テュッティ・ノールバック(Tyitti Norrback)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 声優:井上喜久子
- 種族:地球人(フィンランド出身)
- 性別:女
- 年齢:OGシリーズでサフィーネと同い年、フェイルロードの3歳下であると判明
- 20歳(第一章)
- 23歳(COE)
- 髪色:金髪
- 髪型:垂下がりのロングヘアー
- 身長:170 cm
- 体重:49 kg
- スリーサイズ:85(ROEで90)・58・84
- 所属:神聖ラングラン王国→アンティラス隊
- 階級:魔装機神操者
- キャラクターデザイン:河野さち子(リファイン)
魔装機神ガッデスの操者。芯の強いしっかりとした女性。趣味は「サウナ浴」と「料理」[1]。特技は「運転」[2]に「スキー」、短編小説によれば近接格闘の心得もある。地底世界では現地の魔術(魔法)についての理解を深めており、腕前は大神官に次ぐほど。
短所もそれなりに豊富で、致命的な欠点としてカナヅチ[3]と甘党(紅茶に砂糖を5杯入れてもまだ足りない)などが挙げられている。趣味の料理に関しては、味見をするたびに甘くなっていくため矯正はかなり困難。1枚600キロカロリーというクッキーを製作したことがあり、IIの用語録で「彼女の料理をフルコースメニュー制覇した者はいない」とまで書かれた>。
その人となりについて、公式に「涙もろく、素直」と記される。その時々の感情に左右された繊細な言動をみせることもあってか、良くも悪くも器は小さく大物感とは無縁。本質は水のように刺激に敏感で繊細な女性。ただ、シモーヌと違って愛した男と己の置かれた立場の板挟みで自身を見失ったことは一度もない[4]。
後に魔装機神操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に裏社会の人間の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。
彼女の愛した人間が死に直面、または生命を脅かされやすいことから、ゲームのシステム内の解説欄で「不幸を呼ぶ女」と紹介されたことがある。しかし……果たして本当に「不幸を呼ぶ女」といえるかは少々疑問が残るところ[5]。そもそもの出発点を思えば、彼女に不幸を呼び込む種を植え付けた諸悪の根源はルビッカにあるのではないだろうか? テュッティを愛した家族を奪い、テュッティを愛した男を殺し、テュッティが憧れた王子の故国を侵略する側に積極的加担……数え役満どころではない[6]。逆方面で彼女にぞっこん惚れ込んだ男も死んでいるという説もあるが、こちらもこちらで単に彼らの星の巡り合せが悪かった(精神コマンドに「幸運」がない)に過ぎないのではないか。
ちなみに、レオナと髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることがあるらしい。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初出演作品。マサキの章における主力の一人で、会話中でも部隊の参謀的な役割を務める。SFC版の彼女の顔グラフィックはロングヘアであることが分かりにくい。余談だが、本作では彼女はオリハルコニウムのペンダントを所持している(ミオにオリハルコニウムの説明で見せている)。『LOE』で明かされた設定を考えると、誰かからの貰いものである可能性もあるが……。
- 第4次スーパーロボット大戦
- 勝手に地上に出たマサキを追って地上に出るが、ヤンロンが地上への干渉を嫌ったためにロンド・ベルに合流するのは地上で出会ってから数シナリオ後になる。またシュウ一行が仲間に加わると、それを嫌い仲間から外れるリューネやヤンロンを追って彼女も仲間から外れてしまう。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 音声が付いたキャラクターの1人。SFC版『第4次』と異なり、ロンド・ベルと出会った際にそのまま合流するようになり、活躍させる機会が増えた。またシュウを仲間にしても仲間から外れないようになった。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 終盤に合流するが、乗機の宇宙適応がBなので戦闘での活躍は難しく、また出番にも乏しい。ただしSS版の場合、テーマ曲「水と沼の国から」が必聴の出来なので、SS版でプレイしているなら是非聴くべし(尤もこれは彼女の曲に限った話ではないが)。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『EX』シナリオに登場。
魔装機神シリーズ
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 専用BGMがついた。ハードはSFCだが「ケルヴィンブリザード」を使うと喋る。
