「キーン・キッス」の版間の差分

 
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== キーン・キッス(Keen Kiss) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[聖戦士ダンバイン]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Keen Kiss]]<ref>[http://www.dunbine.net/chara/index.html Character]、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。</ref>
*[[声優]]:高田由美
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| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}}
*種族:コモン
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| 声優 = {{声優|高田由美|SRW=Y}}(TV版・SRW)<br />木藤聡子(総集編)
*性別:女
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|湖川友謙}}
*所属:[[ゼラーナ]]隊
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
<!-- *階級: -->
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*[[年齢]]:16歳
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}}
<!-- *身長:---cm -->
 
<!-- *体重:---kg -->
 
*出身:[[アの国]]
 
*キャラクターデザイン:湖川友謙
 
  
ギブン家に代々仕えるキッス家の娘。[[ゼラーナ]]隊でウイングキャリバー・[[フォウ]]のパイロットを務め、後半は[[オーラバトラー]]に乗り込む。[[ニー・ギブン|ニー]]に想いをよせている。やや小柄。おてんばで強気だが優しい心をもった少女。
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 種族 = コモン
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| 性別 = 女
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| 年齢 = 16歳
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| 出身 = アの国
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| 所属 = [[ゼラーナ]]
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}}
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'''キーン・キッス'''は『[[聖戦士ダンバイン]]』の登場人物。
  
パイロットとしては3番手、4番手であり余り強くはなかったが全編に渡って奮闘をみせる。父キブツが自分の家と家来の生活の為に[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]軍についたことを強く悲しみ、憤る。
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== 概要 ==
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地方領主ギブン家に代々仕えるキッス家の娘。
  
