- 1987年2月7日 ~ 1988年1月30日放映(名古屋テレビ) 全48話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦A(2001年)
概要
『機動戦士ガンダム』へのオマージュをこめて作られた作品。前半はリアルロボット物の魅力を丁寧に描くも地味さは否めず、グン・ジェム隊登場後は作風が激変した。メインテーマは「親と子の交流」。
放送当時のセールスは芳しくなかったものの、『スーパーロボット大戦A』への初参戦から知名度が上がり、一部ではそれなりのリバイバルブームを起こした。
本作はハリウッド映画『トップガン』の影響を受けている。さらにこのトップガンは『超時空要塞マクロス』の影響を強く受けて制作された作品である。さらに『機動戦士ガンダムSEED』の福田監督が演出として参加しており、本作からの影響を見て取ることができる。
ストーリー
月で独立を宣言した統一帝国ギガノスと、地球連合軍は戦争を開始。ケーン、ライト、タップの3人は、連合軍が奪取した新型メタルアーマー「ドラグナー」に偶然乗り込み、ギガノスと戦うことになる。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
地球連合軍
- ギニール少尉(SRWには名前のみ登場)
ギガノス帝国軍
- チェホフ(SRWには名前のみ登場)
その他
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
地球連合軍
- ドラグナー1型
- リフター装備型も登場。2型、3型も同様。
- キャバリアー0型
- ドラグナー2型
- ドラグナー3型
- ドラグナー1型カスタム
- ドラグナー2型カスタム
- ドラグナー3型カスタム
- D-3は原作ではカスタムとは呼称されず、SRWでもMX以降は「ドラグナー3型」になる。
ギガノス帝国軍
主題歌とBGM
- 「夢色チェイサー」
- 歌:鮎川麻弥、作詞:竜真知子、作曲:筒美京平、編曲:鷺巣詩郎
- 前期オープニング。SRW登場作全てで戦闘BGMに採用されている。
- 「スターライト・セレナーデ」
- 歌:山瀬まみ、作詞:森雪乃丞、作曲:井上大輔、編曲:大谷和夫
- 後期オープニング。SRWでは未使用だがリアルロボッツファイナルアタックで採用されている。また、AやMXでは曲名がステージタイトルに使われた。
登場作と扱われ方
先述の通り『機動戦士ガンダムSEED』への影響が垣間見えるが、SRWでは両作の共演は果たされていない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(A PORTABLE)
- 初参戦且つ1stガンダムと初共演。味方側キャラでケーン達以外はリンダのみで、他の版権キャラが原作ポジションを補う。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- ダグラスやベン軍曹など味方側のキャラも充実。宇宙世紀の敵組織が出ないため、その代わりを担う部分も。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 一年戦争を前半の展開にしているため、1stガンダムと密接に絡んでいる。捕獲システム導入に伴って乗り換えも可能になった。
A.C.E.シリーズ
- Another Century's Episode 3 THE FINAL
- 完全新規設定のファルゲンカスタムが登場。原作終了後設定だが、ギガノス帝国がネオ・ジオンや火星の後継者と同盟関係にあり、いるだけ参戦が多数を占める中で立派な敵勢力の一つとして立ちはだかる。
用語
- D兵器
- 本作の主人公機であるドラグナー3機を総じて指す、ギガノス帝国内でのコードネーム。小説版などではD兵機ともされる。
- プラクティーズ
- 親衛隊予備軍の別名。マイヨが所属している。
- グン・ジェム隊
- 後半のメイン敵役。非常に好戦的かつ分かりやすい悪役揃い。
- メタルアーマー
- 本作の人型機動兵器の総称。略してMAとも。
- マスドライバー
- 無限軌道砲
- ギガノス機動要塞
- バリグナー
- OP作画を担当した大張正己によるアレンジがされた劇中とは異なるディテールのドラグナーを指す、ファンの間での俗語。2クール目となる14話から劇中に近い作画に差し替えられたが、反響は大きく、劇中でもカスタム後のデザインはバリグナーに近くなったりしている。
主要スタッフ
- 制作会社
- サンライズ(第3スタジオ)
- 監督
- 神田武幸
- キャラクターデザイン
- 大貫健一、芦田豊雄&まんどりるくらぶ(現:スタジオライブ)
- メカニカルデザイン
- 大河原邦男
- 音楽
- 渡辺俊幸(前期)、羽田健太郎(後期)
商品情報
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