- 召喚されて間もない主人公マサキの案内人として登場。当初は魔装機ファルクを愛機としていたが、王宮で開催された審査で水の精霊王ガッドに認められてからは魔装機神ガッデスの操者となる。同じ魔装機神操者リカルドとの交際は順調で心を通わせていたが、第一章終盤に因縁深き男ルビッカ・ハッキネンにリカルドを殺されてしまう。第二章からは魔装機神隊の中核として活躍する。大量の砂糖を紅茶に投入し、その光景を目の当たりにしたマサキの食欲を失わせたり、料理当番の日にはプレシアに警戒されて手伝いを申し出られ、ヤンロンにも「(テュッティの味付けは)万人向けとは言い難い」と言われている。他の作品では彼女の戦闘は「ケルヴィンブリザード」頼りになりがちだが、本作では他の武器の性能も向上しているので活躍できる。しかしながらアタッカーとしては「熱血」を持っていないのが大きなネックであり、逆に支援系の優秀な精神コマンドには非常に恵まれている。機体の改造が十分ならば前線に出てもいいが、改造が不十分ならば支援に回った方がいい。必殺技の「フェンリルクラッシュ」を修得している場合は、後半の炎属性の敵に対しては圧倒的な強さが発揮できる。「気合」を覚えるため「激励」いらず。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 「アンティラス隊」最高の射撃力と命中力を併せ持った最強の操者。攻撃面では他の追随を許さない。さらに精神コマンドの自由枠を「熱血」か「魂」で埋めてしまうとますます手が付けられなくなる。ただ、前作で習得した「気合」がオミットされてしまったため、合体攻撃など高い気力を要求する攻撃を使うには「激励」を必要とすることになってしまった。唯一の欠点は低い回避力だが、回避より防御、「やられる前にやれ!」が基本なこのシリーズでは回避が低くても直接的な欠点にはなりえないだろう。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- シュテドニアス内戦の戦禍が癒えぬナザン大陸にフリングホルニの航路を向けることで、テュッティとレミアの新たな物語が幕を開ける。
- このルートの序盤で新キャラクター「ヅボルバ」に求婚されるのだが…。なお、レミア曰く、ラングランの近衛騎士団内で「砂糖漬けの死神」などと陰口を叩かれているらしい。戦場における無類の強さも含めて、残念ながら微塵も否定できない。おまけに今回はマイハチミツを持参している有様である。前作同様、能力値とスキルの両面で射撃については追随を許さない。ガッデスも殆どの武装が射撃武器の上、移動後の射程が長く威力も高い。破壊力を強めるためにも、最後の精神コマンドの選択は「魂」か「勇気」のどちらかにしたい。シュテドニアスルートの場合はポゼッションを終盤体得し、ストーリー的にも主役級の扱い。更にはEDの格言ではジンクスを振り切ったことを示唆され、歴代で一番幸せかもしれない。
何より非常に重要なことに、どうでもよいことだが、とうとう胸が揺れるようになった(ポゼッション必殺技限定)。- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 魔装機神操者の中で唯一ラングランを覆った結界から逃れている。アルメラ国との外交のためにアンティラス隊から離れていて、ガッデスの持込はアルメラ国から拒否された。その最中にマグゥーキの発生が起こり、ガッデスと離れ離れに。その後野盗に襲われていたところをアルメラ国のエリシアたちに助けられ、シュウたちと合流して共闘関係になる。ゲーム中盤まではリジェリオールARで戦闘に加わる。中盤を前に他の魔装機神メンバー同様に捕らえられて一時離脱はするものの、復帰後はガッデス共々大暴れが可能。エピローグではヅボルバの話題も出るが、お互い復興に忙しいのでそちらを優先したいというテュッティの意向でツボルバの出番は無し。
そのまま自然消滅してしまえばいいのにと思うテュッティファンもいるとかいないとか。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- セニアやミオと共に地上に出るが、そのまま未来世界に飛ばされてしまう。本作に限った話ではないが、地上に出た際の彼女の影は全体的に薄い。基本的にラ・ギアスでの彼女は部隊の参謀的な役割を担っているのだが、版権作品に優秀な指揮官の多い通常のスパロボではそのような仕事をする必要がないからかもしれない。さらには魔装機神操者の中でも唯一台詞の新規収録もないため、余計に影が薄い。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 地上人召喚事件で、ラ・ギアスに召喚されたハガネと行動を共にする。甘党な所は相変わらずで、紅茶に砂糖を8杯も入れてユウキを絶句させた。
- リカルドに関する発言が増えている。PP消費の重い集中力を初期習得しているため、周回を重ねるごとに強さを増していく操者と言える。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- シナリオデモのみの登場。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
- 魔装機神シリーズ
- Iの頃から数値設定に変化はない。どの作でも自軍随一の射撃力・命中値・PN値の高さで凄まじい破壊力を誇る。SPも低くなく、精神コマンドでの支援もそつなくこなせる。その反面、回避の値は高くなく…劣悪な格闘数値の低さと相まって、総合数値自体は全隊員内で下から数えたほうが早い位置にいる(総合ステイタス比較にして10番~12番)。ある意味でヤンロン以上に「先手必勝」に特化した操者。格闘数値と武器の残弾の問題から敵フェイズにおける反撃無双を得意とするタイプではないため、「微妙」と断じるプレイヤーも多い。
- OG2nd
- リューネとほぼ同等の成長率。欠点も同じ(命中)であるため、命中率補正の高い槍を振り回した方が計算は立つ。『魔装機神II』に準じ射撃と技量に優れ、最終的にはキョウスケ&エクセレンや教導隊レベルの水準にまで達する。