最後は戦いの中、[[ニー・ギブン|ニー]]の目の前で[[ブブリィ]]に撃墜されて死んでいった。
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[[ゼラーナ]]隊でウイングキャリバー・[[フォウ]]のパイロットを務め、後半は[[オーラバトラー]]に乗り込む。[[ニー・ギブン]]に想いをよせている。やや小柄。おてんばで強気だが、優しい心を持った少女。
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物語序盤では尊敬する父キブツが自分の家と家来の生活の為に[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]軍に付いた事を強く悲しみ、憤る。恋敵である[[リムル・ルフト]]に自身の想いを押し殺して接するなど報われない立場を強いられ、ニーへの叶わぬ恋に苦しみ悩むも、それでも彼に尽くす健気な一面を見せる。様々な葛藤は彼女を成長させ、物語後半は己の使命に潰れそうになる[[エレ・ハンム|エレ]]を叱咤激励したり、他の誰かを支える人物として縁の下の力持ちのような存在になる。
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パイロットとしては自軍の3番手・4番手といったところであり力量に劣ってはいたが、全編に渡って奮闘をみせる。
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最期は戦いの中、搭乗機のボチューンが出撃直後の[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]][[ブブリィ]]にほとんど偶然に近い形で引っ掛かり、ニーの目の前で撃墜され死んでいった。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦EX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
:初出演作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章で神殿に急ぐルートを通ると[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]、[[ニー・ギブン]]と共に仲間になる。オーラ斬りも普通に使える。PS版では音声収録が行われた。
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:初登場作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章で神殿に急ぐと[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]、[[ニー・ギブン|ニー]]と共に仲間になる。この時点では[[聖戦士]]技能の概念自体がなかったため、オーラ斬りも使用可能。
;[[第4次スーパーロボット大戦]][[第4次スーパーロボット大戦|S]]
+
:[[プレイステーション|PS]]版では音声収録が行われた。聖戦士技能が導入されてしまったものの、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と違い習得してくれるのでオーラ斬りは問題なく使えるが、上昇速度が遅く最終盤にならないとハイパーオーラ斬りが使えないのが難点。精神コマンドも微妙なのでお世辞にも優れたパイロットではないが、射撃と回避は地味に[[ショウ・ザマ|ショウ]]より高い。とはいえ、マサキの章の機体は半数がオーラ斬り以下の攻撃力しかないので、ニー共々量産機相手なら十分戦力になる。実用可能レベルの機体が人数分あるだけマジンガーチーム、ガンダムシリーズ、[[魔装機]]乗りよりはましといったところ。
:[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]を倒した方のルートを選ぶと、[[エレ・ハンム|エレ]]、ニーと共に仲間になる。乗機は[[ボチューン]]。ニー同様、[[聖戦士]]技能を持たず、二軍行き決定。ちなみにガラリア同様『[[EX]]』から顔グラフィックが変更されている。
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;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦|S}}
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:[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]未加入時にのみ登場。今回は[[エレ・ハンム|エレ]]と行動を共にしており、やはり[[ニー・ギブン|ニー]]と一緒に加入する。
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:後日談では「ニーの家臣として、一生懸命つくしている」とのこと。
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:[[聖戦士]]技能や[[加速]]も無いので[[二軍]]行きは免れないが、何気に最も高い遠攻撃値を持っているので余った[[ビルバイン]]を使わせるのも手。
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:書籍『[[スーパーロボット大戦を一生楽しむ本|一生楽しむ本]]』にて、ニー共々「今回のトホホな皆さんたち」のコーナーに挙げられている<ref>ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』106頁。</ref>。同コーナーに挙げられている[[チャック・キース|キース]]や[[ボス]]は精神コマンド要員としての使い道はあるが。
 +
:ちなみにガラリア同様『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』から顔グラフィックが変更されている。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
:『[[F]]』では未登場だった為、『[[第4次]]』以来の登場である。オーラ斬りは使えるがやはり二軍落ち。とはいえ努力もちなので、妖精のレベル上げの役割はもてる。音声はPS版[[EX]]からの流用である。
+
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』以来久々の登場。顔グラがメット姿に。[[聖戦士]]がLv5まで伸びるようになったのは良いが成長は遅く、宇宙Bのままなので戦力としてはなかなか厳しい。[[努力]]を使った[[妖精]]育成役も[[マーベル・フローズン|マーベル]]がいるのであまり出番は無い。
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:音声はPS版『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』からの流用。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
:
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:第1部ではシーン4「魂の故郷編」ルートを通ると、シナリオ「沈黙する城塞」でスポット参戦。前線向けとはいいがたく、おそらくは[[ニー・ギブン|ニー]]とともにグラン・ガラン製造所に敵を入れないための、壁役となる。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
:ニー同様1部ではスポット参戦、3部で加入。援護回数こそ多いものの、能力は低く有用な精神も無いため活用は困難。
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:シーン3のファーストステージ「呪われしジャンヌ=ダルク」より、正式参入。必修精神コマンドは「[[信頼]]」「[[熱血]]」「[[幸運]]」。どうみてもサポート系の能力なのにそれに合うユニットが存在しないのが、彼女の不幸。「幸運」は妖精で足りてるし、[[援護]]技能では[[マーベル・フローズン|マーベル]]に負けてるし。どうしても活躍させるのであれば妖精の同乗が前提で、ハイパーオーラ斬りを使えるようになるまでは、V-upユニットで強化した[[ボチューン]]辺りで切り抜けることになるだろう。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
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:ニー同様、第1部ではスポット参戦、第3部で加入。援護回数こそ多いものの、能力は低く有用な精神も無いため活用は困難。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
:原作前期の搭乗機であるフォウが初登場。ダンバインと合体させサブパイロットとして使用できる。
 
:原作前期の搭乗機であるフォウが初登場。ダンバインと合体させサブパイロットとして使用できる。
  
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;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:原作終了後であるため登場はしないが、[[竜宮島]]の[[灯籠流し]]の際、ショウが会話で軽く触れている。
 
