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=== 人物 === | === 人物 === | ||
− | + | 本質的には熱血漢で、2m近くの屈強な肉体を持つ巨漢。苗字に「猿」という文字があるが、体格からもどちらかと言えば「ゴリラ」に近いと言える。 | |
− | + | かつての巨神戦争では、擬態獣と果敢に戦う戦士として頼りがいのある面を見せていたのだが、それ以降はロボット乗りとして冴えない任務(土木作業や交通整理)ばかりに出ていた事から、過去を知らないダンナーベースのメンバーからは半ば白眼視されていた<ref>ゴオに一途に思いを寄せている杏奈でさえ、第2話の夢の中でのゴオは「5年前のカッコ良かった頃の姿」となっており、今の姿に思う所のある様子を見せてた模様。</ref>。また、私生活ではだらしない一面もある上に、顔に似合わずかなりの甘党で偏食気味になってしまう事から、杏奈に小言を言われることもしばしばある。杏奈からは「ゴオちん」と呼ばれているが、彼女との関係を知ったダンナーベースの人間達からも、からかい交じりに「ゴオちん」呼ばわりされている。 | |
− | + | 巨神戦争の英雄と呼ばれていたのは伊達では無く、現在もパイロットとしての実力は衰えておらず、ネオオクサーのパイロットとなった杏奈とコンビを組んでからはベテランパイロットとしての実力を遺憾無く発揮している。また、美形では無くとも男前である為か、弟の[[猿渡忍]]程では無いが女性にもモテており、杏奈やかつてのパートナーであるミラ、パイロット養成機関からの同期である[[藤村静流]]と、多くのマドンナ級の美女から好意を寄せられている。しかし、結婚を約束した杏奈の事は大切に思いつつも、年が離れている(弟の忍と同年)からか半ば「妹」の様な扱いになってしまう展開も多く、自分の中にある弱さを曝け出せない事もあった。また奇跡的に生存していたミラとの再会によって[[三角関係]]も生じてしまった結果、優柔不断になってしまう傾向も目立つ様になり、杏奈に想いを寄せていた忍と喧嘩になってしまう事も少なからずあった。 | |
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+ | 物語の終盤には、[[ラビッドシンドローム]]の発症という問題も生じた事で、ゴーダンナーのパイロットから降りざるを得なくなり、戦士としてのアイデンティティを失いかけるという苦悩にも見舞われる事になる。 | ||
=== 劇中の様相 === | === 劇中の様相 === | ||
− | + | 早くに両親を失ったゴオは、唯一の肉親である弟の忍と二人で生きる事になり、青年に成長してからはパイロット養成機関に入り、そこで出会った静流と家族絡みの交友関係を持つ事になる。やがてパイロットとしての優れた適正を見込まれた結果、スーパーロボット・ゴーダンナーのパイロットに選ばれたゴオはアメリカへと渡り、そこで出会ったミラと恋仲になり、[[ネオオクサー]]を駆る彼女とクラブマリナーのパイロットである[[マックス・ジュニア]]の三人でチームを組む形でダンナーベースの所属となる。しかし24歳の時、大型擬態獣との熾烈な戦いである巨神戦争にて、目の前で将来を誓い合ったパートナーであるミラを失い、そこへ偶然避難しようとしていた杏奈が事故で落下する現場に遭遇。彼女を救出した後、一人ゴーダンナーで大型擬態獣を撃破する事になった。 | |
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+ | その後はミラを失ったショックから立ち直れず、ロボット乗りとしても大した活躍をする事無く無為な日々を過ごす事も多くなっていたが、高校生に成長した杏奈と再会。母親である[[葵霧子]]からの協力も得た彼女の献身な励ましに心打たれ、交際の末に結婚を約束する間柄となる。だが、杏奈との結婚式の最中に再び擬態獣が出現し、ゴーダンナーで戦いに赴く事になり、偶然が重なってとはいえ、結果的に杏奈がミラに代わる新たなネオオクサーのパイロットになってしまう。最初は彼女がパイロットになる事に反対していたが、自らの行動で認めてもらおうとする彼女の賢明さに気付いた結果、改めて彼女をパートナーにする形で擬態獣との戦いに身を投じる事になる。 | ||