精神コマンド
- EX
- 信頼、気合、友情、てかげん、愛、覚醒
- 第4次、第4次S
- ひらめき、集中、信頼、愛、激励、熱血
- F完結編
- 信頼、激励、ひらめき、集中、熱血、愛
- α外伝
- ド根性、必中、気合、熱血、幸運、魂
- OG2nd
- 信頼、気合、集中、ひらめき、熱血、大激励
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 信頼、気合、ひらめき、愛、再生、P回復
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 直感、信頼、吸収、突撃、錬功、自由選択
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 感応、信頼、幸運、閃き、突破、自由選択
特殊技能(特殊スキル)
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 気配察知、斬り返し、再攻撃、2回行動
- F完結編
- 切り払い(L7)
- α外伝
- 切り払い(L2)、援護(L2)
- OG2nd
- 援護防御(L2)、集中力、連続攻撃(L1)
エースボーナス
パイロットBGM
- 「熱風!疾風!サイバスター」
- マサキ・アンドーおよび、サイバスターのテーマ。参戦当初は本曲。
- 「水と沼の国から」
- 『魔装機神I』からの専用曲。
- 「決意の大海」
- ポゼッション時の専用曲。
人間関係
父はスオミ工業の取締役(小説「水と沼の国から」)
共通
- マサキ・アンドー
- サイバスターの操者。テュッティがラ・ギアスで戦うことを決意した日から半年後に召喚されてきた日本人の少年。一目で気に入ってしまい、ラ・ギアスに来たばかりの彼の世話役を進んでしていた。マサキの「お姉さん」であると主張しているが、その際のまるで子供に接するような口調のせいもあってかマサキはその度に嫌がっている。というか、テュッティが姉貴分としてマサキを説教すると大抵マサキは逆ギレしてしまう。そのためか、ゼオルートが死んだ際に引きこもったマサキを説教しようとした際は周囲に「逆効果だ」と止められてしまった。『POJ』ではその天然タラシぶりを目の当たりにした時、自分にはそのような発言をしていないことをちょっと怒っていた(恋愛感情ではなく女性扱いされてないという意味で)。これに対し、セニアは「いつもお姉さんぶっているから」と返している。
- ガッド
- テュッティを庇護する水の精霊王。
- シュウ・シラカワ
- 彼の公式名「クリストフ」を把握していたことから、時期は不明だが面識経験有り。マサキほどではないがテュッティがもつシュウへの印象もあまり良くなく、「敵か、味方なのか、はっきりしてほしいわね」と担架を切っている。
- フレキ / ゲリ
- 狼型のファミリア(使い魔)たち。やたらと嫌味ったらしいが、テュッティの無意識なのだろうか。
神聖ラングラン王国
- リカルド・シルベイラ
- いまは亡き恋人。ザムジードの先代操者。リカルドのことはその死から約2年近く経過したIIの時点でも忘れられないらしく、ミオが精霊界でリカルドの残留思念と出会ったと聞いた際は酷く動揺してイブンに自分も精霊界に連れて行ってほしいと頼んだりしている。また、ミオがリカルドの印象を「頼もしそうだった」と言った際は我がことのように喜んだりもしている。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- 主君であり、仄かな憧れを抱いてもいた。しかし最後はその手で彼を討つことに。
アンティラス隊
- シモーヌ・キュリアン
- 気心の知れた同性の友人。年はシモーヌの方が一つ下である。
- ホワン・ヤンロン
- 同じ魔装機神操者で、良き参謀役。
- ミオ・サスガ
- リカルド亡き後のザムジードの二代目操者。さすがにミオが選ばれたことには困惑していたが、次第に認める。マサキと共に世話相手。なお、ミオは自分の幼児体型から、テュッティに嫉妬している節がある。
- リューネ・ゾルダーク
- 同じ地上人であり、リューネにとってはお姉さん的存在になるのだが、あまりドラマがない。サウナに一緒に入った時はテュッティのプロポーションの良さの秘訣がサウナにあるのでは、と推測した。
- サナン・ティアンプラサート
- 何故かテュッティの香水が毎日変わっていることを知っていた。しかし、彼は多情な人間であり、本命がテュッティであったかは不明。
シュテドニアス連合国
リカルドとフェイルロードの死に深く関係している国であるため、好印象は持っていない。
- ルビッカ・ハッキネン
- 「地上人召喚計画」でラングランに呼び込まれた地上人の男で、プロフェッショナル(職業的)の殺し屋。テュッティの目の前で家族を殺した因縁の相手。そのトラウマを利用してテュッティに催眠術をかけたことも。彼にとってテュッティは仕事抜きで初めて殺したくなった例外中の例外という。この「仕事抜き」で彼がいわゆるカタギでないことがわかる。テュッティの告発でラングランを追放されており、シュテドニアスに身を置く。ルートによっては抹殺可能。この結末に関して、テュッティにまつわるジンクスがテュッティ本人にプラスに働いた唯一(もしくは初めて)の事例ともいわれている。だが、実質的にはこの男の疫病神ぶりが凄まじすぎて、テュッティに片恋慕したジョグ(ついでにティアンも)まで巻き添えで死ぬ羽目になったのではないだろうか?