:原作終了後であるため登場はしないが、[[竜宮島]]の[[灯籠流し]]の際、ショウが会話で軽く触れている。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
:16話にて自軍に参戦。ニーとの合体攻撃が実装され、過去作よりもアタッカーとしての活躍が望める。担当声優の高田由美氏が休業中のため、台詞の収録は行われていない。
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:第16話「氷点下での再会」にて[[ブライティクス|自軍]]に参戦。ニーとの[[合体攻撃]]が実装された上、レベル37というかなり早い段階で「[[勇気]]」を覚える(主人公の精神エディットを考慮しない場合、レベル30代で「熱血」もしくは熱血を含む精神コマンドを覚えるのはキーンと[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]]しかいない)為、過去作よりもアタッカーとしての活躍が望める。
 +
:キャンペーンマップ「キーンの奮闘」ではまさかの主役。部隊の非主力組(身も蓋もない言い方をするなら各作品の[[主人公]]キャラ及び[[ナデシコ]]以外の脇役組)を集めて[[ブライティクス]]首脳陣に特別特訓を志願する。
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:なお担当声優の高田由美氏が休業中の為、台詞の新規収録は行われていない。
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
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:2章Part12から登場するNPC。
  
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:[[ラズロ・ファーエデン|ラズロ]]ルートの終盤にのみ登場し、仲間となる。能力は低い。
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:ラズロルートの終盤にのみ登場し、仲間となる。能力は低い。
  
== パイロットステータスの傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
<!-- === [[能力|能力値]] === -->
 
<!-- === [[能力|能力値]] === -->
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]
:[[根性]]、[[信頼]]、[[ド根性]]、[[加速]]、[[愛]]、[[補給]]
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;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
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:'''[[オーラ力]]L3、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[全体攻撃]]L2'''
  
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
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== パイロットBGM ==
 
;「ダンバイン とぶ」
 
;「ダンバイン とぶ」
 
:オープニング。
 
:オープニング。
 
;「聖戦士たち」
 
;「聖戦士たち」
:劇中BGM。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』にてハイパーオーラ斬り使用時の選曲。
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:劇中[[BGM]]。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』にてハイパーオーラ斬り使用時の選曲。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;キブツ・キッス
 
;キブツ・キッス
:実父。キーン曰く、間違ったことをした時にちゃんと叱ってくれる人で、とても尊敬していたことがわかる。その分、ドレイク軍についてキーンの失望は非常に強かったともいえる。キーンと対面した際、彼女を思いやってあえて勘当。[[バーン・バニングス|バーン]]の命令で[[ゼラーナ]]を襲ったが、[[ショウ・ザマ|ショウ]]の威嚇射撃が機体に直撃して死亡した。
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:実父。キーン曰く「間違った事をした時にちゃんと叱ってくれる人」で、とても尊敬していた事がわかる。その分、非道なドレイク軍に加担した事によるキーンの失望は非常に強かったとも言える。
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:キーンと対面した際、彼女を思いやり敢えて勘当。[[バーン・バニングス|バーン]]の命令で[[ゼラーナ]]を襲ったが、[[説得]]を試みようとしたキーンを庇った[[ショウ・ザマ|ショウ]]の威嚇射撃が機体に直撃して死亡した。
 
;[[ニー・ギブン]]
 
;[[ニー・ギブン]]
:想い人。
+
:想い人。リムルと相思相愛なので自分の恋は実らないと引き気味だったが、絶体絶命の際にはニーが艦長職を放棄してまで助けに来てくれたりと諦めきれずにいた。
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:最終決戦でニーは恋人リムルではなくキーンの名を叫んでから死んでいるが、彼の本当の気持ちはどちらに向いていたかは不明。
 
;[[リムル・ルフト]]
 
;[[リムル・ルフト]]
 
:恋敵。嫉妬したりもするが、特別仲が悪いわけではない。リムルがスパイ嫌疑を払いたいと言った時には協力している。
 
:恋敵。嫉妬したりもするが、特別仲が悪いわけではない。リムルがスパイ嫌疑を払いたいと言った時には協力している。
 
;[[ドレイク・ルフト]]
 
