海動剣

2015年3月22日 (日) 12:12時点における126.77.35.252 (トーク)による版 (→‎名台詞)

海動剣(Ken Kaidou)

  • 登場作品マジンカイザーSKL
  • 声優:浅沼晋太郎
  • 種族:地球人(日本人)
  • 性別:男
  • 所属:WSOスカルフォース・デスカプリース隊
  • 階級:特務中尉
  • キャラクターデザイン:伊藤岳史

マジンカイザーSKLのパイロットの一人。コードネームは「アモン6」。

口より手が先に出る熱血直情型で、戦いを何より好む。敵に対しては全く容赦がなく、傭兵時代においては味方からも恐れられたと評されるが、(荒っぽい方法ながら)味方や人質の救助をする場面もあり、単なる戦闘狂というわけではない(この事から、ファンの間では真上共々「善良な公務員」扱いされている)。

漫画版では、『普通の人間』には操縦できないカイザーのパイロットとしてスカウトされた経緯が描かれている。

カイザーの操縦においては格闘戦を担当し、生身の戦いにおいても刀やナイフを用いて高い戦闘能力を発揮する。

あくまで普通の人間であるが常人では操縦すらできないカイザーを乗りこなし、生身においても何十人もの兵士を物ともせず薙ぎ倒すなど、特殊な出自がある相方に引けを取らない。

OPにて、主人公らしからぬイイ笑顔(いわゆる「オリジナル笑顔」を連発する。おまけに黒い獣が飛び散って海動に姿を変えるという悪役染みた演出まで用意されている。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。担当声優の浅沼氏は今作品でスパロボ初参加。原作通り過激な台詞が多いが、彼なりの仲間達への気遣いを見せるシーンもある程度見受けられる他、ハザードミナミのような外道には激しい怒りを露わにしている。原作(OVA版、漫画版)同様「過激だが、最低限の良識と義侠心は持っている」というイメージそのままに描かれていると言える。
また、真上共々どのような状況でも「戦いたいから戦い、潰したいから潰す」というスタンスを全く変えず、戦術指揮官達やアーニーとは別の方向性で自軍を引っ張っている。ウイングクロス後の海動と真上及び合体後の飛影組は高い方に能力が統一されるシステムの関係上、「麗しのディストピア」におけるデウスエクスマキナ登場時の気力低下イベントで気力が下がらないというバグがあるが、海動達の場合はこういった性格のためデウスの言葉を無視したという演出だと勘違いするプレイヤーが続出した。
スキルパーツで自身の格闘術を直伝してくれるが、当然自分自身にも直伝できる。スキルパーツは真上と共有するので、どちらにとっても有用なものを優先したい。特に集中力SPアップは精神コマンドが真上と分担されている関係で凄まじい効果を発揮する。
今回はクロスオーバーで、ガランの代わりにサコミズ王とチャンバラをやらかす。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
本作では遂にマジンガーシリーズゲッターチームジーグ等の他ダイナミック作品との共演を果たす。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

典型的なスーパー系と言える。真上とは格闘射撃技量命中防御回避が対になっている。
ウイングクロス時は射撃・命中・回避が真上と同値になり、万能型になる。

精神コマンド

UX
ド根性不屈闘志気合熱血
清々しいほどダメージ変動系に偏る。真上が覚醒を持っているので、熱血と覚醒を分担することでカイザーの火力も相まって凄まじいダメージを叩き出すことも可能。

特殊技能(特殊スキル)

UX
底力L8、援護攻撃L1、全体攻撃L2、インファイトL3
底力のレベルが高いが、カイザーは甲児機と違ってそんなに硬くないので、被弾時の保険と考えたほうがいい。終盤でボスキラーにするならEセーブは必須。

人間関係

真上遼
相棒。度々いがみ合うが、戦いにおいては息の合った連携を見せる。
由木翼
スカルフォースの同僚(厳密に言うと軍の階級は、正規の中尉である彼女の方が海動より上)。
堅物な性格なので疎ましがっている。だが、OVA第3巻では彼女の力量を認めるまでになった。
スカーレット・ヒビキ
上官。一目置いており、彼女が戦死したときは寂しげに「嫌いじゃなかったぜ」と語った。UXでは死亡しないため、この台詞は別のキャラに対して使用された。
ミスティ
敵に襲われた時、彼女の乗るサイコギアごと敵機をぶった斬るという無茶な方法で救助した。