- カンツォート・ジョグ
- 惚れ込まれてしまう。勿論最期は…。
- ロドニー・ジェスハ
- 連合国議会上院議員に転身した軍人。妻となったエリス共々アンティラス隊とは深い縁を持つ。面食いなところがあるためテュッティに非常に好意的である。
- アクレイド・バロム
- 破天荒なテュッティの家庭料理に心の氷を溶かされた男性。その惚れ込み様は尋常ではなかったが、奥手さが災いして告白することすら出来ていない。それどころか、電話のメルアドも番号も聞き出せていない為、友人にすらなれていない。
- シエーナ・ルドランティス
- シュテドニアスの練金学士。究理開明団に襲われていた彼女を救ったことがきっかけとなり交流を持つことになる。ガッデスに妙な装置をつけられるなどテュッティは少し迷惑なようである。
ラーダット王国
- ヅボルバ・ポフ・ミマンサー
- 初対面の彼からプロポーズされる。シュテドニアスルートでは数多くの災厄に見舞われ、中断メッセージでは免責事項付きの契約書まで署名されたが、生還を果たした。
- セウラント・ペイ・ボラキス
- ヅボルバとテュッティの前に立ち塞がった強敵。練金学士としての高い見地と本人の強運からアンティラス隊を苦しめるが、ヅボルバの力量を見誤ったことで決め手を見切られガッデスの前に散る。
OGシリーズ
- ユウキ・ジェグナン
- 紅茶党の彼の目の前で、紅茶に大量の砂糖を入れる「暴挙」を行い大きなショックを与えた。
- アイビス・ダグラス
- 同じ甘党同士。終了メッセージでは意気投合していた。
- イルムガルト・カザハラ
- 初対面時にいきなり口説かれている。また、ザムジードの処遇について思い悩んでいるところで相談に乗った事も。…イルムは何を生き急いでいるのかと思ったプレイヤーも多いはず。
- エクセレン・ブロウニング、リルカーラ・ボーグナイン
- フェイルとの通信を前に身嗜みを整え始めたテュッティをフェイルに惚れてると判断してからかった。……知らなかったので仕方がないのだが、既に恋人と死別しているテュッティを恋愛でからかうのは空気が読めていないとしか言いようがない。
名台詞
共通
- 「お姉さんは怒ってるのよ!」
- マサキを説教する際に。他にも「お姉さんはすべてお見通しなのよ」等のバリエーションあり。当のマサキは「誰がお姉さんだ!」「だあーっ!その言い方やめろっつってんだろ!」などと嫌がるため逆効果でしかないが…。
- なお、テュッティは自分は姉キャラであるかのように振る舞っているが、兄がいる(いた)ので妹キャラである。
戦闘台詞
- 「きゃあ!!」
- 被弾して中ダメージを受けた時の悲鳴。この悲鳴と苦悶の表情で多くの男性プレイヤーを萌えさせた(?)。
- 「ファルクの真価は、この力にこそあるのよ……受けなさい、ハリケーンの猛威を!」
- ファルクで「ハリケーン」を使用した際の台詞のひとつ。せっかくの真価だが、『ROE』ではファルクの武装欄からオミットされている。
- 「ロキの子、地を揺らすものよ。今こそ足かせを解き、我が敵をむさぼれ!」
- ガッデスの必殺技、フェンリルクラッシュの台詞。
- 「ギンヌンガップより生まれしユミル、深淵を出でて、始祖となす。」
フレキ&ゲリ「愚かなる者よ、しかと聞け!」
「我は告げる……ヴォルスパー!」 - みっちりミーティングした結果のひとつ。もうひとつ台詞パターンがある。
- 「その炎、水で掻き消す!」
「あなたの炎は、私には届かない!」 - イグニス戦での特殊台詞。
- 「これで終わりにしましょう、セウラント!」
「あの人の間違いは、あなたなんかに頼ってしまった事!」
「自分に嘆き、力に縋ったバカな人……」
「そんな人を利用して、騙して!」
「私はあなたを赦さない!」
「でも一番赦せないのは、気付いてあげられなかった私自身!」 - セウラントにラグナロク・サーガでとどめを刺した場合の特殊台詞。
旧シリーズ
- 「あら、マサキも少しは成長したわね。昔ならなりふりかまわずシュウを追いかけてた所だけど」
- 『EX』マサキの章「王都潜入」より。シュウを目撃しながら目の前の戦闘に集中するマサキを見て。彼が地上での経験から成長したことを実感する。
- 「殿下から? ちょ、ちょっと待って!」
- 同上。フェイルとの通信に出る前に。この一連の会話からフェイルに特別な思いを抱いていることがわかる。
- 「ミオが…ザムジードに選ばれた? そんな…いえ、だめよ! あの子にはまだ無理よ!」
- 『EX』マサキの章「大義のもとに」より。ミオがザムージュの心を感じているのを見て。本人は昔のことは関係ないと言っているがリカルドのことは引きずっていた。
- 「…ザムジードの前のパイロットよ。いい人だったわ…陽気で…男らしくて」
- ミオにリカルドのことを説明して。