;[[ドレイク・ルフト]]
:敵。父親が家を守るためドレイクに荷担した為、彼女は苦悩する。キブツが死んだとの報告を受けた際、彼を誉めてはいたが社交辞令かもしれない。
+
:敵。父親が家を守るためドレイクに荷担した為、キーンは苦悩する。キブツが死んだとの報告を受けた際、彼を誉めてはいたが社交辞令かもしれない。
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;[[エレ・ハンム]]
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:実らぬ恋を持つ者同士思う事があったようで、エレが[[トルストール・チェシレンコ]]の死を嘆き引きこもった際にはあえて激しい言葉をぶつけ奮い立たせた。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では地上界への浮上以前からドレイク軍を相手に戦っていた戦友。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では地上界への浮上以前からドレイク軍を相手に戦っていた戦友。
 
;[[風龍]]、[[雷龍]]
 
;[[風龍]]、[[雷龍]]
:『BX』では地上界への浮上直後、人革連領内にて接触の際に彼らに攻撃を受けてしまった模様。そのため、その事で彼らに意地悪を言う一幕も。
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:『BX』では地上界への浮上直後、人革連領内にて接触の際に彼らに攻撃を受けてしまった模様。そのため、その事で彼等に意地悪を言う一幕も。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
;「何よ! リムル、リムルって! あたしなんて、名前を呼んでくれる人なんかいやしないのよ!!」
 +
:第5話「キーン危うし」より。[[リムル・ルフト|リムル]]の事で神経質になっているニーの態度に苛立ち、思わずグライウイング(オーラ力で飛ぶグライダーのようなもの)で飛び出してしまう。
 +
:何とかショウが助け出したが怪鳥に襲われて傷を負い、一時的に[[医療・病障害|医者]]に預けられる。
 +
;「あたしが父を愛していたのは、血がつながっているからじゃないのよ…あたしが間違って、はねっかえったりした時にしかってくれる父だったからなのよ…それを、ただ家だけのためにって恩義を忘れた父なんて…!」
 +
:第10話「父と子」より。父キブツの死に涙しながら。
 +
:言葉だけ見るとただ父を非難しているように聞こえるが、最後まで父を[[説得]]しようとした末のことであり、それでいて殺めてしまったショウの謝罪も「ショウのせいではない」と突っぱねながらの発言であり、複雑な心境を見てとれる。
 +
;「そうよ! どこかでバストールを倒しているわ。もうじき帰ってくるわよ!」
 +
:第18話「閃光のガラリア」。ドレイク軍から敗走後、ショウは敵前逃亡したのではと訝しむニーに対してマーベル共々反論。この言葉通り、程なくしてショウはバイストン・ウェルへと帰還する。
 
;「あたしが死んだって、誰も悲しみはしないのよ!」
 
;「あたしが死んだって、誰も悲しみはしないのよ!」
:
+
:第36話「敵はゲア・ガリング」より。[[ビショット・ハッタ|ビショット]]軍の第一陣を前に命知らずの戦いを繰り広げながら。[[トルストール・チェシレンコ|トルストール]]の死にふさぎこむばかりの[[エレ・ハンム|エレ]]を前に、自身の想いの報われなさが再び爆発してしまった。
;「あたしが父を愛していたのは、血がつながっているからじゃないのよ!私が間違っていた時はねかえったりした時しかってくれる父だったからなのよ…」
+
:その後背後からの攻撃にオーラコンバーターをやられてしまうが、すんでのところでニーに救出された。
:
+
;「あぁっ、[[ニー・ギブン|ニー]]…!」
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:第49話「チャム・ファウ」より。最後の言葉。その恋は実らないとわかりつつも、それでもなお愛しい人の名を叫び逝く。
 +
:悲しい最期と思いきや、ニーもまた最期にキーンの名を叫んでおり、もしかしたら最後の最後で知らない所で救われていたのかもしれない…。
  
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 +
;「つまり、乗っているパイロットによって強さが変わるのよ」
 +
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』でわかりやすく自軍に[[オーラ力]]と[[オーラバトラー]]の特性を説明する。
 +
:本作では序盤からオーラバトラーが猛威を振るう為、上記の言葉は忘れないようにしたい。
 
