ロボット大図鑑は、スーパーロボット大戦シリーズのオプションメニューのひとつ。
概要
『第4次スーパーロボット大戦』から採用されたギャラリーモード。基本的にキャラクター事典とセットで実装されている。
マップなどにロボットが登場することで図鑑登録され、基本的にクイックセーブ等と同様にシステムデータ上で管理される。
図鑑内ではグラフィック・解説・全長・重量といったロボットの詳細情報が記載されるが、実装当初は資料が乏しかったこともあり、解説文については正確性や記載量が少なめであり、余談などでお茶を濁すような記載までされる状態であったが、『スーパーロボット大戦α』以降は著作者からの資料の提供や70~80年代作品の映像ソフトリリースもあって正確性が改善され、記載内容も充実していった。
基本的に据え置き機作品で採用されている。達成率を100%にするのはプレイヤーのプレイ目標達成の一つであるが、隠し要素の関係上、キャラクター事典よりも難易度は高い。当初は収録率が表示されていたが現行作品では攻略本などで調べなければ収集率は分からなくなっている。
図鑑に登録されても一度もクリアしていない場合は簡潔な記載になっている場合が多く、クリア後に記載が大幅に増える。ただし隠し要素で入手できる機体は条件によっては、クリア後に周回プレイした場合に入手する事が多いため未クリア時の記載を見た事がないプレイヤーも多い。
作品別トピックス
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初出作品。ただし、ヒュッケバイン、グルンガスト、ハイパー化した敵オーラバトラー、「地球製スペイザーと合体したグレンダイザー」3形態は登録されない。
- また、GP-03ステイメンはデンドロビウムにしてから分離させないと、登録されない。更に、SガンダムはGクルーザーを登録させないままEx-Sガンダムにパワーアップさせると、Ex-S版のGクルーザーしか登録できなくなる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 登録されるユニットはSFC版と同じだが、シナリオ「トータル・バランス」でガラバがマップ上に登場しても図鑑登録されない。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 同作よりステータス画面から図鑑への遷移が可能となった(キャラクター事典も同様)。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- バグによりドミニオンが図鑑登録されない(ただし、ステータス画面から確認する事は可能)。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z / 第3次スーパーロボット大戦Z
- 原作ストーリーが『第2次Z破界篇』および『第3次Z時獄篇』の時点で完結していない参戦作品は、解説がそこ止まりとなっている。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 「ユニットデータ」名義。グラフィックはユニットアイコンが表示されるのみで、ロボットの全身像は表示されない。
- またバンプレストオリジナルの敵メカは登録されない。
- 新スーパーロボット大戦スペシャルディスク
- 『新』本編とは違って最初から全ユニットが登録されている。バンプレストオリジナルの敵メカや、本編では没となったユニットも載っている。
- スーパーロボット大戦GC(スーパーロボット大戦XO) / NEO / OE
- 機体の3Dモデルを回転・拡大して閲覧が可能(『GC』は拡大不可)。
- 『OE』では味方機の最大算出ダメージが記録されるが、スポット参戦の機体には記録されず、正式加入直後もそのミッションを終えた時の形態のものしか記録されない。敵機体はドロップパーツのテーブル閲覧も可能。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 所持しているユニットに関してはステータス画面でキャラクターとロボット両方の解説文が閲覧できる。
- Ver.2.4から「ユニット図鑑」モードが追加。ロボット大図鑑とキャラクター事典が事実上一体化している他、ユニットのステータス画面がそのまま図鑑として登録される。自分が所持しているユニットのみ図鑑に登録されるが、1度登録されればユニットを手放しても図鑑に情報は残る仕様となっている。
- 期間限定参戦のユニットは図鑑には登録されないが、上記の通りステータス画面が図鑑とほぼ同じ役割を果たす為、ユニットを所持している限りは正式参戦ユニットと同じように情報を閲覧出来る。
- またユニットの登録数に応じて、Ωクリスタルを報酬として入手できた。
- オフラインアーカイブ版(Ver.5.6)では期間限定参戦ユニットも図鑑登録され閲覧が可能。
- スーパーロボット大戦DD
- 「ロボット図鑑」名義。ワールドクリア時に一斉に図鑑が更新される。一般兵搭乗の機体などは一部登録されないものがある。
- また制圧戦のOG出典のボスに関しては、登録するために一度交戦する必要がある。
関連作品
- リアルロボット戦線
- SRWと違って同一機体の変形形態は別項目にされていない。機体の3Dモデルも閲覧することができ、更に変形させることもできる。
- また、ある機体が登録される事で発生する隠しシナリオが存在する。