神隼人 (OVA)
ここではゲッターロボシリーズのOVAに登場する神隼人について説明する。TV版については「神隼人」を参照。
概要
TV版の神隼人と共通する設定も多いが、作品毎に細かな設定も変わってくる。作品によってはゲッター線を憎んだり、欲したりする。
竜馬同様、以下で紹介されている各作品の隼人は、その存在している世界観と共に全て別人であるので、その点には注意。
真ゲッターロボ 世界最後の日
元ゲッターチームのメンバー。早乙女博士を殺した張本人だが、博士の意志を継ぐ為に逃亡する。 13年後にタワーの艦長を務める。
竜馬、弁慶と共にゲッター線の元へ旅立った希有な隼人でもある。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
元ゲッターチームのメンバー。恐竜帝国復活に備え、ネオゲッターチームを編成した。劇中ではネオイーグル号を操縦していた事もある。 漫画版『ゲッターロボ號』同様に、先の戦いの傷が原因でゲッターチェンジの衝撃に体が耐えられなくなっている。
新ゲッターロボ
当初は冷酷非道で残忍な性格の武装革命テロ組織のリーダーとして登場。初登場時の彼は常軌を完全に逸脱した狂人そのもので、逃げようとした部下を狂った笑い声を上げながら血祭りに挙げるなど、狂気に満ちた恐ろしい振る舞いを見せていた。
防衛庁の特殊兵器管理センターを襲撃した際、ゲッターと早乙女研究所に関する情報を入手し、新早乙女研究所を襲撃、待ち構えていた竜馬と戦い互角の勝負を演じた。その直後鬼と遭遇。 早乙女と竜馬の無茶な勧誘でゲッターに乗せられ、そのままなし崩し的にゲッターチームに加わる。
その後ゲッターの力に魅入られ、ゲッターの正体を追求しようとするように。同時に、性格も少し普通になった。
上記の通り、初登場時は原作漫画版の初登場時を髣髴させる狂気に満ちたテロリストとして登場する。隼人の原作漫画版に忠実な狂気っぷりが映像作品で描かれたのは本作が初めてであり、多くのファンのド肝を抜き、隼人を担当した声優の内田直哉氏も「ちょっと危険だ」とコメントしている。…まあ、あの作中で見せた狂人っぷりを見てしまっては「ちょっと危険」では済まないのだが。また、あの伝説の「目だ 耳だ 鼻!!」のシーンも描かれた。ファンならば、第2話は色々な意味で必見である。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』版では初の声付きで登場。時系列がインベーダー戦争時代から始まり、原作第1話の展開に入っても竜馬を裏切る事はなかったため、竜馬との関係は良好なままである。逆に早乙女博士の考えについては原作ほど理解していない。
- また、本来は漫画版の台詞「目だ 耳だ 鼻!!」も披露してくれる。カットインの表情が凶悪。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 司令官verで登場。シモンら暗黒大陸政府の軍指揮官という設定でダリー・ギミーらを指揮している。竜馬との一連のイベントが無いのでやっぱり仲は良好なまま。
- エースボーナスが強すぎた+タワー時の事を考えてか、回避能力がかなり弱体化。一方技能の指揮官が付与された為、突撃以外の運用もできる。タワー搭乗時のカットインは普通だが、真ゲッターに乗り換えると前作以上に凶悪なカットインを拝める。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 物語中盤で弁慶とともに真ゲッターに乗って合流する。最初から真ゲッターに乗るため指揮官の削除や精神コマンドの変更があるが、気力制限が高いがエースボーナスが『破界篇』以上にぶっ壊れている。
- 本編開始前は竜馬、弁慶と共に甲児の師匠になっていたようで隼人は彼に知を教えていた…のだが、可笑しな教えが混ざっている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』版が登場。
- スーパーロボット大戦D
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』版が登場。「ジン」繋がりでかリガ・ミリティアに参加しており、ジン・ジャハナムの一人という設定である。初期はタワーの艦長だが、中盤からタワーを秘書のヤマザキに任せゲッター2系のパイロットとなり、能力値や性格などが変わる。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』版が登場。號を探してわざわざベルファストまで出向き、現地でホワイトベースに合流する。シャピロが離反した中盤以降は参謀的ポジションになる。