;「むしろ忘れられそうなのは私達よ!」
 
;「むしろ忘れられそうなのは私達よ!」
:BX第16話「氷点下での再会」にて、マイク・サウンダース13世に便乗してのセリフなのだが、直前にゴラオンのオーラノバ砲、勇者達の[[DVE]]と燃えイベントが連続して出てくるので、どこかメタ的なものが漂う。
+
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第16話「氷点下での再会」より。
;「これほどの勢力がカカオ豆を目当てに動くなんて…! 地上の女子にとっては、それだけ大事な行事なのね…!」
+
:[[マイク・サウンダース13世]]に便乗しての台詞なのだが、直前に[[ゴラオン]]のオーラノバ砲、勇者達の[[DVE]]と燃えイベントが連続して出てくるので、どこかメタ的なものが漂う。
:[[BX]]のDLC「チョコレートカーニバル&フェスティバル」にて。ピントがズレ過ぎである。
+
;「これほどの勢力がカカオ豆を目当てに動くなんて…! 地上の女子にとっては、それだけ大事な行事なのね…!」
:なお、実際にカカオ豆を狙っていたのは[[レイディ・リンクス|レイディ]]に雇われた[[キバの輩]]達と、邪悪獣の強化が出来ないかと考えた[[タイダー]]のみで、[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]らドレイク軍はレアメタルの奪取、[[ドラゴンベビー]]は使い走りの憂さ晴らし、後から現れた[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]達ジオン残党は資材の強奪、[[フラム・ナラ|フラム]]らヴェイガンは部隊指揮の実戦演習である。
+
:『BX』DLC「チョコレートカーニバル&フェスティバル」にて。ピントがズレ過ぎである。
{{DEFAULTSORT:きいんきつす}}
+
:なお、実際にカカオ豆を狙っていたのは[[レイディ・リンクス|レイディ]]に雇われた[[キバの輩]]達と、邪悪獣の強化が出来ないかと考えた[[タイダー]]のみで、[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]らドレイク軍はレアメタルの奪取、[[ドラゴンベビー]]は使い走りの憂さ晴らし、後から現れた[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]達ジオン残党は資材の強奪、[[フラム・ナラ|フラム]]ら[[ヴェイガン]]は部隊指揮の実戦演習である。
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== 搭乗機体・関連機体 ==
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;[[フォウ]]
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:作中で一番長い期間搭乗しており、ダーナ・オシーやボゾンが余っていてもフォウで出撃することが多かった。
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:[[ビルバイン]]のウイングキャリバーにも追従できるため、ダンバインを乗せてよく高速移動に貢献した。最後は[[ゼラーナ]]ごと[[海]]に沈みそのまま損失。
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;[[ダーナ・オシー]]
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:マーベルのおさがりその1。リムルがさらわれた時に破壊され損失してしまった。
 +
;[[ボゾン]]
 +
:マーベルのおさがりその2。最後はゼラーナごと海に沈みそのまま損失。
 +
;[[ボチューン]]
 +
:マーベルのおさがりその3。
 +
:この機体もゼラーナごと海に沈んで損失してしまい、最終決戦でゴラオンに搭載されていた一般機カラーに搭乗。最後の機体となった。
 +
 
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 +
 
 +
{{DEFAULTSORT:きいん きつす}}
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:聖戦士ダンバイン]]
 
[[Category:聖戦士ダンバイン]]

2024年10月4日 (金) 19:02時点における最新版

キーン・キッスは『聖戦士ダンバイン』の登場人物。

キーン・キッス
外国語表記 Keen Kiss[1]
登場作品 聖戦士ダンバイン
声優 高田由美(TV版・SRW)
木藤聡子(総集編)
デザイン 湖川友謙
初登場SRW スーパーロボット大戦EX
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 コモン
性別
年齢 16歳
出身 アの国
所属 ゼラーナ
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概要編集

