司馬亮は『超獣機神ダンクーガ』の登場人物。
司馬亮 | |
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読み | しば りょう |
外国語表記 | Ryo Siba |
登場作品 | 超獣機神ダンクーガ(OVA) |
声優 | 塩沢兼人 |
デザイン | いんどり小屋(松下浩美) |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 1966年11月2日 |
年齢 | 19歳 |
身長 | 188 cm |
体重 | 76 kg |
髪色 | 茶 |
瞳の色 | ブルー |
血液型 | O型 |
所属 | 獣戦機隊 |
最終学歴 | 宇宙軍士官学校卒業[1] |
特技 |
中国拳法 読心術 |
趣味 | 東洋思想研究 |
好きな食べ物 |
豆腐 玉子 |
概要
獣戦機隊の参謀格。
所謂「2号機パイロット」キャラで、ビッグモスのパイロットを務める。中国拳法の達人でもあり、ダンクーガでの肉弾戦は彼が担当している。
藤原忍と結城沙羅とは士官学校での同期の間柄。メンバーの中で最も冷静沈着な男であり、判断力も抜群。
日本生まれの日本人だが、中国で長く暮らしていたこともある。少年時代に天涯孤独になったことからか、皮肉屋な面も見られる。
戦後は戦いの中で出会ったダニエラ(SRW未登場)と結婚した。また、OVAの後日談である小説『獣機神曲』では、実質的な主人公を務めている。
登場作品と役柄
ダンクーガの精神コマンド要員で、覚醒や鉄壁(不屈)、気合担当である。
故・塩沢兼人氏が事故死してからは氏の奥様の許可の元、ライブラリー出演している。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ダニエラの名は語られないが既に結婚していたらしく、エンディングで「子供が生まれたらしい」と表示される。覚醒を後半に覚えるのは大きいのだが、SFC版ではダンクーガが抜ける可能性もあるので上手く生かせない事も。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 永久離脱がなくなった。
- スーパーロボット大戦F
- 忍の技量値がある程度改善されたおかげで、てかげんが活きる様になった。シナリオ「和平成立」で武術の腕を見込まれ人質救出のメンバーに選ばれる。お陰でビッグモスが強制出撃してダンクーガが出撃できず、合体するには3枠使って他の獣戦機を出撃させる必要が生じる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 熱血・気合以外は使い所が少ないので、判断に困ったらまず亮から使わせておけばリスクは小さい。ただし雅人の幸運の価値が次第に薄れて行く終盤では、亮のみが覚醒を使える事だけは留意しておきたい。忍を大きく上回る格闘値が宝の持ち腐れとなっているのが残念。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦α外伝
- プリベンターを抜けようとする鉄也に忠告する。獣戦機隊が全員熱血と気合を覚えないため、彼が気合要員となる。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 精神コマンド要員。塩沢氏の死去により新規収録が不可能の為、他の2人の台詞は、一部彼に合わせたものもある。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 鉄拳使用時に『J』にもあった半裸のカットインがある。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- デフォルトの顔グラが変更された。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン2ラスト「残酷な童話」より登場。地下帝国の援軍に現れる偽ダンクーガやザンガイオーの存在を訝しんでいた。エピローグではエリカ達バーム星人を地球へ受け入れるのは難しいだろうと言いつつも、獣戦機隊総出でバーム星人達を守るとエリカ達に語っていた。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 気合要員で序盤の要だが、すぐにいなくなる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- ディラド編が始まるのもあって出番は多い。精神コマンドに関しては、第1部と同じく気合要員で、確実に習得する鉄壁も有用。