- スーパーロボット大戦NEO
- 『新ゲッターロボ』版が登場。初のOVAキャストによる音声付き出演であり、担当声優の内田直哉氏も当作品でスパロボ初参加となった。今回は竜馬よりも先に早乙女博士にスカウトされている。また、対象年齢が全年齢である為、原作とに比べて性格が幾らか丸くなっている(それでも過激な発言が多い)。また、アイザックと並んで部隊のまとめ役を担う場面が多い。アースティアに飛ばされた時は先に居た弁慶の口こみもあり、パフリシア王の信任を得てパフリシア城の城下で隠密行動などをしており、ザンパのような盗賊退治もしていた。
- 前述の通り、原作のような狂気ぶりを発揮する場面は無いが、ライブラリーのキャラクター事典では原作での狂気ぶりに言及する文章がしっかりと記述されている。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』版が登場。原作終了後のため時空の彼方で戦い続けていたが、なんと第4章にて時空の裂け目が開いた際に竜馬共々連れ戻されて帰還。以後は竜馬チームと號チームで真ゲッターを共用する形で出撃可能となる。
- スーパーロボット大戦V
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』版が登場。ファミ通記事で記載。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
基本的な傾向はアニメ版の神隼人と同様。命中、回避が高く、精神や特殊技能も回避・移動に関連するものを覚える。反面、防御は低く、普段乗ることになるゲッター2系統の機体の装甲も低いためリアルロボットに近い運用になる。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 撃墜エース/集中(命中・回避+10%)
- 『NEO』『OE』で採用。
- 特殊能力『ゲッタービジョン(系)』の発生確率+20%
- 『第2次Z破界篇』で採用。獲得すると70%の確率で避けるので強力。
- 気力150以上で、移動力+2、運動性+20
- 『第2次Z再世篇』で採用。
- 気力150以上で、回避率+40%
- 『第3次Z時獄篇』で採用。特殊能力「真・ゲッタービジョン」も発動するため強力だが、連続ターゲット補正などを考慮すると単機突貫は「真・ゲッタービジョン」が発動しなかった時が危険。
人間関係
OVA全般
- 流竜馬
- 仲間。『世界最後の日』では一時期の間彼に憎まれる事になる。『新』の後半ではゲッター線に選ばれた存在である竜馬に嫉妬する場面も。
- 巴武蔵
- 仲間。
- 車弁慶
- 仲間。
- 早乙女博士
- 上司。『世界最後の日』では一度彼を殺害しており、敵対関係になる。
- 敷島博士
- 原作でも共に行動していた為か、OVAでも協力している…と思われがちだが、実際にはOVAの方が隼人と敷島博士が行動を共にしていた『ゲッターロボアーク』よりも先である。
- 早乙女ミチル
- 『世界最後の日』ではTVアニメ版同様に恋人関係だったようである。
真ゲッターロボ 世界最後の日
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
新ゲッターロボ
- 武蔵坊弁慶
- チームメイト。
他作品との人間関係
ダイナミック系
- 兜甲児、剣鉄也
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』準拠の『D』や『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』準拠の『R』と『GC(XO)』においては隼人の指揮下で戦う場面も多い。『新ゲッターロボ』準拠である『NEO』ではある出来事が切っ掛けで彼らと反目してしまうが、直後の戦闘を経て和解している。
- リュウ・ドルク
- 『NEO』にて彼が善神アーガマの血を引く者と発覚した際、それでも彼がそれまで人類の敵として多くの人々を殺めてしまった事について言及し、彼を非難してしまう。
スーパー系
- 渋谷長官
- 『R』のラウンドナイツでの上司。
- 葉月考太郎
- 『GC(XO)』における指揮官仲間。
- コズモレンジャーJ9
- 『NEO』では原作とは異なり早乙女博士の依頼を受けた彼らにスカウトされ、ゲッターチームの一員となっている。アイザックとは共に部隊のまとめ役を担う事が多い。
- アデュー・ウォルサム
- 『NEO』の序盤にパフリシア城城下にて彼がザンパに絡まれていた際にザンパを銃撃して彼の窮地を救った。
- セラナン・パフリシア、マーリア・パフリシア
