ガンダムMk-II
ガンダムMk-II | |
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外国語表記 | Gundam Mk-II |
登場作品 | |
デザイン |
大河原邦男(ベースデザイン) 藤田一己(クリンナップ) |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 汎用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | RX-178 |
頭頂高 | 18.5 m |
本体重量 | 33.4 t |
全備重量 | 54.1 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,930 kw |
スラスター推力 | 20,300 kg×4(背部) |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
センサー有効半径 | 11,300 m |
開発者 | フランクリン・ビダン |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
概要
ティターンズが開発した汎用試作型モビルスーツ。ガンダムがベースになっており、フランクリン・ビダン大尉が開発責任者。
開発には全て連邦系の技術が使用され、ジオン系の技術者は排除されている。そのため、装甲材にチタン合金セラミック複合材が用いられるなど、旧式の技術が使われている部分も少なくないが、新たに装甲や武装をフレームと分離させる事でフレームの可動範囲を広げる「ムーバブルフレーム」を本格的に採用しており、総合的に高性能な機体として完成している。また、コクピットには全天周囲モニターとリニアシートが採用されている。いわゆる「第二世代モビルスーツ」の先駆けとも言える傑作機だったが、先述の旧式技術の部分により厳密には第二世代機に該当する要件を満たしておらず、「第1.5世代」などとも称された。
本機は以後のMS開発に多大な影響を与えており、Ζプロジェクトにも大きく貢献した。
1~4号機までが存在しており、その内、1~3号機はエゥーゴに奪取され、3号機が改修を施されて運用された。残りの2機はアナハイム・エレクトロニクスにて構造の研究に使用されたり、修理用の部品として解体されている。4号機はエゥーゴによる強奪事件が起こる前に行われたテストで墜落事故を起こしている。これらの事が原因となり、ティターンズは本機の量産計画を断念した。また、ティターンズが運用していた時は黒に近い濃紺のティターンズカラーだったが、エゥーゴが奪取した際には白に塗り替えられている。
第1話ではアポリー・ベイから新型のガンダムとして、ニューガンダムと呼ばれていた。
劇中での活躍
グリプス戦役ではアーガマに配備され(正確には新型機の情報を得たクワトロ・バジーナらによってグリプス2に住んでいたカミーユ・ビダンの協力の元に奪取され)、カミーユやエマ・シーンが乗り込み、エゥーゴの主戦力となった。
後に続々と投入されるティターンズの新型MSに対する性能不足が指摘されると支援用のGディフェンサーが開発され、グリプス戦役を戦い抜いている。なお劇場版ではコロニーレーザーに巻き込まれ消失する。
第1次ネオ・ジオン抗争時にもアーガマに配備され、最終決戦まで戦っている。また、新たに支援用のメガライダーも配備され、ガンダム・チームの戦力として活躍した。ちなみに、この時のMk-IIは装甲がガンダリウム合金製の物に換装されていたという説もある。
開発技術はともかく、性能自体はリック・ディアスと同程度(=高級量産機レベル)であり、開発に携わったフランクリン・ビダン大尉は決して満足していなかった。設計したフランクリンから言わせればMk-IIは「実験機」であり、奪われたことに関心は持てなかった。その後リック・ディアスを見て、此方のほうが先進的と見て奪取した辺りからも本機を軽視していたことが窺える。しかし破損と修復を繰り返しながらも、グリプス戦役最序盤から第1次ネオ・ジオン抗争終結まで(特にGディフェンサーの強化が無くなっても)戦い抜いた点で、充分名機といえるだろう。
TV版21話までは主にカミーユが搭乗。前期オープニングやアイキャッチでも本機がフィーチャーされ、主役機として活躍した。ガンダムシリーズにおいては初となる“前半の主役メカ”である。
数多くのパイロットが搭乗しており、ティターンズではジェリド・メサやカクリコン・カクーラー、フランクリン・ビダン、エゥーゴではカミーユやエマが乗っていた。また、TV版ではクワトロ、カツ・コバヤシも乗っている。
『ガンダムΖΖ』ではガンダム・チームの一員として主にエル・ビアンノが操縦するが、エルピー・プルやビーチャ・オーレグ、モンド・アガケも乗った事がある。そもそもは威圧的なイメージ戦略も兼ねてティターンズに手掛けられた当機が、敵するエゥーゴ、それもシャングリラ出身者達により宇宙勢力(ネオ・ジオン)に対して本願以上に終戦まで奮闘しており、皮肉にして数奇な運命を辿ったガンダムと言える。