- 「了解。ガッデス、封印モード3プラスAプラーナ指数、7.8! 高速咒文解放!!」
- 『EX』でヴォルクルスの分身を封印したときの台詞。このとき使用する封紋の名で「グラギウス」が正しいのか、「グラギオス」が正しいのかで議論となることがある。ちなみに、OGシリーズでは「グラギオス」となっている。短編(DP)でも「グラギオス」のままであった。
- IIIの最新設定を考えるに、実際のグラギオスとヴォルクルスは対立関係ではないため実際は「グラギウス」の名が正しい?(IIIにおけるグラギオスは三邪神最後の神であり、三邪神はその関係上で対立するどころかほぼ同一の存在)
- 「彼は本来、ああいう人だったのよ。3年前まではね」
- 『第4次(S)』最終話(総ターン数320以上)「火星の決戦」より。あっさり火星から引き下がったシュウに拍子抜けしたマサキに対して。
魔装機神シリーズ
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 「面白そう……ね……。マサキ、ひとつだけ聞いておくわ。戦いになったら、あなた、殺されるかもしれないのよ」
「もちろん、その逆もあるわ。面白そうなんて理由で、殺しあいができるの、あなた?やめるなら今のうちよ」 - 戦うことを決めたマサキに対して。この後、マサキは戦いの恐怖を身をもって知ることになる。
- 「優雅にして華麗なる、水の精霊ガッドよ、願わくばこの私とともに至高の道を歩まれん事を」
- #6「魔装機神」にて、ガッデスとの契約の際の台詞。ガッデスが反応するまで少々間があり、周りを冷やりとさせた。
- 「でも、忘れちゃダメよ。その力は正しい事に使うためのもの」
「力を使う事に溺れては、あなたは……死ぬわよ」 - LOE「死の恐怖」シナリオエンドデモにて、初めて人を殺してしまい消沈したマサキに対しての忠告。コンプリートボックスDISC2の「ボイス編集」にも収録されている。
- 「いいじゃない、かわいいんだから。あ~あ、私も猫にしたらよかったかも」
- マサキが作ったファミリアを初めて見た時に。フレキとゲリにはたまったもんじゃなく、この発言のせいでクロ・シロとの仲が悪くなった。
- 「マサキ!! もう……」
「心配……心配してたんだから……ホントに……」
「あなたに、もしもの事があったらと思うと……私……」 - LOE第一章「マサキとリカルド」シナリオエンドデモにて。テュッティと口論の末に飛び出したマサキがリカルドに説得され戻ってきた時に。マサキを見るなり、心配だったあまり泣き出してしまう。何かもうお姉さんというより恋人の身を案ずるヒロインのようである。と、ここまでは良かった(?)のだが…
- 「リカルド、あなたね……あなたがマサキに、変なことを吹き込んだんでしょう……」
「……やっぱりね……あなたが犯人だったのね……」 - 上の続き。彼女をなだめようとするリカルドに怒りの矛先が…この時のテュッティはにこやかな顔のままおっとろしい声でリカルドの首を絞め、その様子を目の当たりにしたマサキやセニアを戦慄させた。フェイルが(かなり引きながら)静止することで一旦は収まる。しかし…
- マサキ「何だよ、リカルド。何がまかせとけだ」
テュッティ「……リカルド、やっぱりあなたが……」
リカルド「ち、違うって!! 俺は、マサキを連れ戻して来たんだぜ!」 - さらに続き。首絞めから解放されたリカルドだが、「テュッティの事なら俺が何とかしてやる」とマサキに言っていたのをバラされてしまい、テュッティの怒りは再燃。
- マサキ「おいおい、まだ王都に戻ってねえんだぜ。祝勝気分もいいけどよ、王都に戻ってからにしようや」
テュッティ「…………」
マサキ「? テュッティ、何だよ、その顔は?」
テュッティ「マサキが、こんなまともな事言うなんて……ウソみたい」
マサキ「何だよ、俺だって成長してんだぜ」
テュッティ「そうね……お姉さんうれしいわ」
マサキ「それ、やめろって言ってんだろ」 - LOE第一章「魔装機神の名にかけて」にて。降魔弾発射テロを無事に鎮圧して安堵する一行だったが、浮かれ過ぎをたしなめたのは他ならぬマサキ。テュッティは驚きながらも彼の成長を喜ぶ。…例によって「お姉さん」は嫌がられるが。
- 「あら、でも、スキヤキって砂糖いれるんでしょ?」
- #32「魔装機神の名にかけて」におけるすき焼きパーティーにて。砂糖を入れるというのは確かに正しい。しかし一体どれだけ入れるつもりだったのだろうか。なおリメイク版の一枚絵「みんなでスキヤキパーティ」を見る限りでは、ビールの中ジョッキほどのサイズの砂糖壷の中身を全て鍋に入れている。しかもその後で、「砂糖ないの?」と言ってさらにすき焼きにブチ込み、その鍋はテュッティ専用になってしまった(リカルドが「ちょっと甘いくらいだろ」と高をくくって食べたが、鼻血を噴いて倒れた)。
