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結婚後はマックスと共に、赤く染めたVF-1Jバルキリーで戦場へと出るように。
 
結婚後はマックスと共に、赤く染めたVF-1Jバルキリーで戦場へと出るように。
  
劇場版では輝達を捕らえたブリタイ艦へと奇襲を掛けて潜入、中で暴れまわっていた(この騒ぎがあったので輝達は脱出出来た)。その後は壊滅した地球へ降下したマクロスを追って登場、輝やマックスと共に警戒に出た[[柿崎速雄|柿崎]]を、いきなり上空から攻撃して撃墜すると言う衝撃の再登場を果たす。その後はマックスとギリギリの攻防を展開、ついに艦の中まで追ってきたマックスに競り負ける事に。血を流して倒れた彼女のメットの下の素顔を見たマックスが「美しい……」と漏らすと、ミリアも「う・つ・く・し・い……?」と返し、場面はフェードアウトする。その後ボドル艦隊との戦いが始まるまで二人とも姿を見せない為、いかなるエピソードがあったかは不明だが、決戦時には巨人化したマックスと共にクァドラン・ローで出撃しており、既に息の合ったコンビネーションを見せていた。
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劇場版では輝達を捕らえたブリタイ艦へと奇襲を掛けて潜入、中で暴れまわっていた(この騒ぎがあったので輝達は脱出出来た)。その後は壊滅した地球へ降下したマクロスを追って登場、輝やマックスと共に警戒に出た[[柿崎速雄|柿崎]]を、いきなり上空から攻撃して撃墜すると言う衝撃の再登場を果たす。その後はマックスとギリギリの攻防を展開、ついに艦の中まで追ってきたマックスに競り負ける事に。血を流して倒れた彼女のメットの下の素顔を見たマックスが「美しい……」と漏らすと、ミリアも「う・つ・く・し・い……?」と返し、<ref>TV版での該当話では作画崩壊によって彼女のビジュアルはかなり残念なことになってしまっていたが、この場面ではそれとは比べ物にならないほど美麗に描き直されている。</ref>場面はフェードアウトする。その後ボドル艦隊との戦いが始まるまで二人とも姿を見せない為、いかなるエピソードがあったかは不明だが、決戦時には巨人化したマックスと共にクァドラン・ローで出撃しており、既に息の合ったコンビネーションを見せていた。
  
 
そして一連のゼントラーディとの「第一次星間大戦」戦争後はマックスとの間に、初の異星人間の混血児「コミリア」を授かる事に。ゼントラーディ(メルトランディ)には生活習慣がない為、結婚後も家事一般はマックスに任せっきりであったが、育児だけは戸惑いながらもきちんとこなしていた。
 
そして一連のゼントラーディとの「第一次星間大戦」戦争後はマックスとの間に、初の異星人間の混血児「コミリア」を授かる事に。ゼントラーディ(メルトランディ)には生活習慣がない為、結婚後も家事一般はマックスに任せっきりであったが、育児だけは戸惑いながらもきちんとこなしていた。
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:小説版『恋離飛翼』にて搭乗し、マックスと戦場デートへ出かけた。なお、マックスとは違い、ミリアは小説版『恋離飛翼』では存在が語られるのみである。
 
:小説版『恋離飛翼』にて搭乗し、マックスと戦場デートへ出かけた。なお、マックスとは違い、ミリアは小説版『恋離飛翼』では存在が語られるのみである。
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:ミリアが乗っていたクァドラン・ローがレストアされて生まれ変わった姿。小説版『恋離飛翼』では窮地に陥っていたこの機体を結果的にミリアが助けている。
 
:ミリアが乗っていたクァドラン・ローがレストアされて生まれ変わった姿。小説版『恋離飛翼』では窮地に陥っていたこの機体を結果的にミリアが助けている。
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2024年10月13日 (日) 16:49時点における最新版