また、一時的ではあるがアーガマの捕虜となったネオ・ジオンの士官であるキャラ・スーンが脱出するために、セシリアを人質にしてMk-IIに乗って脱走した事がある。なお、途中で降りた為、奪われる事は無かった。
漫画『機動戦士ガンダム1/2 vs. ガンダムMK-II』ではエドガー・エドモンド・スミスがテストパイロットを務め、カン・ウーの駆る「ハーフガンダム」と模擬戦を繰り返す。このMk-IIが何号機にあたるのかは不詳。
強化バリエーション
登場作品と操縦者
性能はガンダムのやや上程度だが、拡散バズーカがマップ兵器だったり、スーパーガンダムへの合体でレベル上げに貢献したりと、地味に活躍している。カミーユの乗機として登場することはあまり多くない。また、宇宙世紀ガンダム系パイロットの他、∀ガンダム系パイロットも搭乗可能である。近年ではGディフェンサーが登場せず最後までガンダムMk-IIというパターンも増えてきて、機動力の低さを克服し難い悩みはのしかかるものの、劇場版の武装が追加されスーパーガンダムに劣らない火力で戦うことができる。
SRWだと直ぐに白くなる、あるいは最初から白というパターンが多くティターンズカラーの濃青バージョンはやや影が薄い。本来のカラーは勿論こちらである。作品によっては量産されて雑魚として登場したり、ジェリドなどが乗る中ボス機扱いのことも。
なお、アムロ・レイを演じた古谷徹氏はエゥーゴカラーよりティターンズカラーの方が好きとの事。これが関係しているかどうかは不明だが、『Z』にて条件を満たせばアムロが本機に搭乗して仲間になる。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。エゥーゴカラーのみ出演。
- 隠し要素でDC所属のエマを説得すると、後に彼女が本機に乗って現れ、仲間に加わる。彼女を仲間にしないと、入手もできない。中盤に入るまでそこそこの戦力になり、Gディフェンサー入手後はスーパーガンダムになれる。
- スーパーロボット大戦EX
- 横向きのグラフィックに変更された。
- 旧シリーズでは唯一、白黒両機が出演。ティターンズ版はエゥーゴ版より若干性能が高く、マサキ編でクリスが乗って味方に参入する。この時相方のバーニィはザクに乗ってきたため、マサキに「(どっちも敵っぽい機体なので)ややこしい」と突っ込まれた。
- 妙に移動力が高く、オーラバトラーに対して相性の良いハイパーバズーカを持つ。が、流石にガンダムF91には及ばない。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 『第3次』でエマが味方になった流れを踏襲し、最初から所持している。エマが最初から乗っているが、ガンダムより高性能且つアムロが既にガンダムの限界反応を突破しているので、リ・ガズィあたりを入手するまでのアムロの乗機になるだろう(ただし本機でも無改造では限界突破してしまう)。
- ヘビーメタルと戦うことが多い序盤では実弾兵器が役に立つ。Gディフェンサーを入手するなら改造する価値はある。
- スーパーロボット大戦F
- 『第4次』同様に最初から自軍におり、エマが搭乗。全体的に貧弱なMSの中にあっては強い部類。スーパー系主人公編なら早期にGディフェンサーが入手できるので、アムロ等のエース級が乗れば結構活躍できる。但し原作での設定を反映してか、装甲値だけはガンダムに劣る。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 『完結編』に入ると高性能なMSが次々登場するため、使う場面はまずない。ただ、拡散バズーカのフル改造でマップ兵器追加という誰得なオマケ要素あり。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作同様の流れで手に入る。Mk-IIとしては貧弱なユニットなのだが、スーパーガンダムは2人乗りで強化パーツも4つ付けられる為、改造を施せば終盤でも活躍できる。火力は多少見劣りするが、使う価値はある。MAP兵器の拡散バズーカが採用された最後の作品。
- 中盤以降はティターンズカラーがモビルドールとして大量に登場し、第64話「Air」では大量のガンダムMk-IIが襲い掛かってくるのだが、EVA弐号機の新武器・A.T.フィールドの試し撃ちに使われてしまうという何とも言えない展開に。Mk-II同士の対決もあるせいか、敵バージョンのグラフィックは味方バージョンの反転ではなく新規。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 原作通り肩にナンバーが記されている。カミーユ搭乗のものは3号機、その他敵として登場する機体はまとめて1号機。2号機は一体どこへ…?