- 兵士「魔装機神ガッデスの操者、美しき水の妖精、テッュティ=ノールバック!!」
(あ、いかん、私情が入った……)
テュッティ「精一杯がんばります。みなさん、ご声援よろしくお願いします」
兵士(う~ん……いいなあ……) - 第一章「御前試合」にて。出場選手の紹介時。この兵士が例の法則を免れたか否かは定かではないが、「III」にて近衛騎士団内でのアンティラス隊の噂についてテュッティに尋ねられたレミアが「確か誰かが美しき水の妖精って言ってた」と
ごまかす答えるやり取りがある(生存の示唆?)。 - 「あなたの賞金は、半分は貯金にまわしておいたわ。残りの半分は慈善団体に寄付しておいたから」
「もちろん、マサキは当然そうするつもりだったのよね?」 - 第一章「御前試合」にて、マサキが優勝した際に賞金はどうなったかと聞かれて。…慈善団体に寄付したと言えば聞こえはいいが、有体に言うと他人の賞金を勝手に受け取った上に使い込んだというとんでもない問題行動である。しかも「当然そうするつもりだったのよね」と言ってヤンロン達を味方につけ、マサキが反論できない状況に追い込んでいる。マサキがあまり金に頓着しないためにうまくまとまったが、どこぞの100万Gの男だったらBGMが変化して絶叫しているところである。
まぁ、うっかりマサキが全額受け取ってそれを全部プレシアに渡していたら魔装機神IIでさらにとんでもない事になっていたかもしれないが。 - 「ルビッカ……あなたは……あなたという人はっ!!」
- シュテドニアスに雇われたルビッカを発見して。怒りのあまり憎悪のプラーナを放出する。
- 「わかってるわよ、そんな事は!!」
- ルオゾールの作戦に引っ掛かりラングランに戻る途中、フレキに喋りかけられ。感情的になると声を荒げるのは彼女の悪癖と言える。
- 「私だって……私だって信じたくないわよっ!! でも、リカルドの身体が……」
「私の腕の中で、どんどん冷たくなって行くのよ……いくら呼んでも返事をしてくれない……」
「目を開けてくれないのよっ!!」 - #39「カタストロフ」にて、リカルドを失い絶望に打ちひしがれるテュッティの台詞。
- 「あなたがいれば、リカルドが助かったとでも思っているの!? バカにしないでっ!!」
- 上記の台詞の後、2人を残して進んだことを悔いるマサキに対して。どれだけ彼女が追い詰められているのかが分かる。
- 「そこの壁、サイコメトリーしてみるわ。デメクサ、ちょっと下がってて」
- 第二章「邪神の気配」にて。前述のサイコメトリー能力でヴォルクルスの神殿を調査するシーン。
- 「私…男運が悪いのかしら?」
- 「シュテドニアス激動」にて、またも自分の前にルビッカが現れたことに嘆いて。上記の台詞同様、コンプリートボックスDISC2の「ボイス編集」にも収録されている。
- 「……いいえ、あなたに感じるのはただ、哀れみだけ……。かわいそうな人」
- ルビッカとの戦闘前会話で。ルビッカは挑発を繰り返すがマサキの言葉で感情をコントロールできるようになった彼女には通用しなかった。
- 「あなたとの腐れ縁……ここで断ち切ってあげるわ!!」
- 「ラセツの最期」でのルビッカとの戦闘前台詞。ルビッカに止めをさせるのはこのシナリオだけなのでファンならば彼女の手でルビッカに止めを刺してあげたいところだろう。
- 「そう。本当の愛ってね、奪うものじゃなくて、与えるものだって」
- ウェンディを心配するマサキを後押しするリューネを見て不思議がるミオに対して。テュッティがその立場になるのはもう少し先のことだった。
- 「私は17才よ」
- リメイク版の「再会、シュウ」における水着イベントにて。声優ネタであり、用語辞典でも載ってある。同い年のサフィーネから(ご丁寧に)「おいおい」と突っ込みを受けた。ちなみに元となったネタは最初は17歳ではなく最初は16歳だったそうである。余談だが、レオナ役の榊原ゆい氏も永遠の17歳の一員に勧誘されたが、とある事情で本人は参入ができなかったため「永遠のナインティーン(19歳)」を名乗ることとなる。
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 「イブン様!精霊界に行けば……会えるんですね?」
- 精霊界の修行でミオからリカルドにあったと聞いて。自分も会おうとしたがイブンに諭され諦めた。
- 「ええ……全身全霊を懸けて止めてみせるっ!」
- ラスフィトートの復活を前にしてヤンロンとともに精霊の声に従いポゼッションを発動する。
- 「……優秀すぎてダメなのよ。どうせ泳げる人には、泳げない人間の気持ちなんてわからないの。人と魚がわかり合えない様に」