- 『NEO』ではアースティアに跳ばされた後に先に居た弁慶の助力もあって彼らに謁見し、彼らの信頼を得てパフリシア城の城下で隠密活動を行っていた。
- カミナ
- 『第2次Z破界篇』における竜馬の「ダチ」の一人。彼と竜馬の喧嘩の際にはもしものための仲裁役を引き受けている。
- シモン
- 『第2次Z破界篇』における竜馬の弟分のような存在。隼人にも彼に対しての特殊援護台詞が存在する。
- ヴィラル
- 『第2次Z再世篇』ではプロローグでの暗黒大陸再封鎖後、封鎖された十年の間、幾度となく交戦している。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『R』では彼やジャミルと共にグラサン指揮官仲間で、ラウンドナイツの中心人物。
- 『D』でも共にブルー・スウェアの中心人物となる。
- カミーユ・ビダン
- 『R』では、彼がフォートセバーンに幽閉されているという情報を聞き、部下であるネオゲッターチームと共にフリーデン隊に同行し救出した。
- セシリー・フェアチャイルド
- 『CC』では彼女の参入に対し、後述の言葉で迎え入れる。
- ハンゲルグ・エヴィン、オイ・ニュング
- 『D』では同志。
- オリファー・イノエ
- 『D』では部下。
アナザーガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- 『NEO』では彼が場合によってはゲッターを止めると宣言した際、彼に殴りかかるも、その拳を受け止められる。
- ジェントル・チャップマン
- 『R』では、原作終了後の設定で本人は登場しないが、隼人も名前とグランドガンダムのパイロットであった事は知っていたようである。
- ヒイロ・ユイ、デュオ・マックスウェル
- 『R』では封印された真ゲッターロボを復活させるべく早乙女研究所へ向かう際に、ノインの命令で隼人に護衛として同行する。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 『D』では彼のクーデターによって軍を追われる形になったため、当初は彼と手を組むことに難色を示していたが、処刑されたオイ・ニュングの遺志を継ぐ形で共闘する。
- ジャミル・ニート
- 『R』では彼とクワトロと共にラウンドナイツの中心に。
西暦作品
- ハレルヤ
- 『第2次Z破界篇』の序盤に初めて彼の発現を目の当たりにした際、「血に飢えた獣」と評している。
- ティエリア・アーデ
- 『第2次Z破界篇』の序盤に、目的の為に最低限の犠牲は止む無しとする彼の姿勢を竜馬と共に批判した。
- スメラギ・李・ノリエガ
- 『第2次Z破界篇』では過去の傷からアルコールに依存しがちな彼女へ、深酒を慎むよう忠告する気遣いを見せた。
- 絹江・クロスロード
- 『第2次Z破界篇』ではアザディスタン王国にて取材を受けるも、すっ惚ける。
リアル系
- マクシミリアン・ジーナス
- 『D』ではかつての月面インベーダー戦争の際に共闘した戦友であり、現在でも彼をときには「戦隊長」と呼び、強く敬意を表している。
- ステラ・コバン
- 『GC(XO)』ではカーメン・カーメンの放ったコブラによって負傷した彼を葉月博士と共に応急処置するが、それも空しく彼は死亡してしまう。
バンプレストオリジナル
名台詞
真ゲッターロボ 世界最後の日
- 「かつて、この雷だけが愛しい死者に再び命の灯火を与える事のできる、唯一のものと信じられていた。勿論、物語の中だけの世界…そう言った方がよろしいですかな?」
「……この場合は、特に」 - 第1話、敷島博士の隠れ家にて。台詞にある『物語』とはメアリー・シェリー著のゴシック小説『フランケンシュタイン』のことだと思われる。なお、下段の台詞に映る際、煙草の煙を口から吹かせている。
- 「ですが…彼は血を流すことができるのでしょうか? そう…人として!」
- 第1話、號を作りあげた敷島博士との会話で。自ら作り上げた真人類に対し、割れたガラスに自身の親指を食い込ませ、赤い血を流させていた。この台詞に対し、敷島博士は「それこそ神のみぞ知る、だ」と呟くのだった。
- 「すまない…すまないと思っている」
「確かに俺が馬鹿だった。そう、博士の口車に乗ってしまったために…だが、あの時はああするしかなかった」
「ああ、その通りだ…だからこそ…せめて…帳尻は、自分の手で付ける!!」 - 第2話。ゲッター2に乗って現れた隼人。計画のためとはいえ、竜馬に無実の罪を着せて、A級刑務所に送ったことを悔いており、竜馬に謝罪。そして、帳尻宣言直後に、ゲッター2のドリルミサイルを竜馬に向けて放つが、ドリルミサイルが狙ったのは、復活したインベーダー相手だった。