地方領主ギブン家に代々仕えるキッス家の娘。

ゼラーナ隊でウイングキャリバー・フォウのパイロットを務め、後半はオーラバトラーに乗り込む。ニー・ギブンに想いをよせている。やや小柄。おてんばで強気だが、優しい心を持った少女。

物語序盤では尊敬する父キブツが自分の家と家来の生活の為にドレイク軍に付いた事を強く悲しみ、憤る。恋敵であるリムル・ルフトに自身の想いを押し殺して接するなど報われない立場を強いられ、ニーへの叶わぬ恋に苦しみ悩むも、それでも彼に尽くす健気な一面を見せる。様々な葛藤は彼女を成長させ、物語後半は己の使命に潰れそうになるエレを叱咤激励したり、他の誰かを支える人物として縁の下の力持ちのような存在になる。

パイロットとしては自軍の3番手・4番手といったところであり力量に劣ってはいたが、全編に渡って奮闘をみせる。

最期は戦いの中、搭乗機のボチューンが出撃直後のミュージィブブリィにほとんど偶然に近い形で引っ掛かり、ニーの目の前で撃墜され死んでいった。

登場作品と役柄編集

旧シリーズ編集

スーパーロボット大戦EX
初登場作品。マサキの章で神殿に急ぐとシーラニーと共に仲間になる。この時点では聖戦士技能の概念自体がなかったため、オーラ斬りも使用可能。
PS版では音声収録が行われた。聖戦士技能が導入されてしまったものの、『第4次』と違い習得してくれるのでオーラ斬りは問題なく使えるが、上昇速度が遅く最終盤にならないとハイパーオーラ斬りが使えないのが難点。精神コマンドも微妙なのでお世辞にも優れたパイロットではないが、射撃と回避は地味にショウより高い。とはいえ、マサキの章の機体は半数がオーラ斬り以下の攻撃力しかないので、ニー共々量産機相手なら十分戦力になる。実用可能レベルの機体が人数分あるだけマジンガーチーム、ガンダムシリーズ、魔装機乗りよりはましといったところ。
第4次スーパーロボット大戦S
ガラリア未加入時にのみ登場。今回はエレと行動を共にしており、やはりニーと一緒に加入する。
後日談では「ニーの家臣として、一生懸命つくしている」とのこと。
聖戦士技能や加速も無いので二軍行きは免れないが、何気に最も高い遠攻撃値を持っているので余ったビルバインを使わせるのも手。
書籍『一生楽しむ本』にて、ニー共々「今回のトホホな皆さんたち」のコーナーに挙げられている[2]。同コーナーに挙げられているキースボスは精神コマンド要員としての使い道はあるが。
ちなみにガラリア同様『EX』から顔グラフィックが変更されている。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
第4次』以来久々の登場。顔グラがメット姿に。聖戦士がLv5まで伸びるようになったのは良いが成長は遅く、宇宙Bのままなので戦力としてはなかなか厳しい。努力を使った妖精育成役もマーベルがいるのであまり出番は無い。
音声はPS版『EX』からの流用。