ミリア・ファリーナ・ジーナス / ミリア639は『超時空要塞マクロス』及び『マクロス7』の登場人物。

ミリア・ファリーナ・ジーナス
別表記
【劇場版】
ミリア639
登場作品

マクロスシリーズ

声優 竹田えり
デザイン 美樹本晴彦(無印)
桂憲一郎(7)
初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
旧名 ミリア・ファリーナ
異名 エースのミリア
種族 ゼントラーディ(TV版)
メルトランディ(劇場版・公式)
性別
年齢 (※推定・地球人換算)15歳程度 ⇒ 49歳(マクロス7
所属組織 ゼントラーディメルトランディ) ⇒ 地球統合軍 ⇒ 新統合軍(マクロス7船団
所属部隊 ラプラミズ艦隊 ⇒ ダンシング・スカル ⇒ イーグルネスト空戦戦技センター
役職
ラプラミズ艦隊
空士長
イーグルネスト空戦戦技センター
教官
マクロス7船団
市長
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概要編集

超時空要塞マクロス / 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか編集

ゼントラーディメルトランディ)における勇猛果敢なエースパイロット。TV版では当初「ミリア・ファリーナ」を名乗る。劇場版では「ミリア639」。

エースのミリア」の異名が付くほどの凄腕であり、TV版ではクァドラン・ロー、劇場版では赤く染められたクァドラン・ロー (ミリア専用)を操縦する。その戦闘は相手に容赦しない非常に攻撃的なものある。だが、マクロスの天才パイロット、マクシミリアン・ジーナス(以後マックス)との戦闘で初の敗北を喫した事で、彼女の運命は大きく変化する事に。

TV版ではその後自分を敗北させた相手、マックスと出会うべくマイクローン化してマクロスへと潜入。やがてゲームセンターでマックスと出会って対戦し敗北する。そのゲームのパターンから自分を敗北させたのがこの男であると確信。ナイトデートに誘われた事を利用して殺害を試みるが、そこでもマックスに敗北してしまう。屈辱のあまり涙を流し死を乞うが、既にミリアに惚れていたマックスは結婚を申し出る。これにミリアは応え、初の地球人と異星人間の夫婦が成立。結婚式はマクロスにて大々的に行われ、これを見たブリタイ艦隊の兵士達に戦いを放棄する者が続出した為、ブリタイ艦隊との和解へのきっかけとなるが、この事態に危惧を抱いたラプ・ラミズによってボドル基幹艦隊を呼び寄せる事にもなってしまい、ついに最終決戦へと向かう事に……。 結婚後はマックスと共に、赤く染めたVF-1Jバルキリーで戦場へと出るように。

劇場版では輝達を捕らえたブリタイ艦へと奇襲を掛けて潜入、中で暴れまわっていた(この騒ぎがあったので輝達は脱出出来た)。その後は壊滅した地球へ降下したマクロスを追って登場、輝やマックスと共に警戒に出た柿崎を、いきなり上空から攻撃して撃墜すると言う衝撃の再登場を果たす。その後はマックスとギリギリの攻防を展開、ついに艦の中まで追ってきたマックスに競り負ける事に。血を流して倒れた彼女のメットの下の素顔を見たマックスが「美しい……」と漏らすと、ミリアも「う・つ・く・し・い……?」と返し、[1]場面はフェードアウトする。その後ボドル艦隊との戦いが始まるまで二人とも姿を見せない為、いかなるエピソードがあったかは不明だが、決戦時には巨人化したマックスと共にクァドラン・ローで出撃しており、既に息の合ったコンビネーションを見せていた。

そして一連のゼントラーディとの「第一次星間大戦」戦争後はマックスとの間に、初の異星人間の混血児「コミリア」を授かる事に。ゼントラーディ(メルトランディ)には生活習慣がない為、結婚後も家事一般はマックスに任せっきりであったが、育児だけは戸惑いながらもきちんとこなしていた。

新統合軍設立後はチーム「ダンシング・スカル」を結成、夫マックスや養女モアラミアと共にエースとして活躍(この辺りのエピソードはドリームキャストのゲーム『マクロスM3』で描かれている)。後のパイロット教官時代には「イーグル・マザー」と呼ばれ、彼女の技量に付いて行けない者は容赦なく不合格とする鬼教官として、パイロットの育成に辣腕を振るっていた。なおこの時の教え子に、「ダイヤモンドフォース」のガムリン木崎がいた。