- 「俺の銃だ。俺を殺りたいのなら好きにさせてやる。だが、それはすべてが終わった後にしろ。その時まで逃げはしない」
- 第3話、重陽子ミサイルを止めるため再び竜馬と共にゲッターに乗り込む隼人は、この台詞と共に竜馬に拳銃を渡し、己の覚悟を示す。
- 「遅れた分を、ゲッター2のスピードに賭ける!」
- 第3話、號の能力でコーウェンとスティンガーをかろうじて退けたものの、重陽子ミサイルは真ドラゴンに迫っていた。隼人はオープンゲットし、真ゲッター2の加速にすべてを賭けるが…。
- 隼人「ふふ…こいつはまだ俺を必要としてるってのか……」
弁慶「なに、感傷に浸ってる!」
竜馬「奴が失ったゲッター線を再吸収する前の、今がチャンスだ!」
隼人「ふふ、役者は揃ったって訳か…」 - タワー崩壊後、爆風で吹き飛ばされた(というか、タワーの爆発の際に逃げ切れず、巻き込まれているはずなのだが、上着が破れただけで無傷)隼人は竜馬らに助けられ、真ジャガー号のコックピットに再び乗り込む。二度と乗れないはずの身なのに、と自嘲げに微笑む彼は真ベアー号の弁慶と真イーグル号の竜馬の激励を受け、下段の台詞と共に顔を上げて真ドラゴンに向けて前進する。直前の表情とは180度異なる、実に生き生きとした表情である。
- 「俺に任せろ!真ん中からぶった斬ってやる!!チェンジ・ゲッター2!!」
- ゲッターチーム復活の際の掛け声。これにより復活後初合体は真ゲッター2に変形。猛烈に回転するドリルが唸り、猛威を奮う真・ドラゴンの表皮を切り裂き、体内へと突入した。
- 「違う、あれは事故だったんだ!!」
「違う…俺じゃない…」
「竜馬…お前の責任だ…」 - ゲッターGの合体事故で死んだミチルの幻影に惑わされた際に。一段目の台詞では漫画版の『ハヤトの校舎』時代、ハチュウ人類を初めて見た時のような怯えた表情になっている。インベーダーに惑わされたとはいえ、三段目の台詞がゲッターGの合体事故についての隼人の本音だったのかもしれない…。
- 「よくも……よくもミチルさんをッ!!」
- 渓の意志を受けた號の思念干渉により、隼人はゲッターGの合体事故の真相が、竜馬のせいでも、隼人のせいでもなくインベーダーによるものと知った。真実を知った彼は、すべての元凶であるコーウェンとスティンガーに怒りを爆発させ、メタルビースト・ドラゴンの拘束を振りほどいた後、ドリルミサイルを放つ。この時、一瞬だが隼人が泣いている姿を確認できる。
- 「開発チームと戦闘チームの差ってワケだ」
- 第11話にて、メタルビースト・ドラゴンとの合体の瞬間の隙をついた後に。
- 「そうだ…この未来永劫の時の狭間で戦うために…!」
- 最終話、時の狭間でインベーダーと戦うゲッターの軍勢を見て。この台詞の後、隼人は竜馬、弁慶らと共に戦うことを選ぶ。ゲッターロボ・サーガの中でも珍しい、「置いていかれなかった隼人」である。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
第1話における隼人は漫画版『ゲッターロボ號』序盤のごとく冷徹さが強調されている。
- 「フフ…我々には普通の人間など必要ない。この程度の事で死ぬのなら、今死なせてやった方が親切だ」
- 第1話「出撃!! ネオゲッターロボ!」より。 闇プロレス場のレスラーに化けていたハチュウ人類に苦戦する號を部下と共に見つめながらも、助太刀しない理由を告げる。
- なお、元の台詞は漫画版『ゲッターロボ號』第3話「鋼鉄の戦士」冒頭より。
- 「思い起こされるよ、あの男を…」
- 第1話、ハチュウ人類を叩き潰した號の前でプロフィールを部下から聞く隼人。「あの男」、というのは無論竜馬の事であろう。
- 「私は神…神隼人! これから先、貴様に地獄を見せる男だ!」
- 第1話において、初対面の號に対して。今作の隼人の最も印象的な台詞である。
- 元の台詞は漫画版『ゲッターロボ號』第1話「狙われた男」のラストより。石川賢の別作品『極道兵器』においても似た台詞が存在する。
- 「一文字號! 生きてここから脱出しろ! ここを乗り切らねば、未来はない!!」
- 第1話、メカザウルス・ドバの起動により地下闘技場は水没に見舞われ、號も溺れかけてしまう。が、隼人は彼を助けずに、「貴様ならば自力で生き延びられるはずだ」と言わんばかりに不敵な笑みを浮かべ自力で這い上がる様を見届ける。
- 「お前こそまだ生きてたのか…ゲロを吐いて気を失っているのかと思ったぜ」
- 第1話、合体の衝撃で古傷が開き、その姿を號に心配された時の返し。実際號は合体時のGに耐えており、合体成功時も額をぶつけただけであった。
- 「フッ…ついに三人揃ったぞ…。 見てくれたな、武蔵…」