- スーパーロボット大戦α外伝
- ルー・ルカが搭乗。今作から拡散バズーカ(MAP)が無くなった。武器改造のシステムの変更で戦闘要員を乗せても最後まで活躍できる。Gディフェンサーと合体できる為、精神コマンド要員を載せるのも有効。スーパーガンダムになれば飛行できるが、こちらにミノフスキークラフトをつければ、武器の地形適応向上のほか、Gディフェンサーの援護が受けられるのでそう運用しても面白い。
- 第3話でジェリドとカクリコン・カクーラーもティターンズカラーに搭乗しており、序盤で敵側にいるエマもこれに乗っている(シナリオ終了時に破棄したのか登場しない)。エマやカクリコンらは援護を持っているので注意したい。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- エマ機とエル機で2機入手できる。性能はどちらも一緒だがGディフェンサーが1機しかない為、必然的にどちらか片方はどうしてもスーパーガンダムになれない。全体攻撃も特殊能力も持っておらず空も飛べず、その上パーツスロットも2しかないという困った機体なので、余程の思い入れがなければ後半で余るリ・ガズィに乗り換える方が色々と融通が利く。
- 没データとしてティターンズカラーが存在する。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 『第2次α』と同様。スーパーガンダムは優秀だが、換装パーツはひとつしか手に入らないという点も前作と同じ。全体攻撃の有無とパーツスロット数の関係で、量産機のジム・カスタムやジム・キャノンIIの方が優秀という不遇の機体。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 劇場版での参戦に伴い演出面が大幅強化。歴代最強のMk-IIと思われる。序盤はカミーユ、後半はエマが乗るのは原作通り。αシリーズと違い拡散バズーカが全体攻撃武器になっている。ガルバルディ戦で使用したフライングアーマーを利用しての格闘戦が「フライングアーマー突撃」として再現された。単体火力はスーパーガンダムより優秀。GディフェンサーはΖガンダム加入と同時期に追加。今回は改造がΖガンダムに引き継がれ、Mk-IIも残るので積極的に資金を投入するべき。オープニング戦闘デモではカミーユ・ビダンが乗っている。
- ティターンズカラーはセツコルートでのみ敵として登場し、条件を満たせばアムロがリック・ディアス (クワトロ専用)の代わりに乗ってくる。こちらはフライングアーマー突撃が無いが、代わりに一部武器の威力や弾数が向上している。3段階改造済みだが、順調に進めばディジェ、リ・ガズィ、νガンダムと手に入るので、アムロを乗せ続けて改造するのは気が引けてしまう。「盾装備」という利点と「汎用性」という事を活かすのならば、小隊員機としては申し分ない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 序盤でエマが搭乗して参戦する。復活に伴いグラフィックが一新されたが、反面武装が大幅に削除されスーパーガンダム化もなし。
- 性能はリゼルと同程度ではあるが、こちらには全体攻撃のロングライフルがあるのが強み。
- そのままエマを乗せておいてもいいが、今回はUCガンダム系の主力機がなかなか参入しないため、とりあえず序盤はPV1のようにカミーユ、Z入手後はアムロ、νが来たらハサウェイ辺りを乗せておくといい。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 前作同様にエマが登場して第一話から参戦する。『時獄篇』とは変化がない為運用は前回と同じ。
- 今回は序盤からUCガンダム系の主力機が続々と参入するためそのままエマが乗っている場合が多い。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 最初から使える。射撃武器がガンダムより少し強いので、アムロは本機かNT-1アレックスへ乗り換えることになるだろう。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 敵として一度だけ、サイコガンダムと共に登場する。HPが8000と高めなこと以外は大して強くもない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 白は第1話からエマが、黒は第5話からサウス・バニングが乗る。