他作品との人間関係

ダイナミック作品

兜甲児 (OVA)
剣鉄也 (OVA)
兜甲児 (真マジンガー)
同じマジンガーシリーズのキャラクターで、原作の世界観は違えどマジンガーパイロットの先輩とも言える存在。
CCにて共演し、マジンガーシリーズの敵を相手には度々共闘している。
流竜馬 (OVA)
同じダイナミック作品の主人公で、キャラクター性にも色々と共通点の多い人物。
CCではカイルスきっての武闘派として共に登場する場面もあり、「宇宙を守ってきた者達」では彼らと模擬戦で対決する場面も。

その他

劉備ガンダム関羽ガンダム張飛ガンダム
UXでは共に奇械島の敵と因縁を持つ者同士であるため、共闘する機会が多く、互いを認め合う間柄でもある。
孔明リ・ガズィ
UXでは序盤にバイストン・ウェルにて彼の策に従い、ホウジョウ軍の本城へと生身で突撃する。
シンジロウ・サコミズ
UXで城へ殴り込みをかけた際に対峙。ガロウ・ランのようだと例えられた。
「桜花嵐」では版権主人公として説得が可能だが、内容は全く説得していない。ゲーム的にも「ハズレ」扱いになるというトラップと化している。
リチャード・クルーガー
UXにて、海動の代わりに対消滅を実行する役割を請け負い死亡する。海動は心中で前述のスカーレットに対する台詞を呟き、その死を悼んだ。
ドクターミナミ
UXにて、スクラッグに改造された地球人を操るという彼の凶行に怒りを爆発させる。下記のハザード共々、UXで海動を本気で激怒させた敵の一人である。
ハザード・パシャ
UXでは、自分の欲のために他者を弄び、苦しめる彼を最も嫌い、激しい義憤と敵愾心を向ける。