- 第1話、メカザウルス・ドバとの戦いに勝利したネオゲッターロボ。戦いの衝撃で古傷が開いた姿のまま、コックピット内で3人のパイロットが揃ったことを今は亡き戦友に告げる。
- なお、漫画版『ゲッターロボ號』では、第4話「マシンを愛する者」でパイロットが揃ったことに関し、翔が「バカが三人そろったかな」と言っている。
- 「プロトゲッター! ゲッター開発の置き土産だ…奴ら、亡霊を甦らせやがった!」
- 第3話、真ゲッターの封印を解く最中、早乙女研究所に迫り来るプロトゲッターの群れを見て忌々しげに吐き捨てる。
- 「博士、今回もゲッター線は我々を選んだようですね」
- 最終話、恐竜帝国の壊滅後、早乙女博士に対して言った台詞。
新ゲッターロボ
初登場の第2話では原作漫画版の初登場時の如く狂気に満ちた凶悪なテロリストとして登場するため、狂気全開な台詞が満載である。このエピソードの隼人は、まさに『新ゲッターロボ』のキャッチコピーそのままに「凶悪度ブッチギリ!」である。
第2話
- 「データまで吹き飛ばす気か…!」
- 第2話にて。防衛庁(OVA制作当時はまだ“省”では無かった)の特殊兵器管理センターを襲った際、部下の一人が逃げようとする職員をバズーカ砲で撃とうとした時、彼を投げナイフで粛清して呟いた台詞。
- この場面では結構冷静。投げナイフで首を一突きにされて死ねただけ、この部下はこの後で粛清された部下達の事を思うとある意味幸せだったのかもしれない…。
- 「パぁスワぁ~ドを教えてくれないかぁ~~? 秘密兵器の管理デぇ~タぁ~のなァ?」
「痛い思いはしたくないだろォォォっ!」 - 第2話にて。上記の台詞の後、逃げ出した職員を追い詰め、怯える職員を狂気に満ちた笑みを浮かべて見下ろし、首を絞めて脅して。見下ろしている表情がとても邪悪で、どう見ても凶悪人そのものである。
- ちなみに、管理データのパスワードは『CUTIEHONEY』。そう、お尻の小さな空中元素固定装置の美少女アンドロイドが名前のネタである。この職員は隼人に教えると同時に首の骨を折られて即死したので、約束通り痛い思いはさせなかった。
- 隼人「邪魔すんじゃねぇ!!」
(部下)「でぃやあああああぁぁっ!! 目…目がぁ…」
隼人「耳だあああああああぁぁぁっ!!」 - 第2話にて。逃亡を図り、「大義もクソも無ぇじゃねぇか!」「これじゃただの狂った集団だ!」と訴えた部下の目を鋭い爪で引き裂き、続けて耳を削ぎ落として。
- ついに映像化された「目だ 耳だ 鼻!!」の場面である。ただし、鼻を削ぎ落とさない。しかしその代わりに狂気の笑い声を上げながらこの部下を己の拳と床が血に染まるぐらい殴打し続けて粛清するという、見るもおぞましい惨劇が展開される。
- 余談だが、この時隼人に惨たらしく粛清されてしまった部下は容姿が巴武蔵にそっくりである。
- 「ヒェヒヒヒヒヒ…ヒャーッハハハハッハッハッハ…!」
- …で、前述の部下の粛清時の狂気の笑い声がコレである。もちろん、このときの隼人の顔は完璧に「イッちゃった人」のそれであり、どう贔屓目に見てもこの男がロボットアニメの主役格の一人だとは(この時点では)到底思えない。そして直後に第2話サブタイトル「隼人が来る」がドーンと画面に表示される。第二話にしてこの凶悪度は、さすがに「来ないでくれ」と敬遠されることだろう。
- 「逃ィげんなよ」
- 第2話にて。早乙女研究所を部下達を率いて襲撃した際、立ちはだかる竜馬に返り討ちに遭って逃げようとした部下の顔の皮を剥ぎ取る形で目を抉り粛清して。その際の部下の顔はまさにトラウマものである。そして、隼人は自ら竜馬と互角の死闘を演じるが…。
- 「こ、ここから出せえ! 何で俺がこんなモン乗らなきゃなんねえんだァ!」
- 第2話にて。無理矢理竜馬と早乙女博士にゲットマシンに乗せられて困惑して。原作漫画版で竜馬に無理やり初めてゲットマシンに乗せられた際は「俺は怖い」と恐怖心を晒して「ここから出してくれ」と狂乱していたが、本作では時折恐怖に呻くような声を上げてはいたものの、そこまで取り乱してはいない。
- そしてこの直後に竜馬から「お前を俺も、あのジジイに見込まれちまったのさ。運が無かったんだよ!」と言われてしまい、隼人はこの状況に従わざるを得なくなったのだが…
- 「ヒヒィ……ヒッヒヒヒャハハハハハハ…!」
「ヒィーヒャァッハハハハハハハ!!」
「イィッヒヒヒヒヒヒッ!! 俺の力だァ! コイツは俺の力だああああああああ!!!」 - 第2話にて。ゲッター2で鬼獣を倒すも、ゲッターロボの強さを把握したことで、狂った笑い声を上げながら物言わぬ骸と化した鬼獣をドリルで滅多刺しにした後、力に溺れるままに奇声を上げながらゲッター2で早乙女研究所を襲おうとした際の台詞。