− | + | しかし、死んだと思っていたミラやマックスが生還していた事で、状況が急変する。ラビッドシンドロームを発症し半ば暴走していたマックスからはミラを守れなかった事実と共に怒りをぶつけられ、ミラとの関係も杏奈に知られた上に、[[ブレイドガイナー]]に搭乗する[[剣]]との戦いに敗れ、引き取っていた[[ルウ・ルー]]にも見限られる形で去られてしまった結果、操縦桿を握れなくなる程、立ち直れなくなってしまう。更には追い打ちをかける形で静流が落命してしまい(後に蘇生するが)、完全に打ちのめされる中でミラに弱さを曝け出す形で縋りつく姿を杏奈に見られてしまった結果、彼女がダンナーベースから出て行ってしまう事態を招いてしまった。 | |
− | + | 2ndシーズンでは、過去の記憶を取り戻したミラが再びネオオクサーのパイロットとして復帰し、ダンナーベースに帰還した杏奈もゴーオクサーのパイロットとなった事で、彼女達と新たにチームを組みつつも三角関係を演じる事になるのだが、新たに擬態獣特有のウイルスである「インサニアウイルス」による感染症「ラピッドシンドローム」の存在が確認され、巨神戦争時代からの戦友であった[[モウカク]]もラビッドシンドロームの発症が原因で死亡。更には自身もインサニアウイルスの感染の可能性が出始めてしまい、ラビッドシンドロームの発症によって狂体化してしまう危険性からゴーダンナーのパイロットを下ろされる事になり、それまでパイロットとして戦い続けていた自らのアイデンティティを失いかける事になる。 | |
− | + | しかし、それでも非常時にはゴーダンナーに搭乗して戦い続け、最終決戦時にて遂にラビッドシンドロームを発症させてしまうのだが、強制的に合体した杏奈の必死の説得によって正気を取り戻し、剣を失ったルウの駆る[[セレブレイダー]]との「トリプルドライブ」によって、擬態獣の大軍勢を操る[[超擬態獣]]の撃破に成功する。だが、その直後に肉体が限界を迎えた末に、蛹状の姿となってしまい、永い眠りにつく事になった。 | |
− | + | 数年後、インサニアウイルスのキャリアとなっていた林の子供の遺伝子を利用したワクチンによって蛹状態から完治し、大人に成長した杏奈と再会。一時は記憶を失いつつも、一年後には記憶を回復させ、ようやく彼女との結婚式の約束を果たす事になった。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == |
2022年4月24日 (日) 07:28時点における最新版
猿渡ゴオは『神魂合体ゴーダンナー!!』の主人公。
猿渡ゴオ | |
---|---|
読み | さるわたり ゴオ |
登場作品 | |
声優 | 近藤孝行 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 2018年5月19日 |
年齢 | 29歳 |
身長 | 199 cm |
体重 | 99 kg |
血液型 | A型 |
所属 | ダンナーベース |
概要編集
ダンナーベースに所属するゴーダンナーのパイロット。かつて、「巨神戦争」と呼ばれる大型擬態獣との戦いで活躍した英雄。
大戦時に恋人だったミラ・アッカーマンを失い腑抜けていたが、同じく大戦中に自分が命を救った葵杏奈との触れ合いによって立ち直り、5年後に杏奈と結婚することになる。しかし、その直後に起きた戦いを機に、思わぬ形で過去と向き合いながらも、擬態獣との戦いを繰り広げる事になり、艱難辛苦の運命に翻弄される事になる。
人物 編集
本質的には熱血漢で、2m近くの屈強な肉体を持つ巨漢。苗字に「猿」という文字があるが、体格からもどちらかと言えば「ゴリラ」に近いと言える。
