ハロ | |
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外国語表記 | Haro[1] |
登場作品 | ガンダムシリーズ |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
サブパイロット 強化パーツ |
スペック | |
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分類 | AIモジュール |
概要
大きさはサッカーボールぐらいで、基本は緑色。ガンダムシリーズのマスコットキャラクターとしてアニメ以外でも様々な媒体に登場しており、ハロを模したグッズも実際に発売されている。
なお、本項ではSRWに未参戦の作品のハロについての扱いは割愛する。
機動戦士ガンダム
『機動戦士ガンダム』ではアムロ・レイが作成し、フラウ・ボゥにプレゼントしている。ホワイトベースでは、カツ、レツ、キッカの良い遊び相手になっていた。最初期はアムロが1から制作したとされていたが、後に「SUN社が制作した市販ロボットをアムロが大幅に改造したもの」と設定が変更された。
機動戦士Ζガンダム / ΖΖ
『機動戦士Ζガンダム』の時代には、市販化され、一年戦争の英雄であるアムロやブライトの名がインプットされていた。初代と異なり手足はない。後に言葉を覚えたのか、カミーユやファの名前も呼んでいる。
カミーユが拾って修理したのもこのタイプ。ちなみに、ハロの修理作業に没頭してミーティングに遅れたカミーユはウォン・リーの修正を受ける羽目に。アーガマでは、シンタとクムの遊び相手になっていた。
また、同作のEDでゴムボールもかくやという勢いでバウンドしていた事でも知られる。このハロの表面は弾力性のある素材でできているのだろうか。
『機動戦士ガンダムΖΖ』にも引き続き登場。
なお、市販するにあたっては「SUN社がアムロから逆ライセンスを得て再商品化された」と設定されている。
『機動戦士ΖガンダムDefine』では設定が変わり、アムロがカミーユに自分が所持していたハロを譲り渡している。おそらくこれが“2代目”と思われる。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
本作では“3代目”をアムロが作成し、ハサウェイにプレゼントしている。だが、ハサウェイがラー・カイラムから抜け出した後、ブリッジに取り残されてしまった。
機動戦士ガンダムUC
バナージが5歳のクリスマスに父親(ただし、送り主等は伏せている)から贈られた。作中には「1年経たずしてブームは過ぎ去り、製造元もアフターサービスを中止した」とあり、バナージは独自の改造を施して持ち歩いている。バナージの改造によるものか不明だが、自ら跳ねて移動することができる。
バナージの年齢から逆算すると、このハロは上述のカミーユが修理した物と同タイプになる。
劇中はバナージが地球に降下したため、ミコットが預かっている…が、ネェル・アーガマが袖付きに占拠された際にはネオ・ジオン兵の後頭部に思い切り叩きつけられる場面が存在する。
機動戦士Vガンダム
ウッソの所有するメカ……だがこの作品では一個のキャラクターとして強い存在感を見せる。
2代目同様の手足が無いタイプだが、犬のフランダースが走るのと同じスピードで跳ね回ることができる。宇宙に上がった後はワイヤーガンとガス噴射が追加され、無重力の艦内を自在に動き回れるようになった。
『スターウォーズ』のドロイドR2-D2の如くかなりの高性能で、モビルスーツに同乗してナビゲーションをしたり、潜入した基地で電子ロックを解錠したり、記録した映像をシャボン玉のスクリーンに映し出したりした。挙げ句の果てにはV2ガンダムのコクピット回路に直結させて警戒任務までやらせていた。
なお、TV放送時のCMアイキャッチにも登場していて、回を追うごとに巨大化していく。演者の松本氏のアドリブもあり、富野由悠季監督曰く「歴代の中でいちばん妙なハロ」[2]。
機動戦士ガンダムSEED
『機動戦士ガンダムSEED』では、アスランが大量に作り、ラクスにプレゼントしている。