マクロス7編集

その後は第37次超長距離移民船団旗艦マクロス7の副艦長として銀河へと旅立ち、後に退役してシティ7市長となる。子供も七女「ミレーヌ・フレア・ジーナス」まで設けていた。殆ど男言葉で喋っていたファーストマクロスの頃からは想像出来ない程に言動等は女らしくなったが、それ以上にお茶目でかなりはっちゃけた性格になってしまっており、ジャミングバーズのオーディションに身分と歳も考えずに応募したりしている。

夫マックスとは船団長との間柄であり、職務優先という関係上もあってかなり冷めきった間柄になっており、娘のミレーヌを嘆かせている。職務に対する使命感は強いのだが、市民の文句は全てマックスに押し付け、苦情書も読まずに「捨てる」と大雑把な一方で、地球人換算で50手前と思えない美貌と抜群なスタイルで市民の憧れの存在であり、支持率は100%をキープしている。

既に退役軍人ではあるが、いざという時はマックスの代理船団長として権限を持ち合わせていた。シティ7が度々襲撃され、ついにいても立ってもいられずかつての愛機VF-1Jバルキリーを駆り、退役軍人ながら「ダイヤモンドフォース」を引っ張っていき、そして彼女の意向でそのダイヤモンドフォースをシティ7防衛直属部隊として配備させた。プロトデビルンとの最終決戦時にはレッドにペイントされたVF-22Sを駆る。夫マックスとのコンビが復活し、冷え切っていたマックスとの夫婦関係も幾分修復される事となった。

なお、彼女の歌は下手なのだが、演じている竹田えり氏はシンガソングライターが本職で、放送終了後のCDに彼女の(本来の)歌声が収録されている。

彼女が「市長」という役職に就いた理由の一つとして「結婚後に(ゼントラーディとの戦争で地球が壊滅していたので)婚姻届を提出すべき市役所がないと嘆いていたマックスを見て、なら自分がいずれ『市長』というものになると誓う」と言うエピソードが、ドラマCD「マクロス・クラシック」にて披露されている。

その後のミリアについては、『サヨナラノツバサ』の小説版にて、バジュラ本星での戦闘でマックスと共に出撃している(マックス曰く「デート」)姿が確認できる。

登場作品と役柄編集

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
初登場作品。ミリア639として専用のクァドラン・ローを操り、条件を満たせばマイクローン化しミリア・ファリーナ・ジーナスとして、もしくはメルトランディのままのどちらかで加入する。能力や精神はどちらも同じ。なお、それの影響で彼女が敵の中で2回行動可能レベルが一番低くなっている。作中でリガードを撃墜せずに無力化させていたシーンの再現か本作ではてかげんを習得。
能力は技量が控え目という以外は全体的に高く、バルキリー系のパイロットとしてはイサム以外で唯一、YF-19に搭乗できるのが特徴。メルトランディのままで加入した場合は敵の時と同じ性能のクァドラン・ロー固定で、戦力としてはかなり厳しい。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
マイクローン化すると精神コマンドの構成が『α外伝』と同じものに変化するようになった。また、専用のクァドラン・ローの攻撃力も大きく上昇しているため、メルトランディのままでも多少は戦える。込みでも火力はバルキリーに及ばないが、激励が残っているという点も魅力。
スーパーロボット大戦α外伝
マイクローンのみの登場。ゴーストX-9の戦闘力に夫婦揃って興味を持っており、戦闘前にはセリフもある。未来ではルート次第で妻として「家事」の経験をつむための洗濯出動にバルキリーでお供する場面も。
α』から能力と精神構成が変更された影響で、今作では残念ながらマックスを少し使いにくくしたようなパイロットという印象が強い。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
マクロス7』からの登場。原作同様にVF-1J、赤く塗り替えたVF-17Sと乗り継ぎ一旦離脱。その後、VF-22Sに乗り再度加入する。今作では一貫して固定パイロット扱いとなり乗り換えは不可能。夫婦揃ってバグPPが溜まりやすい。マックスとはほぼ同等の能力だがそれゆえに天才の有無の差が際立ち、まずは合体攻撃要員として夫を立てることになりがち。もっともそれは比較対象が悪いだけの話で、乗機もミリア自身も能力は申し分なし。まずは夫が、続けて妻がと夫婦揃ってを発揮しての波状攻撃が光る。SPはマックスより一回り高い。
没データには、バトル7艦長版と思しきパイロットデータが存在。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦D
マクロス7』の姿で登場する。扱いは原作通りである。参戦タイミングはほぼマックスのバルキリー乗り換え時期と同じ。合体攻撃のレパートリーが多い。年齢的にも上のせいか、某赤い彗星も今回は「赤い機体を駆るエースパイロット」の先駆けを譲っている。