かつての巨神戦争では、擬態獣と果敢に戦う戦士として頼りがいのある面を見せていたのだが、それ以降はロボット乗りとして冴えない任務(土木作業や交通整理)ばかりに出ていた事から、過去を知らないダンナーベースのメンバーからは半ば白眼視されていた[1]。また、私生活ではだらしない一面もある上に、顔に似合わずかなりの甘党で偏食気味になってしまう事から、杏奈に小言を言われることもしばしばある。杏奈からは「ゴオちん」と呼ばれているが、彼女との関係を知ったダンナーベースの人間達からも、からかい交じりに「ゴオちん」呼ばわりされている。
巨神戦争の英雄と呼ばれていたのは伊達では無く、現在もパイロットとしての実力は衰えておらず、ネオオクサーのパイロットとなった杏奈とコンビを組んでからはベテランパイロットとしての実力を遺憾無く発揮している。また、美形では無くとも男前である為か、弟の猿渡忍程では無いが女性にもモテており、杏奈やかつてのパートナーであるミラ、パイロット養成機関からの同期である藤村静流と、多くのマドンナ級の美女から好意を寄せられている。しかし、結婚を約束した杏奈の事は大切に思いつつも、年が離れている(弟の忍と同年)からか半ば「妹」の様な扱いになってしまう展開も多く、自分の中にある弱さを曝け出せない事もあった。また奇跡的に生存していたミラとの再会によって三角関係も生じてしまった結果、優柔不断になってしまう傾向も目立つ様になり、杏奈に想いを寄せていた忍と喧嘩になってしまう事も少なからずあった。
物語の終盤には、ラビッドシンドロームの発症という問題も生じた事で、ゴーダンナーのパイロットから降りざるを得なくなり、戦士としてのアイデンティティを失いかけるという苦悩にも見舞われる事になる。
劇中の様相編集
早くに両親を失ったゴオは、唯一の肉親である弟の忍と二人で生きる事になり、青年に成長してからはパイロット養成機関に入り、そこで出会った静流と家族絡みの交友関係を持つ事になる。やがてパイロットとしての優れた適正を見込まれた結果、スーパーロボット・ゴーダンナーのパイロットに選ばれたゴオはアメリカへと渡り、そこで出会ったミラと恋仲になり、ネオオクサーを駆る彼女とクラブマリナーのパイロットであるマックス・ジュニアの三人でチームを組む形でダンナーベースの所属となる。しかし24歳の時、大型擬態獣との熾烈な戦いである巨神戦争にて、目の前で将来を誓い合ったパートナーであるミラを失い、そこへ偶然避難しようとしていた杏奈が事故で落下する現場に遭遇。彼女を救出した後、一人ゴーダンナーで大型擬態獣を撃破する事になった。
その後はミラを失ったショックから立ち直れず、ロボット乗りとしても大した活躍をする事無く無為な日々を過ごす事も多くなっていたが、高校生に成長した杏奈と再会。母親である葵霧子からの協力も得た彼女の献身な励ましに心打たれ、交際の末に結婚を約束する間柄となる。だが、杏奈との結婚式の最中に再び擬態獣が出現し、ゴーダンナーで戦いに赴く事になり、偶然が重なってとはいえ、結果的に杏奈がミラに代わる新たなネオオクサーのパイロットになってしまう。最初は彼女がパイロットになる事に反対していたが、自らの行動で認めてもらおうとする彼女の賢明さに気付いた結果、改めて彼女をパートナーにする形で擬態獣との戦いに身を投じる事になる。
しかし、死んだと思っていたミラやマックスが生還していた事で、状況が急変する。ラビッドシンドロームを発症し半ば暴走していたマックスからはミラを守れなかった事実と共に怒りをぶつけられ、ミラとの関係も杏奈に知られた上に、ブレイドガイナーに搭乗する剣との戦いに敗れ、引き取っていたルウ・ルーにも見限られる形で去られてしまった結果、操縦桿を握れなくなる程、立ち直れなくなってしまう。更には追い打ちをかける形で静流が落命してしまい(後に蘇生するが)、完全に打ちのめされる中でミラに弱さを曝け出す形で縋りつく姿を杏奈に見られてしまった結果、彼女がダンナーベースから出て行ってしまう事態を招いてしまった。
2ndシーズンでは、過去の記憶を取り戻したミラが再びネオオクサーのパイロットとして復帰し、ダンナーベースに帰還した杏奈もゴーオクサーのパイロットとなった事で、彼女達と新たにチームを組みつつも三角関係を演じる事になるのだが、新たに擬態獣特有のウイルスである「インサニアウイルス」による感染症「ラピッドシンドローム」の存在が確認され、巨神戦争時代からの戦友であったモウカクもラビッドシンドロームの発症が原因で死亡。更には自身もインサニアウイルスの感染の可能性が出始めてしまい、ラビッドシンドロームの発症によって狂体化してしまう危険性からゴーダンナーのパイロットを下ろされる事になり、それまでパイロットとして戦い続けていた自らのアイデンティティを失いかける事になる。