黒が後半のステージ選択順次第でスーパーガンダムに強化される。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 黒は何故か(容量の関係?)消滅してしまい、白のみ。参入時で既に機体1段階、武器2段階改造されている。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- カミーユが復帰時に乗ってくる。スーパーガンダムとしてならまだ使い道はあるが、Mk-II単体では非常に厳しい性能。強化パーツスロットが2でV-UPユニットでのテコ入れが出来ないのが痛すぎる。ちなみに乗ってきたステージのみ1人乗りスーパーガンダムで、このステージが終わると誰かGディフェンサーに乗せないと合体できない。
- ティターンズカラーは敵専用でティターンズ残党が使用するが数は少ない。『C2』と違いHPのみやたらと高いが他は味方機と大差なく、陸A止まりなので弱い。第2部では出なくなった。なお、没データとして自軍用も存在する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 半病人であったカミーユが、ガンダム試作2号機が宇宙に打ち上げられたショックで復活して乗ってくるというちょっと強引な展開。しかも、この時Mk-IIはジオン残党の基地にあった訳で……防衛戦力に使えよと突っ込むのは野暮なのか。もっとも、ガンダムMk-IIは純連邦系の技術の塊だったため、ジオン軍人が持て余していた可能性はあるが。その後宇宙ルートで一人乗りのスーパーガンダムに強化される。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- グラフィックは『MX』のスーパーガンダムからGディフェンサーを取り除いたもの。ビームサーベルのアニメでサーベルを引き抜いているにもかかわらず背中に柄が残ったままになっているミスがある。
- スーパーロボット大戦R
- 最初はカミーユが乗っている。正確にはMk-IIではなくて一人乗りのスーパーガンダムなので、分離しないと姿が見られない。利点はシールド防御が可能になるだけなので、分離する意味はほとんどない。Ζガンダムを入手してからはルーが乗っている事が多いと思われる。…使われているかどうかは別として。
Scramble Commanderシリーズ
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 武装・グラフィック共にバルカンポッドが追加され、シールドランチャーが削除されたこと以外は『第3次Z』と同様。
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』名義での参戦だが『劇場版Ζ』とのハイブリットでもあるためロングライフルは引き続き装備している。
- スーパーロボット大戦X
- マナの国ルート第16話で加入。仕様は『V』とほぼ同様だが、条件を満たすと5話程で更に上の機体が入手できるため百式共々お役御免に…。オールドタイプでデフォルト乗機に恵まれないケルベスやリンゴに譲るといいだろう。
- スーパーロボット大戦T
- 出典が『Ζ』に変更されている。最初はΖΖがメンテナンス中のジュドーも搭乗し、ΖΖ復帰後はエルがパイロットに変更される。カスタムボーナスによりロングライフルの攻撃力が500も上がるため、MS全体で見ても攻撃力は上位に入る。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リアル系ではカミーユが強奪し、スーパー系ではエマの説得か、もしくは経緯不明でカミーユが乗ってくる。割とMS不足に悩まされる本作では、改造段階の高さもあって長く使える。
- 近接武器の戦闘アニメでユニットが斜め画面手前に移動する演出のされる本作だが、ガンダムMk-IIのグラフィックは真横を向いているため、ビームサーベル使用時にも真横に移動する。
- スーパーロボット大戦MX
- ユニットとしては登場せず、合体後のスーパーガンダムとして登場。
- スーパーロボット大戦GC
- エマが搭乗。フル改造すればなかなか攻撃力は高い。2機手に入り、後から片方がスーパーガンダムになる。
- スーパーロボット大戦XO