∀ガンダムを模したと思われるヒゲ付きのハロ(ただし、ヒゲはペイント)や、ラクスのお気に入りの「ピンクちゃん」等が登場する。ピンクのハロは電子ロックの開錠機能が備わっていて、アークエンジェルでは軟禁中の部屋からラクスと共に無断外出していた事もあった。ちなみに、他のハロ達にも何らかの機能が備わっているらしい。なお、大きさは初代の4分の1程度(ソフトボールぐらいの大きさ)となっている。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、ミーア・キャンベルが赤いハロを所持。こちらは英語をしゃべっていた。キラのものとおぼしきノートパソコンにもハロのスクリーンセーバーが使用されている。
また、ラクスのピンクハロも再登場。改良が加えられたらしく、特殊部隊の侵入の察知やラクスへの暗殺の察知、フリーダムの格納庫への扉を開ける為の鍵を持っているといった、以前より高度な機能が備わった。また、言語のレパートリーも若干だが増やされた。
機動戦士ガンダム00
ソレスタルビーイングが所有するサポートメカ。情報収集やメカニック等の補助作業を担当している。機密保持のため人員が最小限に抑えられているソレスタルビーイング、特にチームプトレマイオスにとってはなくてはならない存在。また、これまでのハロと違い蓋を足としたものではない立派な足が付いているのも特徴。
劇中で最も有名なのはロックオン・ストラトス兄弟が所有するオレンジハロで、『機動戦士Vガンダム』のハロと同じような役割を果たしているが、狙撃中の機体自体の操縦、2ndシーズンでは加えてビット制御まで行う等その役割は明らかに補助ロボットの域を逸脱しており、ロックオンの相棒発言の通り、操手と射手のような関係となっている。
また、紫ハロ(HARO)のみ目付きが釣り目になっており、若干悪目な印象。また、劇中から80年前の世界から既に存在が確認されている。
2ndシーズンでは赤ハロが登場し、オーライザーに搭載されているサポートメカとしてオーライザーの操縦、ダブルオーガンダムとの合体、合体後のダブルオーライザーのツインドライヴシステムの制御を担当した。また、戦闘に不慣れな沙慈を補助し、彼の相談相手の役割も果たしている。
劇場版では、ガンダムサバーニャ用に青ハロが増設された。オレンジハロと共に複雑になったサバーニャのシステムの処理を担当する。
また、劇場版においてダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型(のオーライザー)には引き続き赤ハロが搭載されているが、劇中でティエリアがラファエルおよびセラヴィーIIを自爆させた際にダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型も爆発しているため、おそらく赤ハロもそれに巻き込まれたものと思われる[3]。
機動戦士ガンダムAGE
フリット・アスノが作成したAGEシステムのサポートロボット。PCモード機能を持ち、AGEシステムにデータの転送などを行うことが出来る。足はついておらず、跳ねたり転がったりで移動する。章をまたぐごとに所有者もフリットからアセム・アスノ→キオ・アスノへと代替わりしていった。
アセム編ではAGEシステムのサポートというよりは主にアセムのプライベートPCとして使われ、学生時代の写真を保存していた。アスノ邸のセキュリティシステムとも連動しているようで、いざというときはハロを介してトラップを発動していた。
キオ編ではPCとして使われることはほとんどなく、ペットロボットとしてキオに随伴していた。
面倒見がよく、イワーク・ブライアの娘・リリアやディーヴァに緊急乗艦したユウ・タク・ルッカといった子供たちからの人気は高かった。性格はロボットらしく無機質だが、ブルーレイ豪華版最終巻の特典イラストではキオ所有のエッチな本を顔を真っ赤にしながら読んでおり、感情回路が組み込まれている可能性も示唆されている(ただのギャグ描写かもしれないが)。
エピローグでは開発者にして初代相棒のフリットに抱えられている姿がガンダム記念館所蔵のアスノ家の肖像画に描かれていた。
その他
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』では、ベラ・ロナが飼っている同名のオウムが登場、ガンダムシリーズの名台詞を連発していた。つまり、何者か(おそらくはベラ)がガンダムシリーズの名台詞を教え込んでいたという事になる。
『ガンダム Gのレコンギスタ』では、ハロに酷似した環境測定ロボット「ハロビー」が登場しており、ノレド・ナグが所有するハロビーは自分の名とベルリの名を取って合わせた「ノベル」と名付けている。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』では2期最終話のある場面に密かに登場している。