しかし、それでも非常時にはゴーダンナーに搭乗して戦い続け、最終決戦時にて遂にラビッドシンドロームを発症させてしまうのだが、強制的に合体した杏奈の必死の説得によって正気を取り戻し、剣を失ったルウの駆るセレブレイダーとの「トリプルドライブ」によって、擬態獣の大軍勢を操る超擬態獣の撃破に成功する。だが、その直後に肉体が限界を迎えた末に、蛹状の姿となってしまい、永い眠りにつく事になった。
数年後、インサニアウイルスのキャリアとなっていた林の子供の遺伝子を利用したワクチンによって蛹状態から完治し、大人に成長した杏奈と再会。一時は記憶を失いつつも、一年後には記憶を回復させ、ようやく彼女との結婚式の約束を果たす事になった。
登場作品と役柄編集
原作での性格面の駄目な描写は殆ど見られず、むしろ20代後半という参戦キャラクターの中でも年長格で、生きた伝説として有名でもある為か、どの参戦作品の中でもスーパーロボット乗りのキャラクター達からは頼れる先輩として扱われる事が多い。プレイヤー部隊内でも、アムロ(成年)やクワトロ、ムウ、フォッカー、ゲインといった、ベテランパイロット達と同格として扱われている。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦K
- 第1話から登場し、ルート分岐以外では離脱しない。結婚式イベントも再現されたため、周囲にからかわれることも。部隊内では今回良く出来た子供がやたら多いためか、良くも悪くも「大人」としての対応が多い。そんな役回りと年齢や戦闘経験ゆえか、戦時・平時問わず部隊内のまとめ役的存在となっている。一応、長年腑抜けていた事実は部隊内でも知られているようだが、さほど大きなツッコミは無く、むしろ嫁さんのことに関してやんや言われることのほうが多い。搭乗機のゴーダンナーの性能は微妙だが、ネオオクサー(ゴーオクサー)と組ませると使いやすくなるため、嫁か元恋人とPUを組んでいることが多いだろう。
合体してシングルユニットとなる際、最も欲しいのはアタックコンボ技能なのだが、本作は各参戦作品の主人公格はアタックコンボの習得が遅く、レベル1止まりという欠点がある。シングルユニットになる理由付けが最もわかりやすい機体であるゴーダンナーにとっては使い勝手を左右する重要な要素なので、使う気があるなら真っ先に覚えさせよう。 - ちなみに、途中から「髪が伸びた」として顔グラフィックが『SECOND SEASON』仕様となる。
- スーパーロボット大戦L
- 序盤からの登場で、最初から『SECOND SEASON』状態での参戦である。中盤までは離脱している場面も多く、パイロット離脱時は参謀・指揮官ポジションとしてLOTUSに同行している。超擬態獣との決戦にて完全復活・復帰を果たす。
- 「巨神戦争」の英雄として一目置かれ、若年層からは慕われており、ストーリー上での出番も非常に多い。度々苦悩する若年パイロットを導き、奮起させる場面が見られるなどLOTUSのメンバーの中でも随一の頼れる大人として活躍する。またラビッドシンドロームの発症で一時的に敵に回った際は、相対したLOTUSのメンバーは皆その気迫に押され、歴戦のパイロットでさえも「俺たちで猿渡さんを止められるのか…!?」等と思わず弱気な発言をもらしてしまう程。
Scramble Commanderシリーズ編集
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 初登場作品。担当声優の近藤孝行氏は今作がスパロボ初参加。序盤から登場。特機隊やAフォース共に年長者で、戦闘経験も十年以上と非常に豊富である為、特機隊のリーダーとして活躍する。