名台詞

「なんだ、あの捨て台詞?底抜けの馬鹿たれだな」
OVA第1巻において、キバが「今度会ったら決着付けてやる!覚えてやがれ!」と捨て台詞を吐いて撤退した際に。真上曰く「お前に言われちゃ…」
「威力はすげえんだけどよ、戻ってくるまでがまどろっこしいんだよな」
OVA第1巻において、トルネードクラッシャーパンチを評した発言。通常状態のカイザーは腕を使う武装しかないので、そう思うのも致し方ないか。
UXでも、トルネードクラッシャーパンチ使用時に同じようなニュアンスの台詞を言う。
海動「神に会うては神を斬り!」
真上「悪魔に会うてはその悪魔をも撃つ!」
海動「戦いたいから戦い!」
真上「潰したいから潰す!」
「「俺達に大義名分などないのさ!」」
OVA第1巻において、キバにトドメの一撃を加えた際の台詞。いわゆる、マジンカイザーのキャッチコピーの一つである「神を超え、悪魔すら倒せる」のSKL版。
ちなみに、臨済宗開祖の「殺仏殺祖(一部では無一物と言ったほうが通りはいいが)」も元にしていると思われる。
海動&真上の地獄コンビを代表する過激極まりない名台詞であるが、深読みすると「戦いたいから戦い、潰したいから潰す」→「戦いたくない相手とは戦わない」という事になる。
UXではイベントでの再現に加えて牙斬刀の演出でも使われるが、トドメ演出ではないので毎回カットインと上記のセリフが入ることになり、テンポが悪いという意見もある。
なお、UXにおける海動&真上は、なんと本物の神を相手にこの啖呵を切っている(後述)。
「教えてやろうか? 赤いコードをだなぁ…」
OVA第2巻で重力炉のシステムに仕掛けられたトラップを解除しようとする由木を茶化すが、逆に「黙ってて!」と言われ、黙り込んでしまう。
「バ、バカ野郎……テメーがキレちまったおかげで、俺達が地獄……だ」
OVA第2巻にて、逆上した真上ガランに返り討ちにされた際に。
「良いタマじゃねぇか」
事態を察しないWSO幹部の唐吉(SRW未登場)に由木が食ってかかったのを無線で傍受した際の発言。
またウイングルを起動させた件も含めて、海動は由木のことを以前よりは認めるようになる。
「お前がそれ以外に方法がねえと出した答えなら、俺達に文句はねぇ」
重力炉の暴走を止める最終手段が命懸けの対消滅であることを告げた由木に対して。
ちなみに、この直前に由木からの通信に空中戦の真っ最中だった海動は「今てめぇの相手している暇はないんだからな!」と話をぶった切ろうとしていた(ので、真上が代わりに話を聞いた)が、しっかり由木の話を聞いている。煙たく思っていながらも海動の由木への信頼が窺える。
「おとなしく止めるより、派手に花火上げて止めたほうが、俺達の性に合ってるってもんだ!」
海動のこの言葉を受けて、由木も「はい」と答える。
「今更何言ってやがる、死にぞこないが! テメーが死ぬか、俺達が先にくたばるか! こういう賭けも、たまには面白れぇ!!」
キバが搭乗するアイアンカイザーを重力炉に連れて行った際にキバから「テメーら、死ぬ気か?」と問われた際の返答。
「あの世もこの世もねぇ……テメーはもう、地獄にいるんだ!」
キバから「決着をあの世に持ち越そうってつもりか?」に対する返答。この時の海動の顔はなかば「オリジナル笑顔」。
海動「うおおぉぉぉ、使いじゃねえ!!」
「「俺達が、地獄だッ!」」
OVA第3巻エピローグ。由木から「“地獄からの使い”さん」と茶化されたことに対する返答。この決め台詞で本編(OVA版)は完結する。
なお、UXではエンディングでのDVEに採用されており、上記の返しの他に「地獄の果てまで逃げ切って見せる」と豪語した沢渡への痛烈な皮肉となっている。
「それにコイツぁ俺と同じ制服を着てっから殺しゃしねえ! 殺るのは”敵”だけだ。」
「戦場じゃ白か黒しかねぇ!! ”敵”と名のつく奴は斬って斬りツブす!! それが俺の掟(ルール)!!」
真上とのケンカの最中にスカーレットに武器を取り上げられながら。戦闘狂だが最低限の良識はある海動らしい台詞。
「勘違いすんな、”殺しゃ”しねぇと言っただけだ」
直後に煽った真上に奇襲の蹴りを浴びせながら。実際刑務所時代には突っかかってきた囚人と黙認した看守を半殺しにしていた。
「命をかけた奴らに命をかけて応えたまでだ」
漫画版での台詞。「命をかけた奴ら」というのは人質を盾にされまともに戦えないスカーレットに対して「私達にかまわず(敵ロボットを)ヤッてくれ」と懇願した人質たちのこと。海動はこの言葉に対して敵ロボットを爆破したうえで、カイザーの身を呈して人質たちをその爆発から守るという形で応えた。
海動が戦闘狂でありながらも「善良な公務員」と呼ばれる由縁である。