『SDガンダム外伝』では媒体ごとに様々な「ハロ」が存在しており、FCゲーム「ナイトガンダム物語」ではフラウ姫のペットの犬として登場。一方でその続編『ナイトガンダム物語2』及びGBゲーム『ラクロアンヒーローズ』ではリアルガンダム世界そっくりのハロが登場するが、このハロが生物なのか機械なのかは不明。さらにその後のシリーズではハロに翼と脚が生えた姿の伝書鳩までいるなど、スダ・ドアカワールドのハロの生態は謎に包まれている。
登場作品と役柄
基本的にシナリオに絡む事は少ないが、原作でマスコット以上の活躍を見せる場面があった『機動戦士Vガンダム』『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダム00』のシナリオが再現される場合などは、ちゃんとシナリオでも見せ場がある。シナリオにおける主な役割は、機械いじりが好きなキャラクターとアムロ or アスランを会話させる事にある。強化パーツとしてのハロについては後述。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 前作同様EDに登場するのに加え、精神コマンドテレポート使用時のカーソルアイコンとして登場。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 終了画面でお疲れと言ってくれるが、アル同様本編には出ない。しかし、人工知能のグラフィックがなぜかハロになっており、機械獣やメカザウルスと戦うとしばしばお目にかかる。
- スーパーロボット大戦EX
- 本編には出ないが、『第3次』同様、人工知能のグラフィックがハロになっている。また、スーパーファミコン専用マウスを使った場合、ハロを転がすお遊びが可能。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 人工知能としては登場しなくなった[4]。が、精神コマンド脱力使用時のエフェクトとして登場。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 更に、メモリーカードのセーブデータブロックアイコンとしても登場。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 強化パーツとして初採用。
αシリーズ
シリーズを通して強化パーツとして登場。
- スーパーロボット大戦α
- 『Vガンダム』設定のハロがウッソのサブパイロットとして登場。松本梨香氏のボイスが収録された(ただし声にエコーがかかっており、原作とは少し雰囲気が異なる)。非常に優秀な支援系の精神コマンドを持つが、SPが少ないのが難点。
- 強化パーツとしても登場する。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 前作に引き続きウッソのサブパイロット。なお、ハロの精神のために修理や補給をしても、経験値がもらえるのはウッソだけなので注意。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 『Vガンダム』が参戦作品から外れたため本作では強化パーツとしてのみの登場。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 強化パーツとしては通常のハロのほか、『SEED』のピンクハロが登場する。こちらはハロを一回り落とした性能である。また、ラクスの顔グラフィックの1つにピンク色のハロを手にしたものがある。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 『ガンダム00』設定で登場。オレンジハロ役の小笠原亜里沙氏は本作でSRW初参加となる。
- 強化パーツとしても登場するが、ロックオンが離脱した際に、エースになっていると強化パーツのハロが手に入る。つまり、ロックオンが所持するオレンジハロは強化パーツになってしまったという事に……。
- また、ネーナのHARO(紫ハロ)は敵サブパイロットとして登場。担当声優の入野自由氏は本作でSRW初参加。
- ちなみに、破界篇・再世篇ともに最初に手に入る強化パーツとしてのハロは、なぜかテロリストが持っており、ジェノサイドロンに積んでいる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『00』設定。ダブルオーライザー搭乗の赤ハロが登場。サブパイロットには登録されないが、掛け合い要員として高山みなみ氏のボイスが収録されている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『UC』版ハロと『00』版ハロが登場。