COMPACTシリーズ編集

スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
第1部ではシーン4「魂の故郷編」ルートを通ると、シナリオ「沈黙する城塞」でスポット参戦。前線向けとはいいがたく、おそらくはニーとともにグラン・ガラン製造所に敵を入れないための、壁役となる。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
シーン3のファーストステージ「呪われしジャンヌ=ダルク」より、正式参入。必修精神コマンドは「信頼」「熱血」「幸運」。どうみてもサポート系の能力なのにそれに合うユニットが存在しないのが、彼女の不幸。「幸運」は妖精で足りてるし、援護技能ではマーベルに負けてるし。どうしても活躍させるのであれば妖精の同乗が前提で、ハイパーオーラ斬りを使えるようになるまでは、V-upユニットで強化したボチューン辺りで切り抜けることになるだろう。
スーパーロボット大戦IMPACT
ニー同様、第1部ではスポット参戦、第3部で加入。援護回数こそ多いものの、能力は低く有用な精神も無いため活用は困難。
スーパーロボット大戦COMPACT3
原作前期の搭乗機であるフォウが初登場。ダンバインと合体させサブパイロットとして使用できる。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦UX
原作終了後であるため登場はしないが、竜宮島灯籠流しの際、ショウが会話で軽く触れている。
スーパーロボット大戦BX
第16話「氷点下での再会」にて自軍に参戦。ニーとの合体攻撃が実装された上、レベル37というかなり早い段階で「勇気」を覚える(主人公の精神エディットを考慮しない場合、レベル30代で「熱血」もしくは熱血を含む精神コマンドを覚えるのはキーンとジンネマンしかいない)為、過去作よりもアタッカーとしての活躍が望める。
キャンペーンマップ「キーンの奮闘」ではまさかの主役。部隊の非主力組(身も蓋もない言い方をするなら各作品の主人公キャラ及びナデシコ以外の脇役組)を集めてブライティクス首脳陣に特別特訓を志願する。
なお担当声優の高田由美氏が休業中の為、台詞の新規収録は行われていない。

単独作品編集

スーパーロボット大戦DD
2章Part12から登場するNPC。

関連作品編集

リアルロボット戦線
ラズロルートの終盤にのみ登場し、仲間となる。能力は低い。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

EX
根性信頼ド根性加速補給
第4次S
偵察信頼集中必中友情熱血
α
ド根性必中努力加速補給
IMPACT
根性信頼狙撃熱血幸運補給
BX
集中根性鉄壁勇気補給
リアルロボット戦線
集中努力激励

特殊技能(特殊スキル)編集

EX(PS版)
聖戦士L3、切り払いL3
α
聖戦士L5、切り払いL6
IMPACT
聖戦士L4、援護攻撃L2、援護防御L2
BX
オーラ力L3、底力L6、援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L2

パイロットBGM編集

「ダンバイン とぶ」
オープニング。
「聖戦士たち」
劇中BGM。『IMPACT』にてハイパーオーラ斬り使用時の選曲。

人間関係編集

キブツ・キッス
実父。キーン曰く「間違った事をした時にちゃんと叱ってくれる人」で、とても尊敬していた事がわかる。その分、非道なドレイク軍に加担した事によるキーンの失望は非常に強かったとも言える。
キーンと対面した際、彼女を思いやり敢えて勘当。バーンの命令でゼラーナを襲ったが、説得を試みようとしたキーンを庇ったショウの威嚇射撃が機体に直撃して死亡した。
ニー・ギブン
想い人。リムルと相思相愛なので自分の恋は実らないと引き気味だったが、絶体絶命の際にはニーが艦長職を放棄してまで助けに来てくれたりと諦めきれずにいた。
最終決戦でニーは恋人リムルではなくキーンの名を叫んでから死んでいるが、彼の本当の気持ちはどちらに向いていたかは不明。
リムル・ルフト
恋敵。嫉妬したりもするが、特別仲が悪いわけではない。リムルがスパイ嫌疑を払いたいと言った時には協力している。
ドレイク・ルフト
敵。父親が家を守るためドレイクに荷担した為、キーンは苦悩する。キブツが死んだとの報告を受けた際、彼を誉めてはいたが社交辞令かもしれない。
エレ・ハンム
実らぬ恋を持つ者同士思う事があったようで、エレがトルストール・チェシレンコの死を嘆き引きこもった際にはあえて激しい言葉をぶつけ奮い立たせた。

他作品との人間関係編集

海動剣真上遼
BX』では地上界への浮上以前からドレイク軍を相手に戦っていた戦友。
風龍雷龍
『BX』では地上界への浮上直後、人革連領内にて接触の際に彼らに攻撃を受けてしまった模様。そのため、その事で彼等に意地悪を言う一幕も。