- 泳ぎの練習をしているとき、ゲンナジーではなくシモーヌに教えてもらっている理由。
- 「この技は、ヨツンヘイムに代わる新しい技よ。あれよりカッコいいセリフにしなきゃ、締まらないでしょ?」
「それじゃ、これからみっちりミーティングするわよ」
「ヤンロンやミオに負けない、カッコ良くて目立つセリフを考えるのよ!」 - IIで新必殺技「ヴォルスパー」開発時のフレキ・ゲリとの会話から。技の名前も攻撃方法も決まっているのに悩むテュッティ。フレキに何を悩んでいるのか聞かれると、「決めゼリフ」と答え、上の言葉に続く。今作であまり目立ってないことに、何やら不満を感じていたらしい。まあ、今作では戦力としても大いに活躍するのだが、その一因が垣間見える台詞である。この言葉を聞いて主の出番が少ないことへの怒りを察したフレキ・ゲリは、動揺しつつも黙って彼女に付いて行くことを誓い合うのだった。
- ……が、このルートではヤンロンが主役に昇格してしまうのでやっぱりテュッティの影が薄くなってしまう。
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- (なんて押しの強い人なの……一見、悪い人には見えないけど……ううん、見た目だけで言うなら、結構いい男だけど……)
- ヅボルバの第一印象。
- (あの人に限ってそんな事は……本当は、そういう考え方をしちゃダメなのは分かってるけど……)
- ヅボルバからしばらくメールが送られてこない事を不審に思いつつも彼を信じたい心を優先しがちになってしまう。
- 「やめて!そんな……ヅボルバを貶めるような事を!あなたがそんな人だと思わなかったわ!」
- アクレイドからヅボルバがセウラントと繋がっていると言われて。この時点ではアクレイドの予測に過ぎなかったためつい声を荒げてしまう。
- 「!!あなたは……!今は、そんな事を言っている場合ではないでしょう!?あなたのやった事が、今、どれだけ多くの人達に、迷惑をかけているのか分からないの!?」
「もう、私は……あなたの事が分からないわ……!!」 - セウラントの事を黙っていた為にポトミア州軍の暴走を引き起こしてしまったにもかかわらずテュッティ個人に謝罪するヅボルバを怒ってしまう。ついさっきアクレイドからヅボルバとセウラントの関係を指摘された事もあった彼を信じるか迷いが生じ始める。
- 「……確かに、負い目はあるわ。それに、シュテドニアスに対して、まったく恨みがないわけでもない」
「でも、違う……いえ、違った……!あなたが問いかけてくれたお蔭で、私……自分の気持ちが分かったの!」
「私、ヅボルバの事が好きだった……!最初は変わった人って思ったけど、本当は真摯で、優しい人で……私は、過去の記憶のせいで、自分の幸せを考える事ができなかった。自分の気持ちに正直になれなかった。けど、真っ直ぐなヅボルバを見ていて、魔装機神操者の使命だけじゃなくて、自分の幸せだって、欲張ってもいいと……」 - アクレイドからテュッティの過去が原因でヅボルバの事を責任に感じているのではないかと言われて。アクレイドの言葉によって自分の本当の想いに気付いたテュッティはヅボルバに彼の真意を聞きこの想い伝えることにした。
- 「自分の国の事を言うのに、なぜ『この国』なんて、他人行儀な、一歩退いた言い方をするの?国の事を真剣に思っているのなら、『この国』ではなく、『我が国』と言うはずよ」
「自分の親や子は普通、我が親、我が子って表現するわ。……愛情を持っているのなら。それは国だって同じはずよ」 - ヅボルバからパーゼミュート社やセウラントに国防を依頼した理由を聞いて。『この国』という言葉から彼の国への愛が薄れている事を指摘する。
- 「あなたは懸命に努力したわ。この混乱を治めようと、過労死寸前まで頑張っていた。それに、私に対しても真摯にアプローチしてくれた……それはあなたが、どちらも大切に考えていたからじゃない!おろそかになんてしていないわ!」
「違うの!治療室での事なら、あれは違う!あれは、あなたが私情にかまけて、本来のなすべき事を、おろそかにしているみたいだったから……そんなのは、あなたらしくない……そう、思ってしまったから……だって……本当のあなたは……私が好きな、あなたの姿は……!!」 - 自分を責めるヅボルバに対して今まで見てきた彼の努力を伝え、そんなどんな事にも前向きに努力する姿を好きなことを伝える。
- (私はまた……失うの?手に入りかけていたものを……お父さん、お母さん、お兄さん……リカルド……殿下……また……また私の前から消えてしまう……!!違うわ、そうじゃない!そうよ、ヅボルバが教えてくれた!愛する者は護るもの。そして、護るものは多くても構わない。むしろ、多くを護る方が大事。欲張りでもいい、私は世界を、みんなを、そしてヅボルバを護りたい!)
