに怒っている様子だが、内心では腸が煮え繰り返っていたようである。
- 「義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重てぇ渡世の掟……ってな感じ?」
- OG2ndマサキ編より。高倉健氏の楽曲「唐獅子牡丹」の歌詞ネタ……だが、昨今のユーザーでわかる人はいるのだろうか?
- 「何て言うか……わざとツッコミ所を作って、 放置しているように思えない?」
キョウスケ「何のためにそんなことを?」
「ツッコミを入れてくる人達を叩くためでしょ。 あと、踏み台ね」
ブリット「罪人を仕立て上げ、それを討つことによって 名を上げるというわけですか」
カチーナ「ふん…… あたしだったら、もっと単純に因縁をつけるぜ。 あんな大芝居を打つ必要なんざねえ」
「そうよねぇ。 意図的に騒ぎを大きくしてる風にも見えるのよね」 - 第33話「偽面の報復者」において、ガイアセイバーズの人選について、話題になった時に理由を推測して。
- 「ねえ、アリエイルちゃん……全てを引き替えにしても、ってのはなしにしてね」
「今だけじゃなく、先のことも……この戦いが終わった後のことも考えて」
「それで答えが見つからなかったら、出撃前にした話をちょっと思い出してみて。ね?」 - OG2ndの第53話でアリエイルとドゥバンの正体を知った後、自分の命をなげうってでもドゥバンを止める気でいるアリエイルに対して言った台詞。
- 「ホント、呆れるぐらいに見事な悪女っぷりねぇ」
- 『紅の生誕祭(後篇)』にて、AI1を否定したという理由でミタールを殺し、それすらも平気で言うエルデを評して。もう一人の自分が見事なまでにエルデと真逆のキャラクターであることを考えると、こう思われるのも当然といえよう。
DD
- 「かなり思い切ったでしょ? …でもまあ、色男さん兄弟には悪いと思って相談はしたのよ、ちゃんと」
「そしたらね…レーツェルさんからむしろ派手にやってくれって言われたの。それが奥さんの手向けになるから、って」 - 2023年9月のショートシナリオイベント「黒鉄島の守護神」より。魔法少女作品『マジカルハートプリンセス セント・リクセ』のプロットを依頼されたはずがレーツェル・ファインシュメッカー主体の序章をお出しされたことで、披露した相手を悉く困惑させた後で、アーチボルド・グリムズが敵役として出演していたことへのツッコミに対して。そのあたりは弁えており、レーツェルおよび弟のライディース・F・ブランシュタインには事前に相談した末に当のレーツェルの意向が反映されたことが明かされている。
- …ちなみに、ライの方も事件の方は吹っ切っていたようで止めはしなかったが、それはそれとして呆れていたらしい。
30
- 「アズちゃん」
「過去にいろいろあっても、きっと乗り越えられるわよん。この部隊にいるなら、尚更ね」 - アズ版エーストークより、お酒と過去話の誘いを拒絶したアズに対して、突如呼び止めて助言を送る。
- アインストの精神操作から脱した後のエクセレンらしい内容とも言える。
- 「もしもし? その服は?」
- DLCシナリオ「貫く者達」のシナリオデモにて、スーツに対して「肩の凝る服は御免だ」と返したキョウスケに対するツッコミ。
- 「…この状況で私達だけ帰っちゃったら、ちょっと薄情じゃない? それにいつもと違って出番少なめだし」
- DLCシナリオ「貫く勇気」のエンドデモにて、元の世界へ戻れるようになるも、他の転移者達がまだ留まる事を聞いての一言。キョウスケからは「何の話だ?」と突っ込まれるが、これも一種の虚憶なのだろうか…
- 「んん~、ちょいと厳しいかも。」
「さすがのヴァイスちゃんでもあれだけの精密射撃を全部かわして懐に飛び込むのは難しいって感じ?」 - キーミッション「戦場に響く鈴の音」より。ファラ・グリフォンのザンネックによる精密射撃に対して、キョウスケが「対応できるか」と応じた際の答え。