- 『UX』同様に青ハロが登場するが、『第2次Z』のハロの精神コマンドを半分に分けているためオレンジの方が構成上主に使われる。
- ちなみに、今作で最初に手に入る強化パーツとしてのハロは第32話「忘却の霧の中」における、パラダイムシティに秘蔵されていたジェガンからである。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 今回は『UC』版は登場せず、『00』版のみ。ロックオンのエーストークでも登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 強化パーツとして登場する。本編には『V』設定でウッソのサブパイロットとして登場する。
- 今回はある場面で映像記録の能力が活用され、男性陣・女性陣それぞれの結束を深める結果となった。その一方で、男性陣と女性陣の間の溝も深まったが……。
- スーパーロボット大戦W / スーパーロボット大戦K
- 『SEED』のピンクハロが強化パーツとして登場。
- スーパーロボット大戦UX
- 『劇場版00』設定で登場。原作に合わせて新たに青ハロがガンダムサバーニャのサブパイロットとなった。
- スーパーロボット大戦BX
- 『00』版ハロ(オレンジ・青)と『UC』版ハロに加え『AGE』版ハロが初登場。ソレスタルビーイングのハロは『UX』と殆ど変わらないがデュナメスリペアがスポット参戦のみで、正式参戦時でサバーニャに乗り換えているため青ハロがサブパイロットになっている。バナージのハロはシナリオデモで登場。キオのハロはディーヴァ乗艦経緯が原作と異なるので留守番でもしていたのかシナリオデモで一切登場せず、エンディングでようやく顔を見せる。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 『00』版のオレンジ、青ハロがサブパイロットとして登場。『Ζ』のハロ、『SEED DESTINY』のピンクハロは強化パーツとして登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ガンダムチームのEDに登場。
- 新スーパーロボット大戦
- 『V』版のハロがキャラクターデータに登録されているが、本編には出てこない。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- ハロとピンクハロの双方が強化パーツとして登場。後者は購入特典キャンペーンで配布の限定パーツ。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『00』版のオレンジ、赤ハロがサブパイロットとして登場。『V』版のハロ、『00』のHARO、青ハロはグラフィックなどには描かれてるが、サブパイロット登録はされていない(内部データでは搭乗している扱いとなっており、Pコスト上限がその分高い)。ガンダムデュナメスとケルディムガンダムには完全同名のハロ名義でサブパイロットにいるが、同時編成には問題ない。
- 『Ζ』のハロをファ・ユイリィが立ち絵で待っているが、こちらはグラフィックのみで搭乗はしていない扱い。
- スーパーロボット大戦DD
- 『00』1st設定。序章ワールド3にて、ロックオンのサブパイロットとしてオレンジハロが登場。
- スーパーロボット大戦30
- 『V』設定。宇宙ルート「旅立ちの日」よりウッソのサブパイロットとして参戦。
関連作品
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- ゼウスの総司令であるネットワークコンピューター「ハロ9000」が通信時にハロの姿で現れる。…当のハロ本人はなんとアムロの家の犬小屋にいる。
パイロットステータス
現時点でサブパイロットとしての能力を有しているハロは『Vガンダム』モデルと『ガンダム00』モデルのみ。
精神コマンド
『Vガンダム』設定
- α
- 偵察、ド根性、激励、幸運、脱力、再動
- α外伝・α for DC・D
- 偵察、ド根性、加速、幸運、必中、激励
- 30
- 根性、分析、加速
- 3枠しか習得せず、αシリーズの「脱力」「再動」「必中」のような負担率の高い精神が軒並み無くなっている。
