巽幸太郎
巽幸太郎は『ゾンビランドサガ』の登場人物。
| 巽幸太郎 | |
|---|---|
| 読み | たつみ こうたろう |
| 登場作品 | ゾンビランドサガ |
| 声優 | 宮野真守 |
| デザイン | 深川可純 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | 人間 |
| 性別 | 男 |
| 職業 | プロデューサー |
| 所属 | フランシュシュ |
概要 編集
フランシュシュのプロデューサーを名乗る謎の青年。存在自体が風前の灯である佐賀県を救うための「ゾンビランドサガプロジェクト」を立ちあげ、さくらたちをゾンビとして目覚めさせた。
フランシュシュのメンバーとの会議で見せる奇抜な言動・行動の数々から、一見すると終始ノリと勢いだけで行動する無軌道な人物に見えるが、その実フランシュシュのアイドル活動を支えるために東奔西走し、メンバーらの自主性を尊重しつつ計画的に展開を推し進める有能さと、時に体当たりで臨むことも厭わないほどの行動力及び熱意に溢れた男である。なお、フランシュシュの前で見せる態度とは裏腹に、相応しい場では礼節ある常識人として普通に振る舞うこともできる。
本人曰く「ハリウッド直伝」らしい特殊メイク技能を持っており、ゾンビたちを普通の人間と区別ができないように化粧することができる。また、フランシュシュの楽曲は全て担当しており、ポップスやデスメタル、ラップなどジャンルを問わず制作している。仕事の交渉から作詞・作曲、ダンスの振り付けまで、フランシュシュのマネジメントやプロデュースをほぼ全て一人で手がける多才さを持つ。
上記の通り、胡散臭いが確実に有能と言える人物ではあるのだが依然として謎が多く、TVシリーズ第1期・2期共に彼に関する謎は明かされるどころかより一層増している状態となっている。
登場作品と役柄 編集
単独作品 編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2020年12月のイベント「死んでも探したい想い」期間限定参戦。シナリオNPC。
人間関係 編集
- 源さくら
- ゾンビィ1号。特に煽ることが多い一人で、ボケたり調子に乗ったりするとエスカレートする。
- なお、1期終盤において生前の彼女の同級生だったと思われる場面が見られている。
- 二階堂サキ
- ゾンビィ2号。煽ることが多い一人だが、時折やり過ぎて手痛い制裁を食らうことがある。
- 水野愛
- ゾンビィ3号。煽ることが多い一人だが、決まって大小何らかの反撃を食らう。
- 紺野純子
- ゾンビィ4号。特に煽ることが多い一人で、基本的に怯むばかりなのでエスカレートする。
- ゆうぎり
- ゾンビィ5号。自身の勢いに動じにくいためか、積極的に煽ることは少ない。
- 星川リリィ
- ゾンビィ6号。ゆうぎり同様に自身の勢いに動じにくいためか、積極的に煽ることは少ない。
- 一方で煽る際は純子同様に威圧する事がほとんど。また、リリィの秘密も知っている。
- 山田たえ
- ゾンビィ0号。会話が通じないためか、積極的に煽ることは少ない。胸ポケットに常備しているゲソは主に彼女の暴走への対策。
- ロメロ
- ペットのゾンビィ犬。絶妙なタイミングでフォローを入れてくれる有能な相棒でもある。
- 徐福
- 行きつけのバーのマスター。協力者らしく、フランシュシュがゾンビである事をを知っている。
- 2期ではゆうぎりが存命していた明治時代から生きていた事が発覚する。
- 楪舞々
- 2期『リベンジ』から登場。彼女が銭湯の男湯に間違えて入った際に巽が落とした石鹸で滑って転び気絶した事で死なせてしまったと勘違いし、殺人容疑がかかる事を恐れて屋敷へ連れ帰った。
- このため部外者の中ではいち早くフランシュシュがゾンビである事を知ったが、対して驚かず軽い調子で受け入れている。
他作品との人間関係 編集
- クライン・サンドマン
- 『X-Ω』のイベント「死んでも探したい想い」にて共演。佐賀に興味を持った彼がスポンサーとなり、サガ・ザ・グレート7を用意してくれた。
名(迷)台詞 編集
- 「次やったら坊主」
- 第4話、さくらたちが夜中にこっそりメイクをとって温泉に入った際に広報部長と鉢合わせになり騒ぎを起こしてしまった。その後日、雑誌の記事にも怪談として書かれてしまった事でドスの効いた声で叱った。
- 「バリケード作るのはゾンビィに襲われる方じゃい!ボケェ-!!」
- 第7話、純子がジェネレーションギャップに悩み部屋にバリケードを作って引き篭ってしまった際に、強引にバリケードを蹴り破った際の発言。
- 「覚えておけ、フランシュシュは時代を超えて互いの想いを支え合うために存在する。心を開けば、必ずあいつらはお前を助けてくれる。その時、お前があいつらにしてやれることを考えろ」
- 同話、純子に時代が変わった事で求められるアイドル像も変わったが本質は変わらないと愉し、嫌なら無理にやる必要も無く個性にしろとも諭す。そして仲間たちを支えろと告げる。
- 「立て純子! お前はこんなことで負けるような女じゃない!」
サキ「てめぇが跳ね飛ばしたとやろが!」 - で、その翌日に外へ出てきた純子をミニバンで跳ね飛ばしてしまった際の一言。せっかく良いこと言ったのに締まらない…。
- 「あれが今のお前じゃい。だが、その周りには無数の光がある。この佐賀でさえ、あの光の数だけ人がいるんだ。あの光の中に虹の松原が輝くのを…アイドルとして輝くお前を待つ人がいるということだ…2、3人くらいは」
「…お前、本当にアイドルになりたくないのか? その気持ちが全く無いと断言できるのか?」 - 第11話、記憶が戻るも卑屈な性格になってしまったさくらに向けて、夜の市街地を見せて諭す。しかし、さくらの心は揺れ動かず「アイドルも佐賀を救うのも、皆さんで勝手にやればよかでしょ!?」と言い放ち、巽も一度は立ち去るが…。
- 「いくらお前が持ってなかろうが、俺が持ってりゃええんじゃい! なんか! でっかくてすごいの! 俺は持っとるんじゃい! いいか、さくら! だから! 俺は! お前を絶対に見捨ててやらん!!」
- 直後に戻り、続けてこの言葉で諭す。フランシュシュと言うよりはさくら個人に拘りがあるようにも見える場面。
余談 編集
- 狂言回し的なポジションであるが、エンディングではトップクレジットとなっている。
- 外見や言動の破天荒さなどが、演者の宮野がバラエティ番組やイベントなどで見せる芸風とのシンクロ率が高く、視聴者から「ただの宮野真守」と評判となっている。