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- ディラド・ムゲとの決戦で出番が多い。やはり安定の気合要員。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 獣戦機隊で最初から気合を使えるのは彼だけとなった(レベルが上がると忍と沙羅も覚えてくれるが)。また、今回からダンクーガに「鉄拳」が追加されたので、鉄拳を使う時は良く喋る。中盤では葉月博士不在のロンド・ベル隊で彼に代わってダンクーガの調整を担当し、アグレッシブビースト・モードの使用を可能にしてくれる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 今回、アグレッシブビーストのトドメ演出で半裸のカットインがある。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- システム上戦闘台詞は一切ないが、シャピロの件もあり、シローに疑いの目を向ける場面がある。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 音声初収録。断空砲フォーメーション使用時の忍との掛け合いもある。現在も使われている音声はここで収録されたもの。ダンクーガが分離しないため精神コマンド要員だが、能力値が設定されている。
- 忍には加速と必中、沙羅にはひらめきと鉄壁、雅人には集中があることを考えると、熱血と気合は彼に使わせるのが無難か。
- スーパーロボット大戦64
- 沙羅、雅人と共に忍より一足早く参戦。ひそかにビッグモスの格闘が「拳法」になっている。またウソチクを教えたりと他では見られない個性を発揮している。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 今回も最初から気合を使えるのは彼だけな上、ひらめきや不屈要員でもあり、不屈は消費SPがひらめきの倍で使いづらい。結果、気力を上げることばかりに終始しているとダンクーガの被弾が多くなってしまう。本作ではザクやアローンなど「非常食」に変換できる捕獲ユニットも序盤から多数登場するため、強化パーツでSPを補うのも手。ファイナルダンクーガになればひらめきをアランに任せられるので有難い。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 精神コマンド要員。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ダンクーガのサブパイロット。
- ファイナルダンクーガのΩスキルではカットインとボイスがある。
- スーパーロボット大戦30
- DLC「エキスパンションパック」にて追加参戦。
パイロットステータス
能力値
能力値が設定されている場合、忍より高いこともある。
精神コマンド
- 第4次(S)
- 根性、気合、熱血、信頼、てかげん、覚醒
- F、F完結編、64
- 熱血、気合、てかげん、鉄壁、愛、覚醒
- α
- 気合、てかげん、熱血、努力、信頼、覚醒
- α外伝
- 気合、てかげん、努力、ひらめき、かく乱、愛
- 第3次α
- 不屈、努力、集中、気合、熱血、覚醒
- 第2次Z
- ひらめき、必中、気合、直撃
- IMPACT
- てかげん、威圧、鉄壁、気合、見切り、祝福
- J
- 鉄壁、直撃、ひらめき、闘志、祝福、友情
- 新
- 根性、気合、てかげん、熱血、威圧、信頼
- GC(XO)
- 気合、不屈、直撃、ひらめき、かく乱、愛
- OE
- ひらめき、必中
- 30
- 気合、てかげん、先見、鉄壁、熱血、気迫
- 1つ目が気合で5つ目が熱血、という構成は獣戦機隊メンバーで全員共通。
- この統一性により気合と気迫が被ってしまったが、それを置いても全体で見た精神ラインナップが優秀で問題にならない。
- 最終的には1PP目に気迫を使い、余りを熱血に割り振る形になるか。
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「バーニング・ラヴ」
人間関係
- 藤原忍、結城沙羅、式部雅人
- 同僚。忍と沙羅がコンビを組むことが多かったことから、自身は雅人とコンビを組むことが多かった。
- ロス・イゴール、葉月考太郎
- 上官。
- ゲラール
- 彼の最期を見届ける。
- ダニエラ
- メキシコで出会った少女。ムゲとの戦いが終わった後に恋仲となり、『GOD BLESS』のエピローグで結婚した。
- シャピロ・キーツ
