アグレッシブ・ビーストモード
『超獣機神ダンクーガ』において登場する、怒りをフィードバックして変形した獣戦機の獣型形態。人間の心の奥に潜む、野獣の本能によって動く。
SRWでは、各機のパイロットの気力が一定以上になるとこの形態に変形可能となる。ノーマルモードやヒューマロイドモードよりも若干ながら機体能力が底上げされ、突撃・かみつき・牙といった最強威力の格闘攻撃が解禁されるため、獣戦機3形態の中では最強。
特徴的な能力故に、SRWではダンクーガが分離しない作品でも分離してアグレッシブ・ビーストモードで突貫する武装が付けられる事がある。ほぼダンクーガとファイナルダンクーガだけの特権だったが、ゴッドマーズの「六神アタック」やボルテスVの「ボルトマシン・スピン」、ゲッター系の「ゲッターチェンジアタック」等、他の合体ロボでも採用例が増えてきている。
SRWでの扱い 編集
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 他作品とは違い、Aモードの変形には気力120が求められる。本作の気合の効果は+15なので、気合を使った上でAモードになるには、自力で1機撃墜するか他ユニットに5機撃墜してもらう必要がある。
- 4機共通の仕様として、Aモードになると移動力が+1~2され、運動性・装甲はHモードと同数値となり、またイーグルファイターのみ運動性・装甲が僅かに上昇する。各Hモードの武装である「格闘」が削除され、それぞれのユニットに対応したAモード用の格闘武器が追加される。
- 序盤のMSのビームサーベルの攻撃力はせいぜい900~1000程度だが、Aモード時の格闘武器はいずれも1500以上の攻撃力であり、気力120で使用可能になる事もあって序盤では比較的高いダメージが出る。獣戦機隊は全員遠攻撃値より近攻撃値の方が高く、地形適応もAなので、序盤では二軍MSよりも戦力になる。
- スーパーロボット大戦F(F完結編)
- 解禁条件が気力110になった。仕様は概ね『第4次/S』と同じだが、Aモードになっても移動力が上がらなくなってしまった。機体性能はHモードと同じだが、限界反応のみNモードと同数値になっており、要約すれば「格闘がAモード用武器に置き換わる代わりに限界反応が20下がったHモード」となる。
- ジムIIIのサーベルの攻撃力が1300、ジェガンが1400という数値設定の本作において、Aモード用武器の攻撃力は1400、ビッグモスでさえ1500。要は気力110でビームサーベルが使用可能になるようなものであり、正直言って全く大した武装ではない。特に本作の沙羅と雅人は射撃値の方が高いため、沙羅はともかく雅人はAモードになっても火力アップは殆ど望めない。『第4次/S』の攻撃力がサーベル900~1000に対し1500以上だった事を考えると、せめて1800くらいはほしかったところ。
- スーパーロボット大戦64
- テキストが まだ ない
- スーパーロボット大戦α
- 本作ではHモードと比較して運動性が+5、限界反応が+10される。ただし『F』と同じく移動力は上がらず、Nモードの方が高い。全体的に分離メカの戦闘力が底上げされた本作において、獣戦機は特にそれが著しく、Aモード用武器の攻撃力はいずれも2000を超えている。これに信頼補正、気力が高まれば野生化も加わるため、分離メカとは思えないほどの戦闘力を発揮するようになる。合体解禁前でも十分な戦力になり、『F』の汚名を返上したと言えよう。