名台詞編集

「何よ! リムル、リムルって! あたしなんて、名前を呼んでくれる人なんかいやしないのよ!!」
第5話「キーン危うし」より。リムルの事で神経質になっているニーの態度に苛立ち、思わずグライウイング(オーラ力で飛ぶグライダーのようなもの)で飛び出してしまう。
何とかショウが助け出したが怪鳥に襲われて傷を負い、一時的に医者に預けられる。
「あたしが父を愛していたのは、血がつながっているからじゃないのよ…あたしが間違って、はねっかえったりした時にしかってくれる父だったからなのよ…それを、ただ家だけのためにって恩義を忘れた父なんて…!」
第10話「父と子」より。父キブツの死に涙しながら。
言葉だけ見るとただ父を非難しているように聞こえるが、最後まで父を説得しようとした末のことであり、それでいて殺めてしまったショウの謝罪も「ショウのせいではない」と突っぱねながらの発言であり、複雑な心境を見てとれる。
「そうよ! どこかでバストールを倒しているわ。もうじき帰ってくるわよ!」
第18話「閃光のガラリア」。ドレイク軍から敗走後、ショウは敵前逃亡したのではと訝しむニーに対してマーベル共々反論。この言葉通り、程なくしてショウはバイストン・ウェルへと帰還する。
「あたしが死んだって、誰も悲しみはしないのよ!」
第36話「敵はゲア・ガリング」より。ビショット軍の第一陣を前に命知らずの戦いを繰り広げながら。トルストールの死にふさぎこむばかりのエレを前に、自身の想いの報われなさが再び爆発してしまった。
その後背後からの攻撃にオーラコンバーターをやられてしまうが、すんでのところでニーに救出された。
「あぁっ、ニー…!」
第49話「チャム・ファウ」より。最後の言葉。その恋は実らないとわかりつつも、それでもなお愛しい人の名を叫び逝く。
悲しい最期と思いきや、ニーもまた最期にキーンの名を叫んでおり、もしかしたら最後の最後で知らない所で救われていたのかもしれない…。

スパロボシリーズの名(迷)台詞編集

「つまり、乗っているパイロットによって強さが変わるのよ」
COMPACT3』でわかりやすく自軍にオーラ力オーラバトラーの特性を説明する。
本作では序盤からオーラバトラーが猛威を振るう為、上記の言葉は忘れないようにしたい。
「むしろ忘れられそうなのは私達よ!」
BX』第16話「氷点下での再会」より。
マイク・サウンダース13世に便乗しての台詞なのだが、直前にゴラオンのオーラノバ砲、勇者達のDVEと燃えイベントが連続して出てくるので、どこかメタ的なものが漂う。
「これほどの勢力がカカオ豆を目当てに動くなんて…! 地上の女子にとっては、それだけ大事な行事なのね…!」
『BX』DLC「チョコレートカーニバル&フェスティバル」にて。ピントがズレ過ぎである。
なお、実際にカカオ豆を狙っていたのはレイディに雇われたキバの輩達と、邪悪獣の強化が出来ないかと考えたタイダーのみで、ミュージィらドレイク軍はレアメタルの奪取、ドラゴンベビーは使い走りの憂さ晴らし、後から現れたロニ達ジオン残党は資材の強奪、フラムヴェイガンは部隊指揮の実戦演習である。

搭乗機体・関連機体編集

フォウ
作中で一番長い期間搭乗しており、ダーナ・オシーやボゾンが余っていてもフォウで出撃することが多かった。
ビルバインのウイングキャリバーにも追従できるため、ダンバインを乗せてよく高速移動に貢献した。最後はゼラーナごとに沈みそのまま損失。
ダーナ・オシー
マーベルのおさがりその1。リムルがさらわれた時に破壊され損失してしまった。
ボゾン
マーベルのおさがりその2。最後はゼラーナごと海に沈みそのまま損失。
ボチューン
マーベルのおさがりその3。
この機体もゼラーナごと海に沈んで損失してしまい、最終決戦でゴラオンに搭載されていた一般機カラーに搭乗。最後の機体となった。

脚注 編集

  1. Character、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。
  2. ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』106頁。