「そうよ……私は諦めない。私の愛する全てを護る為……今は、全力をつくすのみ!」 - ドーソンからヅボルバが死の危機にあることを知らされて。今までの大切な存在と同じようにヅボルバも失ってしまう恐怖に飲まれかける。しかしヅボルバの祖国もテュッティも愛する姿を思い出し自分も同じ想いを抱くようになった。その結果、ガッドに認められポゼッションを発動させた。
- 「うっ、うう……どうして……やっと……自分の気持ちに気付いて……素直に……なれたのに……私は……もう二度と……大切な人を……失いたくなかったのに……こんな事なら……こんな想いをするなら……やっぱり……愛さなければよかった……どうして……ヅボルバ……」
- ポゼッションの発動で休んでいるとき見た悪夢の中で。心から愛するヅボルバを失う悪夢だったが、これはガッド曰くテュッティの奥底に眠る恐怖らしい。
- 「人の命がかかってるのよ!軽率な事言わないで」
- ヅボルバがいる可能性があるパウラータ要塞跡を発見するがアクレイドに罠の可能性があると言われて。彼の意見が勘だったために声を荒げて厳しい態度をとってしまう。結局、その要塞跡にはセウラントはおらず無駄足に終わってしまう。更にセウラントの居場所がヅボルバと会話をしたオーラータ要塞跡であったことが分かり落胆してしまう。
- (連絡なんて来ているはず無いのに、つい携電に手が伸びるなんて……私、やっぱり焦ってるのね……)
- ヅボルバの事を心配するあまり、アクレイドにあたるなどした事をマサキやリューネから指摘され。一人になって彼を意識しすぎている事を認識し後悔する。この後、アクレイドに会って今まで強く当たってしまった事を謝罪するが彼から大事な人に何かがあったら焦るのは当然と言われ気が楽になった。
- 「そんなもの……そんなもの、効かないわ!」
「装甲が防いだわけじゃない……精霊が全ての人の意志が、あなた達の行いを否定したの!」 - キガのトラップに引っ掛かるも攻撃を防ぎきって。これを見たキガは人の意志に否定されたと思いコンプレックスを爆発させた。
- 「そんな……そんな事、させるもんですか!」
「大丈夫……私はもう、誰も……死なせたりしない!」 - オーラータ要塞の動力源が暴走しヅボルバ達がピンチに陥っているのを見て。テュッティの彼らを救おうとする意志のガッドが応え、ヅボルバ達を水に包み動力源の爆発から護った。
- 「ええ。ヅボルバに逢いたい……それが……私の素直な気持ちだもの!」
- シュテドニアスルート通常エンディングでの最後の台詞。
- 「本当に……本当にヅボルバが無事でよかった……私はやっと、大切な人を護る事ができた……私の氷を溶かしてくれたあの人を……みんなも、そして自分自身も……、水はあまねく拡がり、護り、慈しむもの……広く深く、それが水の在り方……だったら、私ももっと欲張りになってもいいのよね?お父さん、お母さん、お兄さん……リカルド……殿下……私……幸せになってもいいのよね?」
- シュテドニアスルート特殊エンディングでの最後の台詞。
- (あの時……あの場所には……リカルドも殿下もいたけれど……いなくなってしまった人もいるし、新しく加わった人もいる……変わらない事だって、いつかは……とめどなく変わってく……それが世の中の流れ……そういう事なのよね、きっと)
- DLC「アンティラス隊の名にかけて」ですき焼きを食べる際、彼女はガッドから言われた水も刻も移ろいやすいという言葉を思い出していた。
αシリーズ
- 「あなたの気持ち、私には良くわかるけど…」
「いつまでもその感情に囚われているのは良くないわ…」 - α外伝でキエルが実は月の女王であるディアナ・ソレルだと露見した際、ディアナに友好的な他の面々の態度に憤り、自分の両親を殺したディアナ・カウンターの頂点であるディアナへの復讐心を密かに抱いたソシエの心中を察してかけた言葉。上記の通りソシエと似通った境遇であった故のクロスオーバー。
OGシリーズ
- 「そ、そんな……ザムジードが……!リ、リカルド……!」
- シュテドニアスがザムジードを使用したのを見て。EXの時より早く反応しその反応も大きくなっている。
- (ザムジードがミオを選んだのなら……私もそれを受け入れるわ、リカルド……)
- イルムの言葉を受けて。やはりリカルドのことを引きずっていたがイルムの言葉で受け入れることができた。
迷台詞
搭乗機体
備考
テュッティはフレキとゲリの名前に始まり、ガッデスの武装名、フリングホルニの名称など、北欧神話に由来する名称を多く用いているが、北欧神話とはスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド等で語り継がれた神話であり、フィンランドは含まれない。フィンランド共和国の主な構成民族であるフィン人は父系遺伝子がモンゴロイドに由来し、混血が進んだために見た目こそゲルマン系だが、神話体系は天空神ウッコを中心とする独自の物を持っている。一方、『EX』「マサキの章」の「王都への帰還」では、ミオの「ゲルマン系」という推測に対して肯定している。これらを総合すると、テュッティの祖先はフィン人の系譜ではなく、北欧神話を語り継ぐ他の地域の出身であると考えるほかない。が、特にそういった補足設定が存在しないため、現時点では「よくわからない」という他ない。
脚注
- ↑ 特に好んでいるものがサウナで、最低でも一日二回は利用。設計したサウナルームは男女問わず好評。
- ↑ 運転免許ではA級ライセンスまで取得済。1996年に発売されたサントラのブックレットにこっそり「レーサーに誘われるほど」と言及されている。資産家の出ということを暗示する意図があったのではないか。
- ↑ 湖の多いフィンランド出身で泳げないというのは確かに致命的といえなくもない。最も、泳ぎが不得手でもガッドとの「ポゼッション」は可能であったため、これはこれで意味のない個性のひとつとなりつつある。
- ↑ 逆説的にシモーヌが魔装機神操者となれなかったことを証明するかたちとなった。
- ↑ リカルド・シルベイラは、僚友を犠牲にして生き延びた負い目を引きずるあまり生存欲求に乏しく死に逃避しがちという欠点があり、フェイルロードは己の夢(野望)と責任を果たすために過度の訓練を課して肉体的健康を損なってしまった人間である。単に自己犠牲の精神が強すぎる不幸な男にテュッティが魅かれやすいだけという見方も成り立つ。
- ↑ テュッティが愛した6名の人間中4名をルビッカ一人が手にかけているのだ。これを疫病神といわず何と呼ぶのか?