山田たえは『ゾンビランドサガ』の登場人物。

山田たえ
読み やまだ たえ
登場作品 ゾンビランドサガ
声優 三石琴乃
デザイン 深川可純
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 サブパイロット
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プロフィール
別名 ゾンビ0号
種族 人間
性別
生年月日 不明[1]
年齢 享年29歳
没年月日 不明
スリーサイズ B91(F)/W59/H89
職業 アイドル
所属 フランシュシュ
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概要 編集

伝説の山田たえ」。フランシュシュの中で唯一自我に目覚めておらず、呻き声しか発せない[2]。食欲旺盛で理性がなく本能のままに動くため、ライブの際は1人だけ歌を歌っておらずダンスも周りと合わせていない(というよりは歌えないし合わせられない)。 その意味ではフランシュシュメンバーの中で一番ゾンビらしい人物。一応言葉は理解しているようで、物語が進むにつれてメンバーとの大雑把なコミュニケーションは取れるようになっていった。

身体の損傷が特に激しかったのか、メンバーの中では腕や首がもげる確率が最も大きい。

登場作品と役柄 編集

単独作品 編集

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2020年12月のイベント「死んでも探したい想い」期間限定参戦。サガ・ザ・グレート7のサブパイロット。
アイドルの立ち絵のほか、ゾンビの立ち絵も用意されている。

人間関係 編集

巽幸太郎
自分をゾンビとして目覚めさせた存在。
源さくら
彼女の頭をよく甘噛みしている。
二階堂サキ
水野愛
紺野純子
彼女の頭もたまに甘噛みしている。
ゆうぎり
星川リリィ
兵動栄吉、葉加瀬華子、朱理アンナ
外伝漫画『ゾンビランドサガ外伝ザ・ファースト・ゾンビィ』の登場キャラクター(栄吉は主人公)。彼女を中心に「佐賀サガコバスターズ」と言うチームを組んでいた。たえの死後、栄吉はたえの墓を守っていた。

名(迷)台詞 編集

上記の通り、ロクに言葉を発せられないためマトモに喋る場面は外伝漫画と劇場版のみとなっている。

「コケコッコー!」
1期5話にてガタリンピック優勝の際にフランシュシュ宣伝のためのTシャツを披露しようとするが、着ていたのはドライブイン鳥のTシャツだった事でか鳴き真似。2期『リベンジ』6話でも発言。
三石琴乃氏の怪演もあり、妙に真似が上手い。

搭乗機体 編集

サガ・ザ・グレート7

余談 編集

  • 三石琴乃氏が担当声優であることは当初は伏せられており、第3話のエンドクレジットで初めて明かされた。監督の境宗久氏による指名キャスティングだが、これは喋らずに呻き声のみであることから、表現力の引き出しがあるベテランでないと難しいであろうという意図による[3]
    • 三石氏は外国のゾンビ映画を参考にしており、本気で相手を食べにいく勢いで演じていると語っている[3]
  • 深川可純氏によるスピンオフ漫画『ゾンビランドサガ外伝ザ・ファースト・ゾンビィ』はたえの生前の出来事を描いており、佐賀県への想いや死の経緯、そしてなぜ彼女が「伝説の山田たえ」と呼ばれるようになったか等、アニメでは描かれていない彼女のバックボーンを掘り下げた内容となっている。
    • 劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』では事実上の主人公となっている。

脚注 編集

  1. 外伝『ザ・ファースト・ゾンビィ』での描写から恐らく1960年代生まれ。
  2. 後述の外伝漫画では生きていたため普通に会話でき、劇場版でも流暢に会話できるシーンが描かれている。
  3. 3.0 3.1 【連載】TVアニメ『ゾンビランドサガ』監督・境 宗久×たえ役・三石琴乃×ロメロ役・高戸靖広 座談会:たえ&ロメロは作品にとって重要な存在【SAGA:03】、アニメイトタイムズ、2021年1月11日閲覧。