- 元先輩。自身も子供の頃に孤独だったからか、彼の孤独に共感もしていた。
- スライ・ダンパー、リンダ・麻生、ケイ・ベックリン、早瀬優(いずれもSRW未登場)
- 『GOD BLESS DANCOUGA』に登場する獣戦機隊訓練生で、教官となった亮の教え子達。
- 彼等に「30秒以内の緊急発進」を課し反感を買うも、実際に手本を見せた事で一転して信頼と尊敬を得る。
他作品との人間関係
スーパー系
- 兜甲児
- 『64』ではメールシュトローム作戦決行の際に、「メールシュトローム」の意味について問いかけられ、嘘を教える。
- 剣鉄也
- 『SC2』では彼と共にAフォースの教官になり、新人達をシゴく日々を送っている。『α外伝』ではプリベンターを抜ける鉄也に危うさを感じて忠告する。
- グッドサンダーチーム(北条真吾、レミー島田、キリー・ギャグレー)
- 『F完結編』序盤で彼らと共にDCの本拠地であり防衛網の固いアクシズのSフィールドでの攻防において陽動部隊として行動する。
- ロム・ストール
- 『IMPACT』ではロムがロンド・ベル隊に正式参入を果たした際、武道家として彼と手合わせする事を望んでいた。後に彼が「武道家の精神」を説いてキナ&コロン姉弟の説得に成功した時には、住む星や肉体の造りは異なれど精神だけは不変である事を悟る。
- 葛城ミサト
- 『F完結編』序盤では、DCの本拠地であるアクシズ攻略作戦の際、彼女の発案によって防衛戦力の集中力の集中しているSフィールドでの陽動部隊の一員として抜擢される。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 殆どのシリーズでは上官。『F完結編』序盤で共にアクシズの陽動部隊として行動する。
- 『GC』では、珍しく彼が一年戦争時の設定なので後輩。ガンダムを勝手に持ち出して自分達に多大な迷惑かけた彼を、静かにではあるが厳しく咎めた。
- マチルダ・アジャン
- 『F』では、ロンド・ベル隊への補給物資を積んだ彼女の指揮するミデア隊が、DCの部隊に襲撃されたと聞いて急行する。
- カミーユ・ビダン
- 『F』では、DCによって占拠されたロンド・ベルの拠点であるロンデニオンを奪回するべく、彼の指揮の下で体術の使える偵察隊メンバーとして彼と共に潜入した。
- コウ・ウラキ、チャック・キース
- 『α』では、オーストラリアのトリントン基地に勤務している同僚。
- 不死身の第4小隊(サウス・バニング、アルファ・A・ベイト、ベルナルド・モンシア、チャップ・アデル)
- 『α』では、上官。特に忍とモンシアが揉め事を起こすため、バニングと共に抑え役にまわる事も。
- アナベル・ガトー
- 『α』では、目の前で彼にガンダム試作2号機を奪われる。
- シーマ・ガラハウ
- 『F』では、ロンド・ベル隊への補給物資を積んだミデア隊が、彼女の率いる部隊に強襲されたと聞き、駆けつけてダンクーガへ合体し戦う事に。
- ヨナ・バシュタ
- 『30』では彼とカミーユを「傷つきながらも羽ばたく二羽の鳥」と誌的に評した。
アナザーガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- 『F』では、彼とシャイニングガンダムは知らなかったが彼の動きを見て、以前香港へ修行に行った時に見た流派東方不敗と似ていると回想していた。また、DCによって占拠されたロンデニオンを奪回するべく、体術の使える偵察隊メンバーとして彼と共に潜入した。
- キョウジ・カッシュ
- 『F』スーパー系ルートの序盤では、地球に降下した彼の乗るデビルガンダムを追跡していた。
リアル系
- ショウ・ザマ、チャム・ファウ
- 『F』では、DCによって占拠されたロンデニオン奪回メンバーとして共に潜入したり、『F完結編』序盤でアクシズの陽動部隊として行動したりする。
- ダバ・マイロード、リリス・ファウ
- 『F』では、DCによって占拠されたロンデニオン奪回メンバーとして共に潜入した。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「何も知らんほうが、スリリングで面白い」
- 第5話より。初めてビッグモスに乗り込んだときのトンデモ台詞。彼の性格が端的に表されているとも言える。
- (あんたの気持ち、わからんでもなかったがな……だが、力だけでは人の心はどうする事もできん)
- シャピロの亡骸に向けての台詞。子供の頃に両親を亡くした者同士ゆえに共感するところはあった様子。
- 「忍! 俺にまかせろ!」
- 『失われた者たちへの鎮魂歌』より。ザンガイオーに苦戦する忍に代わって操縦する際の台詞。この後、華麗に舞う亮のイメージと共にダンクーガで格闘戦を行う。