- 特定の乗り換えで可能な合体攻撃が追加。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- カミーユ搭乗機がR・SRシューターとして登場。
- ティターンズカラーは期間限定イベント「ジェリド・メサと言う男」にてジェリド搭乗機が入手できた。レアリティRのシューター。2個目のアビリティは「自分以外の味方ユニットの攻撃力を下げる」という効果のため、習得させるメリットは一切ない。
- スーパーロボット大戦DD
- PV2でティターンズ仕様機を確認。
関連作品
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- 本機自体は登場しないが、アムロ用の防具として「mk-IIシールド」が登場する。
- バトルロボット烈伝
- 敵専用の機体としてティターンズカラーのみ登場。性能はハイザックを若干強くした程度で、特別強くはない。
- 有名パイロットではジェリドとマウアーが乗る。
- リアルロボット戦線
- 白黒両機が登場。性能は同一。
- 前者の名称表記は「ガンダムMk-II 白」。序盤でミデアを防衛すれば入手できるほか、ルート次第ではエマ機も入手でき、2機まで所有できる。
- 後者の名称表記は「ガンダムMk-II 黒」。カクリコンが常に搭乗しているほか、シロッコルートでジェリドとエマも乗り、敵として登場。エマ機は条件次第で入手できる。
- Gディフェンサーは未登場なのでスーパーガンダムにはなれない。
- リアルロボットレジメント
- 使用可能ロボットの一体として登場。G-3ガンダムとそこまで変わらない性能。タメ攻撃で拡散バズーカなどを撃つことができるが、全体的な性能不足が目立つ。
- 中盤でカミーユがZガンダムに乗り換えるのでそこでお役目御免となる。(フリーモードでは続けて使用可能)
- 必殺技はライフルを数発連射したあとにハイパーバズーカを撃つ連続攻撃。
- 黒い機体はジェリド機やカクリコン機として中ボスとしても登場する。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- VCU-505EX-Gry/Ver.009 バルカン・ポッド
- オプション化・外装式にしたバルカン砲。ヘッドホンに近い要領で頭部に取り付ける。砲門は左側に2門備えられ、右側はマガジンになっている。
- 『Z』では照準値低下の特殊効果を持つ。
- RX・M-Sh-VT/S-00018 シールド
- スライド伸縮機能を持つ盾。左腕部にマウントを介して装着される物で手持ち機能は無い。表面には対ビームコーティングが施されている。裏側にビームライフルの予備エネルギーパックを2つまで装着可能。
- 最終決戦では失った左腕の変わりに体に直接装着された。
- シールド・ランチャー
- シールドの裏側に装備されたミサイルランチャー。劇場版でのみ登場。
- XB-G-1048L ビーム・サーベル
- バックパックに左右2本マウントされている。グリップの形状が四角になっている。
- BAUVA・XBR-M-8C2 ビーム・ライフル
- 本機の主兵装。やや小ぶりなライフルでエネルギーパック方式を採用し本体からのエネルギー供給無しで使用可能で横腰部にマウント可能。ライフル本体はパック内に充填されたメガ粒子の出力(使用量)を変更する事が可能で標準状態で7発、最大出力で3発発射可能だがSRWでは威力調節機能は未採用。
- Baz-85-Gry/Ver.045 ハイパー・バズーカ
- 通常弾と散弾を発射可能な実弾兵器。主に地上で使用されていた。後腰部にマウント可能。
オプション装備
- フライングアーマー
- 大気圏突入用オプション及びサブフライトシステム。カミーユが考案したウェイブライダーの大気圏突入機能をテストする為に開発された。劇場版ではティターンズから奪取したことになっている。
- フライングアーマー突撃
- 『Z』で初登場。劇場版での攻撃を再現した。フライングアーマーに乗って集中射撃を行い、格闘戦に持ち込んで最後にフライングアーマーをぶつける必殺攻撃。射撃に用いているのはビームライフルのみだが、『Z』ではビーム兵器としては扱っていない。これがビームだったら、フォウ仲間フラグを満たすのが少し面倒になっていたに違いない。
- 武器にするよりも、本来の用途通りに飛行や水上ホバーの移動に使いたい…と思ってもそれは禁句だろう。
- ロング・ライフル
