「ダカール」の版間の差分

 
(12人の利用者による、間の12版が非表示)
1行目: 1行目:
== ダカール(Dakar) ==
+
ダカール(Dakar)とは、[[アフリカ]]最西部に位置する都市で、現在のセネガルの首都。ダカール州の州都でもある。
[[アフリカ]]最西部に位置する都市で、現在のセネガルの首都。
 
  
== ガンダムシリーズにおけるダカール ==
+
== 概要 ==
[[ガンダムシリーズ]]では[[地球連邦政府]]の首都として設定され、中央議会が設置されている。
+
[[ガンダムシリーズ]]において、[[地球連邦政府]]の首都として設定され、中央議会が設置されている。この地を連邦の首都に推進したのは、中央議会議員で移民問題評議会議長でもある[[ローナン・マーセナス]]であり、当時のローナンは中央官僚や政治家達に地球環境が悪化する一方となっている現実を思い知らせる為に、あえて荒廃し砂漠化が進行していたダカールを選んだ。
  
[[機動戦士Ζガンダム]]』では、原作第37話「ダカールの日」にて[[ティターンズ]]の非道を暴くために[[クワトロ・バジーナ]]が議事堂を占拠し、演説をすることになる。
+
ガンダムシリーズにおける現実の時系列においては、『[[機動戦士Ζガンダム]]』のTV版第37話「ダカールの日」にて、連邦政府の首都として初登場。[[エゥーゴ]]が議事堂を占拠し、クワトロ・バジーナが[[シャア・アズナブル]]という自らの素性を明かし、[[ティターンズ]]の非道を世に知らしめる演説を行う([[ダカール演説]])。
  
『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』では一時期[[ネオ・ジオン]]軍が占領した。
+
『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』では一時期[[ネオ・ジオン]]軍が占領しており、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]の終結後は、周辺一帯の砂漠化を懸念し首都機能を[[ラサ]]に移転する事になったが、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』における[[フィフス・ルナ]]落としによってラサは壊滅した。『[[機動戦士ガンダムUC]]』の時期にはダカールが再び連邦政府の首都となるが、ネオ・ジオン残党の襲撃を受け<ref>アニメ版では陽動を受けただけだが、原作小説では[[シャンブロ]]の攻撃により壊滅。</ref>、[[オーストラリア]]の[[アデレード]]へ遷都することとなる。
 
 
その後、周辺一帯の砂漠化を懸念し首都機能を[[ラサ]]に移転する事になったが、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』における[[フィフス・ルナ]]落としによってラサは壊滅。『[[機動戦士ガンダムUC]]』では再び連邦政府の首都となっているが、ジオン残党の襲撃で壊滅。その後[[アデレード]]へ新設することとなった。
 
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:第3話「ダカールの制圧」の舞台。[[DC]]の基地が存在する。
+
:第3話「ダカールの制圧」の舞台。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の基地が存在する。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
:選択肢により演説をするのが[[ブレックス・フォーラ|ブレックス]]かクワトロかで大きく変わり、ブレックスが死亡する選択肢の場合はクワトロが離脱し、後に[[アナベル・ガトー|ガトー]]と[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]が参入することになる。
 
:選択肢により演説をするのが[[ブレックス・フォーラ|ブレックス]]かクワトロかで大きく変わり、ブレックスが死亡する選択肢の場合はクワトロが離脱し、後に[[アナベル・ガトー|ガトー]]と[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]が参入することになる。
 +
:あの[[三輪防人|三輪長官]]との決着をつける場所でもある。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:Ζ原作と同じ展開だが、演説開始前に「[[シャア・アズナブル|シャア]]として語る」か「クワトロとして語る」かの選択肢が存在する。
+
:『Ζガンダム』原作と同じ展開だが、演説開始前に「[[シャア・アズナブル|シャア]]として語る」か「クワトロとして語る」かの選択肢が存在する。
:また、ダカールに配備されている敵の配置や強さが[[MAP兵器]]を撃ち込めといわんばかりのものになっており、光の翼などで一気に稼げる。[[努力]]持ちならレベル99にすることも可能。
+
:ダカールに配備されている敵の配置や強さは[[MAP兵器]]を撃ち込めといわんばかりのものになっており、光の翼などで一気に稼げる。[[努力]]持ちならレベル99にすることも可能。
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:序盤の現代編の最終目的地で、[[シュウ・シラカワ|シュウ]]および[[ティターンズ]]と戦うことになり、この地に設置された[[マクロス]]を中心に前作と比べると大きく街が変化している。
+
:序盤の現代編の最終目的地で、[[シュウ・シラカワ|シュウ]]および[[ティターンズ]]と戦うことになる。この地に設置された[[マクロス]]を中心に、前作と比べ大きく街は変化している。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:[[機動戦士ガンダムUC]]の原作どおりに、ネオ・ジオンに襲撃される。
+
:[[機動戦士ガンダムUC]]』の原作小説版のように[[シャンブロ]]を中心とするジオン残党に襲撃される。
 +
:OVA版から原作小説版に舞台が戻された形になる。
 +
 