- 「利用してきた人たちに裏切られてヤケクソになってるだけって感じもするけど」
- キーミッション「ザ・ディクテイター」/「ドリーマーズフォーエバー」にて、バイオリレーションを切られても尚「この私の偉大さと恐ろしさを!」と言い放つポセイダルをバッサリ。
- 「のれんに腕押し、ヌカにバンカー…。人の話を全く聞かないタイプね」
- 「天使たちの昇天」/「光あふれる未来へ」にて、計画が破綻してもなおやり直しを図るカギ爪の男に対して。釘ではなくバンカーな辺りがエクセレンらしいが。
- 「それはね、『オリジナルはゲシュペンスト』よん!」
- DLCシナリオ「その名もOGチーム」にて、OGの略を聞かれた際の返し。確かにアルトアイゼンとヴァイスリッターはゲシュペンストの改造機で、グルンガストは転移元の世界ではゲシュペンストと関連性がある等、今作におけるOG出典の機体の半分ほどはゲシュペンストとの関係を持つ機体が占める…が、このシナリオでは関連性皆無なサイバスターもチームに含まれていたためマサキが直後に苦言を入れている。
搭乗機体
- ヴァイスリッター
- ゲシュペンストMk-IIをベースとした空中戦用の機体。乗り換えは可能だが、実質的な専用機である。
- ライン・ヴァイスリッター
- アインストによって変異したヴァイスリッターで、原形を留めつつもアインスト特有の意匠を持ち、操縦システムが変わった、もしくは変異によって生体認証が組み込まれたのか、エクセレン以外には扱えなくなった。
- 量産型ゲシュペンストMk-II
- OGシリーズのストーリー上、一番最初に搭乗した機体。後にラッセルに譲られた。GBA版ではリュウセイ編で手に入るゲシュペンストと異なり、海の移動適性がない。
余談
- COMPACT2やIMPACTの後に発売された『NAMCO x CAPCOM』の小牟は、開発スタッフの影響もあって、キャラのイメージがエクセレンに似ていると言われる。直接的な関連性はないものの、『無限のフロンティア』では彼女がエクセレンの口癖を真似る場面があり、専用装備としてATXジャケットも存在する。『EXCEED』に至ってはアルフィミィがエクセレンと見間違えた。
- 名前の由来はアメリカの銃器メーカー「ブローニング・アームズ」から。
- エクセレンは当初から声は水谷優子氏が担当する事が決まっていた。水谷氏の死去後も新作のアニメ化などが決まらない限りは変更の予定はないと寺田Pは語っている(ゲームに関しては完全に変更はない)。
商品情報
- 抱き枕カバー「エクセレン・ブロウニング」:マッチングワールド(まちキャラ)よりゼオラ・シュバイツァーと共に販売された。スパロボ公式サイトでもグッズページに情報が載っている。イラストは両面、河野さち子氏の描き下ろし。
- 上のエクセレンのキットを仕上げるという企画が、TV東京系「TVチャンピオン」にあり、そのナレーターにエクセレン役の水谷優子氏が『エクセレン・ブロウニング』役として出演した。
脚注
- ↑ 『30』Steam英語版にて確認。
- ↑ 追悼 水谷優子さん | スーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」及びうますぎWAVE第491回
- ↑ 河野さち子氏のツイート(2016年5月19日)
- ↑ 劇中では基本的に「フォウリィ」と呼ばれているが、元ネタの台詞の際は常にフルネームを名乗っている。
- ↑ 『ロボダッチ』の「ガマロボ」や『忍者じゃじゃ丸くん』の「ガマパックンの術」等。余談だが『ロボダッチ』の「タマゴロー」は少年時代の原作版ドロロ兵長の宝物だった(アニメ版では著作権問題から「ジオン軍の紋章付きオルゴール」に変更されている)。