Scramble Commanderシリーズ編集

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品編集

スーパーロボット大戦Card Chronicle
クァドラン・ローに搭乗。

パイロットステータス編集

能力値編集

α外伝』以降はマックスと同じような能力値になっている。

精神コマンド編集

αα for DC(メルトランディ)
偵察集中激励てかげん
α外伝α for DC(マイクローン)
偵察集中鉄壁熱血覚醒
第3次α
直感集中鉄壁熱血直撃
D
集中幸運直撃熱血鉄壁

特殊技能(特殊スキル)編集

α外伝
援護L1、シールド防御L1
第3次α
気力+ (命中)底力L7、援護攻撃L1
D
底力シールド防御撃ち落とし援護攻撃コンボカウンターヒット&アウェイ

小隊長能力編集

命中率+10%、回避率+10%
第3次α』で採用。

人間関係編集

マクシミリアン・ジーナス
夫であり、ライバル関係でもある。彼とのコンビネーション攻撃に狂いはない。しかし夫婦としては7時代にはすっかり冷え切ってしまっていた…が、後に幾分か修復した。
コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス
長女にて初の星間混血児。劇中では、赤ん坊の姿にて登場。常識を知らない母に投げられたり、戦場に連れてかれたりと散々な目に遭っているが、赤ん坊なので自覚がなく常に笑っていた。
SRW未登場だが、『第3次α』でフォッカーと輝が名前を口にしているので、『α外伝』終了から『第3次α』のサブシナリオ「新たなる海原へ」までの間に生まれていた模様。
エミリア・ファリーナ・ジーナス
五女。劇場作品『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』に登場。最初は辺境の惑星で暮らす謎のゼントラーディ女性として描かれており、その素性は作品の終盤まで明かされなかった。
ミレーヌ・フレア・ジーナス
七女。彼女に対しては教育ママとしての一面を覗かせる。ミリアの勝気な面が性格として出ており、夫共々頭を悩ませている。結婚相手としてガムリンを抱込んだ。
ミラージュ・ファリーナ・ジーナス
孫娘。六女ミランダの娘。
ラプ・ラミズ / モルク・ラプラミズ
彼女の上官。TV版ではカムジンの愛人としてミリアと交戦する。
一条輝
一応彼女の上司。マックスと友人であり、戦友関係から強い絆で結ばれており、それは「ダンシング・スカル」というチーム名からも伺える。
ロイ・フォッカー
原作では出会うことないが、スパロボでは彼女の上官。
『第3次α』では立場が逆転し、以前のように部下として扱う彼に市長の立場を示した。
柿崎速雄
劇場版では彼を撃墜した張本人。
スパロボでは柿崎からの援護台詞で「俺を撃ち落とすなよ!?」と念を押される辺り柿崎はミリアに落とされた事がトラウマになっているようである。
ガムリン木崎
教官時代の教え子。彼をミレーヌの結婚相手に選ぶ。
熱気バサラ
自由奔放すぎる彼の活動には度々頭を痛めていた。一時は彼をミレーヌと結婚させようとしたことも。
マイケル
市長時代の彼女のボディガード。一部では若い燕なのでは? とも噂されている。