- 加速は最後まで使っていけるが、根性はウッソが中々被弾しない・分析は他にも使えるパイロットが大勢いるため、編成や戦術によっては暇になりがち。
『ガンダム00』設定
- 第2次Z
- 偵察、集中、分析、かく乱
- UX、BX(オレンジ)
- 偵察、集中、狙撃、てかげん、かく乱
- UX、BX(青)
- 加速、信頼、応援、順応、鉄壁
- サバーニャに乗り換えた際に追加される
- 第3次Z、V(オレンジ)
- 集中、分析
- 第3次Z(青)
- 偵察、かく乱
- V(青)
- 根性、かく乱
サポートアビリティ
- ネーナのパートナー
- SSR。『ガンダム00』出典(HARO)。攻撃力特大アップ。
- ガンダムスローネドライのみ効果発動。
名(迷)台詞
SRWのゲーム内では、ハロのセリフは全てカタカナ表記。それがマスコットキャラとしての愛嬌を生んでいる。
機動戦士ガンダム
- 「アムロ、ゲンキカ? アムロ、ゲンキカ?」
- アムロが所持するハロの元気付けのセリフ。
- 「アムロ、ノウハレベル、オチテル、レベル」
- さりげない台詞だが、これは実際触れずとも人のバイオリズムを特定できるという超性能である。
機動戦士Zガンダム
- 「ハロ、ビョウキ! ビョウキ!」
- 第24話より。カミーユ曰く「ハロの調子が悪くなった」時の訴え。カミーユはフォン・ブラウン潜入中にカツに「直しとけ」と頼むが、この訴えの後、カツに邪魔とばかりに蹴飛ばされる。
- 「ブライト、オコッテル! オコッテル!」
- 第30話より。シンタとクムを格納庫に入れた事でカミーユとファを叱っている際、ブライトを茶化した際の台詞。
機動戦士Vガンダム
- 「ウッソ、ガンバル! ガンバル!」
- ウッソが感電して操縦桿から左腕が抜けない局面をハロは口で丸かじりして助け出すが、殉職…。しかし、勿論メカなので復活する。
- ちなみに、上記の場面は『機動戦士Vガンダム』のキャラクターデザインを担当した逢坂浩司氏が「忘れられないシーン」として挙げている。
- 「ヤベーゼ、アニキ」
- 第35話でウッソが敵艦潜入する際の台詞。復活後は妙な言葉(江戸っ子の口調?)を覚えている。ウッソ自身もやや困惑気味に「そんな言葉いつ覚えたの?」と聞き返している。
- なお、『D』では、男性陣による女性陣の映像鑑賞会が見つかった際にも発言している。それは確かに「ヤベーゼ、アニキ」。
- 「V2ヲマカサレタッテドウスルノ? ミセバ? キンチョー!」
- 第50話より、エンジェル・ハイロゥでの最終決戦時、操縦席を離れるウッソに操縦回路に直結されたときの台詞。
- この後カテジナのゴトラタンと対峙するが、体当たりで追い払っている。
機動戦士ガンダムSEED
- 「テヤンディ、テヤンディ」
- ピンクハロを象徴する台詞。
- 「オマエモナー」
- ピンクハロが時折発する台詞。ネット掲示板のアスキーアートで使われる台詞と同じ事に驚いた視聴者多数。ちなみにこの台詞、ラクスが教えたものである。[5]
- 「ミトメタクナーイ、ミトメタクナーイ」
- さながらシャアのセリフ。
機動戦士ガンダム00
ここでは、ロックオン・ストラトス兄弟が所持するオレンジハロの台詞を取り上げる。
- 「ミンナ、ナカヨク! ナカヨク!」
「ワァー!」 - 1st第7話より。某所の浜辺で険悪な様子だった刹那とティエリアに対してこう呼び掛けるも、直後に寄せてきた波にさらわれてしまった。
- 「アイタカッタ! アイタカッタ! ニイサン! ニイサン!」
- 1st第17話より。紫ハロ(HARO)と再会して歓喜した様子を見せるオレンジハロ。しかし、当の「ニイサン」は弟の事を知らず、あっさりと払いのけてしまう。その後もオレンジハロは「ニイサン」の事を気にかけていた。
- 「ロックオン! ロックオン! ロックオン! ロックオン……!」
- 1st第23話より。大破したデュナメスがプトレマイオスに帰還して、「全員無事だった」と喜ぶクルー達だったが、直後にデュナメスから届いた通信は、亡き主の名をひたすら呼び続けるオレンジハロの音声であった…。
- ガンダムシリーズに登場する歴代ハロの台詞の中でも、格別に悲しみを感じさせる名台詞であろう。
- 「ロックオン、イキテタ! ロックオン、イキテタ!」
- 2nd第2話より。ライルと初対面した際の台詞。オレンジハロでも、ニール(兄、初代)とライル(弟、2代目)の区別は付かないらしい。
- 「ネライウツゼ! ネライウツゼ!」
- 2nd第3話より。ライルの初実戦時に「こういう時、兄さんならなんて言ってた?」と尋ねられて。