- Gディフェンサーの武装。劇場版では合体せずに使用している。
- 『第3次Z』では全体攻撃として扱われている。『V』では設定上はTV版(しかも『ガンダムΖΖ』)の扱いだが使用している。
- ハイパー・メガ・ランチャー
- 原作33話で百式を救出する際にエマが使用。ランチャー自体にジェネレーターを搭載しているので発射は問題なかった様子。
合体攻撃
- シンデレラ・フォウ
- 『XO』にて、カミーユを搭乗させたMk-IIとフォウを搭乗させたリ・ガズィによる本作だけの合体攻撃。まずカミーユがビームライフルで敵を牽制している間に、フォウがビームサーベルを抜いて相手に接近し斬撃を加えた後、入れ替わるような形でカミーユもビームサーベルで敵を斬りつける。名称はTV版第19話サブタイトル「シンデレラ・フォウ」、あるいは敵に接近戦を仕掛ける際に2機とも踊りを踊っているかのようにクルクル回るアクションからかもしれない。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
機体BGM
対決・名場面
- 黒いガンダム
- グリプスに潜入したクワトロの前に姿を現す黒いガンダム。第1話のサブタイトルにもなり、それまでガンダムといえば「白」だった視聴者に大きなインパクトを与えた。
- カミーユの逆襲と旅立ち
- ティターンズの取り調べに対する復讐。その怨恨は「そこのMP!一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」の一言からもわかる。
- その後、カミーユはカクリコンの乗る2号機を拘束、クワトロの後を追い半ば成り行きでエゥーゴへ身を投じる事となる。
- 対ガルバルディβ(ライラ機)
- カミーユが白いMk-IIに乗るようになってからの初戦闘で、サイド1宙域で交戦。苦戦するも初めて敵を撃墜。
- 劇場版では大気圏での戦闘となっており、フライングアーマーから降りての回し蹴りが印象深い。
- 対マラサイ(ジェリド機)
- ジャブロー攻略作戦において戦った。ジェリドが元来得手としていた地球重力下での戦いに加え、ライラとカクリコンの敵討ちに燃える彼の奮戦の前に宇宙戦時とは打って変わって苦戦させられ、一進一退の攻防を繰り広げた。
- この際、両機が同時に放ったビームライフルのエネルギーがぶつかり合って爆発を引き起こしており、シリーズを通しても珍しい描写となっている。
関連機体
- バーザム
- Mk-IIをベースとした量産モデル。ただし、デザインはMk-IIとは似ても似つかない。
- Gディフェンサー
- 本機の支援用に造られた戦闘機。合体する事によりスーパーガンダムになる。
- メガライダー
- MS支援マシンで、『機動戦士ガンダムΖΖ』では主にMk-IIを乗せて用いられていた。現在の所SRWには他MSを乗せることが出来る作品は存在しない。
- ガンダム
- 本機はこの機体の後継機として、またアースノイドのスペースノイドに対する示威の象徴として作られた。しかし、エゥーゴによってその思惑は大きく外されることとなる。
- 百式
- アナハイムが独自に開発したムーバブルフレームにより可変MSとして開発されていた機体で、Mk-IIのムーバブルフレーム技術を取り入れて非変形MSとして完成した。
- Ζガンダム
- エゥーゴが本機の奪取によってムーバブルフレーム技術を手に入れ、可変MSとして完成した新型機。フライングアーマーのデータも使われている。
- ガンダムMk-III
- エゥーゴが本機の後継として開発した機体。
- ジムIII
- バックパック等がガンダムMk-IIと同型。
- ジェガン
- 細部がガンダムMk-IIに似ており、参考にされたと思われる。
余談
- 『サンライズ英雄譚2』では初代ガンダムに似たカラーのアムロ専用機と赤色のシャア専用機が登場する。アムロ専用機はスーパーガンダムにすることが可能だが、シャア専用機は不可能。
- また、アムロ専用機に関しては同ゲームの応募特典としてアクションフィギュアが抽選でプレゼントされ、2017年にはWeb通販限定でRG仕様のプラモデルが受注された。
- ティターンズカラー版は初代「黒いガンダム」という事もあり、SDガンダムシリーズではライバルや強敵ポジションを務める事も少なくない。また、エゥーゴカラー版とは兄弟の関係な作品も。
商品情報
プラモデル
- 1/144
- 1/100
- その他
フィギュア他