スパロボシリーズの名台詞

「ご大層な大義名分並べやがって。戦いたいから戦う、でいいだろ!」
UXにおける対サコミズ、対加藤用の戦闘台詞。
「へへ…あんたがサコミズ王か。その首、もらいに来てやったぜ!」
UXにて、孔明の策の一環として生身で単身敵城に殴り込み、サコミズと対峙した際に。
さながら任侠映画の鉄砲玉のごとしであり、サコミズからも「ガロウ・ラン気質の地上人」と評されるが…(後述)
ちなみに、原作でガランの城に乗り込んだシーンの再現。
海動「それによ、あんまりシメっぽい話ばかりしてると、おっさんが化けて出てくるぜ?」
真上「いや、そもそも俺たちが地獄なんだ。化けて出る必要もあるまい?」
海動「へへ、それもそうか。あのおっさんが地獄行きだってんなら、俺たちとずっと一緒ってことだ」
自分達の身代わりとなって散ったリチャードに対して。
「散々俺たちに喧嘩を売っておいてよくも助けろだなんて言えたもんだなあ!」
UXにて、ホウジョウ軍に襲撃され、「早く我々を助けに来んか」と自分たちに救援を求めたハザードに対していった台詞。
第一部にて悪事を働いた上に自軍部隊を世界の敵に仕立て上げておきながら、何食わぬ顔して自分たちに助けを求めるハザードの態度には、海動も相当腹に据えかねていることがわかる。
「あ、あの野郎ッ…!」
UXにて、「蒼穹-そら-」にてUX諸共核ミサイルでフェストゥムを殲滅させようとするハザードに対して。
海動「御託並べてねえで、とっとと来な! 祝福ってやつをくれてやるからよぉ!」
真上「ただし、貴様に与えられるのは…地獄だッ!」
UXにて、「蒼穹-そら-」の対イドゥン戦での発言。イドゥンのセリフを文字通りぶった斬ってこのセリフをかぶせる。これほど「祝福」という言葉が物騒に聞こえるのも珍しい。この場合、祝福と書いて地獄と読むべきか。
「この、ド外道がァァッ!!」
UXにて、元々は人間だったスクラッグ兵の自我を消して生物兵器に変貌させたドクターミナミにブチ切れる。
ミナミに限らず、己の欲を満たすために人道を平気で踏み躙る人物には、この様に怒りを露わにしている。
海動「ウダウダ悩んでんじゃねえ! 死なねえなら死ぬまでやりゃいいんだよ!!」
真上「文字通り骨の髄まで叩き込んでやる、地獄の恐怖をな!」
「リザレクション」にて、しぶとく再生を続けるティベリウスを前に二人して。このステージに限らず、全体を通してこの地獄コンビはこんな感じ。ここまでくるともう清々しいものである。
「俺たちは戦いから戦い、潰したいから潰す! それで戦う相手がいなくなったら…」
「そん時は神や悪魔にでも、喧嘩を売ってやるぜぇぇぇーっ!」
UXにて、デウスエクスマキナとの戦闘前会話。滅びを回避するべく人に「死による想像」を与えようとする「機械仕掛けの神」に骸骨の魔神が牙を剥く。
後にユガをリセットしようとする神にも喧嘩を売ることになる(後述)。
「あいつ、やる気がねえなら帰りゃいいのによ」
UXにて、ミールと感情の板挟みに悩む来主操に対する特殊戦闘台詞。戦闘前会話で容赦なく凄んだ後、軽い調子でこう言う。
身も蓋もない台詞ではあるものの、「戦いたくないなら戦わなければいい」という意味では他のキャラの台詞と大して変わらない。
これでも一応、戦いをやめるよう海動なりに説得しているつもりなのかもしれない。
「話し合うつもりなら、道、間違ってるぜ。こっちは地獄だからな!」
ELSおよびバジュラに対する特殊戦闘台詞。上の台詞同様、戦う以外の道もあることも一応理解はしているようだ。
実際ELSと対話できるのは脳量子波をもつ人間だけなので、物騒な内容だが正論ではあるし、「対話」を真上と共に「甘い事を言っているが、戦いを終わらせるための手段」と認めている場面もある。むしろ、戦いを終わらせるために奔走する者達のために汚れ役を引き受けている節すらある。
ちなみに対話云々以前に問答無用で滅多切りにしそうなマジンカイザーSKL組の参戦が確定したとき、「対話失敗するのでは?」と騒ぎになった。
海動「襲ってくる分には、倒しちまって構わねえんだよな?」
真上「嬉しそうじゃないか」
海動「てめえこそ」
ELSおよびバジュラに対する特殊戦闘台詞。こちらの台詞では嬉々として迎撃する。
「それになぁ、退屈なんだよ…」
「みんなお手々繋いで仲良くじゃ、戦う相手がいなくなるからなぁ!」
クイーン・フロンティアとの戦闘前会話にて。彼らギャラクシー船団の黒幕はインプラントによる思考連結を目論んでいるのだが、それを拒否する理由がコレ。とことんブレない男である。
これは戦う相手が居ない平和な世界だからといって、自分から戦火を広げるような真似はしないという事でもあり、漫画版の最終決戦でも似たニュアンスの発言をしている。
海動「けっ、そんな御託は聞き飽きたぜ! 要するに、アイツは俺達を消そうとしてるんだろ!?」
葵「ええ……だったら、答えは一つしかないわよね!!」
海動「神に逢うては、神を斬り!!」
真上「悪魔に逢うては、その悪魔をも撃つッ!!」
カリ・ユガの出現に自軍が動揺する中で。チームDの同調を受けて、二人の地獄が世界をリセットする機械の神に「地獄逝き」を言い渡す。
「神に逢うては、神を斬り」「悪魔に逢うては、その悪魔をも撃つ」二人に、迷いなど無い。
真上「そういうことだ。俺たちに大義名分など意味はない!」
「俺たちは戦いたいから、戦い! 潰したいから、潰す!」
海動「俺たちは地獄!」
「テメエをこの世から滅ぼす、魔神・カイザーだぁぁぁ!」
カリ・ユガとの戦闘前会話にて。最後の最後までブレない。