- ライルとニールでは「狙い撃つぜ」の言い方に差異があるのは、これが理由の一つかもしれない(オレンジハロの発音では、細かなイントネーションまでは伝わらない為)。
- 「アアアアァァァ……」
- 2nd第9話より。プトレマイオス2が大気圏を離脱する際の悲鳴。
- この時、プトレマイオス2は上昇のためにほぼ垂直になっていたため、たまたま廊下にいたであろうオレンジハロはなす術もなく転がって行くのだった…。
- 「ワンセコンド、カノウ! ワンセコンド、カノウ!」
- 2nd第25話(最終話)より。敵機ガデッサの猛攻によって満身創痍となったケルディム。不利な状況を打開すべく、ライルはオレンジハロに「トランザムは(可能か)?」と尋ねた際のオレンジハロからの回答。
- そして、ライルはケルディムに接近して来たガデッサからの攻撃を「1秒だけのトランザム」で回避。ガデッサの後ろを取って、逆転勝利を収めるのであった。
機動戦士ガンダムAGE
- 「キオ、オツカレ! キオ、オツカレ!」
- 最終話。ウェンディと共に最後の戦いを見守り、見事ヴェイガンギア・シドを撃破したキオに対して。
- 歴代ハロと比較して出番はやや地味だったが、アスノ家三世代の戦いを50年もの間見守ってきたのは、他ならぬハロであった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ガォォォォォン!!」
- 正確にはハロの台詞ではなく、本来は機械獣やメカザウルスの鳴き声である。
- しかし、『第3次』、『EX』ではそれらに搭載されている人工知能の顔アイコンがハロだったため、こちらにも分類した。シュール…。
- 「歌ニモ ナッテイルカラ 有名ダゾ。チナミニ 身長ハ 57メートル」
「ウッソ、チズルノ データモ 入手シテイルゾ」
「無理スルナ、ウッソ」 - DC版『α』第17話「GR対GR2」にて追加された台詞。ロペットとのデータ交換で得たコン・バトラーVのスペックを解説した後、ついでとばかりにちずるの個人情報も開示しようとするセクハラ属性を発揮した事で、ウッソを大いに狼狽させた。
- 「泥棒ハ ヨクナイ!」
- 『α(DC)』第23話宇宙へ向かうルート「始動ダブルゼータ」より。ラビアンローズで知り合ったリィナから、シャングリラ・チルドレンの面々がMS強奪を画策している事を聞かされての一言。仰る通りです。
- 「ソウダ! 失敗シテモ 焦ッテ リセットヲ 押スナ!」
- 『α』第56話「ジオンの幻像」にて。このステージでは4分以内のコロニーレーザー到達に失敗してもゲームオーバーにならない事を指摘した、あまりにもメタな台詞。
- 「ロメロ、逝クナ! ロメロ、逝クナ!」
- 『30』DLCミッション「いくつものVを重ねて」でV2ガンダムに同乗しているロメロが「いつお迎えが来ても大丈夫な覚悟は出来とるわ!」と発言した直後に。
強化パーツとしてのハロ
強化パーツとして登場する事もあり、基本的にはこちらの出番が多い。強化パーツの性能としては、運動、命中、移動、射程など複数の要素を一度に強化する非常に強力なものであり、リアル系のエース機に装備させるか、真・ゲッター1やマジンカイザーなどのある程度回避も出来る強力なスーパー系の能力の底上げなどに使うのが定石。機体の機動性を全般的にあげるイメージは『機動戦士Vガンダム』でのハロの活躍をモチーフにしていることが伺える。どのSRWでも入手困難なレアパーツであり、主にハマーンなどのリアル系のボスクラスのパイロットを倒すと入手できる。彼女達が機体にハロを乗せている姿や、どうやってハロを入手したか等を想像するのは野暮というものである。
元々この複数の要素を一度に強化する効果を持ったパーツはファティマであったが、エルガイムの未参戦に伴いハロに置き換えられた。OGシリーズでは高性能電子頭脳に置き換えられ、宇宙世紀ガンダムシリーズが未参戦となった『J』以降の任天堂携帯機作品でもOGシリーズから逆輸入する形で超高性能電子頭脳になっている。
- CB
- 移動力+2、運動性+15、限界反応+20
- 強化パーツとして初採用。しかし装備画面ではバグで「ハロす」と表示されてしまっている。
- 64
- 移動力+2、運動性+25、限界反応+40、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1
- 効果が底上げされた他、武器の射程を延ばす効果が追加された。射程は任天堂携帯機には引き継がれるが、据置機での採用はしばらく先になる。