 +
=== VXT三部作 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦V]]
 +
:やはり『時獄篇』同様、ジオン残党の襲撃を受けるのに加え、[[バンシィ]]の登場もここに前倒しされている。更に『[[フルメタル・パニック! (原作小説版)|フルメタ]]』の[[ARX-8 レーバテイン|レーバテイン]]登場等の「つどうメイク・マイ・デイ」に相当するエピソードが再現される。
  
== 関連人物 ==
+
=== 単独作品 ===
;[[クワトロ・バジーナ]]
+
;[[スーパーロボット大戦30]]
:この地にて演説を行うことになる。
+
:ミッション「ダカールの落日」にて訪れる。今回参戦しているのは『UC』ではなく『[[機動戦士ガンダムNT|NT]]』だが、[[ズゴック]]と[[ギラ・ドーガ]]で構成されたジオン残党に襲撃される。
  
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
 
*[[ダカール演説]]
 
*[[ダカール演説]]
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references/>
 +
 
{{DEFAULTSORT:たかある}}
 
{{DEFAULTSORT:たかある}}
 
[[Category:地名]]
 
[[Category:地名]]

2025年2月20日 (木) 23:25時点における最新版

ダカール(Dakar)とは、アフリカ最西部に位置する都市で、現在のセネガルの首都。ダカール州の州都でもある。

概要 編集

ガンダムシリーズにおいて、地球連邦政府の首都として設定され、中央議会が設置されている。この地を連邦の首都に推進したのは、中央議会議員で移民問題評議会議長でもあるローナン・マーセナスであり、当時のローナンは中央官僚や政治家達に地球環境が悪化する一方となっている現実を思い知らせる為に、あえて荒廃し砂漠化が進行していたダカールを選んだ。

ガンダムシリーズにおける現実の時系列においては、『機動戦士Ζガンダム』のTV版第37話「ダカールの日」にて、連邦政府の首都として初登場。エゥーゴが議事堂を占拠し、クワトロ・バジーナがシャア・アズナブルという自らの素性を明かし、ティターンズの非道を世に知らしめる演説を行う(ダカール演説)。

機動戦士ガンダムΖΖ』では一時期ネオ・ジオン軍が占領しており、第1次ネオ・ジオン抗争の終結後は、周辺一帯の砂漠化を懸念し首都機能をラサに移転する事になったが、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』におけるフィフス・ルナ落としによってラサは壊滅した。『機動戦士ガンダムUC』の時期にはダカールが再び連邦政府の首都となるが、ネオ・ジオン残党の襲撃を受け[1]オーストラリアアデレードへ遷都することとなる。

登場作品編集

旧シリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦
第3話「ダカールの制圧」の舞台。DCの基地が存在する。
第4次スーパーロボット大戦S
選択肢により演説をするのがブレックスかクワトロかで大きく変わり、ブレックスが死亡する選択肢の場合はクワトロが離脱し、後にガトーセシリーが参入することになる。
あの三輪長官との決着をつける場所でもある。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
『Ζガンダム』原作と同じ展開だが、演説開始前に「シャアとして語る」か「クワトロとして語る」かの選択肢が存在する。
ダカールに配備されている敵の配置や強さはMAP兵器を撃ち込めといわんばかりのものになっており、光の翼などで一気に稼げる。努力持ちならレベル99にすることも可能。
スーパーロボット大戦α外伝
序盤の現代編の最終目的地で、シュウおよびティターンズと戦うことになる。この地に設置されたマクロスを中心に、前作と比べ大きく街は変化している。

Zシリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
機動戦士ガンダムUC』の原作小説版のようにシャンブロを中心とするジオン残党に襲撃される。
OVA版から原作小説版に舞台が戻された形になる。

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦V
やはり『時獄篇』同様、ジオン残党の襲撃を受けるのに加え、バンシィの登場もここに前倒しされている。更に『フルメタ』のレーバテイン登場等の「つどうメイク・マイ・デイ」に相当するエピソードが再現される。

単独作品編集

スーパーロボット大戦30
ミッション「ダカールの落日」にて訪れる。今回参戦しているのは『UC』ではなく『NT』だが、ズゴックギラ・ドーガで構成されたジオン残党に襲撃される。

関連用語編集

脚注編集

  1. アニメ版では陽動を受けただけだが、原作小説ではシャンブロの攻撃により壊滅。