- 『新』ではキャラクターデータに表記されている。
- 忍「亮、皆揃ったところで一発でかいのぶちかましてくれよ!」
「OK! 忍!」 - 『白熱の終章』第1話より。断空砲フォーメーションの際の台詞。
- スパロボでは忍の「皆揃ったところで」の部分を削り、収録されている。スパロボでは生前の塩沢氏が収録した数少ない掛け合い台詞とあって、鉄拳などの攻撃時にも使用されるようになり、この台詞の印象が強い。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
αシリーズ
Zシリーズ
- 「乾坤一擲…! ついに戦いの時が来た!」
- 『第2次Z破界篇』第37話「雄々しく……そして、美しく」より。本格的に戦線復帰となった際、雅人に追従して発した台詞。
- 「勢いで誤魔化すクセは変わらんようだ」
- 実はレギュラスαについての詳細を知らされていない為、チームDからの問い掛けをスルーした忍へ雅人ともどもツッコミを入れる。
- 「下の世代が理解出来なくなったのは、自分が歳をとった証拠だな」
- 『第2次Z破界篇』第44話宇宙ルート「未来への飛翔」より。ムーンWILLとの決戦を前にしても、全く緊張感を抱かないチームDに唖然とする雅人へ発したツッコミ。…19歳(数年間治療に専念していたという本作の設定を差し引いても20代前半)とは思えないやけに年長者染みた台詞である。
COMPACTシリーズ
- 「ノーコメントだ」
- 『IMPACT』で新たなトラブルメーカーに認定されたジョウの性格が、「獣戦機隊向け」とのエクセレンからの指摘を受けての一言。
- 「女は多かれ少なかれ、みんなヒステリー持ちだがな」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇プロローグより。ヴァイスリッターの調整が上手くいかず、癇癪を起こしたエクセレンに対しての発言だが、傍で聞いていた沙羅から牽制される事に。
携帯機シリーズ
- 「よせ。いまさらその連中を締め上げてどうなるもんでもなかろう。あんたらしくもない。見ているこっちが気分が悪くなる」
- 『J』第20話(カルヴィナルート)より。カルヴィナがアル=ヴァン・ランクスと再会したイベントの後、尋問に近い言い方でカティア達に掴みかかっていたカルヴィナを非難した。
単独作品
- 「古代メール帝国の、首都ロームに、ちなんだ作戦名だ。そんなこともしらんとはな」
- 『64』にてメールシュトローム作戦について甲児やデビッドらに吹き込んだウソチク。最後の一言がいやに偉そうである。
- 「諺に曰く、朝食のパンはバターを塗った側を下にして落ちる」
- 『64』にて。マーフィーの法則の一説である(正確には「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペット の値段に比例する」)。ギャリソン時田の補足が無ければいまいち何を言いたいのかわからない台詞。
- 「逃げるのも選択肢の一つだ。それを悪いとは言わん…だが、逃げるにしても時と場合を考えろ。周りに迷惑をかけるんじゃない」
- 『XO』第10話「脱走」より。ガンダムを勝手に持ち出して脱走し、ホワイトベース隊のメンバー全員に多大な迷惑をかけ部隊のピンチを招いただけでなく、謝意すら見せず屁理屈をこね回すアムロを厳粛に咎めた台詞。ちなみに、言っている内容は『F』でエヴァに乗りたくないと駄々をこね逃げ出し、ブライトに修正されたシンジの時とそっくりである。
- 「だが、秘めた何かを感じる…。言うなれば、Divine beastといった所だな」
- 『30』アズルートの忍エーストークより、野性とアズ前半テーマ曲名の繋がり。
- エッジルート版も前半テーマ曲名ネタだが、あちらの発言者がエッジ自身となる。
搭乗機体
SRWでの搭乗機体
余談
- 担当声優の塩沢兼人氏が『J9シリーズ』や『戦国魔神ゴーショーグン』への出演で既に高い人気を得ていた事もあり、放送当時は女性ファンの間ではシャピロ・キーツと二分するほどの人気があった。
- 初登場回でなぜかやたらと花を咥えていたり、意外とノリが軽い面もあったりとSRWでの描写とのギャップに驚かされるキャラの一人でもある(初登場回のくだりについては『SC2』にて雅人の台詞の中で一応触れられてはいる)。
- 偶然であろうが、三国志で知られる司馬懿の三男も司馬亮という。
脚注
- ↑ 初登場の第5話では卒業したと語られているが、第8話では卒業していない扱いになっており他3人同様に寮長のテッド・カイゲルから卒業証書を貰っていた。設定が変更されたのか、脚本のミスかは不明。