- 最初こそ忍や十三から「ただのオッサン」と比喩されてしまっているが、最後まで特機隊の頼れるリーダー格として立ち回る。また、葵豹馬は幼少期に助けられている為、「兄貴」と慕われている。戦力としても、エースとして非常に頼りになる存在。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年11月のイベント「病める時も健やかなる時も」期間限定参戦。杏奈と二人一組でゴーダンナーツインドライブモードのメインパイロット扱い。パイロットパーツはボイス付き。
- 『SECOND SEASON』原作終了後設定。
パイロットステータス編集
能力値編集
格闘が非常に高く、格闘武器を多数持つゴーダンナーとの相性はいい。ベテランパイロットの割に技量はやや高め程度に落ち着いている。命中は主役系にしてはやや低めで、防御もスーパー系にしては低い。
精神コマンド編集
必中、不屈、熱血とスーパー系に必須な戦闘向けのものを揃える。闘志を取得するが、乗機の射程の短さ、鉄壁を持たない事からあまり使用される事はない。
特殊スキル編集
人間関係編集
- 葵杏奈
- 妻であり、かつて命を救った少女。杏奈からは「ゴオちん」と呼ばれている。
- ミラ・アッカーマン
- 死んだと思っていた元恋人。最終的な関係はメディアによって異なる。
- 葵霧子
- 上司にして義母。
- 藤村静流
- パイロット養成機関時代からの腐れ縁の戦友で、彼女からも想いを寄せられていた。
- ルウ・ルー
- 父親を失った彼女を引き取る。しかしロボットの操縦を教える事を頑なに拒んだ事もあり剣の元へと去ってしまう。ラストでは彼女と共にトリプル・ドライブを発動し最強の擬態獣を倒す。
- 猿渡忍
- 歳の離れた弟。忍自身も杏奈に惚れているためトラブルになることもしばしば。ゴオにとって、杏奈と結婚するまでは唯一の家族であったことから、既に両親はおらず、親戚もいないことが覗える。
- 剣
- ルウがメナージュ・ゼロと認定されている彼を慕うようになった事で因縁をもつ敵となる。
他作品との人間関係編集
スーパー系編集
- 兜甲児
- TV版設定でも、OVA版設定でも、彼からは偉大な先輩として強く尊敬されている。
- 剣鉄也
- 甲児と同じく、TV版設定でも、OVA版設定でも、彼からも偉大な先輩として強く尊敬されている。
- 葵豹馬
- SC2では巨神戦争時に擬態獣に襲われた太陽学園を救ったことがあり、以来彼から「猿渡の兄貴」と呼ばれ、強く慕われている。そのエピソードはゴオと杏奈の出会いに似ているが、苗字繋がりなのかもしれない。Lでも後輩で、強く慕われている。
- 藤原忍、浪花十三
- SC2ではゴオを強く慕うケイジや豹馬とは対照的に、腑抜けてしまっていた頃のゴオの姿を「ただのおっさん」と揶揄した。
- ヴァン
- Kでは彼の復讐に理解を示しつつも、その復讐心を諌めた。「結婚式当日にカギ爪の男に妻になるはずだった人を殺された」と聞き、自分も杏奈を殺されたら復讐に走るだろうと語った。ただし後にルウに対して復讐は戦う理由として最低のものと言っているので、それが良いことであるとは思っていないようだ。
- リー・ジェンシン
- Kでは弟を救えなかったという過去のトラウマに囚われていた彼を一喝、立ち直らせる。
- ディック・アルカイン
- 彼からは「ミスター・ゴーダンナー」と呼ばれ敬意を表されているが、Kではルウに頼まれ彼女にロボットの操縦技術を教えた彼に対して激怒する一幕があった。
- 早瀬浩一
- Lでは「巨神戦争」の英雄として大いに慕われる。
- 森次玲二
- Lでは共にLOTUSのメンバーを指揮する立場にあり、共にメンバー屈指の実力者という事もあって「技の森次、力の猿渡」と並び称された。
- 加納渚
- Lでは序盤、杏奈に家出されてしまったショックで腑抜けてしまったゴオの姿に、「一体どんな人がこの人の奥さんなのか」と内心彼女に漏らされた。まさか自身の親友がゴオの妻とは、その時彼女は夢にも思っていなかった。
- 飛鷹葵
- Lでは杏奈との夫婦の様を彼女から「美女と野獣」と評された。
- 碇シンジ
- Lでは超擬態獣との決戦の際に勇気ある行動を起こした彼を強く称賛した。また、彼もゴオの事を尊敬し、慕っている。
- 鈴原トウジ、相田ケンスケ
- Lでは巨神戦争の英雄であるゴオに出会った際、驚き、喜んでいた。
ガンダムシリーズ編集