他作品との人間関係編集

シャア・アズナブル
共に赤色の専用機を駆るエースパイロット同士。『D』では一年戦争時代に彼と手合わせ出来なかったことを残念がっていた。余談だが、『D』の世界では一年戦争よりもゼントラーディ戦争の方が早く勃発しているため、「赤いエースパイロット」はシャアよりも彼女の方が先ということになる。
イサム・ダイソン
αシリーズでは同僚。『第3次α』で再会した時は、真っ先に年齢について突っ込もうとした。
葛城ミサト
『第3次α』で再会した際、ミリアの若作りっぷりに興味津々だった。
アムロ・レイ
『D』ではミリアとマックスの冷めた仲を見て、何も知らなかったためブライトと共に「公私の区別が徹底している」と評した。『第3次α』では真っ先に再会したかつての戦友であり、再会をお互い喜び合った。
カララ・アジバ
『第3次α』では妊娠した彼女を色々と気遣っていた。
デュオ・マックスウェル
『D』では意気揚々と戦いに加わるミリアを主に歳のことで心配するが、その心配が無駄であることをすぐに思い知ることになる。
ヒルデ・シュバイカー
『D』でミリアを「オバさん」呼ばわりしてしまい、彼女の怒りを買いかける。
ヒイロ・ユイ
『D』ではミリアの過去をよく知っており、自らバルキリーを持ち出してきたミリアを前にして。それを解説する。
ロラン・セアック
α外伝』では共に洗濯をした仲。
キラ・ヤマトアスラン・ザラ
SC2』のEDにて南アタリア島で彼らと再会した際、結婚とミリアのご懐妊を彼らに祝福されるのと同時に、「アスランはあなた方を羨ましがっている」とキラに伝えられる。

名台詞編集

超時空要塞マクロス編集

「名前はミリア。電話はない!」
TV版24話。ゲームでマックスに敗北後、名前と電話番号を尋ねられた際に。直後にナイトデートに誘われる。
『α』ではDVE
「マクシミリアン・ジィィィナスッ!」
TV版25話にて。先に待ち合わせ場所に来ていた彼の背後から現れた際の台詞。この時のミリアはマックスを殺そうとしており、ナイフを手にして彼に襲いかかる。一方マックスはミリアが来ない事を懸念していた事もあり、大喜びで「僕も今来た所なんだ」と振り返るのだがすぐさま事態に気が付き、大いに慌てる羽目に。そして彼女の正体をも知る事になるのだが……。
「負けた…三度までも…殺せ!」
直後、マックスとのナイフの鍔迫り合いに負けて、悔し涙を浮かべる。それを見たマックスは「可愛い」と述べた。
「構わん! お前と一緒なら…マックス」
同上話。結婚式の最中にゼントラーディが攻めてくる中、マックス機に同乗。マックスに仲間を殺すのは忍びないと告げ「死ぬかもしれない」と難色を示されるも、この言葉を返す。
それを汲んだマックスは極力敵を殺さない戦い方を取り、輝も真似をする事となった。
「マックス…お前と一緒に…しかも戦の中で死ねるなんて最高だ…」
TV版26話。ボドル基幹艦隊が地球へ攻めてくるとの報が入った際、「ミリア…死ぬかもしれないぞ…」と珍しくマックスより悲観的な言動が出た際の返答。
「エット プロトカルチャー(何がプロトカルチャーだ)」
劇場版にて、柿崎機をたやすく撃墜し、残った機とマックス機にミサイルを放ちながら。ゼントラン・メルトランの間で伝説とされていたプロトカルチャーはこの程度なのか、と言う彼女の絶対の自信を伺わせる。この後、マックスとの高機動戦を繰り広げる事に。
『α』ではDVE
「戦いながら考えたの。さっきあなたの思い出の品を捨てて怒られたけど、わたしはあなたと出会うまで思い出というものを…その言葉さえ知らなかった。そして、この子も…」
ゲーム『マクロスM9』より。敵として現れたゼントラーディの少女モアラミアを戦闘にて捕獲した際、マックスに自分達で引き取れないかと持ちかけた際の台詞。モアラミアにかつての自分を重ねていたミリアに対し、マックスも「この子の人生を思い出で一杯にしてあげよう」と応じ、モアラミアをマイクローン化して養女として育てる事となる。
ちなみに「あなたの思い出の品」とはマックスが他の女の子から貰ったネクタイやマフラー等の事であり、これを出撃前にミリアが勝手に捨てた事によって一悶着起こした後であった。
「将来はわからないけど、いまのところそのつもりはないわ」
ゲーム『マクロスM9』より、成長したモアラミアに「ママはパパとリコンしないの?」と問われての台詞。この時には解析班の女の子に呼ばれていたマックスを直接そちらへ行かせており、その後に出撃がかかって「これじゃデート出来ないわね」と漏らすなど、多少は余裕が出て来ていたようだ。

