スカーレット・ヒビキ
スカーレット・ヒビキは『マジンカイザーSKL』の登場人物。
スカーレット・ヒビキ | |
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登場作品 | |
声優 | 浅野真澄 |
デザイン | 伊藤岳史 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦UX |
SRWでの分類 | 戦術指揮 |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
所属組織 | |
所属部隊 | グレンファルコン隊 |
役職 | 隊長 |
軍階級 | 大尉 |
概要編集
スカルフォース・グレンファルコン隊の隊長であり、ウイングルのパイロット。美人だが、苛烈な言動で部下を鼓舞する女傑。その戦闘能力も海動&真上が一目置くほどの高さを持っている。重力炉停止作戦の指揮を執り、カーゴシップで奇械島へ突入するが、突入直後にカーゴシップが被弾し、由木を除くほかの隊員もろとも殉職した。オープニング映像に登場しているにも関わらず、オープニングが流れる前に死亡という異例のキャラクター。
前日譚が描かれている漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』(SRW未参戦)第1巻では相応に活躍しており、模擬戦において海動&真上の駆るカイザーを圧倒するほどの技量を見せている。カーゴが襲われ腹部に致命傷を負った際には、由木に自身のマフラーとウイングルを託すシーンも描かれている(OVA版では傷が頭部だったため即死)。
登場作品と役柄編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。ウイングルには搭乗せず、戦術指揮を担当する。奇械島への突入時に流れ弾から由木をかばって被弾するが、自軍による救援もあり一命を取り留め、最後まで生存している。スパロボ補正の典型例と言えるが、本作の戦術指揮は各参戦作品から最低1人は担当しており、『マジンカイザーSKL』からはスカーレットしかいないことから、メタ的に言えば戦術指揮を担当させるために生存したことになる。
- 余談だが、スキルパーツに「スカーレット式罵り語録」がある。マオ姐さんの海兵隊式罵り手帳のように苛烈かつ卑猥な内容となっているのだろうか。
- スーパーロボット大戦BX
- 原作終了後なので死亡している。
- 前作同様スキルアイテムとして「スカーレット式罵り語録」が登場するが、シナリオ中由木が突然口調を変えて叱咤し始めるシーンがあるので、恐らく罵り語録は彼女が持っているのであろう。
ステータス編集
戦術指揮編集
- 援護行動効果10%上昇、全体攻撃時の攻撃力10%上昇、初期気力5上昇
- 『UX』。シングルユニットの強化に特化。基本的にパートナーユニットで出撃するユニットの方が多いので、やや辛いか。
- 本領はむしろ、出撃前にスカーレットの罵倒術が披露されることにある。
人間関係編集
他作品との人間関係編集
- 沢渡拓郎
- 『UX』のエピローグでは、ハリケーンと共に某国の廃墟でロストバレルのファクターとなった彼と交戦する。
- パトリック・マネキン
- 『UX』では彼の不死身ぶりについて高く買っている。
- ミツヒロ・バートランド
- 『UX』で共演。フェストゥムを倒すためなら家族を利用し、竜宮島を捨てる彼を「戦争の犠牲者」と評した。
名台詞編集
- 「どうした、チンカス野郎共! どいつもこいつも、ママの所へ帰りたそうなツラだな!」
「そうだ、ケツの穴を締めろチンカス共!」 - OVA第1巻より、奇械島へ突入に不安を感じた部下に対して。強烈なインパクトを残した戦争映画『フルメタル・ジャケット』(スタンリー・キューブリック監督作品)に登場する鬼教官・ハートマン軍曹の罵詈雑言を彷彿させる色々とマズい台詞。
- 「チンカス」はやはりマズかったのか、『UX』では「クソ野郎」に差し替えられた。…あんまり変わらないような。
- 「由木中尉、今回の任務は戦闘行動じゃない。重力炉を止めるだけだ」
「我々がサポートする。貴様なら大丈夫だ」 - 一人不安な表情を浮かべていた由木翼に対し、上述の過激な台詞とは打って変わって、穏やかな態度で彼女を気遣う。
- 単に部下達を叱咤激励するだけに終わらず、なおも不安に駆られる部下の心情にも配慮できるあたり、スカーレットの上官および女性としての細やかな一面がうかがえる。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「だとすれば、あの男もまた、戦争の犠牲者と呼べるのかもしれんな…」
- 『UX』第29話「燈火-ともしび-」エンドデモより。フェストゥムを憎むあまり、「人としてあるべき心」を失ったミツヒロに対して。
- 「何を迷っている、由木!」
「海動と真上の志を無駄にする気か!」
「ウイングルを、今までお前に任せたのは何のためだ!?」 - 『UX』第31話「Final Count」より。アイアンカイザーの暴走を止めるためにマジンカイザーSKLを犠牲にする(さらにウイングクロスも行う必要もある)ことに躊躇った由木に対しての叱咤。