- アムロ・レイ
- SC2における「前大戦の英雄」仲間の一人。「特機隊のリーダーはあなたしかいない」と、ゴオ同様大切な人を戦いで失った者として、ゴオを激励する。
- クワトロ・バジーナ
ゼクス・マーキス
キラ・ヤマト - SC2における「前大戦の英雄」仲間。彼らやアムロやフォッカーも交えて、共に天津飯を食している場面も。
- 張五飛
- SC2ではゴオの実力を認めており、手合わせしたいと願っていた。Lでは出会った当初は「戦えなくなった男に答える言葉はない」と一蹴されたが、後に共闘することになった際には、「(妻を)大切にしてやれ」と伝えられた。
- ギルバート・デュランダル
- Kでは単なる悪の独裁者程度の認識だったが、Lでは人類の未来を心から憂う為政者の一人として、彼に対して敬意を表している。また、ラビッドシンドロームの治療に協力してくれた恩人でもある。
- アスラン・ザラ
- Lでは後述にある台詞で彼の迷いを断ち切り、立ち直らせている。
- シン・アスカ
- LではステラのLOTUS参加に難色を示す彼に対して、自身や杏奈、ミラの事を顧みて、ステラの想いを汲んだ上で彼を諭している。
リアル系編集
- ロイ・フォッカー
- SC2における「前大戦の英雄」仲間の一人。共にゼントラーディの捕虜になってしまう場面も。
- 小楯衛
- Kではゴオも彼と同じく『機動侍ゴウバイン』のファンだった。
- 皆城総士
- Kでは最終決戦で彼が消滅した直後だったにもかかわらず、宴会で裸踊りをしてしまうという大失態を犯してしまう。
バンプレストオリジナル編集
- ケイジ・タチバナ
- ゴオに対して強い憧憬の念を抱いており、偉大な先輩としてゴオを慕う。
- ミスト・レックス
- Kにおけるダンナーベースの新人雑用係。分け隔ての無い先輩と後輩といった間柄で基本的に仲は良好だが、立ち直る前のゴオに対する第一印象は余り良くなかったようで、彼に「冴えないおっさん」との人物評を下された。パイロットとして未熟な彼に対して度々苦言を呈するが、同時に彼に対して成長するよう期待を寄せている。彼に「猿渡さんにだけは言われたくなかった」と心の中で反発される場面もあるが、実際、Kでも原作でも、ゴオはミストのことをあまり注意できないようなミスを犯している場面もある。EDでもテンパリ過ぎた挙句、不在中のミストに逆切れして周囲から諌められていた。
- 南雲一鷹
- ゴオに対して憧憬の念を抱いており、初対面の際には彼からとても緊張されていた。
名(迷)台詞編集
- 「疲れてねえよ…」
- 第2話。桃園桃子以下ベーススタッフのゴオちんラッシュを受けて。この後元カノが復活したり新婚なのに居候が最大3人になったり新婦が家出したりと、大変な結婚生活になる。
- ちなみに、この後にルウを引き取る事になった際、杏奈が「お父さん」といったのを皮切りに再びベーススタッフから今度はお父さんラッシュを受けて再びこの発言を行っている。
- 「なんでジェットボーイなんすか!? なんでロケットボーイにしなかったんすか!?」
- 第6話。サポート用飛行ユニットであるジェットボーイが宇宙では使用できないことを嘆いての台詞。ただし、この直後霧子に「仮にロケットボーイがあったとしてもウチの機体は宇宙では戦えない」と突っ込まれてしまった。
- 「あるんすね、ロケットボーイ!」
- 直後、宇宙に上がる事になった事での発言。霧子からは「ねぇよ!」と一蹴された。
- 「杏奈! 俺にはどんな時も忘れない言葉が、一つだけある。それだけを思って俺は帰ってきた!」
「お前が空から降ってきた日、俺は生まれ変わった。人は、守るべきものが必ずあるんだ。たとえ、目に見えなくても。そして、それを知っている者は…」
「戦わなくてはならない!」 - 2ndシーズン最終話、最後の擬態獣を目の前にして。最後の台詞は杏奈と共に。
スパロボシリーズの名台詞編集
K編集
- 「ヴァンの怒りはもっともだ。もしも俺が結婚式の当日に杏奈を殺されたとしたら…ヴァンと同じように復讐の鬼になるだろうからな…」
- 第8話「宿命のターミナル」にてヴァンの素状を聞かされ、呟いた台詞。ここで杏奈には「冗談だ」と返しており、後のルウへの台詞を考えると、決して復讐が正しい事だとは思っていないようである。