マクロス7編集

『超時空要塞』時代と比べて全体的に良くも悪くも人間味が増している

「だ、誰がオバさんですって!?」
第14話。足を撃たれた時にバサラから「大丈夫か、オバさん?」と聞かれての返答。『D』の序盤、ヒルデに「オバさん」と言われた時にもこう返している。
「お離しなさい! 誰かが戦わなくては市民を守れません!」
第15話。バルキリー祭りの際に襲撃してきたバロータ軍を前にして負傷の身を推してまで出撃しようとする。直後、レックスが代わりにバルキリーに搭乗した事で事なきを得た。
「わ、私の大切なバルキリーを…」
第18話。自分用のVF-1 バルキリーシビルに損傷させられて。
「エントリーナンバー23番!ミリア・ファリーナ・ジーナス! 焼けたぁハァ~トがぁショ~トするほどぉ~…」
第32話。市民を守るためジャミングバーズ隊員募集に自ら参加し、水着姿(未だ抜群のプロポーション!)と歌を披露する。これにはマックスもミレーヌも頭を抱えていた。
なお、ジャミングバーズのメンバーには受からなかった様子。やはり市長が前線に出るのはマズいと判断されたのだろうか。
「いいのよ。胸がスッとしたわ」
第33話。人質となったミレーヌよりも終始シビルの事を優先しバサラを逮捕しようとしたバートンを殴り倒したガムリンを庇った後で。流石にバートンの横暴ぶりには頭に来ていたようだ。
「何やってるのよ! それでも天才のつもり!?」
第48(最終)話、ガビルとグラビルの猛攻が続く中、VF-22S シュツルムボーゲルIIを駆りマックスの危機を救う。

スパロボシリーズの名台詞編集

「帰る世界がなくなったのだとしても…。マックス…! お前と一緒に、それも戦の中で死ねるなんて最高だ!」
『SC2』の最終決戦にて。
「…怒りの時間も多かったですけどね」
「人の心は変わりますけどね」
第3次α』外宇宙ルートより。ミリアとマックスの間に漂うギスギスした雰囲気を和らげようと、彼女達の35年間の人生について話題を振った輝への返答。彼女が発言するたび、マックスは苦渋の表情を浮かべていた。
「ケイサル・エフェス! お前に銀河は渡さない!」
「エースのミリアが、この戦いを終わらせてやるわ!」
『第3次α』最終話でのケイサル・エフェスに対する特殊戦闘台詞
「各砲座、しっかり狙いなさい!」
「バトル7、攻撃開始よ!」
「マクロスキャノンで敵機を撃退します!」
『第3次α』より、バトル7搭乗時の台詞の一部。きちんと美穂・サリーとの掛け合いもある。原作では艦長代理を務めていたことがあるので、不自然ではないが。

搭乗機体・関連機体編集

クァドラン・ロー
最初の乗機。TV版では緑色にペイントされている。劇場版では赤色にペイントされ、最初から最後まで搭乗した。
VF-1J バルキリー
TV版での最後の愛機。後にマクロス7でも登場。
VF-17S ナイトメア
金竜負傷後は、一時的に彼女が「レッド」にペイントしてガムリンとコンビを組んだ。スパロボDでは金竜機とは別機体。下記のVF-22Sのエピソードを考えると、横領したのかもしれない。
VF-22S シュツルムボーゲルII
マックスから、市長特権で横領?した機体……なのだが、「最強の女艦隊」ではマックスと一緒に敵艦へと交渉に使ったので、正式に譲渡されたようだ。
VF-11 サンダーボルト
乗機ではないが、開発に関与。
VF-25 メサイア
小説版『恋離飛翼』にて搭乗し、マックスと戦場デートへ出かけた。なお、マックスとは違い、ミリアは小説版『恋離飛翼』では存在が語られるのみである。
クァドラン・レア(クラン専用)
ミリアが乗っていたクァドラン・ローがレストアされて生まれ変わった姿。小説版『恋離飛翼』では窮地に陥っていたこの機体を結果的にミリアが助けている。

脚注編集

  1. TV版での該当話では作画崩壊によって彼女のビジュアルはかなり残念なことになってしまっていたが、この場面ではそれとは比べ物にならないほど美麗に描き直されている。