- α、COMPACT2、IMPACT、COMPACT3
- 移動力+2、運動性+20、限界反応+30
- 旧シリーズと効果は同様だが、効果が底上げされている。ちなみにこの値は『F』や『COMPACT』のファティマと同じなので、そちらの代替という意味が強い。
- α外伝
- 移動力+2、運動性+25、限界反応+35、全ての武器の命中率+25%
- 命中に運動性が反映されるという概念が廃止された為か、武器の命中率を上げる効果が新たに追加された。
- A、AP
- 運動性+30、射程+2
- 武器の射程を+2するという珍しい効果がある反面、移動力に加えて、『A』では限界、『AP』では命中が伸びないという仕様になっている。
- R/D/GC(XO)
- 運動性+20、全ての武器の命中率+25%、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+2
- 『α外伝』と同じ理由で命中率を上げる効果を得たが、移動力が伸びないのは『A』と同じ。この仕様のままOGシリーズ及び『J』・『W』・『K』の(超)高性能電子頭脳に引き継がれる。
- 第2次α/MX/第3次α
- 移動力+2、運動性+20(『第3次α』では+25)、全ての武器の命中率+20%、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1
- 武器の命中補正は下がってしまったが、据置機でも武器の射程を延ばす効果も追加され、ますます強力になった。また、移動力が上がるので、小隊の移動力を上げるのに役に立つ。
- W/K
- ピンクハロのみ登場。一マス移動するごとに資金+100。
- Zシリーズ
- 移動力+2、運動性・照準値+25、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1
- 全作品共通の効果。運動性、照準値はそれぞれ個別の強化パーツより効果が上でこれ以上の効果を持つのは『鋼の魂』のみ(『勇者の印』は同等の効果』)。
- OE
余談
- ハロを演じる声優は、別キャラクターとの兼役である。
- 『機動戦士ガンダムUC』の原作者である福井晴敏氏は2002年に漫画雑誌『ガンダムエース』編集部から連載依頼があった際に、当初は『UC』ではなく、ある商社マンがハロを商品化させようとアムロにコンタクトを取ろうとするコメディ作品を書こうとしていた。しかし、関係者から「真面目にやってくれ」と一蹴されて没になった、という小話が『UC』Blu-ray Disc第1巻の小冊子にて語られている。
- 株式会社サンライズが版権を持つ作品の映画や配信作品の上映前、またDVDおよびBlu-ray Discを再生した際に企業のロゴマーク「SUNRiSE」の映像が表示されるが、その時に画面手前から転がってきた黄緑色のハロが飛び跳ねて「i」の「・」の部分に変化するという演出がある。
- サンライズの子会社として存在していたゲーム会社「サンライズインタラクティブ」は、ハロを歴代サンライズ作品のロボットに変身させて戦わせる『ハロボッツ』というゲームシリーズを展開していた。なお『ハロボッツ』シリーズの登場作品にガンダムシリーズはクレジットされておらず、ハロ以外のメカも登場していない。
脚注
- ↑ CHARACTER、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。
- ↑ 角川書店『キャラクターボイスコレクション 女性編1』154頁。
- ↑ ちなみに、この時の自爆でパイロットであるティエリアの肉体および赤ハロが喪われたが、ヴェーダと一体化していた彼にとって、肉体を喪失しても全く痛痒を感じていなかった。そのため赤ハロはファンから、劇場版におけるソレスタルビーイング側の唯一の戦死者と評されている。
- ↑ これに関してはサンライズのスタッフにやめた方がいいと言われた為であると生スパロボチャンネルにて語っている。
- ↑ どういうことかというと、ドラマCD『featuring SUIT CD』収録時に三石氏がアドリブでこの台詞を入れたところ、「アスランが作ったばかりなのでまだ覚えていないから台本通りで…」という理由でNGとなり、もしやと思ってラクスが教えたのか否かをスタッフに確認したら「そうです」と返されたことを氏がラジオで暴露した。
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