- 漫画版や他のアニメ版には無い「ゲッターロボの力に溺れ増長する」場面であり、ある意味原作を凌駕する恐ろしい狂いっぷりである(この場面の隼人に限ってはある意味ではこの人物たちの力に溺れ暴走した姿にも通じる)。
- この台詞の後に隼人を止める為にゲッターロボをよじ登る竜馬のシーンを挟んだ後に奇声を発しながら画面いっぱいにどアップで映る隼人の狂気全開の笑顔もかなり凄い顔芸となっており、どこかのテロリストさん顔負けの素晴らしくアブない笑顔である(ちなみにその「素敵な笑顔」だが、この第2話が収録されているビデオ・DVDの第一巻のパッケージ裏に普通に映っている)。
- 結局この後、竜馬におもいっきり殴られて隼人の暴走は止まり、以後は他のOVA作品に近いクールな性格となった。
第3話以降
- 「下がってろ」
- 性格が少し普通(勿論一般人に比べれば全然普通ではないが)になり、いつもの冷静沈着な性格となった第3話にて、鬼を警戒しているガードマンに対し口走った台詞。その際裏拳でガードマンを殴っている。
- 「ゲッターの墓場か…どれぐらいパイロットを殺した? じき、俺達も数のうち…か」
- 第5話。膨大なゲッター線を感知し、早乙女研究所の地下を探るうちに早乙女博士を発見、共に試作ゲッターがおびただしく廃棄されているエリアを目の当たりにしながら。隼人は次は我が身か、と皮肉げにこの台詞を呟く。
- 「万骨枯れてもゲッター線は生きてる、ってことか…フッ、面白い。 ゲッター線は、実に面白い…」
- プロトゲッターの残骸から残留ゲッター線が連鎖放出される様を見て、隼人はただ感嘆する。その胸によぎるものは、果たして…
- 「本当に興味深い世界だ。 平安時代にピストルか…」
- 第6話。黒平安京で拳銃を構えた野盗に絡まれた時に。実際の歴史とは異なる状況でも隼人はひるまずに相手を返り討ちにする。
- 「歪に進歩した技術があり、鬼も当たり前のようにいる…どう見ても、まともな世界じゃない。 ゲッターが来てから変わったのか、それともこういう世界だったから、ゲッターが呼ばれたのか…」
- 第6話。野盗から奪った拳銃を手に、黒平安京のある時代に関心を持ちながら再会した弁慶に説明する隼人。…が、聞いている弁慶にとっては難しかったのか、立ちっぱなしで寝てしまうのだった。翌朝、弁慶の頭部に大きく禿げた箇所が確認されている…。それにしても本作の隼人が「まともじゃない」と発言したのはシュールである。
- 「その答えを、俺はずっと探している…」
- 第7話。弁慶に「鬼の狙いは何なんだ?」と問われた時、鬼はゲッターを狙ってるのではないか?と仮説を立て、防衛のためにゲッター線を利用するという矛盾した構造を早乙女博士は認めないだろう、ということも察知する。
この後、「俺にはさっぱりわからねえ。ゲッターってのはいったい何なんだ?」と呟いた弁慶の疑問を受け、隼人はこの台詞を呟き、夜空を見上げるのだった。 - 「フン、相変わらずうるさい奴だ」
- 黒平安京で竜馬と再会した時に。
- 「失せろ! あのゲッターを倒すのは俺だ!」
「この世界を支配するあのゲッターを倒さぬ限り、ゲッターのすべてを掴むことはできん! 誰にも邪魔はさせん!!」 - 第9話。竜馬が迷い込んだゲッターが支配する平行世界の隼人の台詞。この時、彼の肉体はゲッターライガーに似た機械と融合していた。
- 「お前では無い! ゲッターは俺が、俺が…」
- 上記の台詞の後、竜馬に胴体を真っ二つにされた際の最期の言葉。
- 「やはり…そうか…! 竜馬が…竜馬だけが…!」
- 第11話。ひとりコンピューターで新炉心を投入する前と投入後のゲットマシン別のゲッター線出力値を解析する隼人。
竜馬が操縦するイーグル号が桁違いの値数を見せた事に驚愕する。 - 「たとえここでゲッターロボを壊したとしても、敵の攻撃は治まりはしない!」
「ゲッターというのは、ロボットのメカニズムだけを指すわけじゃない。 ゲッター線や、それに、多分……俺達の存在も含めて…! もう、すべての歯車が戻れぬ方向に回り始めたんだ…!!」 - 第11話。重火器を背負いゲッターを破壊しようとする弁慶に対して。
- 「なぜ、お前なんだ…?」
- 第12話。自らを神と呼ぶ四天王を迎え撃つために、弁慶が持ってきた弾薬を利用しゲッターロボの周囲の瓦礫の撤去に取り組むゲッターチーム。
その作業の最中、隼人は竜馬に向かい、何故、竜馬がゲッター線に選ばれたのか、と静かに呟くのだった。 - 「竜馬ぁぁぁぁぁ―――――ッ!!!」
- 最終話。ゲッター線に取り込まれかけ、狂気のままに四天王を嬲る竜馬の暴走を止めるために弁慶と共に叫んだ魂の叫び。
- 「『傀儡(くぐつ)に魂を入れてはならない』…」