スパロボシリーズの迷台詞

「遊びたいから遊び」
真上「続けたいから続ける!」
「「スパロボを遊ぶのに、大義名分などないのさ!」」
UXにおけるゲーム中断時の発言。上記の台詞のパロディ。
「ガロウ・ラン…なんだそりゃ? ガンダムのパイロットか?」
前述のセリフのあと、サコミズからガロウ・ランと言われた際に返した台詞。確かに似ているが違う。この発言からUX世界でのソレスタルビーイングの映画にはそのガンダムのパイロットが出ていたとネタにするユーザーもいる。
……しかし、映画館の座席に大人しく座って映画を観ている海動の姿は、なかなか想像できないであろう。まぁ、間違いなく足を伸ばして寛いでいたに違いない。
「そりゃあ良かったな、あばよ!」
第18話IMデモで宗美を紹介された時に。そのあんまりな返答にジョウから「途中で勝手に終わらせるな!」と突っ込まれる。
「理由なんざ、どうだっていい! あの野郎をブチのめすチャンスだ!」
UXにて、「朋友-おかえり-」のイドゥン戦での発言。攻撃が全く効かなかったイドゥンにダメージを与える事に成功した時の台詞であるため、内容自体は至極真っ当なのだが、言い回しがどこかで聞いたような……
「…なんだありゃ? 要するに、ハダカになってんのか?」
UXの第26話にて、軽装モードの孫尚香陸遜を見ての反応。一方の真上はというと、混乱していた。
しかし、さも当然の様に海水浴に参加している地獄コンビというのもそれはそれでシュールである。
クラウディウス「カリグラぁ!おめーがボヤっとしてる間に、奴らに近付かれてんじゃねーか!」
カリグラ「だっラら迎え撃って、破壊するダケだ。その程度もワカらなイのか、クラウディウス?」
真上「行くぞ、海動!お前の取り柄は戦うことくらいだ、ミスなどするなよ!」
海動「いちいち指図するんじゃねえ!てめえこそ、俺の足を引っ張んじゃねえぞ!」
UXにて、「THE CROW」のカリグラクラウディウス戦での戦闘前会話。双方「喧嘩するほど仲がいい」コンビだからか、敵ではなく相方に喧嘩を売っている。
海動「ヘッ、テメエを説き伏せるのに、言葉はいらねえよな!」
真上「戦場にてまみえた以上、語る術はただひとつ…!」
サコミズ「そうであろう!己が意志を貫くのであれば、その剣をもってしてのみ!」
「いざ参る!地獄へ落ちる覚悟はできているか!?」
海動「誰に言ってやがる!覚悟もなにも、俺たちが地獄なんだよ!」
UXにて、「桜花嵐」の対サコミズ戦での戦闘前会話……ではなく、説得台詞。見ての通り、どう見ても説得していない(剣と剣の語り合いと言えなくもないが…)。
案の定、ハズレ扱い(最低値とは言え、それでも1ポイント入るが)である。普通に考えればこいつらに説得させようと考えた事自体がプレイヤーの選択ミスだが、まぁ、全プレイヤーが予想していた事だろう。

搭乗機体・関連機体

マジンカイザーSKL
パイロット。格闘戦を担当。

余談

  • 『マジンカイザーSKL』公式サイトにて、海動役の浅沼氏は「(マジンカイザーSKLは)スパロボに出たらかなり活躍するんじゃないでしょうか(笑)」とコメントしていた。
  • 「海動」という姓は「カイザー」をもじったもので、名付け親は永井豪氏。
  • コードネームの「アモン6」は永井豪作のデビルマンに登場するデーモンの勇者アモンから取られている。
  • 書籍『魔神大戦21』のインタビュー記事によれば、キャラクターの原型は『ガクエン退屈男』の主人公の一人・早乙女門土とのこと(より厳密には『バイオレンスジャック』登場時か)。
  • ダイナミック作品では「剣」という名前の主人公がもう一人いる。