- 「人類の未来をデュランダルの好きにされてたまるか!」
- 第19話「星の扉、運命の扉・前編」より。デュランダルの提示するデスティニープランに不快感を露にする(これは、今回のデュランダルのやり方が横暴過ぎたのも原因と言える)。後発のLではプランそのものには反対しつつも、また違った反応を見せている。
- 「くそっ…! あいつは何度ピンチになりゃ気がすむんだ!」
- 第28話「リンケージ」より。ヴェリニーを前にして例のごとく怒りで我を忘れて一人で突っ込んでピンチになったミストに対して呆れて叫んだ台詞。プレイヤーの心情を見事に代弁した台詞と言えなくもないが、ゴオもブレイドガイナー相手に私情に囚われたがために自分を見失って突撃し危機に陥ったというこの時のミストに近い失態を犯した経験がある(つまり「お前が言うな」とも言える)。
L編集
- 「そうだ!ロゴスに味方する連合の奴らを地獄に落してやれ!!」
- 第20話(支援ルート)「舞い降りる天使達」におけるヘブンズベース戦にて発言した迷言。一見ただの過激な台詞に見えるが、実際はラビッドシンドロームの悪化を暗示している台詞で、デュランダルはゴオの病状の危うさを察していた。ちなみに、この時点でこの過激な言動に違和感を指摘する者はいなかったが、直前のIMでも異様に気が荒くなっていることは杏奈や一鷹も気づいており、パイロット達は単に指摘する余裕がなかっただけと思われる。
- 「俺自身が決断した事だからさ」
「他の誰でもない自分自身が選び抜いて決めた事だから、すべてを背負い、前を向く事ができるんだ」
「俺やオズマ隊長と違って、お前はまだ若い。そう簡単には割り切れねえだろう。けど…そういう立場を選んだんなら、貫け」 - 第27話「戦うべき敵」より。オーブ戦を前に、心に迷いが生じているアスランに対してかけた言葉。人間同士で戦うのは自分も平気でないこと、かつて自分が友であるマックスを手にかけたことを後悔していないことを明かし、「なぜ後悔していないのか」と問うアスランに対して、こう答える。この直後の戦いの最中にアスランがラクスからインフィニットジャスティスガンダムを託される際にも彼の脳裏にこのゴオの言葉がフラッシュバックしており、この言葉は、アスランの迷いを断ち切り、彼を立ち直らせる大きなきっかけとなった。
- 「その子を戦いに巻き込みたくないという気持ちはわかる」
「だが、大切に思うからこそ、相手の意思を尊重してやる事も大事な時があるんだ」 - 第32話「奏でられた曲は」より。レクイエム戦直前、ステラのLOTUS参加に難色を示すシンに対して、自身や杏奈、ミラの事を顧みて、ステラの想いを汲んだ上で彼を諭しての台詞。
- 「子供にだって自分の道を選ぶ力がある!間違えそうになった時は大人が導いてやりゃいいんだ!最初から一本道を提示するだけじゃ、子供達の可能性が失われていく!」
- 第33話「選ばれた未来」のメサイア攻防戦におけるレイとの戦闘前会話での台詞。「デスティニープランは子供達の未来を奪う」と言うゴオに対して「プランはルウのような悲劇を生み出さず、子供達の進むべき道を正しく示す」と返したレイに対しての反論。子供達の未来を真剣に憂う「父親・猿渡ゴオ」の姿。
- 「城崎を守れなかった自分を恨むお前の気持ちは俺にもわかる…! だが、自分を見失うな!」
- 第37話「鋼鉄の華」より。セントラル戦で城崎を失った怒りで暴走状態になった浩一を叱咤した。しかし、城崎を失った事でセントラルへの憎悪に心を支配された浩一にゴオの声も届かなかった。
- 「…人には守るべきものが必ずある」
「たとえ目に見えなくなっても、守るべきものは必ずあるんだ!そして、それを知っているものは…戦わなくてはならないんだ!守るべきもののためにな!」 - 第39話「ジャニーズ・エンド」におけるグレイスとの戦闘前会話での台詞。前述の最終決戦での名台詞をグレイスの台詞と合わせてアレンジしている。
搭乗機体編集
脚注編集
- ↑ ゴオに一途に思いを寄せている杏奈でさえ、第2話の夢の中でのゴオは「5年前のカッコ良かった頃の姿」となっており、今の姿に思う所のある様子を見せてた模様。