「ただのエネルギーが人型の容れ物を持った事で、何かが生まれた…俺はその答えをずっと探している。そして、これからも…」 - 最終決戦から2年後。早乙女研究所跡地に足を運んだ隼人。そこで居合わせた弁慶とミチルに対して、彼は多聞天が口にした言葉を思い出し、一段目の台詞を呟いた。竜馬はゲッターと戦う道を選んだが、隼人はこれからもゲッターの真実を追い求める。
- 弁慶「竜馬は…本当にもう帰ってこないのか?」
隼人「俺たちが取り残されただけかもしれん…」
弁慶「えっ!奴は、奴は生きているのか?」
隼人「さぁな…だが、この地獄の窯は、まだ閉じてない…そうだよな?」 - 弁慶から竜馬の消息について問われた際、隼人は竜馬だけがゲッター線に選ばれたから自分たちは置いていかれたのかもしれないことを口にしながら、地獄の窯は未だに開いたままであることをミチルに問うのだった。3人が見つめる地獄の窯の向こうには、神々と戦い続ける竜馬の姿があったのだが、そのことを3人が知る由はなかった…。
スパロボシリーズの名台詞
真ゲッターロボ 世界最後の日
戦闘台詞
- 「うずくぜ……俺の中の危険な何かがよ…」
- 戦闘時の台詞。やはりうずくのはアレだろうか……。
- 「味わえ! ゲッターの恐ろしさを!!」
- 真チェンジゲッターアタック時の台詞。元ネタは原作漫画版竜馬の「貴様にも味わわせてやる…ゲッターの恐ろしさをな!」であろう。
- 「こいつは地獄への急降下だ!」
- 『再世篇』ではこちら。
- 「フッ…! 笑わせるな!」
「忘れたくても、忘れるものかよ!」 - 『再世篇』における別パターン。ゲッターロボシリーズにおける隼人の遍歴を考えると重い発言である。
インターミッション・戦闘前会話等
- 「どうせ、連中が出てきても我々の邪魔にしかならん。奴らは自己保身しか考えていない。トレーズの時代にはゲッター線の除去や、インベーダーの排除に力を入れていたというが、いまは奴もいない。我々が地球を救う戦いをしているのだということが、連中にはわからんのだ」
- 『D』の「激震の大地!真ドラゴン復活!!」より、伯爵からOZとベスパの動向を聞かれて。
- 「それでいい。俺達は、使われない力でいいんだ」
- 『D』エンディングより。EDにおいても今まで通りタワーで治安維持に励むという隼人に竜馬が「俺達が必要になる戦いが起こるとは思えない」と指摘した事に対して。
- 「フ…優男の下には血に飢えた獣がいたとはな」
- 『第2次Z破界篇』第8話ソレスタルビーイング追跡ルート「引き鉄は誰がために」より。アレルヤの人格が「ハレルヤ」に変化した際に。ある意味、隼人自身にも当てはまる発言である。
- 「だが、酒は程々にするんだな。逃げ場に頼りすぎる事は自分を殺す」
- 同上。スメラギへの忠告。
- 「目だ! 耳だ! 鼻だっ!!」
- 『第2次Z破界篇』第31話「対決!マーズとマーグ」より。タケル暗殺を目論んだギシン星人との白兵戦にて。スパロボシリーズで満を持して(?)登場した「目だ 耳だ 鼻!!」のシーンである。
- テキストだけとは言え、これを食らったギシン星人がどんな目にあってるのかが容易に想像できるだろう。とてもではないが、映像化できるものではないスプラッタである。
- 「言うだけ無駄だ。こいつはそういう男だ」
- 『第2次Z再世篇』でスフィアの反作用を上回る守銭奴ぶりを見せたクロウに呆れた渓に諦めの言葉を言う。
- 「ミチル…さん…!」
「…俺は…いつか必ず自分の罪を…償う…! だが、今は! 俺は戦わなくてはならないんだ!」 - 『第2次Z再世篇』第35話宇宙ルート「昨日への決別」に於けるルーク・アダモンPとの戦闘前会話。これを見るには入念な下準備が必要。
- 「そうだ…! 俺の魂の全ては、あの時から戦いに捧げた!」
「化け物め! 私達を…人間を甘く見るなよ!」 - ルーク・アダモンPとの戦闘後。敷島は「それでこそだ」と鼓舞する。
- 隼人「日本の存在はある種の特異点と呼ぶべきものだろうな……」
「あらゆる事件の可能性がこの小さな国に集中している……わかりやすく言えば、マジンガーも、ゲッターロボも、ゴッドマーズも、トライダーも、ダイ・ガードも、ダンクーガも、本来ならば別の世界に存在していたのかも知れん」
タケル「さらに、時獄戦役の時にはそこにアクエリオンとEVAも来た……」 - 『第3次Z天獄篇』中盤の日本ルートにて、日本という国の特異性について。同席していたジョニーはこれについて、「本来の日本は新日本の方であり、今の日本は時空振動によって可能性の集合体となった異物」と推測している。
- まあ、メタなことを言えば、スパロボに参戦したロボットアニメの大半は日本が舞台であるせいだが。
- 「元々寄せ集めみたいな奴らだ。今更分け有りが一人増えた所でどうということはない」
- 『CC』でセシリーを迎え入れるときに。ある意味でスパロボにおける自軍と言うものを一言で説明したセリフでもある。更に言えば、今作では「平行世界の同一人物」が同席しているので……。
- 「フ、お前は今まで何回俺達と戦ったんだ?」
竜馬「合体ってのはな、目を瞑ってもできんだよ!」 - 『CC』でダンガイオーにとどめを刺したと思いきや、分離で回避されたことに驚愕したギル・バーグに隼人と竜馬は不敵に言い放つ。竜馬の台詞は漫画版のものを意識している。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
- 「フ…情けねえ。昔はゲッター2でメカザウルスをぶちのめした俺が、今じゃ合体の衝撃にも耐えられないとは」
- 『R』第6話「出撃!!ネオゲッターロボ!」より。ネオゲッター1に合体した際に。時間経過から来るブランクを痛感していた。
- 「パイロットの年齢で言えば、ラウンドナイツほど非道な部隊は無いな」
- 『R』第11話「私の愛馬は凶暴です」より。未成年メンバーを擁しながらラウンドナイツに対する皮肉混じりの一言。
- 「たった今から、俺は葉月博士の命令を無視する! 俺に賛同する者は出撃しろ!」
- 『GC(XO)』第22話「ディコイ・ディコイ」より。ペンタゴナのリトル・セイで出撃させてくれないステラ・コバンを無視して発し、一斉にネオゲッターチームや獣戦機隊を初めとした一団が出撃する。
- 「くっ…毒の回りが早すぎる…! 間に合うか…!!」(『XO』では「…?」)
- 『GC(XO)』第23話ブロークン・ハートより。ステラ・コバンがヌビアの送り込んだキングコブラにかまれて応急処置をしようとしたが、結果的に救うことが出来なかった。
新ゲッターロボ
- 「チィィィッシャァァァァァッ!」
- 『NEO』第6話「三匹が行く」より。早乙女研究所内に侵入してきた鬼を返り討ちにする時の奇声。画面からでは伝わらないもの、SEから爪で引き裂いてる様子。
- 「安心しろ、貴様のようなペンギンに銃など使わん。素手で十分だ」
- 『NEO』第8話「剣と魔法の世界へ」にてザンパ相手に口走った台詞。その後逆上したザンパを一発殴る。隼人の場合素手の方が危険な気もするが、SEから恐らく原作の3話でガードマンにかました裏拳らしく、ちゃんと相手が死なない程度に手加減しているようなので「目だ 耳だ 鼻!!」な事態にはならない。
- 「それに奴は多くの人間を手にかけた悪党だ。あの双子が奴を許しても、奴がこれまで犯した罪までは消えねえ」
- 『NEO』第24話「ドル・ガイスト!卑劣な罠!」より。ドルクがゆいとまいの兄である事が分かり、剣達はドルクとの共闘を望むも、隼人は彼がこれまで犯した罪を省みて、ドルクを非難してしまう。しかし、かつてテロリストとして様々なテロ活動を行い、罪の無い人々はもとより、時として自分の部下すらも血祭りに上げていた過去を持つ隼人が言うと、どうしてもシュールに感じてしまう。直後の無言の剣が、なんとも意味深である。
- 「ゲッターを使い続けることが正義か悪か…そんなことはどうでもいい。俺が知りたいのは戦いの先に待つ未来の形だ! 辿り着いた未来が気に食わなければ、また戦えばいいだけだ!」
- 『NEO』第40話「時をこえた神々の戦い」に於ける邪神ドラゴとの戦闘前会話。ゲッター線の力の強大さと恐ろしさを警告し、「ゲッターの力を使い続ける事が正義だと思っているのか!?」と言う邪神ドラゴに対して切った啖呵。……よくよく考えると今回の隼人は元テロリストなので、全く以てシャレになっていない発言である。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「どうやら終わったようだな」
- 『NEO』第9話「出現!邪悪の騎士 暗黒のリューナイト」より。戦闘が終わった後の台詞でこれだけだと普通なのだが、この直前のガルデンの撤退の際の捨て台詞「覚えておけ…これで終わったわけではないとな…」が相まる事でギャグと化す。
- 「フ…悪くないな」
「ああ…悪くない」 - 『CC』でミス・カイルスコンテストにてローリィロール姉妹の水着姿を見て、2人揃ってこの反応。TV版隼人のある台詞を彷彿させる。
搭乗機体
- ゲッターロボ
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- ゲッター2
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』序盤で搭乗。ゲッターロボの陸戦形態。